乱鳥の書きなぐり

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シネマ歌舞伎『大江戸りびんぐでっど』宮藤官九郎作・演出 中村七之助 坂東彌十郎 片岡市蔵 片岡亀蔵 現中村芝翫 中村扇雀 中村福助 坂東三津五郎 中村勘三郎

2021-05-21 | TVで 歌舞伎・能楽

龍田大社

 

 

シネマ歌舞伎『大江戸りびんぐでっど』

2009年12月/東京 歌舞伎座 中村七之助 坂東彌十郎 片岡市蔵 片岡亀蔵 現中村芝翫 中村扇雀 中村福助 坂東三津五郎 中村勘三郎

宮藤官九郎作・演出

 

 

 あらかじめ録画しておいたシネマ歌舞伎『大江戸りびんぐでっど』を早速みた。

 懐かしい面々が出演されるこの芝居は、宮藤官九郎作・演出

 

 さすが、クドカン。

 死やら肉体やら魂やら『パイドン』さながらの内容をセリフに長々と取り入れること、二回。

 クドカン重ねて、

「何やら、難しいこと言ってるぞ、こいつ(要約)」

で、乱鳥千鳥で、クドカンの壺にはまる。

「魂」と云う言葉においては、芝居中 合計5回も出てきて、大笑いした。

 

 七之助の、歌舞伎らしいうまさと美しさに感心した。

 また、障子越しのシルエットだけでもわかる扇雀に見とれ、懐かしい三津五郎の面白さに共感を覚えた。

 

 坂東彌十郎のいつもと違う演じ方に笑い、中村萬次郎、片岡市蔵、片岡亀蔵、中村福助らのこなれた存在感に共鳴した。

 強いて言うならば、中村勘三郎と現中村芝翫の出演時間をもっと伸ばしていただきたかった。

 

 全体を通して、役者が良い。

 また、多くの演目や手法を取り入れ、プラトンの『パイドン』における「魂」論議まで取り入れられていた本作品に感動し、大笑いした。

 と同時に、歌舞伎にも哲学が取り入れられていたことを知り、驚いた。

 

 ブラボ〜!

 

 

 

 歌舞伎座の花道をゾンビで埋めつくし、世間をあっといわせた宮藤官九郎作・演出の本作。松本幸四郎、中村七之助、十代目坂東三津五郎、十八代目中村勘三郎が出演。  歌舞伎座の花道をゾンビで埋め尽くす!宮藤官九郎が作・演出を手掛け、松本幸四郎、中村七之助、十代目坂東三津五郎、十八代目中村勘三郎ら人気歌舞伎役者が総出演した衝撃の新作歌舞伎「大江戸りびんぐでっど」を放送。 wowow

 

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