Riquewihr(リクヴィール)村 Dopff au Moulin (ドップ オ ムーラン) 戦禍を免れた村リクヴィールは、13~17世紀の家々が残るまさにおとぎの国のような素敵な村です。 コルマールから車で30分のところに位置していることや、「フランスの最も美しい村 」に選出されていることから観光客も多く、当日は村のイベントもしていて賑わっていました。 日本では昔から有名な生産者HUGELもこの村にありました。 そして同じくリクヴィール村にある生産者Dopff au Moulin (ドップ オ ムーラン) を訪問しました。 日本にも輸入されているみたいです。 1574年に創業され、代々家族経営がなされている歴史ある醸造所です。 アルザスワインは細長い瓶に詰められていますが、この形の瓶は1913年にジュリアン ドップ氏がアルザスワインであるということを人々に見分けさせるために発案し、1972年に慣例化されました。 また、彼はシャンパーニュ製法をアルザスワインに適用し、クレマン ダルザスを開発するなど、アルザスワインの発展に大きく貢献した生産者です。 6種類のワインを試飲しました。 リースリング種のグラン クリュを畑違いで2種類試飲しましたが、私はVORBOURGの方を購入しました。 どの家もカラフルな壁面で絵本の世界みたい HUGELの醸造所もありました 窓辺や村のいたるところがお花でいっぱい! 1291年のDolder(ドルダー)門は高さ25メートルの見張り塔。現在は郷土博物館 かわいいアルザスのお土産 どのオープンテラスも人々で賑わっていました ドップの入り口 地下で試飲ができます マスカット種 リースリング種のグラン クリュ(特級畑) 畑が異なる リースリング種のグラン クリュ 6種類の試飲をしました |
*~*~*~ アミの想い ~*~*~*~*~*
大切な人たちとの楽しいおしゃべり、幸せな時間
自然の恵みに感謝と喜びあふれる豊かな時間
私たちの笑顔、喜び、幸せが地域に波及して
明るい未来につながることを心から祈っています。
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Domaine Achillee (ドメーヌ アシレー) 父親の代はブドウ栽培者だったのですが、兄弟で始めたまだ新しいワイナリーです。 訪問したショールームと醸造設備はまだ出来て3年ほどで、藁を使った建材を使ったサステーナブルな建物でした。 モダンとナチュラルがミックスしたおしゃれな建物で、さすがに感覚が若いです。 ウェディングやパーティ会場としても使われるみたいで、当日も訪問者が多くて賑わっていました。 ここではバイオダイナミック(ビオディナミ)農法でドイツのデメター認証も持っているビオ生産者です。 アルザスではビオワインを生産するところも多いのは、ドイツと近くバイオダイナミック(ビオディナミ)を認証するのは、ドイツのデメターだけなのでその影響もあるとガイドさんが言ってました。 ワインのエチケットも非常にクールで、オーナー兄弟はじめ若いスタッフばかりでモダンな生産者です。 1軒目のワイナリーが伝統的なアルザスワインとすれば、こちらは先進的な造り方とモダンなイメージ、近年広がりつつあるビオワインの生産者で、異なる対比が面白い訪問でした。 私はシルヴァーナ種で造られた個性的な白ワイン「Sylvaner oxydatif」を購入しました。 ジュラで地方で造られているヴェン・ジョーヌ(黄ワイン)のように造るので少しシェリー香がするユニークなワインです ドメーヌ アシレーは日本にも輸入されているみたいですが、これからが楽しみな生産者だと思いました。 入り口のナチュラルなウェルカムボード 天井が高くオープンな空間 サステーナブルな建材 ワインバーかと思うほどモダンなカウンター 前日ウェディングパーティーをしたばかりだそうです ステンレスタンクできちんと温度管理している クラシカルな古樽 エチィケットは黒で統一 このチーズは臭くて苦手でした 若いスタッフばかりです ピノ・ノワール種の赤ワイン 今回のツアーに参加した面々、アメリカ、パナマ、ベトナム、日本です 目の前には一面のぶどう畑が広がっています |
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アルザスワイン街道 Domaine BACHERT アルザスワイン街道は、ストラスブールから車で30分ほど走ったあたりからコルマールの先まで全長170㎞におよび、ぶどう畑と100を超える美しい村々が連なっています。 「アルザスの真珠」と称される美しい街道ですが、実際訪問してみてその素晴らしさを実感しました。 どこまでも連なるぶどう畑を車で走る途中には、おとぎ話に登場するような村々があります。 一つ一つの村で降りて写真を撮りたくなりほどかわいい! コロンバージュと言われる木骨組積造りの家々は、カラフルに壁が塗られていて絵本の中にも登場しそう。 季節が良く、どの家々や通りにもお花がいっぱい、本当にフォトジェニックです! 1軒目のワイナリーに行く前に、小高い山の頂から全貌を説明してくれました。 ずっと前方にあるライン川の向こうはもうドイツです 本当に国境を接していることを実感しました。 最初のワイナリーは、 Domaine BACHERT 7代目の女性が父から引き継いでドメーヌを切り盛りしている家族経営の造り手です 泡とピノ・ノワール種の赤1種類を含む全9種類のワインを試飲させてもらえました。 ちょうどクレマン’ダルザス(泡)用のぶどうジュースを絞ったばかりだったので、それを使って糖度を測るのを見せてもらいました。 ワインは通常のキュヴェ トラディションが6ユーロからグラン クリュ(特級畑)でも12ユーロから購入できます。 アメリカから参加していた若いカップルがリースリング レゼルヴをケース買していましたが、きっと送料の方が高くつきそうです。 私はおみやげにエチケットもきれいなゲヴュルツトラミネールのグラン クリュを1本購入しました。 山の頂から見たぶどう畑 全貌が描かれています 収穫前のぶどう、ピノ・グリかな? ぶどう畑の間に村々が点在 1軒目のワイナリー きれいなお花が出迎えてくれる入り口 7代目の女性オーナー 絞りたてもぶどうジュースで糖度の測り方の説明 左 アルザスらしいエチケットはキュヴェ トラディション 右 キュヴェ レゼルヴ お土産に買ったゲヴュルツトラミネールのグラン クリュ |
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ストラスブールの市内観光 パリからTGVで2時間余りでアルザス地方のストラスブールに到着します。 ここはフランスというよりドイツの街並みによく似ています。 ライン川を隔ててドイツと接していることから、歴史的に何度かドイツの支配下にあり、建物やお料理にもドイツの影響を感じることができます。 アルザスはフランスとドイツの両方を愉しむことができる素敵なところです 時期的などこもお花がいっぱいで、フォトジェニックなスポットがいっぱいでした!! イル川の遊覧船で水上からの街並みを愉しみました! この日は土曜日で広場には家族連れがいっぱいでした ノートルダムス大聖堂はどこも壮大で圧巻の美しさ! 大聖堂の広場に建つ古い建物、瓶底の窓ガラスや彫刻された柱などが美しい 同じく大聖堂前の建物 レストランはオープンテラスでお花もいっぱい!気持ちが空間 お土産物屋さんも木組みの美しい建物 どこでお昼を食べようかと迷ってしまう・・・ アルザス名物のお菓子 プレッツェル ドイツ的なお料理、ソーセージやザワークラフトにはやっぱりビールですね! 遊覧船で1時間10分で市内の運河を周ることができます プティット フランスと呼ばれる町、木組みが美しい建物 水門 水を利用して船を移動、少し時間がかかるけど面白い体験です 窓には美しいお花がいっぱい! 2本の尖塔がそびえ立つ「セントポール教会」 欧州連合機関 夕方運河沿いのレストランで食事をしました アルザスの郷土料理タルト・フランベ 薄いピザみたいだけどサワークリームが塗ってあるので軽くてパリパリしていておいしい!! アルザスのリースリング ドイツと同じぶどうでもアルザスでは辛口でスッキリしていて、お料理と合わせやすい。タルト・フランベとの相性抜群でした! |
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モエ・エ・シャンドン 最高級シャンパーニュ「ドン・ぺリニヨン」で知られるシャンパンメーカー「モエ・エ・シャンドン」はショップのみ訪問しました。 入口にはシャンパーニュの父「ドン・ぺリニヨン」の像もあり、さすがに華やでした! 1743年に創業。 「世界で一番愛されるシャンパーニュを造りたい」という考えは、2世紀も前から3代目のジャン・レミー・モエが「消費者の好みに合うスタイルを見つけて、それを具現したシャンパーニュを造ろう」と文章に残して、そこに起源しています。 ほとんどの造り手は、自分自身の畑やテロワールを追求して「良いワインを造ろう」と考えている中、2世紀も前から消費者の視線に立ち、シャンパーニュの特質であるアサンブラージュを最大限に活かしたスタイルを実現しています。 それゆえに、モエ・エ・シャンドンはいつ、誰が開けてもおいしいという理屈になります。 ナポレオンも何度もここを訪れ宿泊していて、当時ナポレオンが被っていた帽子が展示してあります。 ナポレオンに愛されたモエは、今も世界中の人々から愛されているシャンパーニュですね! 入口すぐにシャンパングラスのシャンデリアが! 華やかなショップ 2回の資料館には当時ナポレオンが被っていた帽子が展示してある |
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MERCIER(メルシエ) エペルネにある1858年創業のシャンパーニュ メゾン MERCIER(メルシエ) の見学をしました。 ここは現在はLVMH(モエ ヘネシー・ルイ・ヴィトン)に買収されていますが、1858年ウジェーヌ・メルシエが20歳の若さで設立し、シャンパンの伝統を破り「どんな場所でも楽しめるシャンパン」を、技術革新や大胆な広告を通して造り上げたメゾンです。 1870年シャンパンに話題性を持たせるために世界一大きなワイン樽を作り、1889年のパリ万博の目玉にすることにしました。 その時に作ったワイン樽が入口に展示してありますが、高さ5メートル、ボトル約20万本に相当する20トンに容量の樽です。 大胆な発想で慣行にとらわれない現代的なメルシエの評判は海外にも広まりました。シャンパンにおいても軽やかで個性的な独自のスタイルを確立し広く消費者に支持されています。 ここのメゾンツアーの目玉はこの大樽と、地下30メートルに広がる巨大なセラーをミニトレインに乗りながらする見学です。 地下に降りるエスカレーターにはメルシエの歴史が映し出され、まるでアトラクションのようです。 日本語の音声ガイドもあり、世界各国から多くの来場者がこのメゾンを訪問しているのがわかります。 高さ5メートル、ボトル約20万本に相当する20トンに容量の樽 1889年のパリ万博のために造られた このように運ぶ予定でしたが、、、 地下30メートルの巨大セラーをミニトレインで移動 シャンパーニュの製造工程がわかります。 当時からあるレリーフ メルシエのショールーム イメージの赤が華やかなグッズ 見学コースにはブルットが1杯試飲できます 外にでるとぶどう畑が見学できます |
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Lecomte Pere & Fils ランスから車でエペルネに移動して、家族経営のシャンパーニュ メゾン Lecomte Pere & Fils の見学とランチを愉しみました。 目の前に広がるぶどう畑はまさに収穫の時期を迎え大変忙しい最中でも、オーナーとマダムは挨拶に顔を出してくれました。 1859年から続くこのメゾンでは、シャルドネ種とピノ・ムニエ種を使ったシャンパーニュを造っています。 畑を見学した後、シャンパーニュの醸造工程を丁寧に説明してくれました。 収穫して絞りたてのピノ・ムニエのジュースを飲ませてもらえたのは、この時期の訪問の特典ですね。 ぶどうの甘みを引き立てる酸味もすごく豊かなジュースでした。 この豊かな酸がおいしいシャンパーニュには必要ですね! 15ユーロから買えるリーズナブルシャンパーニュ2種類とビュッフェスタイルのランチを食べました。 それ以外のシャンパーニュもグラス2ユーロから試飲させてもらえたので全部で5種類を試飲してみました。 収穫近いピノ・ムニエ種。食べてみましたが糖分がしっかりあっておいしかかったです。 ゆるやかな斜面にぶどう畑が広がっていました 収穫したばかりのピノ・ムニエ種。 醸造施設の壁に描かれた収穫の様子 瓶内2次発酵が終った後、瓶の側面に沈積した澱を瓶口に集める為に行われる作業「動瓶=ルミアージュ」 昔、使われたピュピュートルは、現在ではデモストレーション置いてあります このような栓をして「動瓶=ルミアージュ」する 昔はピュピュートルで手作業だったのがこんな機械で簡単に出来るようになりました。 「澱抜き=デゴルジュマン」は瓶口を凍らせて栓を抜くとガス圧で凍った澱だけを抜くことができます その後、澱を抜いて少なくなった分を甘味のあるリキュールで糖分を添加する作業「ドサージュ」(ドサージュをしない場合もある)をこの機械で行う コルクで栓をして圧力でコルクが飛び出さないようにワイヤーで口金を止める作業をする部分 一連の流れ作業でシャンパーニュが出来る機械 ドン ペリニヨンが描かれている壁面 農具が飾ってあるショップ兼サロンで試飲と食事をする 写真がオーナー ブルット トラディション |
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フジタ礼拝堂【平和の聖母礼拝堂】 パリ市内の風景を描いたフジタの絵画は昔から大好きだったので、今回フジタ礼拝堂を訪れることができて大変感激しました。 5月から10月末までしか見学することができず、また内部の撮影も最近解禁となったと聞き、この時期に訪問出来た縁に感謝しています。 日本人画家藤田嗣治(洗礼名 レオナール フジタ)は1913年27歳の時にフランスに渡り、エコール・ド・パリの一人として活躍しました。 2度の大戦の後1958年にランスのサン レミ聖堂で君代夫人と洗礼を受けました その時の教父ルネ・ラルー氏はシャンパンメーカー「マム」社の社長でありフジタのパトロンでした。 そのことからマムの敷地内の平和の聖母に捧げる礼拝堂を造ることになりました。 1966年80歳のフジタは礼拝堂のフレスコ画に着手して、たった3ヶ月で完成させました。 特別な漆喰を塗った壁に細い筆を使いキリストの受胎から生涯の数々の場面を描かれています 毎日12時間壁と向き合い全部で200㎡にも及ぶ空間を仕上げ、完成した礼拝堂はランス市に寄贈されました。 シャンパンメーカー「マム」社の向かいに佇んでいる 入口後方の壁画 福音書記者を示す4つの動物に囲まれている様子 聖エリザベート(左)と聖母マリア(右)、その後方に平和の聖母が二組の女性グループと子供たちを祝福し守る姿が描かれている この右側にフジタのサインとその上にはフジタの晩年をささえた君代夫人の自画像 ↓(下の絵) 正面の壁画の聖母がキリストを抱いた壁画の右側にフジタのサインがある 「最期の晩餐」 その下には君代夫人が2009年に亡くなる前に取られた写真。ここにフジタと共に葬られている。 二度の大戦を体験したフジタが母国日本の特に広島に落とされた原爆の悲惨さを描いたステンドグラス 「旧約聖書」を主題に制作されたステンドグラス このステンドクラスの右横の壁に描かれている↓(下の絵) ランス大聖堂とサン=ドニ大聖堂とぶどう畑を背景にシャンパンの樽に腰掛ける聖母とキリストはこの土地ならではのもの。 聖母を樽の上に腰掛けさせるという図像を描くにあたってフジタは法王に許可を取ったと言われている 十字架の足元にひざまづくフジタ自身。その横にはフジタのパトロンであり教父であったルネ・ラルー氏が描かれています |
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