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「ワインがある生活を楽しみませんか?」

ワインを気軽に楽しんむための小さなヒントです!
私と一緒にワインライフをエンジョイしましょう♪

今日の無料試飲ワインは、バカンスのロゼワイン2種類&スペイン リオハの赤ワインです

2016-04-30 11:30:59 | Weblog
本日も、行楽日和ですね!
ゴールデンウィークも、9連休10連休の方もみえて、まさにバカンス気分ですね♪

私も昨日は桑名まで行って、焼き蛤を堪能してきました!

さて、今日の無料試飲ワインは、バカンスのロゼワイン2種類&スペイン リオハの赤ワインです。

南フランスとイタリアのロゼは色合いも、香りも違いますが、味わいはどちらもすっきり辛口です。

イタリアのロゼは、ワインの名前の通りサクランボ色をして、赤い果実の甘い香りがします。

フランスのロゼは、お花の蕾のような可憐な香りがします。

どちらもよく冷やして、アウトドアや、休日のトマトソースのパスタ、スパイシーな中華料理にも合います。

バカンスのロゼを、ぜひお楽しみください!

赤ワイン通の方には、スペイン リオハのワインが有料にてお試しいただけます。

ブルゴーニュ ドメーヌ・ド・ラ・コンプの醸造長を若くして務めた実力者オリヴィエ・リヴィエールが、スペインで始めた自分のワイナリーです。

区画・品種の特徴を最大限に引き出す小分けの醸造をしているため、スペインワインとは思えないほどの驚くべきエレガンスと涼しさを持つワインです。

ぜひ、お試しください!!

なお、本日は6時20分までの営業となります。
大変申し訳ございません。

皆様のご来店をお待ちしています。



★ファンティーニ チェラズオーロ ダブルッツオ

   イタリア アブルツッオ州    
   生産者 ファルネーゼ
   ぶどう品種 モンテプルチアーノ

モンテプルチャーノ ダブルッツォ チェラズオーロは、キエティ、ラクイラ、ペスカーラ、テーラモで造られたワインに認められるD.O.C.です。
「チェラズオーロ」は、イタリア語でサクランボ色を意味し、ラチウムの方言の「チェラーザ」に由来します。
お馴染みモンテプルチャーノ ダブルッツオのロゼ ヴァージョンで、力強く、リッチなワインです。
濃いラズベリー色。小さな赤い果実を思わせる、強くて持続性があり、繊細でフルーティな香り。
ミディアムボディで、バランスがとれ、ソフトでまろやかな、長い余韻があります。
ファルネーゼのおすすめ料理は、チーズや鶏や豚、子牛などの肉やローストした魚、魚のスープ。
それ以外にも、トマトソースのパスタやピザ、中華料理(揚げ春巻き、棒々鶏など)にもぴったりです。適温は、14~16度位。

ロバート パーカー Jr.がお値打ちワインを選んだ「パーカーズ ワイン バーゲンズ」に掲載。
2009年にアブルッツオの州都ラクイラで行われたG8首脳会議のディナーで使用。

★タリケ マルセラン ロゼ

  フランス コート・ド・ガスコーニュ
  ぶどう品種 メルロー、カベルネ・フラン、シラー、タナ

黒ブドウを白ワインと同様の醸造方法(ヴァン・ド・プレス)で造ったロゼワインです。
ソフトでスパイシーな香りは、木イチゴや花の蕾を思わせます。
リッチでフレッシュ、ストロベリーのような味わいがあります。

☆ライヨス ウヴァ

  スペイン リオハ
  ぶどう品種 テンプラニーリョ50%
        グラシアーノ 50%
  生産者 オリヴィエ・リヴィエール(*)

標高450m、丸石と粘土を含む砂質土壌で育つテンプラニーリョとグラシアーノをステンレスタンクとフードルで10ヶ月発酵シュールリー熟成しました。
カシスやプラムの香りの中にラズベリーの赤系果実、腐葉土のニュアンスが交ります。丸みのある柔らかなタンニンと高標高からくるきれいな酸が織り交じり、早くからお楽しみいただける仕上がりとなっています。


(*)オリヴィエ・リヴィエール


ブルゴーニュ ドメーヌ・ド・ラ・コンプの醸造長を若くして務めた実力者。
区画・品種の特徴を最大限に引き出す小分けの醸造。
スペインワインとは思えないほどの驚くべきエレガンスと涼しさ。

フィリップ・パカレとブルゴーニュ自然派の人気を二分するドメーヌ・シャソルネイのフレデリック・コサール氏がドメーヌ・ド・ラ・コンプを全面的にプロデュースするにあたり、フレデリックの条件はただ一つとして、このラ・コンブの責任者としてシャソルネでスタッフをやっていた25歳のホープ、オリヴィエを抜擢

 *~*~*~  アミの想い  ~*~*~*~*~*

   大切な人たちとの楽しいおしゃべり、幸せな時間
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   私たちの笑顔、喜び、幸せが地域に波及して
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ワインセミナー「ブルゴーニュ グランジュールに参加して」を開催しました。

2016-04-27 15:32:19 | 2016ブルゴーニュ グランジュール
4月23日ワインセミナー「ブルゴーニュ グランジュールに参加して」を開催しました。

2016年3月21日~25日まで、ブルゴーニュで開催されたブルゴーニュワインの見本市「グランジュール」の参加報告です。

グランジュールでお会いしたドメーヌのワインを飲んでいただきながら、参加報告をさせていただきました。

5つの地区で一日づつ5日間にわたって開催されるグランジュールは、それぞれの地区に足を運び、畑のテロワールを実感し、生産者と直接触れ合うことができる大変貴重な見本市です。

2年に一度の開催となりますが、私は初参加でした。

1日目のシャブリ地区と最終日のコート・ド・ボーヌは残念ながら参加できませんでしたが、2日目のコート・ド・ニュイ、3日目マコネー、4日目コート・シャロネーズで、お会いしたドメーヌについて簡単にブログにまとめてみました。

あなたのお気に入りのドメーヌが、あるかもしれません。
よかったらご覧くださいね。

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2016年3月ブルゴーニュ グランジュール参加報告(6)

2016-04-27 15:11:48 | 2016ブルゴーニュ グランジュール
2016年3月21日~25日まで、ブルゴーニュで開催されたブルゴーニュワインの見本市「グランジュール」に参加しました。

3月24日 メルキュレイで開催されたコート・シャロネーズです。

2016年3月24日
Au Coeur de la Bourgogne (会場 Mercurey)

                   


★ドメーヌ ロレンゾン Domaine Bruno LORENZON

出展ワイン
Montagny 1er Cru Les Treufferes 2014
Montagny 1er Cru rouge  Les Champs Martin 2014

手前の女性は、女性のヴィヨロン会代表でかなり有名な方らしい
奥の中央が、ブリュノ・ロレンゾン氏

1987年に当主ブリュノ・ロレンゾン氏に代替わりして以来、常に欧米で脚光を浴びる続けるライジング・スター・ドメーヌ。

パリのタイユヴァンを始めとする3ツ星レストランがこぞって買い付けしているため、近年では入手困難(年産で僅か2万本程度)となっており、日本への割当てもごく僅かとなっている。

ブリュノ氏は、ニュージーランドで最新の栽培学と醸造学を修めたのみならず、現地ワイナリーでも実際にワイン造りを行った広い見識を持つ新世代。フランスで伝統的に行われる栽培・醸造の手法と、最新の科学的手法のベストの部分のみを取り入れた先進的なワイン造りをしている。

また現在でも、友人の経営している南アフリカのワイナリーで栽培と醸造を毎年行い、現状に満足することなく進歩を続けている。ブリュノ氏のワイン造りを一言で表現するなら「完璧」。一切の妥協を許さない仕事人間。

栽培は、目の行き届くトータル5haの畑を、対処農法(リュット・レゾネ)によって管理。ボルドーの1級シャトー並みに密植した畑であるにもかかわらず、20?30hlという低収量に抑えて、テロワールを反映させている。収穫もフェノール分(種子や果皮のタンニン分)の完熟を待って行われるため、一般的にイメージされるメルキュレィ村のワインにありがちな、乾いたタンニンのニュアンスではなく、柔らかくジューシーな熟したタンニンを持つワインに仕上がる。


★ドメーヌ・ヴァンンサン・ランプリ Domaine Vincent LUMPP



出展ワイン
Givry 1er Cru blanc La Vigron 2014
Givry 1er Cru blanc  La Grand Berge 2014
Givry 1er Cru rouge Clos du Cras long 2014
Givry 1er Cru  rouge  La  Grand Berge 2014
Givry 1er Cru rouge Clos Jus 2013
Givry 1er Cru rouge Clos Saint-Paul 2013

ドメーヌ・ヴァンサン・ランプはジブリーの村の南、ポンセのにある。
比較的新しいドメーヌで、現在ドメーヌを経営しているバティスト・ランプ氏の父親、ヴァンサン・ランプ氏が70年代に母方の持っていた畑に葡萄樹を植えて始めたものだ。
父親の跡を継いでバティスト・ランプ氏が独立したのは2001年。
葡萄畑は9ha。うち1haにシャルドネを植えている。生産量は約4万本。4つのプルミエクリュで赤ワインを生産している。

ドメーヌのすぐ前にプルミエ・クリュ・グランド・ベルジュが広がっている。このグランド・ベルジュのほか、クロ・デュ・クラ・ロン、レ・ヴィニュ・ロンド、クロ・ジュなどに主な畑がある。2012年からクロ・サン・ポールの畑も引き継いだ。新しく始めたドメーヌの特徴で小さな畑が至る所に散っている。

バティスト・ランプ氏がジヴリーの最良のクリマとしてあげるのはクロ・サンポール、クロ・サロモン、そして北のクロ・デュ・クラ・ロン、クロ・ジュ。
れら南北に連なる帯状の部分が歴史的に見てもジヴリーの中心だという。中でも、クロ・サロモンとクロ・サンポールの赤はコートドボーヌやニュイならグランクリュに値するという。
ジヴリーでは各栽培家がそれぞれ適地を探しピノ・ノワールとシャルドネを植えている。


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2016年3月ブルゴーニュ グランジュール参加報告(5)

2016-04-27 15:01:38 | 2016ブルゴーニュ グランジュール
2016年3月21日~25日まで、ブルゴーニュで開催されたブルゴーニュワインの見本市「グランジュール」に参加しました。

グランジュールに合わせて開催された「Vignerons Independants Bourgogne et Jura」と、グランジュールの夜開催された「Bourgogne en Bio」


2016年3月23日
Vignerons Independants Bourgogne et Jura
            (会場 SALON PROFESSIONNEL)

                    
★Domaine du VAL GREVIN (L‘YONNE)



出展ワイン
Bourgogne Epineil
Bourgogne Tonnerre
Cremant de Bourgogne


★Domaine BERTHET-BONDET (LE JURA)





出展ワイン
Chateau Charon 、Cote du Jura
Macvin du Jura 
Creman du Jura


2016年3月23日
Bourgogne en Bio (会場 Beaune)
         


★ドメーヌ・パラン SAS Domaine Parent

ポマール名門の歴史と伝統×女性当主の感性
歴史と伝統を持ちながら、常に改革を怠らないポマールの名門

偉大なブルゴーニュワインの造り手と知られるパラン家は17世紀半ばにヴォルネイにぶどう栽培の第一歩を築き、1803年、その居を移したポマールで現在のドメーヌ・パランの基礎となるワイナリーを設立しました。
伝統的技法と最新の技術の融合、そして忘れてはならないのは完璧なワインを求める厳格なワインに対する精神です。

また、ドメーヌ・パランは旺盛に海外進出を計りました。
エティエンヌ・パラン氏の第3代アメリカ合衆国大統領、トーマス・ジェファーソンとの親交をきっかけとしてドメーヌ ・パランがホワイトハウスへのワインの納入業者となったのは有名な話です。

フランスのみならず世界中を魅了し続ける彼らの造るワインは、力強いスタイルで色合いも深く、しっかりとしたボディとアルコール度数が高いことがこのドメーヌの特徴です。

ポマールを中心として約25haの畑を所有し、17世紀半ばから今日に至るまで脈々と引き継がれてきた完璧なワインを求める精神は今も12代目当主、アンヌ・パラン氏と妹のカトリーヌに氏引き継がれ、パラン家の歴史と伝統を重んじながらも、より柔らかさとエレガンスを持った女性の感性がいきたスタイルに進化しています。現在、有機農法への転換中です。


出展ワイン
Ladoix 1er Cru la Corvee 2013
Pommard 2013
Pommard 1er Cru  Les Chaponnieres 2013
Corton Grand  Cru Blanc 2013


★ドメーヌ シュヴロ Domaine Chevrot et files

パブロの奥様 かおりさん

出展ワイン
Maranges Blanc 2014
Bourgogne Epineuil 2014
Bourgogne Epineuil Juliette 2014
Cremant de  Bourgogne

ドメーヌ・シュヴロの骨格を最初に作り、息を吹き込んだのは、ポールとアンリエット・シュヴロ夫妻でした。
更に、その息子フェルナンと妻のカトリーヌは、マランジュをこよなく愛し、1973年よりドメーヌでのワイン造りを引き継ぎ、ドメーヌの管理運営を始め、ワインの瓶詰めから販売するまでのすべてに更なる発展をとげたのです。

現在、長男のパブロは、2002年7月よりドメーヌのワイン造りに参加し、2003年からは醸造家としての傍ら、ボーヌの国立農業・醸造職業学校(CFPPA)で、非常勤講師として醸造学を教えています。

パブロの妻かおりは、CAとしてJAL在籍中にシニア・ソムリエの資格を取得し、さらにワイン研究のため、ボルドー大学醸造学部に留学。そこでパブロさんと出会った。2003年8月パブロと結婚、2004年にアンジェロ大地を出産。現在は主にドメーヌ・シュヴロの輸出業務を担当しています。

なおドメーヌ・シュヴロでは、パブロの弟ヴァンサンが2007年2月よりドメーヌに参加しました結果、より完璧なワイン造りの環境が整いました。

ドメーヌ・シュヴロは、ここ数年をかけて有機栽培への移行を行ってきました。
自然環境を守るため、そしてそこに働く人たちの健康を守る為、化学合成製品の使用を一切中止しました。 除草剤が使われなくなった結果、多くの種類の昆虫、植物がブドウ畑に生息するようになりました。
もちろん、野生の小動物たちも例外ではありません。彼らの餌として木に生ったブドウを少々提供する必要はありましたけれど、それによってブドウ本来の持つべき完熟の度合いが理想的な状態に近づいてきました


★ドメーヌ・ルーロ Domaine Roulot



「大統領の料理番」に出演していました。
出展ワイン
Bourgogne Blanc2014
Meursault Luchets 2014
Meursault 2014

ルーロは1830年からの歴史あるムルソーのドメーヌ。
現在ドメーヌを率いるのはジャン・マルク・ルーロ。彼の父であるギィ・ルーロはブドウ畑を買い足したり、自家瓶詰めを始めたりと、ドメーヌに大きく貢献しました。

1989年、ジャン・マルク・ルーロが引き継ぎました。ジャン・マルクにとっては人生の転換期。映画俳優の道をあきらめ、従来通りワイン造りに専念することにしました。

これが良い選択で、代替わりして以降、純粋さの際立つワインを造り、優良ドメーヌを超一流ドメーヌに育て上げ、一家のドメーヌを最高水準に押し上げたのです。

1999年から上質なブドウを栽培するため有機農法(一部ビオディナミ)を導入。
イギリスの評論誌「ザ・ワインズ・オブ・バーガンディ」で3ツ星に選ばれているほど。

「自分が飲みたくなるワインは、多くの人の好みとぴったりと一致している。」とジャン・マルクが言うように、このドメーヌには個人と法人の長い顧客リストがあります。
ドメーヌにはティスティングの申し込みが殺到しているほど、世界中で人気の生産者。生産量の少なさと、熱烈なファンにより割当は各数本ずつ。

「中心核を貫く、明確なエネルギーの線のある、直観的なワイン」 と彼が言うとおり完璧に焦点のあったエネルギッシュな味わいは世界中の顧客を最大限に満足させるのです。
コシュデュリやコント・ラフォンに継ぐ白ワイン最高生産者!


★アミオ・セルヴェル Domaine Amiot Servelle



クリスチャン・アミオ氏&エリザベス婦人

出展ワイン

Morey St Denis 2014
Chambolle  Musigny 2014
Chambolle  Musigny 1er Cru  Les Chaemes 2014
Chambolle  Musigny 1er Cru Les Amoureses 2014

クリスチャン・アミオ氏は、モレ・サン・ドニのドメーヌ・ピエール・アミオが実家で、元測量技師です。
エリザベス婦人と結婚後、このドメーヌに入り、1980年から養父のもとでワイン造りを始めました。1989年以前はドメーヌ・セルヴェル・タショーという名前でしたが、90年から一人でのワイン造りとなり、ドメーヌ名もドメーヌ・アミオ・セルヴェルに変わります。

ルーミエやヴォギュエ、グロフィエらに並ぶ、 シャンボール・ミュジニィ随一の造り手として知られる、アミオ・セルヴェル。

2003年以降は有機農法による耕作を行い2008年にAB認証を得ています。
透明感溢れる果実味と繊細さ、最高のデリカシーともいえるあやうい魅力があって、シャンボール・ミュジニィの良さを存分に表現しています。
ほとんどフランスで消費されるため、見つけた時が買い時!

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2016年3月ブルゴーニュ グランジュール参加報告(4)

2016-04-27 14:34:20 | 2016ブルゴーニュ グランジュール
2016年3月21日~25日まで、ブルゴーニュで開催されたブルゴーニュワインの見本市「グランジュール」に参加しました。

3月23日「マコネー地区」は、ボーヌの会場です。

2016年3月23日
Symphonia Maconnaise、 L’autre Bourgogne
                 (会場 Beaune) 
       
               





             

★ドメーヌ・デ・コント・ラフォンSARL Les Heritiers du Comte LAFON

出展ワイン
Pouily-Fuisse 2014
Saint-Veran 2014
Vire-Classe 2014
Macon-Mily-Lamartine 2014
Macon-Chardonnay Clos de la Rochette 2014
Macon-Prisse 2014

「ムルソーのスペシャリスト」と呼ばれるドメーヌ コント・ラフォンの歴史は1894年にジュール・ラフォン氏により始まり、3代目当主となったルネ・ラフォン氏の代でドメーヌの名声は不動のものとなりました。「白の魔術師」とも呼ばれるコシュ・デュリとともにムルソーの双璧の巨匠と言われる白ワイン最高峰のドメーヌです。

1989年にドメーヌを引き継いだ現当主で4代目のドミニク・ラフォン氏は、直ぐに化学薬品や除草剤の使用を中止し、1990年代前半には有機栽培、1990年代後半には全畑へのビオディナミ農法の導入等次々に改革を実施して更に評価を高めました。
コント・ラフォンは、本拠地ムルソーとその周辺の村に合わせて13.5haを所有しており、DRC、ラモネと並び称される特級モンラッシェを始め、一級からヴィラージュまで全ての銘柄で最高峰のドメーヌに相応しいワインを作っており、世界中に熱狂的なファンがいるほどで、リリースされるワインは発売と同時に売り切れ、入手困難となっています。

1999年には、マコネのミイィ・ラ・マルティーヌを買収し、レ・ゼリティエ・ドゥ・コント・ラフォンの名前でマコンを手掛けています。(今回はマコネ地区のグランジュールで、レ・ゼリティエ・ドゥ・コント・ラフォンのマコンが出展ワイン)
また、2008年には小規模ながらもドミニク・ラフォンの名前でワインを手掛けています。ワインは非常に酒質が良く、それゆえ価格もそれにふさわしい高額なものになっています。


★エリック フォレ  Eric FOREST



彼のカッターの襟には、「Pouily-Fuisse」の刺繍がありました。
出展ワイン
Macon-Vergisson Sur la Roche 2014
Saint-Veran La Paradis 2014
Saint-Veran La Cote Rotie 2014
Pouily-Fuisse Ame Forest 2014
Pouily-Fuisse Les Crays 2014
Pouily-Fuisse La Roche 2014


★ドメーヌ・マルク・ジャンボン・エ・フィス Domaine Marc JAMBON et Fils



出展ワイン
Macon-Pirreclos rouge 2015
Macon-Pirreclos blan Cuvee classique 2015
Macon-Pirreclos  blan  blan Fut de Chene 2014
Pouily-Vinzelles Chateau de Vinzelles 2014

新興ドメーヌが多く存在するマコネ地区において、注目すべき銘ドメーヌ。
クリュ・マコネの中でも、マイナーな山奥、ピエールクロ村にあるドメーヌ・マルク・ジャンボンです。

1999年の設立。当主のマルク・ジャンボン氏は、50年間にも渡り、この地でブドウ栽培を行ってきた一方で、ブルゴーニュワイン事務局の会長職に付くなど、ブルゴーニュワインの生産・流通に大きく携わってきました。

マルク氏が事務局を定年退職したのと同時に、息子のピエール・アントワーヌ・ジャンボン氏がシャトー・ディケムにおける研修を終え、ピエールクロ村に戻ってきました。それを契機に、ドメーヌ元詰めを開始したのです。

造り出されるワインは、マルク氏の人生の集大成とも言える作品で、超低収量から始まり、醸造設備などの技術的なこだわりは勿論のこと、何よりも自分のワインをとても大事にしている姿勢がとても印象的。

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2016年3月ブルゴーニュ グランジュール参加報告(3)

2016-04-27 14:13:02 | 2016ブルゴーニュ グランジュール
2016年3月21日~25日まで、ブルゴーニュで開催されたブルゴーニュワインの見本市「グランジュール」に参加しました。

3月22日「コート・ド・ニュイ地区」は3つの会場に分かれて開催されました。
最後は、ニュイ・サン・ジョルジュの会場です。

2016年3月22日
De Chambolle a Morey Nuits-Saint-Georges et ses Climats
(会場 Nuits-Saint-Georges)

                    

★ドメーヌ・ダニエル・リオン・エ・フィス Domaine Daniel Rion & Fils

出展ワイン
Vosne-Romanee 2014
Vosne-Romanee  1er Cru Les Beaux Monts 2014
Vosne-Romanee  1er Cru Les Chaumes 2014
Echezeaux Grand Cru 2014
Clos de Vougeot Grand Cru 2013 et 2014

ニュイ・サン・ジョルジュ トップ・クラスの銘醸ドメーヌ
『果実感がしっかりと出た、果実味とタンニンのバランスが取れているワイン』を
ダニエル・リオンが理想とするワインを生み出す為に重視していること。
 ・畑では単位収穫量、ブドウの凝縮度、収穫時の完熟度に特に気をつけている。
 ・醸造では、ブドウ本来のポテンシャルを最大限に発揮させることを重視している。
 ・最後のボトリングにいたるまで、ブドウの果実感を維持することをにも気を配っている。

ファソン・アンテグレ(総合農法)を実践しています。リュット・レゾネよりもビオロジックに近く、除草剤、殺虫剤は使用しません。使用する堆肥は20年にわたり、自作のものを必要な時にのみ使用しています。ボルドー液と硫黄は使用しますが、病気に対する薬品を使用するよりも、ブドウ樹自身の治癒能力を発揮することが大切だと考え、土中の微生物の活性化など、土質を良くすることを大切にしています。


★ドメーヌ・ド・ラルロ Domaine de’lARLOT 

出展ワイン
Nuis-Saint-Georges Le Petit Arlot 2014
Nuis-Saint-Georges 1er Cru  Le Petit Plets 2014
Nuis-Saint-Georges 1er Cru Clos des Forets Saint-Georges Monopole 2014
Nuis-Saint-Georges 1er Cru  rouge  Clos  Arlot Monopole 2014
Nuis-Saint-Georges 1er Cru Clos  des Forets Saint-Georges Monopole2005

プチDRCとして名声高い、絶大なる人気を誇るドメーヌ
1987年に、保険会社AXAがネゴシアンのジュール・ブランを買収、ドメーヌ・デュジャックのジャック・セイス氏のもとで働いていたジャン・ピエール・ド・スメを責任者として招き、ドメーヌ・ド・ラルロとして生まれかわりました。

ドメーヌ開始直後から、テロワールを尊重する目的でビオディナミ実践に向けて移行、1991年に除草剤・殺虫剤の使用を全廃し、1999年から段階的にビオディナミを導入し、2003年から全ての畑で実践しています。

もともと、ドメーヌは3つの単独所有畑、コンブランシアンのクロ・デュ・シャポー、ドメーヌが本拠地を置くクロ・ド・ラルロ、クロ・デ・フォレ・サン・ジョルジュから形成されていましたが、1991年にロマネ・サン・ヴィヴァンを、翌年にはヴォーヌ・ロマネのレ・スショを購入したことにより、総面積は14haにまで拡大しました。

ラルロでは、色の濃さよりも、味わいのバランスを重要視しています。デュジャック仕込みの全房発酵で仕込むことにより、抽出は柔らかく純真無垢の味わいに仕上がっています。並外れてフィネスに富んだ、優雅で絹のような舌触りを持ったワインは、フランスだけでなくヨーロッパで絶大な人気を誇っています。

クロ・ド・ラルロとクロ・デ・フォレ・サン・ジョルジュの若樹は、それぞれル・プティ・アルロ、1級レ・プティ・プレになります。さらに、クロ・ド・ラルロの一部からは、貴重な白ワインも造られています。

スメの後任として、彼のもとで8年間学んだオリヴィエに引き継がれますが、オリヴィエは2011年にアルデッシュにある自らのドメーヌに専念するために退職しました。
その後、フレデリック・マニャンで修業をしてきたジャック・デヴォージュが新たに任命されます。しかし、あまりに美味しいワインを造りすぎたからか…、ヘッドハンティングされ、2015年から別の醸造所(移籍先はなんとかの有名なクロ・ド・タール!)へ移動することになりました。

2014年は、後任となる女性醸造家ジェラルディーヌ・ゴドー(アレックス・ガンバルの醸造責任者)とともに、9月の収穫期から12月まで一緒に作業を行っているため、ジャックが栽培から醸造までを手掛けたヴィンテージとしては、2013年が最後となります。
ジャック・デヴォージュだけでなく、ゼネラル・マネージャーのクリスティアン・シリーにも、「ジェラルディーヌ以外にラルロを次のステップに導くことはできない」とまで言わしめているだけに、今後のさらなる進化が大いに期待できます。


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2016年3月ブルゴーニュ グランジュール参加報告(2)

2016-04-27 13:57:52 | 2016ブルゴーニュ グランジュール
2016年3月21日~25日まで、ブルゴーニュで開催されたブルゴーニュワインの見本市「グランジュール」に参加しました。

3月22日「コート・ド・ニュイ地区」は3つの会場に分かれて開催されました。
次は、シャトー クロ・ヴージョの会場です。

2016年3月22日
Vosne Millesime Nobless des Clos Vougeot
           (会場 Chateau du Clos Vougeot)

  
★ドメーヌ・ミッシェル・グロ Domaine Michel Gros

ヴォーヌ・ロマネ村最高峰と言われるモノポール1級畑「クロ・デ・レア」を所有。
ヴォーヌ・ロマネ屈指の銘醸『グロ家』

グロ家の歴史は1804年に生まれたアルフォンス・グロ氏から始まりました。それからこのドメーヌの名声を今日のように高めたのはルイ・グロ氏から畑を分割相続し1963年に独立した、ジャン・グロ氏でした。
彼はとても独創的・革新的な人柄で、畑の拡張や機械化の促進など、様々な革新を試み、醸造方法の開発に貢献した人でした。このジャン氏は1995年ヴィンテージの収穫後に引退し、3人の子供たち(ミッシェル氏、ベルナール氏、アンヌ・フランソワーズ氏)に畑を分配しました。

ミッシェル・グロ氏は1970年代より父、ジャン・グロ氏と共にワイン造りを続け、現在は1995年に相続した単独所有のヴォーヌ・ロマネ一級畑「クロ・デ・レア」を始めとして合計17.44haの畑を所有しています。ミッシェル氏の造るワインは比較的高温発酵で、ぶどうの持つ要素を最大限引き出しています。そのためワインはとてもエレガントな味わいのワインに仕上げられています。


 6代目当主 ミッシェル・グロ

ヴォーヌ・ロマネ村最高峰と言われるモノポール1級畑「クロ・デ・レア」を所有

 ミッシェル・グロ氏のお嬢さん
ニュイ・サンジョルジョにてお父様と一緒に出展していました

クロ・ヴージョでの出展ワイン
出展ワイン
Vosne-Romanee 2014
Vosne-Romanee  1er Cru Clos Des Reas 2014
Vosne-Romanee  1er Cru Aux Brulees 2014
Clos de Vougeot Grand Cru 2014


★ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スール Domaine Gros Frere et Soeur

果実味豊かでパワフルかつ柔らか、ブドウの旨味を感じるモダンで個性のある素晴らしいワインを生み出す、ヴォーヌ・ロマネ屈指の銘醸ドメーヌ。

ヴォーヌ・ロマネ屈指の銘醸『グロ家』のジャン・グロ氏が引退後、次男ベルナール氏に分配された畑。子供のいなかった叔父・叔母のドメーヌである「ドメーヌ・グロF&S」を1980年より引き継ぎました。

好奇心旺盛で、品質のさらなる向上の為に先進機器を用いた醸造技術の導入に力を注いでいます。ベルナールの造るワインは兄ミッシェルのエレガントさ重視とは対照的に、とても活き活きとして力強く、パワーを感じるワインに仕上がっています。

 おしゃれなマダム

出展ワイン
Vosne-Romanee  2014
Vosne-Romanee  1er Cru 2014
Echezeaux Grand Cru 2014
Clos de Vougeot Grand Cru Musigni 2014
Grand ‐Echezeaux Grand Cru 2014
Richebourg  Grand Cru 2014


★ドメーヌ A・Fグロ Domaine  A・F  Gros 

ヴォーヌ・ロマネ屈指の銘醸『グロ家』のジャン・グロ氏が引退後、娘アンヌ・フランソワーズ氏が相続した。ニュイ地区をメインに10haを所有。
夫のフランソワ・パランは、ポマールとヴォルネイを中心に別のドメーヌを持つ。
フランソワと第3子のマチアスが両ドメーヌの醸造を担当。



ラベルの女性がフランソワーズ
出展ワイン
Vosne-Romanee Clos de La Fontaine-Monopole 2014
Vosne-Romanee Maizieres 2014
Vosne-Romanee Aux Reas 2014
Echezeaux Grand Cru 2014
Richebourg Grand Cru 2014


★ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ Domaine Francois Lamarche

18世紀から続くヴォーヌ・ロマネの名門「ラマルシュ家」
ラマルシュ家の歴史は1740年頃にまで遡るというまさにヴォーヌ・ロマネの名門。その後19世紀の終わりごろから徐々に所有する畑を拡充、20世紀の初めに樽職人であったアンリ・ラマルシュ氏とシャンボル・ミュジニー出身のマリー・グリヴレ氏が結婚し、今日のドメーヌが設立されました。当時既にワインはドメーヌ元詰で販売されていたといいます。

そして彼らの息子であるアンリ・ラマルシュ氏(同じくアンリと名付けられた)の代になってかの有名な畑「ラ・グランド・リュ」を1933年から所有するようになります。

その後1985年に現在のドメーヌ名にもなっているフランソワ・ラマルシュ氏がドメーヌを相続。ラ・ターシュとロマネ・コンティという偉大な特級畑に挟まれながらも一級畑だったラ・グランド・リュを特級畑にするべく尽力。遂に1992年に正式に特級畑へと昇格を果たしました。

その後21世紀に入りドメーヌでは世代交代が進んでいます。2003年にフランソワ氏の娘ニコル・ラマルシュ氏がドメーヌに参画。
有機栽培に取り組み、現在ではビオディナミ農法を実践、栽培から醸造までを担当しています。
2013年に不慮の事故によりフランソワ氏が他界するという悲しみを乗り越え、畑作業から醸造面まで新たな挑戦を続け、ドメーヌ復活をフランス国内外に強く印象づけています。またニコルの妹であるジェネヴィエヴは経理を、母のマリーブランシュと従妹のナタリーがセールス部門を担当しており、古き良き家族経営の伝統を守っています。


 ナタリー(左)、ニコル(右)?

出展ワイン
Vosne-Romanee 2014
Echezeaux Grand Cru 2014
Vosne-Romanee  1er Cru Les Beaux Monts 2014


★ドメーヌ メオ カミュゼ Domaine MEO‐CAMUZET



出展ワイン
Clos de Vougeot Grand Cru 2014
Echezeaux Grand Cru 2014
Vosne-Romanee  1er Cru Les Chaumes 2014
Vosne-Romanee 2014

アンリ・ジャイエの薫陶を今に受け継ぐヴォーヌ・ロマネの名門ドメーヌ

メオ・カミュゼの歴史は、栽培農家であると同時に、コート・ドール県選出の代議士であったエティエンヌ・カミュゼに始まる。
因みにクロ・ド・ヴージョ城はコンフレリー・デ・シュヴァリエ・デュ・タスヴァンに譲られるまで、カミュゼ家の所有であった。
メオ・カミュゼのクロ・ド・ヴージョの畑が、城の周囲と真下という、もっとも素晴らしい位置を占めているのはそうした理由からだ。

エティエンヌ・カミュゼの娘、マリア・ノワロには跡継ぎがなく、1959年、近親のジャン・メオにドメーヌを託して亡くなった。ジャン・メオは当時、ド・ゴール政権の閣僚という要職にあり、直接、ドメーヌの管理をするわけにはいかない。
畑は折半耕作の形で小作人に任せ、出来上がったワインは樽のままネゴシアンに売られていた。この時の小作人でドメーヌのワインを手がけていたのが、2006年に没したブルゴーニュの神様、アンリ・ジャイエだ。

1980年代半ば、折半耕作の契約が切れると同時に、小作人たちも引退の時を迎えてメオ家の元にブドウ畑を返還。1985年から本格的にドメーヌ元詰めが始まった。

やがてパリにいたままでのドメーヌ経営が難しくなり、ブルゴーニュに赴くことになったのがジャンの息子、ジャン・ニコラ・メオである。
1964年生まれ。商業学校でマーケティングを学び、銀行で研修を受けた、生粋のパリジャン。1989年、24歳にしてドメーヌを託された。
表向き引退を宣言したアンリ・ジャイエも、ドメーヌのコンサルタントとして若きジャン・ニコラの指導にあたったという。

リシュブール、クロ・ド・ヴージョ、エシェゾー、3つのコルトン(従来からあるクロ・ロニェに、2010年ヴィンテージからペリエールとヴィーニュ・オー・サンが加わった)といった特級畑。戦争直後にアンリ・ジャイエが開墾したヴォーヌ・ロマネ1級クロ・パラントゥー。宝石のようなクリマの数々を、このドメーヌは有している。

ブドウ畑は大部分がビオロジック農法により栽培。醸造法はジャイエ譲りで、完全除梗のうえ15度の低温マセレーション。樽熟成における新樽率は、村名で50%、1級畑が60?65%、特級が100%である。

またジャン・ニコラは「メオ・カミュゼ・フレール・エ・スール」の名前でネゴシアンビジネスも行っている。
ドメーヌもののワインがその希少価値から入手困難であり、価格の壁も高いことから、比較的手頃な値段でメオ・カミュゼの哲学が楽しめるネゴスものの存在は、ワイン愛好家はもちろん、レストランにとってもありがたい存在といえるだろう。


★メゾン ルイ・ラトゥール Maison Louis LATOUR

200年以上続く、ブルゴーニュを代表する造り手。最大規模の特級畑を所有するワインメーカー

その歴史は、1731年に一族がブルゴーニュの中心コート・ド・ボーヌでぶどう畑を所有し、ぶどうの栽培と樽づくりを手がけたことに始まります。
1768年にアロース・コルトン村へ移住した一族は、フランス革命直後の1797年に、醸造家かつネゴシアン(ワイン仲買人)として創業を迎え、まだ残る革命の余波をもろともせず、徐々に自社畑を広げていきました。

また成功への大きな契機となったのは、4代目当主による大胆な改革でした。19世紀後半、彼はヨーロッパのぶどう畑がフィロキセラ(畑を食い荒らす害虫)で壊滅状態になった際、従来のピノ・ノワール種に替え、コルトンの丘にそれまで誰も想像さえしなかった、シャルドネ種の苗木を植樹し、後にブルゴーニュの2大白ワインのひとつと謳われた「コルトン・シャルルマーニュ」を誕生させたのです。

こうした努力と成功を経て、「ルイ・ラトゥール」は現在、コート・ドール最大規模のグラン・クリュ(特級畑)を所有するブルゴーニュ屈指の造り手にまで成長を遂げています。

6代目当主が、ブルゴーニュ以外のアルデッシュ地方やヴァール地方でその土壌の優秀さを見抜き、ぶどうの苗木を植え、現在、高い評価を受けている「アルデッシュ・シャルドネ」や「ドメーヌ・ド・ヴァルモワシン・ピノ・ノワール」を成功させたのも、この革新の精神を実践したからに他なりません。

さらに現7代目当主であるルイ・ファブリス・ラトゥールもこれにたがわず、伝統を頑なに守り続ける一方で、常に革新的な技術の追求に挑み、最新のワインづくりに取り組んでいます。

ブルゴーニュの偉大なワインの誕生は、熟成のため約12ヶ月もの時間をともにする、樽の品質に大きく関わっています。
「ルイ・ラトゥール」もその重要性を十分に認識し、自社で樽工場を所有しています。
樽づくりは、今日でも決して機械化されることなく、熟練した職人によって手作業で行われており、その卓越した技術と知恵は、父から子へ脈々と受け継がれ、ワインの品質を支える財産となっています。

同様にワインの顔となるラベルもワイナリーに併設された印刷所で、1世紀以上も、ほとんど変わることのないデザインで印刷されており、“商品に関わるものは自らで”というこだわりの哲学は、時代を超えて堅持されています。



出展ワイン
Romanee Saint-Vivant  Grand Cru  Les Quatre Journaux 2004
Echezeaux Grand Cru 2014
Vosne-Romanee  1er Cru Les Beaux Monts 2014


★メゾン ルイ・ジャド Maison Louis JADOT

出展ワイン
Vosne-Romanee 2014
Vosne-Romanee  1er Cru Les Beaux Monts 2014
Vosne-Romanee  1er Cru Les Suchots 2014
Clos de Vougeot Grand Cru 2014

1794年からジャド家が所有するシュヴァリエ・モンラッシェ・レ・ドゥモワゼルの総面積の半分や、1826年に取得したボーヌ・ヴィーニュ・フランシュのプルミエ・クリュで、現在までモノポールであるクロ・デ・ズルシュールに加え、ブルゴーニュの銘醸格付け畑を次々に取得し、ブルゴーニュ有数の大ドメーヌとなるとともに、優れた品質のワインを提供するネゴシアン・エルブールとしても高い評価を受けています。

1900年にルイ・ジャン・パプティストが家業を引き継ぐと、コルトン・シャルルマーニュ等の著名な畑を次々に購入し、強力なポートフォリオを構築しました。

その後、ルイ・オーギュスト・ジャドは、イギリス・アメリカにも市場を拡大し、ルイ・ジャド社の世界的名声を確固としたものにしました。

ルイ・オーギュストの死後、マダム・ジャドは、彼の片腕であったアンドレ・ガジェにルイ・ジャド社の経営を委ねました。

1970年には才能豊かなジャック・ラルディエールが醸造チームに加わり、彼の卓越したワインづくりの手腕は、ルイ・ジャド社の名声を更に高めてきました。

マダム・ジャドは、1985年に、ルイ・ジャド社の長期的安定を期すため、長年にわたる米国でのパートナーであり、ルイ・ジャド社の良き理解者であったコブラント社のオーナー、ルディ・コップに所有権を売却しましたが、経営はその後もアンドレ・ガジェが担当し、1992年に息子のピエール・アンリ・ガジェが、その後を引き継いで社長に就任しました。

ルイ・ジャド社はネゴシアンとしてブルゴーニュ・ワインの取引に携わる一方、総面積150ヘクタールのぶどう畑を所有する大ドメーヌでもあります。
その内、70ヘクタールがジュヴレ・シャンベルタン村からサントネイ村までのコート・ドール全域にあり、その所有形態に応じて、「ドメーヌ・デ・エリティエ・ルイ・ジャド」、「ドメーヌ・ルイ・ジャド」、「ドメーヌ・ガジェ」、「ドメーヌ・デュック・ド・マジェンタ」等に分かれ、それぞれワインのラベルに明記されています。
さらに、1996年にはボージョレ地区の「シャトー・デ・ジャック」を入手しました。

ルイ・ジャドの本社は、ブルゴーニュ・ワインの歴史的中心であるボーヌの町にあります。
3つのセラーがあり、その中で最も美しい建造物であるクーヴァン・デ・ジャコバンは、1477年に建造されたドメニコ派の修道院だったもので、現在はルイ・ジャド社の迎賓館の役割を果たしています。

ルイ・ジャド社のラベル
ルイ・ジャドのラベルで販売されるワインは、全てブルゴーニュ地方のAOC格付けのワインで、全てのワインに、同じデザインのラベルが用いられています。
これは、ルイ・ジャド社が創設当初から、グラン・クリュからシンプルなAOCブルゴーニュに至るまで、全てのアぺラシオンに対して同等の価値を置き、同等の熱意を持ってワイン造りを行っていることを示しています。
縁取りが施されたバッカスの顔と、淡いイエローのラベルは、常に変わらず、一目でルイ・ジャド社のワインであることが分かります。


★メゾン ジョセフ・ドルーアン Maison Joseph DROUHIN

醸造責任者のヴェロニック・ドルーアン。彼女はアメリカ オレゴンにもワイナリーを持つ、ファミリー一番のやり手と言われている。
出展ワイン
Clos de Vougeot Grand Cru 2014
Grand  Echezeaux Grand Cru 2014

ドルーアン・ファミリー
4世代目となるロベール・ドルーアンの子供たちが、活躍を始めています。
メゾン・ジョゼフ・ドルーアンは1880年にブルゴーニュワインの中心地ボーヌに創立され、120年以上もの間、家族経営にこだわり、頑なに創業当時から受け継がれるテロワールへの信念を守りつづけるブルゴーニュを代表するワイナリーです。

また、ワインオークションでも有名な慈善病院オスピス・ド・ボーヌに自社のぶどう畑を寄贈していることでも知られており、偉大かつ洗練されたドルーアンのワインは、世界の超一流店での活躍をはじめ、世界中の愛好家の絶賛を浴びている、ブルゴーニュの誇りです。

ワイン造りにおいては、各々のテロワールが生み出す本来の個性を最大限に引き出すこと、そして、頑なに伝統を守りながら、エレガンスの追求すること、そのスタイルは、2つの言葉に集約されます。

テロワールへの最大の敬意と、ぶどう樹に対する愛着、そして彼らの経験と絶え間ない研究開発により、偉大なぶどう畑が、その本来の力量を発揮します。

1976年より除草剤などの化学薬品は一切使用せず、1988年にはエステートマネージャーのフィリップ・ドルーアンにより、本格的なビオロジックへの転換を終え、1990年代よりビオディナミに取り組んでいます。

畑は、伝統的な鋤(すき)を使って耕され、肥料も野菜で造った天然の堆肥を使用しています。ぶどうの様々な病害や害虫などの対策には、天敵である捕食動物やバクテリアを使います。このことは、環境にやさしいだけでなく、何より同社のポリシーである純粋なテロワールの表現のためには最良の手法です。

収穫はもちろん、すべて手摘みで行われ、小さな箱に入れて輸送します。ぶどうを傷つけないために、大きなコンテナは使わず、極めて手間のかかる作業をするのです。搾汁の前には、ベルトコンベアでぶどうをゆっくりと移動させながら、さらにぶどうの房を厳選する最終チェックを行います。そのまま搾汁するのか、あるいはぶどうの梗を取り除いてから行うのか、その決断もぶどうの状態をチェックし、実際にテイスティングをした結果で決定します。

醗酵では、培養酵母を加えることは一切せず、本来のぶどうがもっている自然の酵母のみで行われます。

メゾン・ジョゼフ・ドルーアンのワインは、頑なに守り抜かれる伝統と、最新技術の融合がおりなすものです。 はるかな歴史を持つボーヌ市の中心に位置すること、ぶどう畑開拓とぶどう栽培における長年に亘る経験が培った専門知識。メゾン・ジョゼフ・ドルーアンは、真のブルゴーニュスタイルを貫くワインメーカーとして、ブルゴーニュの誇りになっています


★ドメーヌ・フェヴレ Domaine Faiveley

出展ワイン
Clos de Vougeot Grand Cru 2014
Echezeaux Grand Cru 2014

ニュイ・サン・ジョルジュに本拠を置くフェヴレ社は、1825年の創立から7代にわたって続くグラン・メゾンである。

4代目のジョルジュ・フェヴレは、かの有名なコンフレリー・デ・シュヴァリエ・デュ・タストヴァン(利き酒騎士団)の創設者のひとりとして知られ、オスピス・ド・ニュイ・サン・ジョルジュのキュヴェにも、レ・サン・ジョルジュ・キュヴェ・ジョルジュ・フェヴレとしてその名を残す。

フェヴレが数ある他のネゴシアンと一線を画するのは、その広大な自社畑から造られるドメーヌもののワインが、全生産量の8割を占めるという事実だろう。

コート・ド・ニュイ、コート・ド・ボーヌ、そしてコート・シャロネーズまで、合わせて120haもの自社畑を所有し、シャンベルタン・クロ・ド・ベーズやエシェゾーなどグラン・クリュに10ha、ニュイ・サン・ジョルジュのレ・サン・ジョルジュやジュヴレ・シャンベルタンのクロ・デ・ジサールなどプルミエ・クリュに25haの畑をもつ。

ひとつのクリマの面積は平均して1haと決して大きくはないが、それだからこそクリマごとに手の込んだシュール・ムジュール、すなわちオーダーメイドのワイン造りを行うことができるのである。

今日、メゾンを率いるのは、2005年に25歳の若さで事業を引き継いだエルワン・フェヴレ。奇しくも彼の父、フランソワ・フェヴレがメゾンを継承したのも25歳の時であったという。

エルワンは当主の座に就くや否や、改革を断行し、若いうちはなかなか飲みづらく、長年寝かせて初めて花開く典型的な長期熟成型のワインを、比較的早いうちに飲み頃を迎え、かつ長期の熟成もでき得るワインへとスタイルを変えた。

さらに、本拠がニュイ・サン・ジョルジュということもあり、コート・ド・ニュイの赤ワインに特化しがちだったポートフォリオをコート・ド・ボーヌの白にも広げるべく、2008年にグラン・クリュのバタール・モンラッシェとビアンヴニュ・バタール・モンラッシェを入手。同時にピュリニー・モンラッシェ・プルミエ・クリュのガレンヌも加わり、壮観なラインナップを完成させた。

ニュイ・サン・ジョルジュ最高のクリマ、レ・サン・ジョルジュのグラン・クリュ昇格を同年代の造り手とともに働きかけるエルワン・フェヴレ。
新しい当主のもと、フェヴレ社はさらなる高みを目指して進化し続けているのだ。

 *~*~*~  アミの想い  ~*~*~*~*~*

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2016年3月ブルゴーニュ グランジュール参加報告(1)

2016-04-27 13:06:42 | 2016ブルゴーニュ グランジュール
2016年3月21日~25日まで、ブルゴーニュで開催されたブルゴーニュワインの見本市「グランジュール」に参加しました。

5つの地区で一日づつ5日間にわたって開催されるグランジュールは、それぞれの地区に足を運び、畑のテロワールを実感し、生産者と直接触れ合うことができる大変貴重な見本市です。

2年に一度の開催となりますが、私は初参加でした。

1日目のシャブリ地区と最終日のコート・ド・ボーヌは残念ながら参加できませんでしたが、2日目のコート・ド・ニュイ、3日目マコネー、4日目コート・シャロネーズで、お会いしたドメーヌについて簡単にまとめてみました。

3月22日「コート・ド・ニュイ地区」は3つの会場に分かれて開催されました。

まずは、ジュブレ・シャンベルタンの会場からです。

2016年3月22日
Joyaux en Cote de Nuits(会場 Geverey-Chambertin)

                    

★ドメーヌ・ピエール・ジュランDomaine Pirre GELIN

出展ワイン
Fixin rouge 2013
Fixin 1er Cru rouge Clos Napoleon 2013
Chambertin-Clos de Beze Grand Cru 2013
Geverey-Chambertin Clos de Mexivelle 2013
Geverey-Chambertin  Clos  Prieur 2013

ドメーヌ・ピエール・ジュランはFixin(フィサン)及びGevrey-Chambertin(ジュヴレ・シャンベルタン)両村に跨る13haのブドウ畑を所有しています。
1925年ピエール・ジュランが開拓した同所有地は、1969年よりステフェンが経営し、現在、息子のピエール・エマニュエルが継承しています。
ピエール・エマニュエルはとりわけ農法に細心の注意を払っており、減農薬栽培を採用。
醸造は、伝統を重んじながら、絶えず品質向上を求め進化させています。
ワインは20~22ヶ月オーク樽にて熟成(繊細な樽香を与えるべく、新樽率は畑/銘柄及び年により調整)。その後、自社で瓶詰めを行い、セラーにて更に1~2年寝かせた後に出荷/販売しています。
中でも代表的な畑は1.8haのモノポールのクロナポレオン
シトー派の僧侶による開墾を起源に持つこの畑は、1850年頃、ナポレオン1世の名により石垣が築かれた。

★メゾン・ジャン・フィリップ・マルシャンMaison Jean-Philippe Marchand




出展ワイン
Geverey-Chambertin Vieilles Vignes 2014
Geverey-Chambertin 1er Cru Les Cazeitiers 2014
Charmes-Chambertin Grand Cru 2014
Fixin rouge 2014
Marsannay rouge 2014

「ブドウ本来の味わい」と「土壌の特徴」を大切にするため、アペラシオン、畑ごとに小容量のタンクで醸造を行う。マルシャン氏が常日頃口にする言葉が、彼らの目指す生産者像を如実に物語っています。
「我々は決して大規模な生産者でもなければ、高級な生産者でもない。それを目指そうとは全く思わない。目指すのは、“身の丈に合った”ワイン造り。お客様にとって“価格的にも品質的にもちょうど良い”ベスト・ヴァリューなワインを供給する生産者であること。」


★ドメーヌ・ルネ・ルクレールDomaine Rene LECLERC



出展ワイン
Geverey-Chambertin Clos  Prieur 2014
Geverey-Chambertin   1er Cru Champeaux 2014
Geverey-Chambertin   1er Cru Combe au Moine 2014
Geverey-Chambertin   1er Cru Les Corbeaux 2014

パーカー4つ星生産者であり、マット・クレイマー氏に「手法が変わりつつあるようだが造るぶどうからしてすでに一流の域にある」と絶賛!!数あるジュヴレの中でも明らかにトップクラスの品質です!
ジュヴレ・シャンベルタン村に約4haの畑を所有する醸造元。近代的な機械を嫌い、クラシックな醸造設備で極めて「手づくり」の印象の強いワインづくりを行っています。
葡萄は古い木製の除梗機で9割ほど除梗し、14℃で4~5日浸け込んだ後に3週間から1ヵ月かけてゆっくりと発酵。この間長靴で踏んで十分に果皮成分を抽出します。新樽はあまり使わずに18ヵ月貯蔵。清澄も濾過もせずに瓶詰めします。
ワインは凝縮味に富み、長寿を誇ります。
比較的若い間からバランスのとれた風味で、しかも長く貯蔵しても良さを失わないのがルネ・ルクレール家のワインづくりの特徴です。


★ドメーヌ マルシャン・フレール Domaine MARCHAND Freres

当主 ドニ・マルシャン

出展ワイン
Geverey-Chambertin Vieilles Vignes 2014
Geverey-Chambertin Aux Etelois 2014
Geverey-Chambertin 1er Cru Aux Combottes 2014
Charmes-Chambertin 2014
Griotte ?Chambertin 2014

ドメーヌ マルシャン・フレールは1813年から7世代にわたりモレ・サン・ドニに続くドメーヌ。現当主ドニの父クロードは1983年にジュブレの中心に位置する地下にセラーを持つ古い栽培家の家屋を買い取り、ドメーヌを拡張した。1999年からクロードの次男のドニがこの伝統あるドメーヌを継承している。

ドメーヌ マルシャン・フレールは村名の畑をジュブレ・シャンベルタン、モレ・サン・ドニ、シャンボール・ミュジニーに持ち、1級畑はジュブレ・シャンベルタン レ・コンボット、モレ・サン・ドニ クロ・デ・ゾルム、シャンボール・ミュジニー レ・サンティエ、そしてグラン・クリュはグリオット・シャンベルタン、シャルム・シャンベルタン、クロ・ド・ラ・ロッシュを所有している。

全ての葡萄は手摘み収穫で摘み取られ、発酵は温度コントロールされたステンレスタンク、アペラシオンによって新樽の比率は変わるが樽熟成期間は15~18ヶ月。
ドメーヌのワインに対する評価は上昇を続けており、アシェット、ゴー・ミヨ、ルヴュー・デュ・ヴァン・ド・フランス等では高い評価が与えられている。

2011年ヴィンテージでブルゴーニュ・オージョードゥイ誌でマルシャン・フレールのChambolle Musigny 1er cru Les Sentiers がBest Wineに選ばれました。(Morey St.Denis, Chambolle, Vougeot部門)に輝いた。(20点満点中、19点の高評価!)


★ドメーヌ・エルヴェ・シャルロパン Domaine Herve Charlopin

当主 エルヴェ・シャルロパン

出展ワイン
Marsannay rouge Les Longerouies 2014
Fixin rouge 2014
Marsannay rouge Clos du Roy 2014
Marsannay Les Vaudenelles 2014
Marsannay blanc En Ronsoy 2013

コート・ド・ニュイ地区の村名A.O.C.でコスパといえばこのマルサネとフィサン。その中でもコスパ抜群のワインを提供してくれるのはこの生産者!
以前は売り先が無かったなんて嘘のよう。世界各国から引く手あまたの優れた品質対価格のワインを生み出している、良心的で有難い生産者。

父が所有していた5ヘクタール強を、現当主のエルヴェが引き継いだのは1985年。1990年に名前をエルヴェ・シャルロパンとしましたが、当時は販売先を持っておらず、97年までバルク売りをしていました。しかし、そんな当時の話が嘘のように、現在ではコストパフォーマンスに優れた彼のワインは世界各国から引く手あまたです。

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本日の無料試飲ワインはアルゼンチンのグッドバリューの白&赤ワインです。

2016-04-23 11:55:51 | アミ イベント
今夜のワインセミナーは「ブルゴーニュ グランジュール参加報告」です。

3月に参加したブルゴーニュワインの見本市「グランジュール」の報告をさせていただきます。

申し込みは締め切らせていますが、近いうちにブログでグランジュール報告はアップしますので、そちらも見ていただければ幸いです。

さて、本日の無料試飲ワインはアルゼンチンのグッドバリューの白&赤ワインです。
同じ生産者の、少し高めの赤ワイン(中央)は、有料にて試飲していただけます。

白ワインは国際品種のシャルドネに、アルゼンチン品種トロンテスが30%
赤ワインも同じく国際品種のシラーに、アルゼンチン品種マルベックが30%
どちらもまさに、アルゼンチンブレンドです!

白ワインアルタ シャルドネ トロンテス2015は、すっきりさわやかで、大変飲みやすく和食ともよく合います。
赤ワインアルタ シラーズ マルベック2015は、オークの樽香が非常にリッチで、千円代前半で購入できるとは思えないグッドバリューワインです。

有料試飲の赤ワインアグナシラーズ2013は、シラー100%で、口に含むとベルベットのような滑らかさ、後味に豊かなタンニンを感じるコクのあるワインです。


☆アルタ シャルドネ トロンテス2015

 アルゼンチン
 ぶどう品種 シャルドネ70% トロンテス30%

標高630m、アンデスの尾根で生まれるアルゼンチンブレンド。
シャルドネのアロマとトロピカル・フルーツを想わせる清々しい果実味、引き締まった酸が心地よい白ワインです。


☆アルタ シラーズ マルベック2015

 アルゼンチン
 ぶどう品種 シラーズ゛ 60%/マルベック 40%
 熟成:オークスティーブ使用、20%のみオーク樽熟成 4-5ヶ月(2年目以降)

標高630m、アンデスの尾根で生まれるグットバリューなアルゼンチンブレンド。
赤系の干しブドウやチェリーのノーズに甘くソフトなタンニン。
ふくよかで凝縮感ある納得の1本です。
チャイナワイン&スピリッツ アワード2014・2015 金賞、
ムンダスヴィニ・インターナショナル・ワイン・アワード 2007 金賞、
モンディアル・ブルッセル 2005 金賞


☆アグナシラーズ2013(有料試飲)

 アルゼンチン
 ぶどう品種 シラーズ゛ 100%

イキイキとしたジューシーな赤系果実とミネラル、スパイス香が見事に混じり合い、深みと旨みが溢れる味わい。
ベルベッティな口当たりが特徴。飲み応え抜群。

チャイナワイン&スピリッツ アワード20142014銀賞、
アルゼンチン・ワイン・アワード2013 トロフィ
ベルリン・ワイン トロフィ 2011 金賞、
シラー ドュ モンド2008 2010 金賞、


 *~*~*~  アミの想い  ~*~*~*~*~*

   大切な人たちとの楽しいおしゃべり、幸せな時間
   自然の恵みに感謝と喜びあふれる豊かな時間

   私たちの笑顔、喜び、幸せが地域に波及して
   明るい未来につながることを心から祈っています。

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本日、チーズが4ヶ国から、タイプの異なった4種類入荷しました!

2016-04-22 11:51:08 | アミ イベント
本日、チーズが4種類入荷しました!

フランス、ドイツ、オーストリア、リトアニアの4ヶ国から、タイプの異なったチーズです。

フランスの白カビチーズは、有名な美食「ブリヤサヴァラン」の名にふさわしいリッチなコクと素晴らしい口溶けのチーズです

ドイツの青カビチーズカンボゾラは、白カビと青カビのいいところを持ち合わせたチーズ。青カビが初めての方にもおすすめです

オーストラリアのツィーゲンケーゼトルテは、プロヴァンスハーブの彩りと香りがさわやかなフレッシュシェーブル。

リトアニア産のランビノスナックスモークチーズは、パリッとしたウィンナーのような新食感のスモークチーズです。

皆様のご来店をお待ちしています!



★ツィーゲンケーゼトルテ(手前)

 オーストリア フレッシュ 山羊乳

タイム・オレガノ・ローズマリーなどのプロヴァンスハーブの彩りと香りがさわやかなフレッシュシェーブル。
オードブルやサラダにも最適。パンにたっぷりぬってオリーブオイルを少しかけても美味しくいただけます。
その他、ベーコンで巻いて軽く焼くのもおススメです。加熱するとフワッとした食感になります。


★ブリヤサヴァラン アフィネ  (中央 右)
  
  フランス 白カビタイプ  牛乳

フランスの有名な美食家の名から命名された「ブリヤサヴァラン」は、その名にふさわしいリッチなコクと素晴らしい口溶けのチーズです。
表面は美しい白カビに覆われ、中の組織はきめ細やかでクリーミーです。
フレッシュフルーツを添え、辛口のシャンパーニュに合わせたり、コーヒーや紅茶と合わせてデザートにおススメです。
粗挽き胡椒やシブレットなど、お好みのスパイスやハーブを添えると違った表情が楽しめます。


★カンボゾラ  (中央左)

  ドイツ 青カビ 牛乳

白カビと青カビのいいところを持ち合わせたチーズ。白カビの特徴でとろりとやわらかく熟していきます。
その中にマイルドな青カビがちりばめてあります。クリーミーで食べやすいので青カビが初めての方にもおすすめです
クルミや干しぶどうと合わせたり、フルーティーなワインにもよく合います。


★ランビノスナックスモークチーズ
 
  リトアニア産

今までになかった新食感スモークチーズ。パリッとしたウィンナーのような食感です。
スモークチーズのほとんどが燻製で香りづけされているのに対して、こちらは木のチップで一つ一つをスモークした正真正銘のスモークチーズ。
一口サイズで手軽なので、ビールやワインのおつまみ、お子様のおやつ、ピクニックにも最適です。

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