明日の風

明日は明日の風が吹く。気楽にいきましょう!

衆議院総選挙 2017

2017-10-26 21:41:37 | 時評
ほぼ予想どおりの自民党圧勝でしたが、唯一のドラマは、希望を上回った立憲民主党の55議席でしょうか。予想以上の躍進に比例代表の東海選挙区では候補者が足りず、自民党に議席をプレゼントすることに。他では、公明も共産も維新も退潮気味。
あと誰も言わないように思いますが、立憲・希望・無所属の旧民進関係者を寄せ集めると、解散時の勢力を上回る!?

安倍首相周辺によると、日本人は右が3割、左が2割、中道5割だそう。今朝の朝日新聞の論壇時評で、慶応大学の小熊英二さんが、これをネタに書いていますが(「希望」は幻想だった)、なるほどと思うのは次の2点。
1.このところの国政選挙では、自公連合+維新の得票はほぼ3,000万票、それに対して他党(民主党・共産党など)は投票率によって増減するが、投票率が50%台だと約2,000万票。これでは「風」が吹かない限り、自公連合の勝利は動かない。2009年は「風」のおかげで自公連合が負けた稀有な例。
2.公明党がどっちにつくかは決定的に重要。都議選の劇的な結果は、公明党が自民党から都民に乗り換えたことによってもたらされた。

ただ、だからあの「排除」発言がなかったとしても、今回の結果はそんなに変わらなかっただろうという分析はどうなんでしょうね? 政権交代は無理としても50議席という不振はなかったのではと思います。
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