乱鳥の書きなぐり

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『そうだったのか江戸時代 古文書が語る意外な真実』油井 宏子 著 柏書房 2010年 236ページ 自分の古文書における欠点が把握できるといったメリットのある良書

2019-07-07 | 読書全般(古典など以外の一般書)
 イラン ヤズド





    『そうだったのか江戸時代 古文書が語る意外な真実』油井 宏子 著 柏書房 2010年 236ページ 5★/5★



『そうだったのか江戸時代 古文書が語る意外な真実』をじっくりと読む。

 題名にもあるように、『そうだったのか、知らなかった…。』と納得する内容が多い。

 これで古文書や個展を読む上でも、また、芝居等を見る上でも今までとはまた違った感覚で見られること間違いなしと思えるほど、充実した内容。

 
 説明を詳しく交えながら読む例としての古文書は、概ね読めるのだが、恥ずかしながら、あらら、このじ、前にも何度かでてきたのに苦手な文字だったんだ!とか、この間資料をでてきた時に読めなかった文字だとか、今私が一番悩み克服しなければならない課題の一つ。

 またちょっとしたことだが、読み方も書かれており、簡単なところでは「左」は実は「さ」と読むことが分かるといった私の今力不足の一つと感じている部分にてがと読書である。


 今回は二、三度繰り返し読んだが、今一度、この2つ日間で古文書文字で記された部分をマジックあるいは筆ペンで書き写し、危うかった文字を古文書の辞書で調べなおそうと思う。


 ここにきてこの本に取り組むと自分の古文書における欠点が把握できるといったメリットのある良書だと感じる。

 





 『そうだったのか江戸時代 古文書が語る意外な真実』
  油井 宏子 著
  柏書房
  2010/03/01
  236ページ
  定価 本体1,800円+税

  古文書を読んでいると、教科書や時代小説などの記載やテレビなどの映像とは全く異なる江戸時代の姿に出会うことがよくある。
  本書では、刷り込まれたイメージと現実の江戸時代とのズレが楽しめる20話を収録する。
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