人生修行の旅

「笑って、野垂れ死ぬ!!」
そのために、この人生をどう生きて、この命を何に使うか?人生一度きりの生き方を実験中!!

A friendship is eternally

2011年10月10日 | ネパール
日本からスタディーツアーに来た大学生5人と

CWCNの代表者を含めた7名でパーティー(親睦会)を開催。



6時スタートだったが、多少送れるのはご愛敬^^

7時半にほぼ全員が揃ってスタート!!

まずは、日本の大学生達(主に埼玉大と日本女子大の学生)

が上手な英語で挨拶。しっかり笑いもとっています。
(え~そんなに英語が話せるとは知らなかった…完全に私よりも上手です…)


ネパールでの最初のお酒は、

「ロキシー」

日本でいうウイスキーのような強さがあります。

徐々に運ばれるお酒と料理を食べつつ、相互に英語で交流を深めます。

ある程度に信頼関係ができあがっているとあっという間に和やかな雰囲気。

大学生達も受け入れてくれたことに対するお礼として、

日本からのプレゼントを渡しています。



私も大学生代表の古屋君に通訳をしてもらいながら、
お礼のスピーチと今後の展開について話しました。

「4年半前、リュックに柔道着を入れてネパールへやってきました。
 
 ストリートチルドレンに柔道を教えているのに感動し、何かできることを協力したいと

 思い、柔道着や畳を送ったりしました。そして、日本でも少しずつ協力者が増え、
 
 ネパールへ渡りCWCNへお世話になる方も出てきました。

 そして、今回志の高い若者たちがこうして、海を越えやってきて、

 何かを伝えよう!学ぼう!としています。

 今後もこのような若者がいれば是非交流等お願いします。」

それを聴いて、代表のテルタ先生は、

「もちろん!!今までは、ダルマ先生と山口との付き合いの中での
 
 関係だったけど、これからはCWCNと皆さんで良い関係を
 
 築いていきましょう!!

 Our friendship is eternally.」


横を見ると古屋君が嗚咽をあげながら号泣していた。

一緒にやってきた塚田君も泣いている。

大学生達全員が真摯にテルタ先生の言葉に耳を傾け、

日本から遠く離れた異国の地で、

魂を震わせていた。


「これからは私達がこの交流を引き継いでいきます!!任せてください!!」

大学生達が口々に言ってくれた。




そして、不思議なことが起きた。

誰が言うわけでもなく、

「My dream is ~」

と一人一人が語り始めたのだ。

ネパールでは、「夢」を持つということはあまりない。

もっても無駄だと多くの方が思っているからだ。

その中で、誰が言うわけでもなく、自然と一人一人が自分の「夢」を

話しだしたのだ。そこにいる全員が・・・




私は何度か経験して、知っている。

この空気の中で話したことは、叶うことを。




あっという間に3時間が経ち、お別れの時が来た。
縁が円となる。






私の役割の一つは終わった。

新しい世代に引き継がれていく!!

テルタ先生、スニル先生、ダルマ先生、アソク先生、モディ先生、フォルケン先生、ラザン先生、
ありがとうございました!!

古屋君、塚田君、東君、福島さん、佐藤さん、

後はよろしく!!


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元ストリートチルドレンの青年が掴んだ「夢」

2011年10月09日 | ネパール
 ネパールのナショナル柔道チームに選ばれたCWCNの青年がいる。

彼の名前は「サンチェ」


私が4年前にここを訪れた時、彼の目は人を拒絶していた。



(一番左)


しかし、昨年セレモニーの際にはキャプテンを務め、私たちに様々な柔道の技を披露してくれた。



今年、彼はネパールのナショナルチームに選ばれた。

(中央)


シンナーを吸っていた時もあった

カトマンズ市内で荒れすさんだ生活をしていた時もあった

それでも彼は「柔道」を通じて、立派に成長した。

そして、「柔道」を通じて、「夢」を掴もうとしている。




彼は私に会うと、はにかみながら

「ありがとう!!」

と言ってくる。

その一言が私の胸に染みる。



元ストリートチルドレンが、

将来、国内代表になり世界大会に出場する日もそう遠くない。。。



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日本からの畳と柔道と子ども達

2011年10月09日 | ネパール
 来るたびにお世話になる超ファンキーなドライバー

その名は「ラヴィン」
  

 どんな悪路も、彼の運転にかかればジェットコースターに乗っている気分で楽しめる。

10人乗りのバンに25人が乗り込み、

カトマンズから約1時間弱離れたスンダリジャルという田舎へ

Let's go!!

そこには約60~80名の元ストリートチルドレンの子ども達が住んでいる。

施設内には、子ども達が入賞して得たメダルや賞状、トロフィーが威風堂々と飾られている。






そして、それを取りだして、これでもかという万面の笑みの少年。



CWCNの子ども達は、ダルマ先生の指導のもと

メキメキと力をつけ、ネパール国内はもちろんのこと南アジア柔道大会(ネパール、インド、スリランカ、バングラディシュなど)

でも、出場した15人中13人が3位以内に入賞するなど、一番強いチームとして活躍している。

そして、CWCNから2名がネパールのナショナルチームへ入った。

これは、本当にすごいことである。

毎日の稽古の積み重ねが彼らを強くして、

そして、試合に勝つことで、自信を持ち、

表情に明るさが戻り、強さと優しさを手にしていく。



昼休み、子ども達が着替えて来てくれたので、柔道を指導した。


女子キャプテンの号令のもと、機敏に動く子ども達。



寝技のテクニックを真剣なまなざしで見つめる子ども達。



知らないテクニックだと、
「これは国際大会に使える?」や、

「もう一度やって?」
など質問が飛び交う。




礼儀もしっかりと出来ており、遠く離れた異国の地で私が長年学んで来た柔道がこうして、

役に立っており、また多くの人々の善意で送ることのできたこの道場はたくさんの

「力」がつまっている。


コメント (2)
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早朝ランニングinネパール

2011年10月08日 | ネパール
 9月30日 早朝に自然に目が覚める。

ランニングシューズを履き、外へ出る。

行きたい場所は、

「スワヤンブナート」通称モンキーテンプル。

地元の人たちからは、

「シャンブー」の愛称で慕われている名所。

通りを歩いているネパール人にシャンブーはどこですか?

と聞くと、あっちと指をさす。

違う人に聞くと、こっちと指をさす。

えっ・・・

計5名に聞いたが皆が違う方向を指さした。



持ってきた地図を取り出し、後は「カン」で行くことにした。


迷いながら走ること約20分。長い階段がここにはある。



「おいっ、さぼっているなよ!!」

空手家の子ども達を挑発しつつ、頂上まで競争!!

もちろん、私が勝つ!!





長い階段を登っていると高校時代に毎朝苦しみながら登っていた

太平山の階段」を思いだし、懐かしくなる。

記憶はふとしたことで蘇る。


帰り道、おじいちゃんに呼び止められ、

お経を唱えてもらう。



なんだかいいことが起きそうな一日だ!!


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名もなきレストラン

2011年10月08日 | ネパール
 日本から来た志高い若者たちと合流した。

子ども達と交流して、日本から考えてきた「授業」を実施した

その顔には、安堵の表情と少しばかりの自信になった顔がそこにあった。



 一緒に夕御飯を食べるために雑踏を歩く。

私が好きなのは、

「名もなきレストラン」

メニューもなく、ほとんど英語も通じないお店。

お客が食べている食べ物を指さし、注文する。

壁に貼ってあるネパール語のメニューも指をさす。

何が出てくるかはお楽しみだ。


 ネパールのお酒「ロキシー」で乾杯をして、

つまみを食べながらお店にいる若者達と交流する。

お店の子ども達と遊ぶ。


こんな時役立つのが、

「マジック」

である。

いつも日本から持ってきたマジックを披露すると、

一気に距離が縮まり仲良くなる。

笑いと驚きは、国境を超える!!





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「ネパール人」だから!!

2011年10月07日 | ネパール
 私や日本人の方に対するサポートに対するお礼として、ダルマ先生に何かできないか聴いたところ、

「日本に行きたい」

との答え。

そのためにはどうすればいいのか?

悩んでいてもしょうがない。食事を終えた30分後に

は一緒に日本大使館に来ていた。

中に入り、日本人の担当者に、

「ネパールの友人を日本にお招きしたいのですが、どうすればいいですか?」

「こちらの書類等に必要事項を書いて、その他必要な書類を全て集めてください。
 それでビザはおります。」

「ありがとうございます。それで、ビザがおりれば日本に来れますね。」

「難しいです。」

「何が難しいのですか?」

「日本に行くことです。」

「だってさっきビザはおりると言ったではないですか?
 
 何で日本に行くことが難しいのですか?」

「ビザがおりても、入国できるとは限りません。

 日本の入国のスタンプを押す寸前で断られる可能性もあります。

 その可能性は50%50%です。」

「何で、入国を断られるかもしれないのですか?」

「それは、ネパール人だからです。」

「この方はいいことをたくさんしています。

 日本の新聞の記事にも紹介されています。たくさんの日本人のサポートも

 してくれました。

 それなのに、なぜダメなんですか?」

「それは、ネパール人だからです。」

こみ上がってくる熱いものを押さえて、それ以上言及するするのを止めた…




ほとんどどんな国も誰もが自由に行き来できる日本人

「ネパール人」というだけで、入国を断られるネパール人




言葉にならない想いで日本大使館を後にした。



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神様がくれた「一日」?

2011年10月07日 | ネパール
 9月29日 予定より早く着いた「1日」

この「1日」がなければ、私がネパールに来た意味がなかったと言っても過言ではなかった。

3日前に気付いた私の飛行機の予約を間違うミス。

ただ、それは全て「必然」だった。



ネパール到着後、ゲストハウスでチャックインを済ませると、すぐにダルマ先生と一緒に近くの

食事へ向かう。

今回の私のネパールの目的は3つ(個人的には4つ)ある。

①日本からスタディーツアーに来ている大学生がお世話になっていることへの
  CWCN(http://www.watabaran.com/)へのお礼の挨拶&交流を深める橋渡し

昨年日本から送った畳の活用状況の視察
 

③風見社長(http://ameblo.jp/p-sukoyaka/)が考えている一つのビジネスプロジェクトの代理人

(④個人的に「何もしない」ことをする。)


すぐにこの短時間でどう動くか二人で相談する。

会えば、話は早い。

CWCNのトップに話をつけ、パーティーを開くことを提案し、翌日のパーティー会場を押さえ、
料理を予約した。

そして、日本から送られた畳の活用状況も知るために郊外のストリートチルドレンの学校へ行くのも

ドライバーにアポを取ってくれた。

ビジネスの件も担当者に話を通して、ミーティングをする段取りをした。

できる人はどこでも仕事が早い!!

ダルマ先生の段取り力と、行動力に舌を巻いた。

そして、聴くところによると、なんと明後日から長期の休みになり(ダサインという祭りで日本でいう正月のようなもの)、

みんな明日が最後の出勤日とのこと。(ほぼ全員が故郷に帰るらしい!!)



もし、私が通常通り、明日来ていたらほとんど目的を達成することもなかっただろう。

飛行機を取り間違えるミスをしてできた1日は、

実は、神様がくれた1日だったのだろう。


















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心友との再会inネパール

2011年10月07日 | イベント
 9月29日(木) チケットミスや空港行きのバス停へ1分前に到着するなど、

バタバタしていた。

しかし、いくら焦ったところでなるようにしかならない。

旅に出ると、色々なところで「運」というものが作用する。

ダメな時は何をしてもダメだし、うまくいく時はうまくいく。

ただ、私はいつもツイテいる。そう想い続けているからツイテいる。


飛行機内で偶然隣に座った同じ歳のオーストリア人と仲良くなった。

最初は無愛想な感じだったが、私が日本人と分かると急にフレンドリーになった。

2人組の彼らは1か月前に日本を旅して、たくさんの親切を日本の方から受けたという。

「日本人はとても優しい!!」

彼らの言葉が胸に響いた。見知らぬ日本人の親切が、今この笑顔に現われていた。


途中タイでのトランジットを含めて約15時間で、ネパールのトリバァン空港に着いた。

そして、荷物をピックアップして空港の外に出ると心友のダルマ先生が出迎えてくれていた。



約1年ぶりの再会に硬い握手を交わし、

手配してくれていたタクシーに乗り込み、予約してくれていたゲストハウスに向かう。


鳴り響くクラクション

つんと鼻につく匂い

道路を歩く牛


私はネパールにいることを肌で感じた。

そして、ワクワクとともに何かが起き始める!!








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ナマステ!!

2011年10月05日 | Weblog
 昨日、ネパールから日本へ戻りました!!

5日間の旅でしたが、


2週間くらいいたような感覚です。


同じ場所でも、


年齢によって、

状況によって、


全然見える姿が違い、


思うことも変わってくるということを感じる旅でした。


また、旅の報告をします!!

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