ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

だんだんキレイになってくる日本人

2018-02-16 06:50:07 | エッセー
 オリンピックの選手をみても、キラキラ輝いているから、余計にそうかも知れ
ないが、みんなキレイで驚いてしまう。先日電車に乗って、前の席には若者ばかり
だった。さりげなく観察したが、それぞれがキレイだなと感じた。
 昔は「東洋人の中で一番不細工なのが日本人だ」と、聞いたことがあったが
それは顔が大きく、団子っぱなで、出っ歯で口が出ていて、目が細かったからなの
だろう。でもこの、2・30年、実はもっと前からかも知れないが、明らかに日本人
は相対的に美しくなった。顔が小さくなり、さらに目は幅が広い二重でパッチリして
いる、鼻も随分高くなったと思う。足は細くまっすぐで、身長も随分高くなった
し、昔大根足と言われたような太い足と、O脚と言われる人は滅多にいない。
 これは生活様式が変わっただけではなく、食生活も大きく変化し、タンパク質が
多く上質な内容になったから、その影響も大変大きいのだろう。

 それに比較して、私達昔の人間は年齢を重ねるほど見苦しくなるので、せめて
見た目だけでも小ざっぱりとして、身ぎれいにならなければと思う。
 そうかと言って、中には「これでもか・・・」と感じられる、ド派手な高齢者も
見かけるが、服装が派手な程、より年齢を感じさせられるような気がする。
 だからせめて毎日さりげなくオシャレをし、身ぎれいにしたいと自分なりに努力は
している。でも、私は美しくなった若者を見ても、決して羨ましいとは思わない。
 時間だけは神様が唯一つ給えて下さった平等なもので、みんな同じように年を取る
からだ。これからの人生は、高齢になってからが長い、今その真っ只中にいる私達
高齢者。若い世代に負担をかけないように、死ぬまで元気でいるため、のんびり
生活を楽しんでいるばかりではなく、色々努力して行動する生き方が、絶対必要だ
と思っている。
コメント
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