ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

何でこんなに心が騒ぐのだろう?

2018-02-14 08:42:10 | エッセー
 感性人間の私は、あるドラマのシーンを見て、心の中が急にざわついた。
それは40年前ほどに、梅が丘駅前のビルで、思いがけなくそのスタジオを見た
とき「絶対にダンススタジオを開く」、と思った心の中から起きた激しい感情。
 また神々の国と言われるバリ島で、溢れるようなピンクのブーゲンビリヤを
見て帰国するその日に、親友がくれたアメリカで出版された「カラーブリージング」
を一気に読んで起きた閃きと、気づき。帰る深夜便で、一晩中体に電気が走り眠れ
なかった。

 何故ならその頃私は色彩について効果を閃き、その頃盛業中だったヨーガ教室
や、カウンセリング・ルームで自分なりに工夫して取り入れ、その効果があること
を実感した。その頃スペイン人の生徒が、カラーについて世界で取り入れている効果
もあると、その資料や文献を見せてくれたこともあり、それなりの知識はあった。
 またある学会で、「笑いのカラーは何色」と、大勢から直接アンケートを集めて
研究発表していたからだ。
 
 帰りにまっすぐ新宿の「紀伊国屋本店」へ立ち寄り、カラーに関する書物を探した
が、その頃色彩に関する本は一冊もなかった。そのため、分厚いカタログの中から
選んで注文した。(カラーブームはそれから二年以上過ぎて日本にやってきた)
 あの時の激しい心の動きとそっくりで、これから何が起きるか、もしかしたら何
も起きないかも知れないが、多分少なくとも今日一日はこの激しい感情に苛まれる
ことだろう。この気持ちを誰かに伝えるべきか、黙って心の中にとどめるべきか~
でもたとえ話しても、こんな心のざわめきは誰も理解してくれないだろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする