「ワインがある生活を楽しみませんか?」

ワインを気軽に楽しんむための小さなヒントです!
私と一緒にワインライフをエンジョイしましょう♪

【アミ】ここにもいました!素敵な後継者!!

2008-10-23 10:57:19 | 2008フランス プロヴァンスの旅
こんにちは。
ワインショップアミ店長川嶋です。

翌日 コート・デュ・ローヌの Chateau les Quatre Filles(シャトー キャトル フィーユ)を訪問しました。

キャトル フィーユというのは 4人姉妹という意味です。
今は4人姉妹の一人の娘の2人素敵な息子さんたちがワイン造りをしています。

父母の手によって醸造所を再建している様子をみて育った息子達たちのワインに対する情熱は
思春期には確立されたといいます。

必然のできごとのようにワインに引き込まれた息子たちが跡を継いだのが1996年。
現在は、兄・ヴァンソンが営業を担い、弟・ロマンがブドウ畑の管理から醸造までの指揮をとっています。

白ワイン1種類(コート デュ ローヌ ブラン)と赤ワイン4種類
(コート デュ ローヌ ルージュ、ヴィラージュ ルージュ、ケランヌ)のデギュスタシオンをしました。

兄 ヴァンソンがとても熱心に説明してくれました。
この日は40度を超える真夏日。
明日からいよいよ白ぶどうの収穫が始まるという忙しいときなのに、本当に丁寧に説明してくれました。

ヴァンソンいわく 
「僕はSO2(酸化防止剤)に体がすぐに反応するんだ。SO2が多いワインを飲むと頭が痛くなる。
だから僕のワインにはSO2は極力控えて造ってある。」

畑の管理を行うロマンは、農薬や化学肥料を一切使用しない有機農法でブドウを栽培します。
2002年には、厳しい基準をクリアしエコセール(オーガニック認証団体)の認定を取得。
害虫対策に殺虫剤は使用せず、生態系のバランスを崩さない環境負荷の小さい生物的防除法である
フェロモンを用いた害虫のオスとメスとの交信を撹乱して交尾を防げるという方法(交信撹乱法)をとっています。

兄弟の素晴らしいコンビネーションが生み出した大変リーズナブルでコストパーフォーマンス
の優れたワイン…ぜひ一度お試し下さい!!

シャトー・レ・キャトルフィーユ フレシア 白

シャトー・レ・キャトルフィーユ フレシア  赤

シャトー・レ・キャトルフィーユ ケランヌ

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【アミ】フランスの魅力は田舎にこそあるのに・・・

2008-10-23 10:55:19 | 2008フランス プロヴァンスの旅
ドメーヌ サン マルタンの紹介でDomaine De La  Pigeadeを訪問しました。

とても美しい奥様が デギュスタシオン(試飲)させてくださいました。
途中ご主人も顔を出してくださいましたが、30代前半のとても素敵なご夫婦です。

Muscat de Beaumes De Veniseは 甘口の貴腐ぶどうでつくられたワイン。

食前酒や食後酒にぴったりのワインです。日本からの訪問は始めてらしく 
「どうして 日本の人たちはフランスというと パリしか訪れないのでしょう?
フランスは田舎にこそフランスらしさがあるのに・・・」と嘆いていました。

ベルトラン(いとこのご主人に日本在住25年)
「僕もそう思います。フランスの田舎と日本とを橋渡ししたいと思っています。」と意気投合していました。

「日本では甘口ワインは飲まないの?」と少し不満そう・・・
「いいえ、日本でも食前・食後は甘口を飲みますよ。
どちらかというと ドイツワインを飲み機会のほうが多いかもしれません。
でもフランスにもこんなおいしいワインがあることを 
しかも大変リーズナブルなことを知らせたいと思います。」と答えました。

ここでは アイスクリームにかけるワインも売っていました。
私が住む岐阜県では 日本酒の古酒の有名な造り手があります。
その「白木酒造」がアイスクリームにかける日本酒を発売していて ちょうどベルトラン氏へのお土産に持っていきました。
飲み比べてみると面白いかもしれませんね。
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【アミ】ワイン農家には素敵な後継者がいました!

2008-10-23 10:54:04 | 2008フランス プロヴァンスの旅
こんにちは。
ワインショップアミ川嶋です。

先回の続きです。
2007年夏私は娘と母と女3人旅でフランスのプロヴァンス在住のいとこの
所を訪問しました。

ブルゴーニュ在住のソムリエールの尾田有美さんがソムリエールの尾田有美さんが
前以てローヌのドメーヌをいくつかピックアップしてくれました。
その中から いとこ達が訪問のアポを取ってくれたドメーヌをまず2件回りました。

まずは ドメーヌ サン マルタン
丘の上の大変見晴らしのよい場所にあるドメーヌ サン マルタン。BIO(有機栽培)のワインを造っています。
このあたりは 昔 海だったため大変恵まれた土壌となっています。
アンモナイトの化石も発見されるためラベルにはアンモナイトが描かれています。


ロゼ1種類 赤3種類 白1種類の合計5種類を試飲しました。

ロゼの搾りたてのぶどうジュースのようなフルーティーさにびっくり!!
単にフルーティーではなく厚みのあります。同行した娘が飲み干してしまって・・・(これは内緒?)
ぶどうはサンソーです。

赤は グルナッシュを主体として カリニャン シラー 等のブレンドですが、地層が大変古く 
まろやかでありながらしっかりとしたコクを感じる味わい。土壌の豊かさが感じられます。

どういうわけか試飲の最後に白を飲みました。しかもほぼ常温で!
どうしてでしょう?
きっと しっかりした赤の後なのに 負けていない!力強さを感じてほしかったのでしょう。 
ルーサンヌとクラレットのブレンドです。

息子さんが畑仕事の途中に長靴のまま顔を出してくれました。
とてもキュートな男の子です。

この日は私たちの後にパリから ソムリエが30人このドメーヌを訪問するということでした。
それほど このドメーヌはフランス国内でもBIOの生産者として大変有名なのです。
忙しい時間を割いて私たちの訪問を快く受け入れてくださいました。
感謝します。ありがとうございました。

このあたりは ミュスカ(白ぶどう)のワインが有名ですが このドメーヌでは造られていないそうです。
私がミュスカのワインはありますか?と聞くと 早速近くのミュスカのドメーヌに連絡を取ってくださいました。
Domaine De La  Pigeadeです。

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【アミ】こんにちは♪アミの店長です!

2008-10-23 10:50:39 | 2008フランス プロヴァンスの旅
こんにちは。ワインショップアミの店長川嶋です。
皆さんはワインは好きですか?
私は他のどんなアルコールよりワインが大好きです!
大好きな理由はいっぱいあります。
まず 味わいがフルーティーで飲みやすいこと、インターナショナルな雰囲気も好き、世界中で造られていてうちにいながらにして旅行気分でいただけること、種類が多く飽きないこと、学んでも学んでも奥が深く行き着けないところ、おしゃれなイメージがあるところ・・・などなど 魅力を書いたたらつきません。

そして、最近ではワインを飲み比べたり ソムリエ用語で表現してみたり・・・それだけでは物足りなくなって このワインは誰がどんな思いで造っているのだろうか?そんなことに思いをはせることが多くなりました。

我が家の3人の子供達は それぞれ大学生や中学生に成長し手がかからなくなりましたので 昨年から フランス在住の友人やいとこに協力してもらい ぶどう畑を訪問し始めました。

プロヴァンス在住のいとこのところを拠点としましたので 私が訪問したぶどう畑のオーナーは 南仏の田舎に住む非常に人がよい純朴な方ばかりで あたたかく迎えてくれました。

ピーター・メールの「南仏プロヴァンスの~~」シリーズの世界がまだ残っているのんびりと時間が過ぎてく地方です。

2007年8月下旬、私は娘と母と共にパリで3日間観光した後 マルセイユの飛行場に到着しました。
いとことご主人(フランス人ですが 日本で25年間フランス語を教えていました)が迎えに来ていました。
いとこの事は 子供の頃姉のように慕っていましたが 早くにいとこが結婚してからは疎遠になっていました。

ですから本当に久しぶりの再会で まさかこんなに離れたところで会うなんて予想もしませんでした。
でも会えなかった年月は全く感じないほどすぐに昔の感覚に戻れました。
母とも なつかしい思い出話で楽しい時間を過ごすことができました。

抜けるような青空のマルセイユの港町で 名物のブイヤベースを食べました。
想像以上の味わいではなかったけれど話の種にはなるかな?という感じです。

途中「サント・マリー・マジャール大聖堂」に寄りました。
さすがに港町だと感じさせるエキゾチックな建物です。
中に入るとひんやりとしていて 神秘的な美しい内装です。

マルセイユを後にして アヴィニョンの教皇宮殿に寄りました。
ローマ教皇のお城だけあって壮大な建物で外から見るとまるで要塞です。

ここでは毎年夏の間ダンスフェスティバルが開催され いろんなジャンルの
ダンスが毎日楽しめるようで 実はいとこは日本にいる頃からそのフェスティバルに
何度か参加していたようで 大変縁のある街なようです。

ろうろうと流れるローヌ河にかかる「サン・ベネゼ橋」
「アヴィニョンの橋の上で輪になって踊ろ」と歌われた橋
岸辺でピクニックをしたくなるような 気持ちのいい天候と眺めです。

マルセイユから車で2時間あまりで いとこ達の住むモランという村に着きました。
いとこ達の住居のすぐ前のメゾンを借りてもらい つかの間のプロヴァンス
ライフを楽しみます。

バンドー山を見ながら プールでひと泳ぎした後 いとこの家のベランダで夕食。
8時を過ぎてもまだまだ明るく やっと9時を回った頃に日が落ちました。
月明かりのもと 私たちの思い出話はいつまでもつきませんでした。

さて いよいよ明日から ぶどう畑めぐりが始まります。












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