次から次にと仕事が入り忙しい毎日でしたが、その頃ヨーガ教室を四谷にも開き
ダンススタオを合わせると、スタッフが26人になっていました。
カウンセリング一時中止して、ヨーガやダンスの指導、その他色々入る仕事に対応
していました。その頃東大医学部教授の石川中先生が開催していた、神楽坂の研究所で
時々勉強していましたが、そこは東京に初めてできた東大病院の診療内科の患者さん
が大変多かったです。石川先生は「あなたのような元気な人が来てくれると助かるよ」
よく仰って下さいました。
石川先生も参加した富士山の麓にある、研修所で開催された1泊のワークショップ
に出席しました。東京から出たバスに途中では、神奈川、静岡などからも参加した
人も多く、大学教授、医師、カウンセラー、ケースワーカー、東大病院の心療内科の
患者さん達もいました。当日は物凄い豪雨でしたが、ワークショップが終わった時
東京から参加した少人数で雑談しましたが、石川先生は「確かに霊の存在はないとは
言えない、でも立場上あまりそんな話はできないけれど・・・」と話されました。
次の日は素晴らしい晴れで、芝生の上での研修があり、私は生まれて初めて「宇宙と
の一体感」を感じました。
その後の不思議な体験は、京都の知恩院の研修所で開催された1泊2日の「ダンス
セラピー」のワークショップに参加したときのことです。
そのワークショップの中で私が(淋しいな)と感じた時の夜「僕が守ってあげるからね」と
頭の中でハッキリ声が聞こえたことでした。あれはきっと私の空耳だったのだと思いました。
でも、次の日もまた、私がそんな精神状態になったときに同じ言葉がハッキリ聞こえのです。