『箱入娘面屋人魚』7 中(道成寺をきゝおよび 口ひつにて さら/\とはかゝず ぶつたり/\とかく)山東京傳作 歌川豊国画 通油町(江戸) : 蔦屋, 寛政3(3枚)
『箱入娘面屋人魚』(はこいりむすめめんやにんぎや)
『箱入娘面屋人魚』中
『箱入娘面屋人魚』中
人魚には手がない。
『箱入娘面屋人魚』中
道成寺をきゝおよび
口ひつにて
さら/\とはかゝず
ぶつたり/\とかく
口ひつ
口筆
人魚も葛の葉も異形
子を抱いた葛の葉が、別れを告げるために口でもった筆(口筆)で障子に和歌を書く場面を思い浮かべた。
恋しくば尋ね来て見よ和泉なる信太の森のうらみ葛の葉
歌舞伎『蘆屋道満大内鑑』の『葛の葉』は中村扇雀の舞台が私の中では今も心に残っている。
中村扇雀の『葛の葉』は私がみた歌舞伎演目舞台(TVも含む)全体を考えても、印象的な舞台の30選に入っている。
箱入娘面屋人魚. [上],中,[下] / 京伝 作 ; [歌川豊国] [画]
通油町(江戸) : 蔦屋, 寛政3[1791]
早稲田大学所蔵
早稲田大学図書館 (Waseda University Library)
ヘ13 01961 0035
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