2019年4月20日ワインセミナー「北イタリアの自然派ワイン」を開催しました ピエモンテ州、ヴェネト州、トスカーナ州の自然派ワインを6種類飲み比べていただきました! どのワインも人気が高いグッドヴァリューのワインばかりでしたが、飲みごろ「バルバレスコ ソリ ヴァルグランデ 2004」は特に皆さんの評価が高かったです さて私ごとですが、この長いゴールデンウィークを利用して、北イタリアのワイナリーを巡ってきます ミラノとフィレンツェを拠点として、ロンバルディア州のフランチャコルタ、ピエモンテ州のバローロ、バルバレスコ、トスカーナ州のキャンティ、モンタルティーノなどイタリアを代表するワインの産地を訪れる予定です。 4月28日(日)~5月6日(月)まではお休みとさせていただきますので、よろしくお願いいたします 27日(土)は、10時~16時までは営業しますので、ご利用いただければ幸いです。 次回のワインセミナーは5月25日「シャルドネ×ピノ・ノワール」ぶどう品種による飲み比べです。 ご興味がある方はお早目にお申込みくださいね ■ワインリスト ★サンアントニオ テロス イル・ビアンコ 2015 イタリア ヴェネト州 ぶどう品種 ガルガネーガ80%シャルドネ20% 醗酵:ステンレス・タンク(マロラクティック醗酵無し) 熟成:ステンレス・タンク熟成 生産者 テヌータ サンアントニオ ビオロジック農法 サンアントニオが手掛けたSO2無添加のワイン。 シトラスやハーブ、瑞々しい果実の香りが心地よくグレープフルーツのような甘酸っぱさが口いっぱいに広がります。 テヌータ サンアントニオ サンアントニオを支える4兄弟、効率的な業務分担が古い慣習にとらわれない、新しい手法・技術への挑戦している。栽培・醸造におけるこだわりは徹底している。「畑の使い分け」「収穫」「アマローネの醸造技術の応用」「ブドウの陰干し」…と、数え上げればきりがないほど。古い慣習にとらわれない、新しい手法・技術への挑戦は、彼らが父からワイナリーを引き継いだ時から始まった。 長年組合で培われたノウハウと家族経営の強みを生かした素晴らしいクオリティのワインを造り出す彼らは、「ヴェネトの伝統を進化させた新しい造り手」として熱い注目を浴び、またたく間に「あまたある協同組合のブドウ生産者の1つ」から「ヴェネト州のトップ・ワイナリーの1つ」にまで成長。 近年ではイタリア国内はもとより、ドイツやスイスなど世界各国の市場でもその人気は高まってきている。 醸造のいたるところで生かされるアマローネの醸造法により、他にはない味わいが引き出された彼らのワインは、評価誌各誌でも毎年高評価を獲得している。 ☆イル・ギッツァーノ ビアンコ2017 イタリア トスカーナ州 ぶどう品種 ヴェルメンティーノ50%トレッビアーノ30% マルヴァージア・ビアンカ20% 生産者 テヌータ・ディ・ギッツァーノ ビオロジック農法(Associazione Suolo e Salute 認定) トスカーナの女性醸造家の第一人者、ギッツァーノの造る白。柑橘系フルーツのアロマに柔らかな果実味が広がります。酸とミネラルが渾然一体として心地よい飲み口です。 テヌータ・ディ・ギッツァーノ イタリアワイン界で最も有名な女性醸造家の一人、ジネーヴラ・ヴェロネージ・ペッショリーニ氏が1996年にワイナリーを引き継いだ当時、屈強な男たちが働くワイン業界で、女性の進出は非常に珍しいことでした。 当時から醸造家として活躍してきた彼女ですが、今ではイタリアワイン界で最も有名な女性醸造家の一人としてガンベロ・ロッソ誌にて高く評価されているワインアドヴォケイト誌でも、ピサのエリアで一番初めに秀逸なクオリティーのワインを造った先駆者として紹介されており世界中から注目されている。 美しき自然を大切にしたワイン造りを行っている。試行錯誤の末2003年からはオーガニックの認証を取得、2006年からはビオディナミ栽培に踏み切ります。コンサルタントには、名匠カルロ・フェッリーニ氏を起用。この地は比較的砂の多い土壌のため、軽いサンジョヴェーゼというイメージが離れず、これまでキアンティのサブリジョンとして見られてきましたが、ギッツァーノが植えたボルドー品種により歴史が塗り替えられました。ブドウ畑の約半分はサンジョヴェーゼ種を植えており、その他、カベルネ・ソーヴィニヨン種、プティ・ヴェルド種、カベルネ・フラン種を栽培。また少量ですが、ヴェルメンティーノ種なども栽培している。 ★サンアントニオ テロス イル・ロッソ2013 イタリア ヴェネト州 ぶどう品種 コルヴィーナ&コルヴィーナ・グロッソ 70%/ロンディネッラ 20%/クロアティーナ 5% /オゼレータ 5% 醗酵:ステンレス・タンク主醗酵後、 オーク樽にてマロ・ラクティック醗酵 熟成:オーク樽熟成 12ヶ月(500L、新樽比率50%) ビオロジック農法 サンアントニオが手掛けたSO2無添加のワイン。 赤黒果実、スミレやドライフラワー、コーヒー豆の香りが漂う。 なめし皮のようなアフターとふくよかな果実、コクのある風味が特徴的。 ★バルバレスコ ソリ ヴァルグランデ 2004 イタリア ピエモンテ州 ぶどう品種 ネッビオーロ100% 生産者 グラッソ フラテッリ 畑名のついたクリュ バルバレスコ。「ソリ」は、方言で「丘の最初に雪が解ける部分」を指し、完全に南向きであることを意味する。また、「ヴァルグランデ」は方言で、「太陽の当たる土地」また「広い渓谷」という意味。 政府の規定で、’07ヴィンテージからソリの単語をラベルに表示出来なくなりましたが、畑、ワイン共に同じ。 グラッソの所有する畑の中でも、その名前が示すとおり一日中日当たりのよい、最も優れた区画。 海抜350~370m、南南東向き、土壌は石灰岩質。葡萄の平均樹齢は40年。 アルコール発酵は選別酵母を使い、29~30度に温度コントロールしながら約15~10日間。 熟成は50hlの大樽で48ヶ月。最後の12ヶ月間は全体の30%を225Lと500Lのフレンチバリックの新樽に移して熟成させています。その後、再びブレンドしてボトリング。 タバコやペッパーのスパイシーで強いアロマ。口に含むとしっかりとしたタンニンと心地よい酸が感じられる。 なめし皮、ペッパー、チョコレート、リコリスなどのフレイバーが感じられ、非常にバランスがよく、しっかりとしたストラクチャーがある。 グラッソ フラテッリ グラッソは、葡萄園を愛した3つの世代の歴史と言えます。農園は、1900年に祖父であるヴァレンティーノによって設立され、彼の息子であるエミリオが継ぎ、セラーへ設備投資をしてきました。現在は、アルフレッドとルイジが品質重視の個性的なワインを生み出しています。畑は14haあり、いずれもトレイゾに位置し、「カシーナ ヴァルグランデ」と「ブリッコ スペッサ」のふたつに分けられます。毎年50,000本のワインを生産しています。畑は大変日当たりの良い場所に位置します。エノロゴにはジャンフランコ コルデロ、アグロノモにはアレッサドロ ボヴィーノを雇っています。ルイジとアルフレッドは、自然環境を大切に考えており、EUの有機農産物に関する規則である2078/92CEEを遵守しています。「インターナショナルワインセラー」、「ルカ マローニ ベストワイン年鑑」や「イ ヴィーニ ディ ヴェロネッリ」に掲載されています。今が飲み頃の熟成バルバレスコをリーズナブルな価格で提供 ★キャンティ リゼルヴァ 2013 イタリア トスカーナ州 ブドウ品種 サンジョゼーゼ90%メルロー10% 熟成:オーク樽熟成 20カ月(仏産、54HL)、 瓶熟成 6カ月 ビオロジック農法(認証無) 生産者 ポッジョトンド 黒と赤果実、オーク樽由来の甘くスパイシーなニュアンスが複雑でエレガント。 円やかで温かみがあり濃厚でシルキーなタンニンがある。余韻は長く続き優雅。 ポッジョトンド 著名な醸造コンサルタントであるアルベルト・アントニーニ氏。 1985年、フィレンツェ大学の醸造学科卒業後に、ボルドー大学とカリフォルニア大学デービス校にて研究課程終了。 その後イタリアではフレスコバルディ社やアンティノーリ社、テスタマッタ社などの銘醸ワイナリーで活躍。現在でもアメリカ、アルゼンチン、チリ、ポルトガル、オーストラリア、南アフリカなど、世界20社近い生産者のコンサルタントを行っている。 ポッジョトンドは、天才醸造家といわれるアルベルト・アントニーニ氏の実家であるワイナリー。イタリアだけでなく、世界中の著名なワイナリーの醸造家として活躍してきた彼が、地元のキアンティ地区でワイン造りを始めました。故郷トスカーナの「伝統」と「テロワール」、そして「世界最高レベルの栽培・醸造技術」を見事に融合させており、「ワインは飲みやすいものであって、飲む方にとって親しみが持てるもの」という理念のもと、ワイン造りを行っている。 ★ゲンメ2008 イタリア ピエモンテ州 ぶどう品種 ネッビオーロ90%、ヴェスポリーナ10% 生産者 イル キオッソ モンテ ローザの氷河によって削られ運ばれたモレーン(氷堆石土壌)。粘土質が豊富で様々な鉱物(ミネラル)を含んでいる。カレーラ、カヴェナゴ、ロッシーニという3つの土壌組成の異なる畑の葡萄を使用し、ワインに複雑さがもたらされるようにしています。標高は250mと低い丘。ガッティナーラよりストラクチャーは弱いのですが、繊細で柔らかなワイン。 発酵とマロラクティック発酵は、28~32度に温度コントロールしたステンレスタンクで行う。発酵後、25~50hlのフレンチオーク樽(新樽ではない)に移して熟成。 ガーネットがかった深いルビー。程よい熟成感がありますが、まだ若々しさもあり、スミレの花を思わせる香り、果実の甘さが広がります。 しっかりとした酸とタンニンが感じられ、非常にバランスがとれた味わいです。 イル キオッソ 2007年にマルコ アルルンノ(エノロゴ・写真)とカルロ カンビエーリによって設立された新しいワイナリーです。 “イル キオッソ”とはピエモンテで、石垣で囲まれた畑のことを指します。 優れたワインの出来る区画を区別するため、かつて造り手はその場所を石垣で囲みました。 この考え方は、現在の彼らのワイナリーでも生かされ、D.O.C.G.ガッティナーラ、ゲンメ、D.O.C.ファラのエリアにある最高の畑から質の高いワイン造りを行っています。 葡萄の栽培は、現在も昔と同じ自然な方法で行われ、環境への影響を可能な限り少なくなるように心がけています。 例えば、畑の害虫に対しては天敵の昆虫を放して対処しています。葡萄の剪定から、収穫、醸造、ボトリングまでのすべての過程において、最大限の品質を得るために、細心の注意が払われています。ピエモンテ全体でゲンメの生産量は15万本。その内、イル キオッソは1万本。同じくガッディナーラは30万本で、イル キオッソは2万本生産しています。 |
*~*~*~ アミの想い ~*~*~*~*~*
大切な人たちとの楽しいおしゃべり、幸せな時間
自然の恵みに感謝と喜びあふれる豊かな時間
私たちの笑顔、喜び、幸せが地域に波及して
明るい未来につながることを心から祈っています。
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