碁や将棋をする人限定の話題ですが、局後の検討はしますか? 振り返ってどこが勝敗を分けたか、つまり勝因・敗因をみつける過程は棋力の向上にとても大事だと言われています。
将棋はほとんど指さない、いわゆる観る将なので分かりませんが、碁だと局後すぐに並べ返し(自分の着手を思い出す)ができればアマ初段、帰宅後にできればアマ二段くらいとされています。私は弱いけど、このくらいはできるので、アマ二段くらいかなと自惚れています。(観る将ですが、詰将棋だけは初段くらいです)
テレビでの対局(NHK杯など)後に時間が余っていると、どちらも局後の検討を放映してくれますが、そのやり方が碁と将棋とでは大違い。
将棋は残りの放送時間を勘案しながら、ここが勝負の決め手を素人にも分かるようにやってくれます。ところが碁は……
囲碁棋士と結婚している、そしてご自身も碁が大好きで強い(もちろんアマとしては)将棋の先崎学九段も仰ってますが、ほとんどサービス精神がない。ほぼ「初手からお願いします」で始まって、残り時間がなくなったら「お時間ですので」で終わり。普通の棋力のアマチュアにはどこが勝負所だったのか分かりません(その点では、NHK杯囲碁が、いつからか勝者による「私の一手」を始めたのは素晴らしい!)
あんたたち身内だけの検討じゃないんだよ、一般視聴者の関心も考えてよ!と、碁が少しは打てる私でも思います。
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