この時期おいしい郷土料理に「しし鍋」があります。 岐阜県は森林が多く、なんと全国2位で80%近くの面積が森林にあたります。 そのため いのししや鹿などの野獣のお肉が手に入りやすいのです。 野獣はフランス語でいうと「ジビエ」で、ジビエ料理は秋から冬にかけてフランスだけでなく 欧州各国で楽しまれています 当店の近くの居酒屋さんのご主人がハンターらしくて毎年この時期になると、入り口に「しし鍋あります」という案内が貼られます。 「しし鍋」は昔から 寒さ厳しい冬の季節の栄養補給食として格好のものであったばかりか、薬食とされてきたそうです。 猪肉は精が強く食べるほどにからだをポカポカと暖めてくれます。 野生の猪肉はコレステロールの多い家畜の肉と違いDHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(イコサペンタエン酸)など、高度不飽和を多く含んでいます。 それらは血栓を溶かしたり、血液をサラサラにして、若々しさを保つのに役立ちます。野生の猪と家畜の脂肪は性質が全く違いそうです。 そんな「しし鍋」にぴったりなワインをご紹介します。 イタリアの北部ピエモンテ州の山岳地帯で造られた 「ロッカ・デル・ルーポ 2006」 ラベルもおしゃれですよ。 その山岳地帯の日当たりのよい段々畑でその土壌に最も適したぶどう品種を10年かけて選別して植え付け造られたこだわりのワインです。 ワインはリッチでしっかりとした構成で、イタリアのぶどう品種アヴァナ種とバルベーラ種の品質の良さをしっかりととどめています。 最初一口飲んだときはたいへんスムーズな飲み口でしたが、二口目からは深い香りとコクが楽しめる赤ワインです。 2006年ヴィンテージ 飲みごろのこのワインには、以外にクセがなく食べやすいいのしし肉の脂肪とよく合います。 先週末、居酒屋さんにてお客様のグループが試してみました。 上々の評判でした。 風土や食べるものに共通性がある土地のワインというのは合わせやすいということがわかりました。 「しし鍋」にワイン・・・お試し下さい! |
*~*~*~ アミの想い ~*~*~*~*~*
大切な人たちとの楽しいおしゃべり、幸せな時間
自然の恵みに感謝と喜びあふれる豊かな時間
私たちの笑顔、喜び、幸せが地域に波及して
明るい未来につながることを心から祈っています。
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ワインのラベルも気になっていました。
自宅では しし鍋は難しいのでどのようなお料理に合うかしら?と お借りした本を読みながら空想中です。