あひる坂

山小屋を拠点にして、ログハウス製作、フライフィッシング・ダッチオーブン料理・石窯ピザ、冬は薪ストーブ生活を楽しむ毎日

続十勝

2008-08-17 | フライフィッシング

2日目はいつものように友人宅での酒盛りで体調が思わしくなく元気がでない。

天気も昨夜から霧雨が続いて一面濡れて、釣行に出かける気力が出てこない。

しかし、目的は「釣り」なので友人宅から近いところに決めて出発、30分もかからない場所で釣果も期待できる所なのですが、いわなが多くニジマスはあまりいない所なのであまり面白く感じない。

キャンプ場の横に駐車して入渓、いつも釣れる場所でいわなが出てこない、誰かに釣られてしまったのかと思いながら遡上していく。

釣れないと思っているうちにいわなが釣れ始めた。昨年弟が48cmをあげた場所の手前で甥っ子のルアーロッドが弓なりになって動かなくなっている。

いわなであれば簡単に上がってくるはずが魚体が見えてこない、数分後にようやく魚体が見えてた。

”びっくり”40cm超すニジマスが水中を逃げ回っている。数年ここに入渓しているが、このサイズが釣れたことがない。

ようやくネットインしてメジャーしてみると42㎝で丸々と太っている。

この釣果があってからまたルアーに同様のサイズのニジマスが釣れてしまった。フライにはいわなが面白いように食いついてくるがニジマスが中々こない。

しばらく遡上した時に私のロッドが強引に引き込まれた、待望のニジマスだったのですが姿を見ることはなかった。

2時間ほど遡上したので、引き返すことにして帰りに甥っ子がまたニジマスをかけてがルアーごと水中に消えてしまった。





本当にいわながよく釣れる川なのですが、釣人に会ったことがないので地元の方はあまり入渓しないのか。

毎年遠征した際に釣れない時の保険としてこの場所にしているのですが、本命の場所になってしまうかも知れない。



今回の最大のいわな38cmでした。ちょっと細身ですが数が釣れるので面白いところです。



甥っ子があげた42㎝のニジマス、とても太っています。何を捕食しているのか?



午後2時を過ぎる頃雨が強まってきた、甥っ子が釣りを止めて近くにあるベアーマウンテンに行こうと言い出した。

今日の釣果も結構あったので目的を「観光」に切り替えることにした。

自然に放し飼いになっている親爺にちょっと興味があるので、入場券を購入して散策コースを選んだ。もうひとつのコースはバスに乗って親爺を観察できるが、入場料が高い。



放し飼いの中央部にベアーズポイントがある。(観光客が必ず親爺を観察できるように餌をまいてある)人間が施設の中からガラス越しに観察できる。

親爺全頭に名前がついているが、よく観察すると顔が全く違うことが分かった。

この親爺で350キロあるようだが、自然界ではこれほど大きくなるのか疑問だ。

しかし、間近で前足の爪を見ると釣行中にはけして会わない方が良いと思った。

親爺の後方にある施設(散策道)から親爺を見つけながらの観察になるが、笹薮の中にはいなかった。

必ずバスが通る所にいる。何故か管理するジープで道路に餌をまいて親爺を集めているのです。このような演出をしなければ観光客は満足しないのか。