2017年11月25日ワインセミナー「ボルドーワイン」を開催しました。 白ワインは、世界3大貴腐ワインの一つ「ソーテンヌ」の1級格付けを持つシャトーが造る辛口ワイン「ル・ジェ・ド・ギロー」です。 「ソーテンヌ」を造る時に使った樽で醗酵することで、ソーテンヌの香りが感じられる辛口ワインながら蜂蜜香がするリッチな仕上がりとなっています。 赤ワインは、まずサン・テミリオン(右岸)の「シャトー・ムーラン・ド・キュラ・キュヴェ・フェルナン・ジネステ 2003」とメドック(左岸)「シャトー・ヴュー・ロバン 2003」、どちらも2003年ヴィンテージで右岸と左岸の飲む比べをしました。 ぶどうのブレンドの比率だけでなく、土壌の違いによる右岸と左岸の特徴を大まかにですが感じることができました。 どちらも飲みごろで、熟成古酒を堪能できました。 次にメドックのサンテステフ村の「シャトー・アルノー 2012」とメドック格付3級シャトー・ディッサンの造るオー・メドック・ワイン「ル・オー・メドック・デッサン 2012 」、どちらも2012年にて飲み比べしました。 「ル・オー・メドック・デッサン 2012」は、香りも豊潤で、味わいも深くさすがディッサンが造るワインだと感心しました。 全体に2003年のワインが好みという方が多く、飲みごろを迎えたお値打ちボルドーは、この時期大変おいしいワインですね。 来月は12月16日「年忘れワイン会」として、国や地域にこだわらずオススメワインを飲み比べしてもらう予定です。 ☆ル・ジェ・ド・ギロー フランス・ボルドー ぶどう品種 ソーヴィニヨン・ブラン50%、セミヨン50% 醗酵:80%オーク樽(シャトー・ギローに使用した1年樽) 20%ステンレス・タンク 熟成:オーク樽熟成7カ月 ビオロジック農法 ソーテルヌの1級シャトー、ギローが畑の中心部に位置する15haの区画から造る辛口白ワイン。 柑橘系のフレッシュな果実味にハーブのような風味を持っています。 (2015)「ワイン・アドヴォケイト」 89-91点 (2014)「ワイン・アドヴォケイト」 90-91点 ☆シャトー・ムーラン・ド・キュラ・キュヴェ・フェルナン・ジネステ 2003 フランス・ボルドー サン・テミリオン ぶどう品種 メルロー 60% カベルネ・フラン 35% カベルネ・ソーヴィニョン 5% 醗酵:ステンレスタンク 熟成:1/3をオーク樽にて12から18ヶ月間熟成(225L、新樽比率25%)、 2/3をステンレスタンクにて12から28ヶ月間熟成 リュット・リゾネ農法(減農薬農法) 20世紀初頭にピュイスガン・サン・テミリオンに設立したシャトー。 ブラックベリーや黒スグリ、スパイスなどのアロマ。 凝縮感のあるリッチな味わいで、骨格もしっかりと感じられます。 ボルドー・アキテーヌ・ワインコンクール 2005 銅賞 ギド・アシュット 2007 2ツ星 ☆シャトー・ヴュー・ロバン 2003 ボルドー地方 オー・メドック クリュ ブルジョワ ぶどう品種 カベルネ・ソーヴィニヨン55% /メルロー40%/ カベルネ・フラン3% プティ・ヴェルドー2% 1840年にメドック北部ベガダン村に設立した家族経営シャトー。 40年間にわたりクリュ・ブルジョワ級を守り、その品質はロバート・パーカー氏などからも評価されています。 ☆シャトー・アルノー 2012 フランス ボルドー・メドック・サンテステフ ぶどう品種 メルロー54% カベルネ・ソーヴィニョン46% 醗酵:ステンレス・タンクにて 熟成:12カ月間オーク樽熟成(新樽比率20%、225L) 18世紀にはコスが所有していた歴史あるシャトー。赤果実やスパイスなどの複雑なアロマ、リッチで豊かなボディ、繊細なタンニンが調和。 銘醸地サン・テステフの魅力溢れるワイン。 ★ル・オー・メドック・デッサン 2012 ボルドー オー・メドック ぶどう品種 カベルネ・ソーヴィニョン 60% メルロー 40% オーク樽熟成 16-18カ月(新樽比率 30%) メドック格付3級、品質の向上の目覚しい、シャトー・ディッサンの造るオー・メドック・ワイン。グラン・ヴァンと同じ技術を持って造られるお値打ちワインです。 |
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