4月24日(日) 念願のワイナリーツアーの第1回目を開催しました。
今回は塩尻のワイナリーツアーです。市内には7ヶ所のワイナリーがありますが
そのうちの3ヶ所を見学しました。
心配したお天気も回復し 道中は満開の桜を初め色とりどりの春のお花を楽しむ
事ができました。
参加者は 24名 各ワイナリーでワインをたくさん試飲できて おいしいイタリアンが
食べることが出来て大変楽しい一日となりました。
★林農園 五一わいん 塩尻の桔梗ヶ原を有名にしたメルロ種を最初に植え、農家に栽培を勧め支えてきたのが 林農園社長の林 幹夫さんで、1956年に植えたメルロの1本が今でも一角に残っています。(写真左です) ぶどうの栽培方法も様々な手法を取り入れています。 「林スマート方式」と呼ばれる棚栽培。すべての新梢は北側に伸ばすことで新梢の根元近くにつくぶどうの房に朝早くから太陽の光が充分に入る、剪定作業が簡単、日当たりが良く風通しが良いため病気になりにくく糖度の高い上質なぶどうが出来ます。 |
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市内のイタリアンレストラン「アル・セーバ」でランチしました。 アル・セーバは洗馬(セバ)地区にあるので 「アル・セーバ」という名前にしたそうです。 てっきりイタリア語かと・・・ 野菜が本当に新鮮で大変おいしかったです。 グラスワインはイタリアのカベルネ、デザートも最高でした。 手つくりのバケットとホカッチャも柔らかくておいしく、地元の食材で作られたものが多く 使用されているお皿も地元の陶芸家の方の作品だそうです。 ワインは今回地元のワイナリーを3件回るのでイタリアのにしましたが 地元のワイン(城戸ワイナリーのものなど)も楽しむことができます。 |
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★井筒ワイン 今年で創業75年を迎える。1升瓶から国外コンクールでメダルを確得したメルロまで幅広いワインを周辺に広がる自社畑10haと契約農家40haから造っています。地元産にこだわる良質なワインをリーズナブルな価格で提供している良心的なワイナリーです。 2010年6月に行われた長野県原産地呼称管理制度の第15回ワイン認定審査会で10品目の認定を受けた、そのうちメルロ樽熟成スープリーム2008は特別に優れたワインがあるときだけに与えられる審査員奨励賞を受賞しました。 |
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★信濃ワイン 3代続くワイナリーで 初代が農園にぶどうを植えた大正5年にさかのぼります。「信濃ワイン」をブランド登録したのは72年から。 コンコードやナイヤガラなど在来品種中心だった原料も80年代以降は現在の主力であるメルロー、カバルネ・ソーヴィニョン、シャルドネ、竜眼などのバリエーションを増やしました。中でもその存在を知られていなかった竜眼の普及に力を注ぎ93年の国際ワインコンクールで竜眼とメルローが銅賞をとり努力が報われました。また 06年の国産ワインコンクールでは「信濃樽熟メルロー」が最高得点(最優秀カテゴリー賞)の金賞を獲得し父子3代に渡る栽培醸造技術の確かさが認知されました。 環境への取り組みも積極的で循環型リサイクル農法を実践。 親しみやすいワインのバリエーションを増やす一方で樽発酵、氷結仕込み、にごり、シュールリー、酸化防止剤無添加などバラエティ豊かなワイン造りを行っています。県内唯一のノンアルコールワインも造っています。 ここでは地下のセラーの見学と 社長さんの大変楽しくためになるワイン講座を聞きながらゆっくり試飲できました。 ちなみに 1956年のワインは1本 10万円だそうです! |