半年近く見てきた『太王四神記』もいよいよ最終回。タイトルにあるようにネタバレモードで進行しますので、総合テレビの吹き替え版を試聴されている方はご注意のほどを。
冒頭で秀芝妮(スジニ)と再会した談徳(タムドク)。ここでいきなり「俺はどこまでもお前を追いかけていく。お前がいる所が宮殿だ!」という名ゼリフを発しますが、何を言っても迷ゼリフとなる虎凱(ホゲ)とはやっぱり格が違いますね(^^;)
秀芝妮が戻って来て活気づく高句麗軍ですが、コムル村では火天会の襲撃によって白虎と玄武の神器が奪われ、宮廷でも8年間秀芝妮が庇護してきた談徳と荷(キハ)の子のアジクを火天会の手の者に攫われてしまいます。
談徳は火天会とのラストバトルを決意し、軍勢を率いて一路火天会の根拠阿弗蘭寺へと向かいますが、それを阻むのが虎凱率いる火天会の影の軍団もとい忍者軍団と後燕との連合軍。影の軍団は結局最初から最後まで大活躍でしたね(^^;) で、両軍が激戦を繰り広げている間、阿弗蘭寺では大長老が荷に乗り移って天孫の血をひくアジクの心臓を奪おうとし、荷の精神が何とかそれを阻もうとするという葛藤が続いていました。
談徳が阿弗蘭寺に駆けつけた時には、アジクの流す血を見た荷が逆上して黒朱雀になりかけていた所でした。今まで熊族の女賽澳(セオ)の転生である秀芝妮の方が黒朱雀ではないかと思われていましたが、現世では談徳の子を産んだ荷が黒朱雀になる運命だったようです。談徳は天弓の力で大長老を瞬殺しますが、荷に対しては天弓を使おうとせず、これまで荷を信じようとしなかった自らの過ちを悔い、天の意志に従わずに敢えて自らの身を犠牲にして彼女と運命をともにするのでありました。
最後に広開土王碑が画面に映って広開土王の事績が語られ、終わり。
ラストシーンはポカーンと口を開けて見るしかない状態でしたね。まあ、ファンタジックな世界観にしてしまった以上、こういうオチの付け方しか無かったのかもしれませんが。ともかくこれで歴史RPGドラマというジャンル(敢えて歴史ファンタジードラマとは呼ばないぜっ!)を確立してしまった感じです。
映像的にクオリティが高い割にツッコミ所がてんこもりな作品というころで、半年間十二分に楽しませていただきましたよ。強いて言えば最後まで高句麗と倭国との直接対決が描かれなかったのが心残りでしょうか。最終回でもフッケの「倭国と伽耶の連合軍を箒で掃き散らすように片付けて見せます」というセリフで片付けられてしまいましたし。倭国、その程度の扱いかよ…… そう言えば広開土王碑の倭国に関する部分は、韓国では今でも改竄説が有力なんでしょうか。
冒頭で秀芝妮(スジニ)と再会した談徳(タムドク)。ここでいきなり「俺はどこまでもお前を追いかけていく。お前がいる所が宮殿だ!」という名ゼリフを発しますが、何を言っても迷ゼリフとなる虎凱(ホゲ)とはやっぱり格が違いますね(^^;)
秀芝妮が戻って来て活気づく高句麗軍ですが、コムル村では火天会の襲撃によって白虎と玄武の神器が奪われ、宮廷でも8年間秀芝妮が庇護してきた談徳と荷(キハ)の子のアジクを火天会の手の者に攫われてしまいます。
談徳は火天会とのラストバトルを決意し、軍勢を率いて一路火天会の根拠阿弗蘭寺へと向かいますが、それを阻むのが虎凱率いる火天会の影の軍団もとい忍者軍団と後燕との連合軍。影の軍団は結局最初から最後まで大活躍でしたね(^^;) で、両軍が激戦を繰り広げている間、阿弗蘭寺では大長老が荷に乗り移って天孫の血をひくアジクの心臓を奪おうとし、荷の精神が何とかそれを阻もうとするという葛藤が続いていました。
談徳が阿弗蘭寺に駆けつけた時には、アジクの流す血を見た荷が逆上して黒朱雀になりかけていた所でした。今まで熊族の女賽澳(セオ)の転生である秀芝妮の方が黒朱雀ではないかと思われていましたが、現世では談徳の子を産んだ荷が黒朱雀になる運命だったようです。談徳は天弓の力で大長老を瞬殺しますが、荷に対しては天弓を使おうとせず、これまで荷を信じようとしなかった自らの過ちを悔い、天の意志に従わずに敢えて自らの身を犠牲にして彼女と運命をともにするのでありました。
最後に広開土王碑が画面に映って広開土王の事績が語られ、終わり。
ラストシーンはポカーンと口を開けて見るしかない状態でしたね。まあ、ファンタジックな世界観にしてしまった以上、こういうオチの付け方しか無かったのかもしれませんが。ともかくこれで歴史RPGドラマというジャンル(敢えて歴史ファンタジードラマとは呼ばないぜっ!)を確立してしまった感じです。
映像的にクオリティが高い割にツッコミ所がてんこもりな作品というころで、半年間十二分に楽しませていただきましたよ。強いて言えば最後まで高句麗と倭国との直接対決が描かれなかったのが心残りでしょうか。最終回でもフッケの「倭国と伽耶の連合軍を箒で掃き散らすように片付けて見せます」というセリフで片付けられてしまいましたし。倭国、その程度の扱いかよ…… そう言えば広開土王碑の倭国に関する部分は、韓国では今でも改竄説が有力なんでしょうか。