『古相思曲』
bilibili動画発の14話×30分の小品。歴史作家の沈不言が不思議な玉佩の力で、自分の著書で題材にした南晟王朝にタイムスリップし、妖后陸鳶や賢相李擁の真実の姿を目撃する。ミソとなるのは、沈不言がタイムスリップするたびに年代がさかのぼっていくという点。だから最初にタイムスリップした時点で陸鳶は沈不言のことを既に知っており、沈不言がタイムスリップするたびに南晟のことについて知識や経験が増していくのに対し、陸鳶の方は逆に経験が浅く、未熟になっていくというわけです。そして沈不言の行動によって歴史が変わると、自分の著書の内容も変化していきますが、タイムスリップ物の定石通り、歴史の大筋は変えられません。最終話でのある人物の「変わったのは歴史ではなく、自分の歴史に対する見方、解釈である」という言葉が印象的です。
『蓮花楼』
若くして四顧門の掌門となった李相夷は、兄弟子の遺体を求めて金鴛盟の笛飛声と相打ちとなり、行方を断った。それから10年。武功を失った李相夷は李蓮花と名を変え、神医として江湖に名を知られるようになっていた。そんな彼が李相夷の弟子と自称するお坊っちゃま・方多病と出会い…… バディ物の武侠ミステリー。二人で怪事件の数々を解決しつつ、兄弟子の遺体の行方という本丸へと進んでいくという展開になるようです。そして話が進むと、二人は復活した笛飛声とも協力関係になっていきます。バディ物というよりは『成化十四年』のようなトリオ物ですねw
『大宋少年志2』
前作から4年。前作のラスト直後から始まりますが、七斎の面々が早々に趙簡に追いついてしまって何だか拍子抜け。そこから西夏篇に突入し、シリアスな展開が続きますが、開封に戻ってからは前作のようなコメディに戻っていきます。俳優陣は韋衙内以外は大体前作と同じキャステイング。もちろん新キャラもバシバシ登場します。前作は小景絡みなど、少数民族に関する設定に唸らされましたが、今作も元仲辛の祖先の血統を西夏の皇帝・元昊と関連付けたりと、そういう要素が見られます。
bilibili動画発の14話×30分の小品。歴史作家の沈不言が不思議な玉佩の力で、自分の著書で題材にした南晟王朝にタイムスリップし、妖后陸鳶や賢相李擁の真実の姿を目撃する。ミソとなるのは、沈不言がタイムスリップするたびに年代がさかのぼっていくという点。だから最初にタイムスリップした時点で陸鳶は沈不言のことを既に知っており、沈不言がタイムスリップするたびに南晟のことについて知識や経験が増していくのに対し、陸鳶の方は逆に経験が浅く、未熟になっていくというわけです。そして沈不言の行動によって歴史が変わると、自分の著書の内容も変化していきますが、タイムスリップ物の定石通り、歴史の大筋は変えられません。最終話でのある人物の「変わったのは歴史ではなく、自分の歴史に対する見方、解釈である」という言葉が印象的です。
『蓮花楼』
若くして四顧門の掌門となった李相夷は、兄弟子の遺体を求めて金鴛盟の笛飛声と相打ちとなり、行方を断った。それから10年。武功を失った李相夷は李蓮花と名を変え、神医として江湖に名を知られるようになっていた。そんな彼が李相夷の弟子と自称するお坊っちゃま・方多病と出会い…… バディ物の武侠ミステリー。二人で怪事件の数々を解決しつつ、兄弟子の遺体の行方という本丸へと進んでいくという展開になるようです。そして話が進むと、二人は復活した笛飛声とも協力関係になっていきます。バディ物というよりは『成化十四年』のようなトリオ物ですねw
『大宋少年志2』
前作から4年。前作のラスト直後から始まりますが、七斎の面々が早々に趙簡に追いついてしまって何だか拍子抜け。そこから西夏篇に突入し、シリアスな展開が続きますが、開封に戻ってからは前作のようなコメディに戻っていきます。俳優陣は韋衙内以外は大体前作と同じキャステイング。もちろん新キャラもバシバシ登場します。前作は小景絡みなど、少数民族に関する設定に唸らされましたが、今作も元仲辛の祖先の血統を西夏の皇帝・元昊と関連付けたりと、そういう要素が見られます。