凡人の嗜み

自己流写真で花や日常風景を
感じたままに表現した~い(目標)
身軽に、手軽にが信条

オーボンヴィヴェール (水戸市)

2012-10-23 | フランス料理

水戸の地で26年の歴史を刻む「オーボンヴィヴェール」さん。
本物の価値を守り続け、伝統と革新を融合させた料理は極上。
歴史と共に培われた味とサービスで、水戸を代表するに相応しい
老舗フランス料理店です。






フランには蒸し海老とオクラが寄せられ、土佐ポン酢のジュレが
掛かっています。ジュレは風味の余韻が長く続きますね。





初訪は私が高校生の時。勿論、親に連れての話しです。
その時、生まれて初めてエスカルゴを頂いたことや、
メインに兎や鳩などの、ジビエ系食材が用意されていたことを
今でも憶えています。





オードブルは、肉と魚がテーマの二皿構成。右から牛タンと
フォワグラのミルフィーユ仕立てには、トリュフのソース。
鶏とピスタチオのテリーヌは、アンチョビのソースで頂きます。
続いて常陸牛のローストビーフは、希少部位の「ざぶとん」を使用。






酸味の伝わり方が程よい、自家製のピクルス。
ミョウガ、人参、ズッキーニ、カリフラワーが並びます。






第二のオードブル。手前から濃密な風味が絶品の
ホタテと海老のテリーヌ。キングサーモンは絶妙な塩入れと、
スモークチップがシッカリ香るホンモノの美味しさ。





マグロのカナッペと躍動感あふれる野菜は、説明不要な美味しさで、
口に入れた瞬間に笑顔に変わります。





グレープフルーツのシャーベット。隠し味のブランデーに
よって、グレープフルーツの風味が際立っていますね。
グラニテに持ってくるのが、勿体無いほどのクオリティー。




鴨肉のポワレには、王道のオレンジソース。旨み濃厚な鴨肉と、
パンチ力あるソースに、フランス産ごぼうのピューレを絡めて頂きます。
勿論周りを彩る食材も手抜きはありません。紫色をしたジャガイモや
ジロール茸など、フランス産の食材が並び、本国の風を感じるひと皿。






アプリコットとココナッツミルクのソルベ




桃とパイナップルのコンポートの上にピーチゼリー。
ピンク色をしたソルベは、カクタス(サボテンの仲間)だそうです。
画像にはありませんが、エスプレッソとプティフールで締め。
心ときめく上質な時間と料理に酔いしれました。感謝。

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オーボンヴィヴェール
茨城県水戸市米沢町405-7
029-247-9971

オー・ボン・ヴィヴェールフレンチ / 水戸駅常陸青柳駅