『射鵰英雄伝』は少しお休みして、今話題の反腐敗ドラマ『人民的名義』を見始めました。タイムスリップ物でもSF的な作品でもなく、おそらくこのドラマで初めての完全な現代物です (^_^;) 今回は第1~5話まで鑑賞。
漢東省京州市(架空の省と都市ですが、南京がモデルの模様)の炭坑開発の認可をめぐって、京州市副市長・丁義珍の汚職が発覚。北京(中央)の反貪総局偵査処長・侯亮平と、現地漢東省の反貪総局局長・陳海とがそれぞれの地盤で二元捜査を行うことに。
主人公の侯亮平を演じるのは、新版『三国』の孔明役でお馴染み陸毅。あだ名は氏姓をもじった「猴子」(サル)。猪八戒から「猴哥」と呼ばれたりする孫悟空になぞらえられているのでしょう。陳海とは大学の同級生同士で、ともに中国共産党漢東省委員会副書記・高育良が漢東大学政法系(政法学科)で教鞭を執っていた時の教え子です。
侯亮平が標的とするのは、丁義珍から多額の賄賂を受け取って炭坑を認可したらしい北京の役人・趙徳漢。彼を演じるのは『レッドクリフ』の魯粛、『大秦帝国』の秦の孝公でお馴染み侯勇。この趙徳漢が侯亮平の追求をのらりくらりとかわしつつ、時に彼を恫喝すらしますが、別宅の存在を暴露されて遂に観念。
で、その別宅にいろんな人から貰った賄賂の百元札の束を冷蔵庫やら壁面の裏やらベッドのマットの下やらにため込んでいたことがバレるの図www この趙徳漢、「車で自宅から別宅に行こう」という侯亮平の言葉に対し「自転車で行くわ」と返したり(逃走を図っているのが見え見え…)、「女房が厳しいので故郷の農村に暮らす母親に月300元(日本の金銭感覚だと3万円ぐらいに相当すると思います)しか仕送りできない」と言い出したり、「現金じゃなくて美術品で賄賂を貰えば良かったのに?」という侯亮平の嫌味に対して「美術品は真贋を見抜けないからダメだ( ・`ω・´)」と答えたり、言ってることがイチイチおかしいのです (^_^;)
しかし京州市では、丁義珍の身柄捕縛をめぐって陳海が市や省のお偉いさんと折衝している間に、現場で丁を見張っていた陳海の部下・陸亦可らのチームが丁を逃がしてしまいます。携帯で何者かの通知を受けた丁義珍は行方をくらまし、妹が暮らすというロサンゼルスへと高飛びを決行。
何だか煮え切らないまま、事件は次のステージへ。京州市では女社長・高小琴率いる山水集団(山水グループ)による、大風服飾厰(大風服飾工場)の用地買収と立ち退きが問題に大風厰の工場員たちが立ち退きに強行に反対し、党京州市委員会書記の李達康とつながりがある山水集団側が地上げ屋を動員して、偽警官隊を派遣して立ち退きを強行させようとします。それでもらちがあかないと見るや、夜間にブルドーザーを動員して工場への突撃を図りますが、強制的に立ち退かされるぐらいなら工場を炎上させるぐらいの覚悟で臨もうと、門前に積み上げた土嚢に石油を染みこませており、たいまつの火の粉が散って土嚢に飛び火し、本当に炎上……
その様子を工場員の一人がスマホで撮影して動画サイトで中継しており、それを見た侯亮平と陳海が動き出し……というところで次回へ。いやあこのドラマ、めっちゃ面白いじゃないですかw ただ、細かい部分はちゃんと把握できているか正直心許ないですね。この記事でも色々誤解している部分があるかもしれません。『シンゴジラ』のように誰か登場人物が出てくるたびに「漢東省省委副書記」みたいな所属とか役職のテロップが出てくるのですが、『シンゴジラ』の方がこけおどして的な演出という側面が強いのに対し、こちらはガチでそういう補足情報が必要な状態です……
漢東省京州市(架空の省と都市ですが、南京がモデルの模様)の炭坑開発の認可をめぐって、京州市副市長・丁義珍の汚職が発覚。北京(中央)の反貪総局偵査処長・侯亮平と、現地漢東省の反貪総局局長・陳海とがそれぞれの地盤で二元捜査を行うことに。
主人公の侯亮平を演じるのは、新版『三国』の孔明役でお馴染み陸毅。あだ名は氏姓をもじった「猴子」(サル)。猪八戒から「猴哥」と呼ばれたりする孫悟空になぞらえられているのでしょう。陳海とは大学の同級生同士で、ともに中国共産党漢東省委員会副書記・高育良が漢東大学政法系(政法学科)で教鞭を執っていた時の教え子です。
侯亮平が標的とするのは、丁義珍から多額の賄賂を受け取って炭坑を認可したらしい北京の役人・趙徳漢。彼を演じるのは『レッドクリフ』の魯粛、『大秦帝国』の秦の孝公でお馴染み侯勇。この趙徳漢が侯亮平の追求をのらりくらりとかわしつつ、時に彼を恫喝すらしますが、別宅の存在を暴露されて遂に観念。
で、その別宅にいろんな人から貰った賄賂の百元札の束を冷蔵庫やら壁面の裏やらベッドのマットの下やらにため込んでいたことがバレるの図www この趙徳漢、「車で自宅から別宅に行こう」という侯亮平の言葉に対し「自転車で行くわ」と返したり(逃走を図っているのが見え見え…)、「女房が厳しいので故郷の農村に暮らす母親に月300元(日本の金銭感覚だと3万円ぐらいに相当すると思います)しか仕送りできない」と言い出したり、「現金じゃなくて美術品で賄賂を貰えば良かったのに?」という侯亮平の嫌味に対して「美術品は真贋を見抜けないからダメだ( ・`ω・´)」と答えたり、言ってることがイチイチおかしいのです (^_^;)
しかし京州市では、丁義珍の身柄捕縛をめぐって陳海が市や省のお偉いさんと折衝している間に、現場で丁を見張っていた陳海の部下・陸亦可らのチームが丁を逃がしてしまいます。携帯で何者かの通知を受けた丁義珍は行方をくらまし、妹が暮らすというロサンゼルスへと高飛びを決行。
何だか煮え切らないまま、事件は次のステージへ。京州市では女社長・高小琴率いる山水集団(山水グループ)による、大風服飾厰(大風服飾工場)の用地買収と立ち退きが問題に大風厰の工場員たちが立ち退きに強行に反対し、党京州市委員会書記の李達康とつながりがある山水集団側が地上げ屋を動員して、偽警官隊を派遣して立ち退きを強行させようとします。それでもらちがあかないと見るや、夜間にブルドーザーを動員して工場への突撃を図りますが、強制的に立ち退かされるぐらいなら工場を炎上させるぐらいの覚悟で臨もうと、門前に積み上げた土嚢に石油を染みこませており、たいまつの火の粉が散って土嚢に飛び火し、本当に炎上……
その様子を工場員の一人がスマホで撮影して動画サイトで中継しており、それを見た侯亮平と陳海が動き出し……というところで次回へ。いやあこのドラマ、めっちゃ面白いじゃないですかw ただ、細かい部分はちゃんと把握できているか正直心許ないですね。この記事でも色々誤解している部分があるかもしれません。『シンゴジラ』のように誰か登場人物が出てくるたびに「漢東省省委副書記」みたいな所属とか役職のテロップが出てくるのですが、『シンゴジラ』の方がこけおどして的な演出という側面が強いのに対し、こちらはガチでそういう補足情報が必要な状態です……