「ワインがある生活を楽しみませんか?」

ワインを気軽に楽しんむための小さなヒントです!
私と一緒にワインライフをエンジョイしましょう♪

2016年6月25日「ニュージーランドワイン de 食事会」を開催しました。

2016-06-28 11:12:58 | スペシャルワイン会
2016年6月25日「ニュージーランドワイン de 食事会」を開催しました。

ニュージーランドで「最高のワインを造りたい」という熱いで、安全で美味しいワイン造りを目指している「大沢ワインズ」。

オーナー大沢泰造氏は、「55歳の男がゼロから海外で農業をはじめ 奇跡のワインを造った話」の著者でもあります。

オーナーが情熱を傾けた大沢ワインズのワインを飲みながら、、有料も合わせて8種類お楽しみいただきました。

米原からわざわざ当店のワイン会のために駆けつけていただいた、大沢オーナーとソムリエ 星野氏に心から感謝いたします。
とても楽しく有意義なワイン会になりました。

「大沢ワインズ」のワインは、当店で取扱いしていますので、よろしくお願いします。


スペシャルゲスト、大沢ワインズの大沢泰造オーナー

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   大切な人たちとの楽しいおしゃべり、幸せな時間
   自然の恵みに感謝と喜びあふれる豊かな時間

   私たちの笑顔、喜び、幸せが地域に波及して
   明るい未来につながることを心から祈っています。

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ボスニア・ヘルツェゴビナワインの夕べ~ボスニア・ヘルツェゴビナ誕生20周年として~

2015-08-31 13:29:46 | スペシャルワイン会
2015年8月29日(土)ワインセミナー「ボスニア・ヘルツェゴヴィナのワイン」を開催しました。

ゲストスピーカー清水美穂さんに、現地のことを聞きながら、6種類のワインを試飲していただきました。

ワインに関してもきちんと下調べをしてくださったので、私も初めての内容や比較試飲で大変に勉強になりました。

多分日本初の企画だと思います。(現地に精通してみえる方が少ないので)

白ワインは、ボスニア・ヘルツェゴビナの地ぶどう「ジラフカ」で造られた3種類です。

同じぶどうからこんなにタイプの違うワインが造られていることが体感できました。
また、長期熟成にも向く高品質な白ワインであることが感動でした。

最後の「ジラフカ 2012」は蜂蜜香が心地よく、赤ワインの後に戻っても負けず劣らずで、気品があるリッチな味わいでした。

赤ワインは、国際品種メルロー種と、地ぶどう「ブラナツ」と「ブラティナ」による3種類です。

「ブラティナ」は、雌花しかつけないため、受粉するための他のぶどうと一緒に栽培されている大変珍しいぶどう品種だそうです。
受粉の時に雨が降ると結実しないことから、「空のワイン樽」と現地の人は呼ぶこともあるそうです。

大変貴重なワインなので、少し金額も高めですが、この品種でしか味わえない深い香りと味わいが、とても気に入った方も少なくありませんでした。

ワインのコメントは全て、清水さんによるものです。
ボスニア・ヘルツェゴビナのワインが、日本でも広がることを願って、初公開させていただきます。

ぜひ、皆さんもボスニア・ヘルツェゴビナのワインをお試しください。

そして、ボスニア・ヘルツェゴビナに関心をお持ちの方は、ぜひ清水美穂さんにいろいろとお尋ねください。
とてもわかりやすく解説してくださいますよ!

来月は、9月26日「ニューヨークのワイン」です。



★ジラフカ クオリティ 2012

  ボスニア・ヘルツェゴビナ メジュゴレ地方
  ブドウ品種 
ジラフカ85% クルコシャ10% ベナ5%
  ヌイッチ・ワイナリー
  辛口白  

緑がかった薄い黄色で、花のノート(香調)や桃の香が感じられます。
さわやかなミネラル感とフレッシュな酸があり、良いバランスで口の中に広がります。魚料理や鶏肉、野菜やチーズ、パスタに合います。夏は10度から12度くらいに冷やしてどうぞ!
レモンピール、ライラック、黄色い桃のフレイヴァーに、微かにスモークやミネラルのニュアンスを感じます。
フレッシュな果実味と酸、バランスのとれた爽快な辛口白ワインに仕上がっています 。

★ジラフカ プレミアム 2012

  ボスニア・ヘルツェゴビナ メジュゴレ地方
  ブドウ品種 
ジラフカ85% クルコシヤ10% ベナ5%
  ヌイッチ・ワイナリー
  辛口白

緑がかった黄色で、花のアロマ(芳香)や柑橘系の香が感じられます。
バランスの取れたさわやかな味わいです。
魚料理や鶏肉、野菜やチーズ、パスタに合いますが、とりわけ煮込んだ仔羊と相性があります。蜂蜜、ヨーグルト、
木樽で熟成されたバニラのニュアンスも出ており、上品な味わいを楽しめます。
この地域の特産であるセミハードの羊のチーズ(かなり個性的!)や、
スモークしない生ハムなどにも、十分対応できるしっかりした深みとこくをもっていると思います。


★ジラフカ 2012

  ボスニア・ヘルツェゴビナ ポポボ平原
  ブドウ品種 ジラフカ100%
  トゥブルドシュ・ワイナリー
  辛口白 

レモンやライムなどの柑橘の爽やかな香りから、スワリングすることでヨーグルトやピーチ、キウィ、蜂蜜など複雑な香りがふわっと立ち昇ってきます。湿った石を思い起こす強いミネラル感があります。
香りから連想されるイメージと完全に一致する酸味に、エネルギッシュな果実味。舌の上で転がしているうちに、ふくよかな果実味とともにスムースなテクスチャーが広がってきます。
余韻は長くジューシー。酸味は完全にフルーツの香と一致。
修道士がこのワインは白だけど、我々の血であるといった言葉がよくわかります。
そう、まさにジラフというのは血脈のことなのです!


★イズバ メルロー 2011

  ボスニア・ヘルツェゴビナ ペトロパブロフスコ平原
  ブドウ品種 
メルロー100%
  オーク古樽熟 12ヶ月
  トゥブルドシュ・ワイナリー
  重口赤 

古い詩の中にトゥブルドシュ修道院の「ワインセラーはワインで満たされている」と記され、izbaは、セラー(と書かれていますが小部屋、食糧貯蔵室というような意味)です。
タンニンは柔らかく口に残らない印象で、特徴的な酸味とナッツ香が抜群に調和しています。

★ブラナツ 2011

  ボスニア・ヘルツェゴビナ ペトロパブロフスコ平原
  ブドウ品種 
ブラナツ100%
  オーク古樽熟 24ヶ月  
  トゥブルドシュ・ワイナリー
  重口赤

ヴラナッツはモンテネグロ原産の葡萄品種です。夏の気温が高く湿度の低い地域で育つ糖度の高いブドウです。
セルビアやマケドニアでもこの品種で赤ワインを作ります。
ヴラナッツの伝統的な特徴であるドライ・クランベリーの香りと、栗や小豆、スパイスやトースト香が楽しめます。
味は爽やかな酸と新鮮なベリーの果実味が特徴。余韻が長く、フィニッシュでは熟したチェリーの香りが上品に楽しめます。


★ブラティナ バリック 2012

  ボスニア・ヘルツェゴビナ メジュゴレ地方
  ブドウ品種 
ブラティナ85% トゥルニャック10% アメリカン・ブーシュ5%
  ヌイッチ・ワイナリー
  重口赤

ルビー色で、ベリー系の果物の香、干したプラムの香やチョコレート、スパイスと葉巻の香があります。
溶け込んだタンニンが味わい深く、余韻もふくよかです。
生ハムやサラミなどはもちろん、ジビエ、ローストした子羊との相性が最高です。18度くらいでお楽しみください。
ブラックベリーやコーヒー、バニラ・ビーンズ、枯葉のニュアンスからは熟成感も出ています。
凝縮感のある果実味と酸、溶け込んだタンニンは複雑な味わいを形成。シルキーな飲み口で余韻も長く、上質な赤ワインを楽しめます。
現地では「喜びの」ブラティナというよりは、「情熱の」という意味合いのことばです。


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今年最後のワイン会「年忘れスペシャル☆ワイン会 カリフォルニア VS ブルゴーニュ」を開催しました。

2014-12-29 13:43:02 | スペシャルワイン会
12月27日今年最後のワイン会「年忘れスペシャル☆ワイン会 カリフォルニア VS ブルゴーニュ」を開催しました。

1976年カリフォルニアがフランスに圧勝した「パリ テイスティング」をまねて、「2014 Sekis Tasting」!

「パリ テイスティング」は、白ワインのシャルドネ種、赤ワインはカベルネ・ソービニヨン種の飲み比べでしたが、今回は、赤ワインは、ピノ・ノワール種の飲み比べなので「カリフォルニア VS ブルゴーニュ」となります。

ブラインドで3回に分けて飲み比べをしました!
さて、軍配はどうだったでしょうか?

ブルゴーニュとカリフォルニアのそれぞれの個性が感じられて、勝敗ではなく、どちらもおいしいということでまとまりました。

カリフォルニアはワインだけで飲んでも、チーズ(トリュフ入りの白カビとウオッシュのエポワスと合わせました)と飲んでも味わいに変化が感じられなくて、ワイン自体の味わいが前面に出る感じです。

それに比べてブルゴーニュは、食べ物に合わせると本当に素晴らしいパーフォーマンスを発揮します。
ワインもチーズもどちらも美味しさが増し、素晴らしいマリアージュが体感できました。

【CALERA】のピノ・ノワールは、メンバーからの差し入れで、ピノ・ノワールに浸ったワイン会でした。

今日から1月4日までお休みとなります。
2015年も皆様とワインを囲んで楽しい時間を共有できることを願ってます。

来年も引き続きよろしくお願いします。



★白ワイン(シャルドネ種)飲み比べ
☆オークセイ デュレス 白  1994
フランス ブルゴーニュ地方  コート・ド・ボーヌ オークセイ・デュレス 
ぶどう品種 シャルドネ100%
生産者 ドメーヌ・トプノ・ピエール
醗酵:コンクリート・タンク   
熟成:オーク樽熟成 12ヶ月(228L、新樽比率30%)
リュット・リゾネ(減農薬農法)

サン・ロマン村に6代続くドメーヌ。ワインは、代々伝わる伝統的な手法にて生み出されています。飲み頃を迎え、熟成したシャルドネの魅力を楽しんでいただけます。

☆カリン キュヴェ・LV ソノマ・カウンティ シャルドネ【1995】
カリフォルニア ソノマ   辛口白
ぶどう品種 シャルドネ
生産者  カリン・セラーズ

10年以上熟成したものだけに"UMAMI"をたたえた本物の風味が備わる……
熟成のメカニズムはまだ完全には解明されていないが年月を経たワインには若いものにはない独特の風味が備わる。
カリン・セラーズのオーナー、テリー・レイトンは、世の中の大半の高級ワインはそれがニューワールドであれ伝統的産地であれ、本来の素晴らしさが現れる前に飲まれてしまっていると嘆き、それを安定供給させるため自らが造ったワインを10年以上熟成させてから出荷しています。
長い熟成に耐え得る高品質なワインを造る能力、豊富な資金、辛抱強さ……、全てを兼ね備えた者のみに許される手法で熟成感あふれるワインを世に送り出します。
「湿度と温度がコントロールされた地下セラーで長年熟成されたワインには、ピュアな熟成感とともに第5の味覚である“旨味”が生まれる」とレイトンは主張しています。1996年にノンフィルターで瓶詰め。深い熟成感が楽しめる

★赤ワイン(ピノ・ノワール種)2011年飲み比べ
☆シドゥーリ ソノマ・カウンティ ピノ・ノワール 2011
カリフォルニア ソノマ カウンティ
ぶどう品種   ピノ・ノワール 100% 
生産者    シドゥーリ

ソノマコースト、ソノママウンテン、ロシアンリヴァーの良質なヴィンヤードをブレンド。この価格帯としては生産量が少ないのが難点であるが、その高いコストパフォーマンスで非常に人気が高い。
▼醸造
契約畑 / 発酵: ステンレス&プラスチックタンク 熟成: 100%フレンチオーク (32%新樽) にて9ヶ月
▼ティスティング・ノート
果実味あふれるカリフォルニアスタイルのピノ。適度な酸味が味わいを支え、ほのかにスパイスが薫るハイクオリティな赤。

☆メゾン・ジョゼフ・ドルーアン ショレイ・レ・ボーヌ 2011

ブルゴーニュ コート・ド・ボーヌ  ACショレイ・レ・ボーヌ 
ぶどう品種 ピノ・ノワール
生産者 ドルーアン・ヴォードン

丸みのある酸とやわらかな口当たり、長く優雅な余韻…。本国フランスのレストラン需要が極めて高いアイテムのひとつ。コート・ド・ボーヌ地区のワインの中でも、非常にボーヌらしい、王道的味わいを低価格で実現させた価値のある逸品です。新樽を10%含むフレンチオークで12―15ヶ月熟成。

☆メゾン・ジョゼフ・ドルーアン
1880年にブルゴーニュワインの中心地ボーヌに創立され、120年以上もの間、家族経営にこだわり、頑なに創業当時から受け継がれるテロワールへの信念を守りつづけるブルゴーニュを代表するワイナリーです。
1990年代よりビオディナミ(生体力学農法)に取り組んでいます。
それぞれの土地の地方色、そして各々のヴィンテージを忠実に反映されるワイン造りを続けてきており、世界中の愛好家から絶賛されています。


★赤ワイン(ピノ・ノワール種)1999年飲み比べ

★モレ・サン・ドニ【1999】
生産地  ブルゴーニュ モレ・サン・ドニ 
生産者  セリエ・デ・ウルスリーヌ 
ぶどう品種    ピノ・ノワール100%

セリエ・デ・ウルスリーヌは、2001年に当主ピエール・ラヴォー氏によってブルニー・レ・ボーヌに設立されたネゴシアンです。ラヴォー氏自ら生産者を訪れ、彼らのセラーから掘り出し物のバック・ヴィンテージを選り選り、試飲して購入。実際の造り手の名前は明かさず、またラベルのない状態で安く購入するため、対品質でみれば非常にお値打ちです。とはいえ、彼がワイン選びのモットーとしている「洗練されたアロマとフレッシュさ、骨格のある味わい」を持ったレベルの高いワインです。
ブルゴーニュ赤ワインの当たり年である1999年。
スパイスや革、ウッディーなニュアンスが感じられ、酸味とタンニンのバランスが大変素晴らしい。

☆カリン キュヴェ・DD ソノマ・カウンティ ピノ・ノワール【1999】
カリフォルニア ソノマ   
ぶどう品種 ピノ・ノワール
生産者  カリン・セラーズ
発酵・ 熟成: フレンチオーク(50%新樽)にて11ヶ月

海から冷たい霧を運ぶロシアン・リヴァーから1マイル弱に位置するDemostene Ranchでドライ・ファーミング(灌漑を施さない)により育てられた粒の小さなブドウを使い細心の注意をもって造られる。澱引き、清澄、濾過は行わず2000年に瓶詰め。骨格のある重厚なスタイルが長い熟成により解きほぐされ、スー・ボワ(森の下草)やキノコなどトラディショナルな熟成香を薫らせる。

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カリフォルニアワインが大好きなワイン仲間と「ナパ魂 ワイン会」愉しみました!

2014-05-09 16:48:11 | スペシャルワイン会
カリフォルニアワインが大好きな4組8人のワイン仲間で結成された「ナパ魂 ワイン会」第3回目を、5月4日(日)に開催しました!

今回は新緑の清々しい季節なので、市内の某会社のログハウスにてバーベキューdeワイン会でした!

11時から始めて18時近くまで、食べて、飲んで、語って、本当に愉しいひと時でした。
8人で飲んだワインは、11本!!
ここまで行き着くかな?と予備で用意してもらったワインまで、無事にたどり着いたというわけです。

「ナパ魂ワイン会」会長のT氏が現地調達したワインがほとんどなので、現地価格で飲み比べができるレアなワイン会です。

会長が非常に詳しいワインリストを作ってくれたので、その一部に私の所感を添えてお知らせします。

とは言うものの、残念ながら私はかなり酔ってしまったので、テイスティングの詳しいコメントはお知らせできないので、お許し下さい。



左から順番です。まずは、スパで乾杯!!

★ドメーヌ・カーネロス ブリュット・ヴィンテージ 【2009】

ドメーヌ・カーネロスは仏シャンパーニュ地方の名門テタンジェ社が、そのエレガントなスタイルをカリフォルニアでも造り出そうと、1987年に開いたワイナリーです。
ブリュット・ヴィンテージは毎年安定して生産されるカーネロス社のスタンダード・スパークリング。シャルドネとピノ・ノワールから造られています。

シャルドネ種のワイン2種類飲み比べ
   ボーリュー・ヴィンヤードのシャルドネは、小樽で熟成しているので樽からくる
   ヴァニラ香がより強く感じられ、リッチな味わいです


★ケンダル・ジャクソン ヴィントナーズ・リザーヴ・シャルドネ【2012】

白ワインの全米売り上げNO.1を22年間維持しているモンスターワイン。
フレンチオーク樽とアメリカンオーク樽にて発酵し、シュール・リー・エイジング(澱の上にある状態で静置しておく方法)によりクリーミーで滑らかな口当たりに仕上げています。
桃やりんご、洋ナシのアロマと、マンゴー、パイナップルなどのトロピカルフルーツのフレーヴァーが溢れ、非常にアロマティック。バタートーストの風味を伴った長い余韻が楽しめます。

★ボーリュー・ヴィンヤード レゼルヴァ シャルドネ カーネロス【2010】

1900年、フランス人、ジョルジュ・ド・ラトゥールが、ラザフォードの地に魅せられ、「美しい土地(beau lieu/英語でBeautiful Place)」と名づけてワイン事業に乗り出したのが始まりです。
優良かつ厳選されたカーネロス地区のぶどうを使い、10ヶ月間小オーク樽にて熟成することで、カーネロスのフルーティーな味わいの複雑さときめ細やかさを作りだしている。

ジンファンデル種のワイン4種類飲み比べ
 まずは、同じ造り手(リッジ・ヴィンヤーズ)の畑の場所違い。
リットン・スプリングはソノマのドライクリークバレー、パソ・ロブレスは、サンフランシスコとロサンゼルスの中間セントラルコースとに位置します。


★リッジ リットン・スプリング 【2010】

ジンファンデルの比率が67%のため、ラベルにその品種名は入れてありません。(75%以上の比率で表示できます)
プティ・シラー23%、カリニャン7%、マタロ3%のブレンド
カイザーヴィルとともに、リッジの二枚看板となるジンファンデル。黒系果実やスパイスの風味と、強健な渋みが特徴。凝縮感が強い壮大なスケールのワイン。
小泉首相訪米の際、ブッシュ大統領との晩餐会で出されたワイン(ヴィンテージは1994年)

★リッジ ジンファンデル パソ・ロブレス 【2010】

ジンファンデル100%。樹齢90年の古木から造られる柔らかな赤ワイン。
赤系果実の香り、柔らかな酸味、滑らかなタンニン、豊富な果実味が見事なバランスをみせるワイン。今飲んでもおいしい、万人に愛されるワイン。

同じ造り手(セゲシオ)の畑の場所違い。
イタリア・ピエモンテでワインを造っていたセゲシオが、1895年にソノマの地ではじめ、4代100年にわたって引き継がれているワイナリーです。
このワイナリーの中で最もカジュアルなこのジンファンデルは、Wine Spectator誌が発表する「TOP 100 wines of the World」に、この価格帯では異例ながら過去6年で4回も選出されています。
ロバート・パーカー“TOP VALUES”(コストパーフォーマンスのよいワインに贈られる称号)にも選出されています。


★セゲシオ ブロック8 サンロレンゾ ジンファンデル 【2010】

セゲシオの祖父レイチェル・アン・パッサラクアが、カリフォルニア金鉱のシェフをしていた時に稼いだ金貨で、1896年にサンロレンゾぶどう畑購入。
その時には、すでにジンファンデルは植えられていた。
ブロック8は、サンロレンゾ丘陵に10年以上も前に植えられており、歴史的な古いクローンから接木されていた。
赤いフルーツとチェリーの香り。チェリーコンポートとラズベリーの実の香り。
程よい酸味が、繊細で細やかなタンニン、柔らかくまろやかなフィニッシュをもたらしている。

★セゲシオ モンテロッソ ジンファンデル 【2011】

1880年代にMonte Rosso(イタリア語で赤い山脈)と呼ばれる、ソノマバレーより300mほど高度にあるマヤカマス山脈の、鉄分が豊富で火山性土壌のぶどう畑。
その素晴らしい畑から、選別されたぶどうで造られるワインは、凝縮された香りをもつ複雑なジンファンデルとして、名声を得るに至っている。
年間生産量は、250ケースのみ。

生産者が違うシラー種のワイン2種類飲み比べ

★リッジ リットン・エステート・シラー 【2007】

リッジは、リットン・スプリングの西部に樹齢20年のシラー(3エーカー)、1916年に植えられたカリフォルニアセレクション、フランスのクローン(3.5エーカー)を所有している。
1996年から、限定数量を生産していて、現在の安定的な品質のシラーがリットン・エステートして生産されるようになった。

★セバスチャーニ シラー 【2007】

1825年から続く歴史ある畑を、1904年にイタリア移民のサミュエル・セバスチャーニ氏が購入してスタートし、すでに100年以上続く伝統のワイナリー。
セバスチャーニは、ワイナリー・オブ・ザ・イヤーを過去8回も受賞し、6度以上の受賞生産者が名乗る事ができる《Hall of Fame(栄誉殿堂入り生産者)》に選ばれている。

現在は4代目がワイン造りをしていて、ワイナリー史二世紀目のページが始まりました。冷涼なカーネロスから、温暖なアレキサンダー・ヴァレーにいたるまで多彩な特徴を持つ畑から個性豊かなエレガントなワインを造り続けています。

予備で用意していただいたカベルネとメルロー種のワイン

★ターンブル カベルネ・ソーヴィニヨン 【2006】

1979年創設、ナパのオークビル地区にある家族経営のワイナリー。
2010年 TURNBULL CABERNET SAUNIGNON FORTUNA VINYARDは、ロバート・パーカーの採点で100点を取る。

★アルテッサ メルロー 【2005】

ナパのカーネロス地区の丘陵の上にあるワイナリーは、まるで近代美術館を訪れたような非常にスタイリッシュな建物で、眺めも素晴らしく、訪問をオススメします。
スペインのラベンドス家の所有で、「Artesa]は、「手作り」を意味するそうです。
ラベンドス家は、スペインでCAVA(スペインのシャンパン製法で造られたスパークリングワイン)で有名なCodorniuを所有しています。

2011年に訪問した際に、今回の アルテッサ メルロー 【2006】を試飲しました。
20ヶ月フレンチオークで熟成されたメルローは、非常にコスパ高いワインです。

最後の2種類に関しては、美味しくいただいたという以外は、あまり記憶がなくて、美味しさを伝えられなくてごめんなさい。

次回の「ナパ魂 ワイン会」は、「パリ・テイスティング(パリの審判)」の関市版「SEKI・テイスティング ナパ VS フランス」。
ちょっとハードル高いですが、ブラインドでナパのワインとフランスを飲み比べしてみようと思います。

メンバーの皆さんにとっては「踏み絵」みたい・・・本当に魂はどこにあるのかと問いかけてみましょう・・・とは言っても、お遊びなので、愉しく飲み比べしたいです。

次回は10月開催予定、今度はちゃんとお伝えできるように、がんばります!

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カリフォルニア スペシャルワイン会 “ナパ魂”

2014-02-04 16:25:11 | スペシャルワイン会
昨年末、「カリフォルニア スペシャルワイン会」をしました!

別名「ナパ魂」と読んでいますが、カリフォルニアワインに魂を奪われたT夫妻のもと、同じような志を持つ人たちと共に、カリフォルニアワインを楽しむワイン会です。

カルト集団ではありませんよ・・・その証拠に、ナパだけでなく、ブルゴーニュ、ボルドー、イタリア・・・世界各地のワインに魂を奪われている浮気ぽい性格の私が入っているくらいですから。

さて、2回目を迎える「ナパ魂」は、今回二人増えて8名になりました。
T夫妻のご自宅で、お昼に始めて終了は19時を回っていました。

ゆっくり時間をかけたとはいえ、8名で9本のワインを空けていました。
アルコール度数の高いカリフォルニアワインで、この本数はなかなかでしょ?

ワインは、T夫妻が現地ワイナリーで購入したもので、セレクトもお任せなので、とても楽しみなワイン会です!
現地調達だからできる、素晴らしいラインナップです。


今回のワイン会のためにセレクトしてもらったワインたち。


泡好きの友人のために2種類のスパを用意してくれました。

★シュラムスバーグ ミラベル ブリュット・ロゼ

カリフォルニアのワイン産地の中でも冷涼な、カーネロス、アンダーソン・ヴァレー、ソノマ、そしてマリン・カウンティーから収穫されたシャルドネとピノ・ノワールで造られます。シャンパーニュよ同じ製法で造られています。

★ドメーヌ・カーネロス ブリュット・ヴィンテージ 2009

ドメーヌ・カーネロスは仏シャンパーニュ地方の名門テタンジェ社が、そのエレガントなスタイルをカリフォルニアでも造り出そうと、1987年に開いたワイナリーです。
ブリュット・ヴィンテージは毎年安定して生産されるカーネロス社のスタンダード・スパークリング。シャルドネとピノ・ノワールから造られています。



★ランドマーク ヴィンヤーズ  Kiser  シャルドネ

ランドマークは造り手としてパーカー最高評価【★★★★★】シャルドネ生産者。
ランドマーク・オーバールックは、12年連続で90点を越えるという、超ハイグレードなシャルドネです。オーバールックは、3つのエリア・22もの畑からのシャルドネをブレンドしたものです。
今回のワインの「Kiser」は畑かエリアの名前だと思います。
このシャルドネ、本当においしかったです!
カリフォルニアの厚みのあるシャルドネフェチには、たまらないワインですね。
ランドマーク・オーバールックは、「中川ワイン」が扱っていますが、このワインが日本に入っているならケース買いしたいです!


★カレラ マウント ハーラン ミルズ ピノ・ノワール 2009

カレラは、ブルゴーニュワインにほれ込んだオーナーが、ブルゴーニュの偉大なドメーヌ(DRCなど)で、ワイン造りを学び、シャルドネやピノ・ノワールは肥沃な石灰岩土壌で育てることで素晴らしいワインになると気づき、カリフォルニアに戻り、サン・ベニート群のマウント・ハーランの近くに石灰岩の豊富な土地を見つけ、ワイン造りを始めました。
今では、カレラのワインは世界中のワイン評論家に評価されています。
非常にエレガントで香りの深いピノでした。
日本での扱いは「JALUX」。



★セゲシオ ジンファンデル ソノマ・カウンティ 2012

イタリア・ピエモンテでワインを造っていたセゲシオが、1895年にソノマの地ではじめ、4代100年にわたって引き継がれているワイナリーです。
このワイナリーの中で最もカジュアルなこのジンファンデルは、Wine Spectator誌が発表する「TOP 100 wines of the World」に、この価格帯では異例ながら過去6年で4回も選出されています。
ロバート・パーカー“TOP VALUES”(コストパーフォーマンスのよいワインに贈られる称号)にも選出されています。
非常にバランスが取れたジンファンデル。
機会があれば、上のランクと飲み比べてみたいと思いました。
日本での扱いは「布袋ワインズ」


★ボーリュー・ヴィンヤード(BV) カベルネ・ソーヴィニヨン "ジョルジュ・ド・ラトゥール・プライヴェート・リザーヴ" ナパ・ヴァレー [2008] (右)

1900年、フランス人、ジョルジュ・ド・ラトゥールが、ラザフォードの地に魅せられ、「美しい土地(beau lieu/英語でBeautiful Place)」と名づけてワイン事業に乗り出したのが始まりです。
ジョルジュ・ド・ラトゥールに捧げるオマージュワイン。ナパ・ヴァレーの歴史を静かに語りかけてくるクラシックで偉大なカベルネです。
■パーカーポイント93点
■ワインスペクテイター誌93ポイント

★ニュートン・ヴィンヤード ザ パズル (左)

カリフォルニアで初めてアンフィルター(無濾過)の自然発酵のワインを造りはじめました。ザ パズルはニュートンの頂点に君臨する贅沢なワイン。
最終的なブレンドを施すまで112の区画から収穫したぶどうは別々に発酵させます。畑に自生する野生の酵母を使った自然発酵、清澄も濾過もしないアンフィルター製法も、土地の個性を純粋に表現したワインを造るためです。
その様々な要素をパズルのように組み合わせた芸術作品のようなワインです。
ニュートンは、映画『サイドウェイズ』の中に登場しました。




★ケイマス カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ・ヴァレー 2011

ナパのカベルネのトップ・エステイトワイナリーに挙げられています。
1972年設立。 1975年には、当時最も優れた醸造家であったランディ・ダン氏さんがワイン造りに参加し、「Wine of the year」に1989年と1994年の2度も1位に選ばれ、ケイマス・スペシャル・セレクションのカべルネ・ソービニョンが誕生しました。
「Napa's 50 Best Cabernet」(2006年)の1位にも選ばれるなど、次々と快挙を成し遂げています。
この年は、2位はハーラン、3位シェイファー、4位スクリーミング・イーグルという名だたるカルトワインの中から勝ち取ったナンバーワンですから、その実力は明白と言えるでしょう。
若いうちに飲んでしまいましたが、熟成したケイマスも試してみたいです。
■パーカーポイント90点

 *~*~*~  アミの想い  ~*~*~*~*~*

   大切な人たちとの楽しいおしゃべり、幸せな時間
   自然の恵みに感謝と喜びあふれる豊かな時間

   私たちの笑顔、喜び、幸せが地域に波及して
   明るい未来につながることを心から祈っています。

  *~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

コメント
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