ある研究会に参加して

　知り合いの先生から医師中心の勉強会のお知らせがあり、その会に私がご教示
頂いた先生が講演すると知り参加した。その一つ「熊本大学生命科学研究部」
の医師が話した「大麻」についての話しは大変興味深かった。
　日本では諸悪の根源と思われている大麻は、医薬品、食品、衣料品、サプリメント
などと大変応用範囲が広いことを知った。大麻についての世界事情も初めて知ったが
もっと驚いたのは、医療的な効果があり、「医療大麻は２５０の疾患に効果がある」
のだそうだ。アメリカに少女の話しで、毎日５０回も発作を起こし、色々な薬を試して
も治らなかった症状が、医療大麻でぴたりとおさまった実例だった。
　
　パワーポイントで次から次へとみられる映像に、私はこんな事実があるのだと
驚き、感心し今までの自分のイメージとはあまりに違う「大麻の実像」に、感動すら
覚えた。この年齢になってもあまりに知らなことが多いが、そのため色々な勉強会
に参加するのは、色々な知識を得られるので楽しい。あまりにも面白く、あっという
間に一時間が過ぎ、写真も撮るのも忘れていたが,最近これほど興味深い話は
聞いたことはなかった。

　私は先生に個人指導受けていたので、何時も聞いていることなので、前の講演が
あまりに鮮烈だったので、先生のカリスマ性や、凄さを再確認はできたが、申し訳
ないがあまり面白くなかった。でもアシスタントが行った会場での実技の見事さは
全員が大変驚き大人気だったようだ。懇親会でとなりの席のこの会の顧問弁護士さん
と名刺交換をしたが、その方もなかなか面白そうな方だった。
　いずれにしても・・・知らない世界を垣間見られて大変有意義な日だった。