『武当一剣』第7~12話まで見ました。
武当山の無相掌門は、藍玉京らを助けするために取り敢えず残された紅丸を服薬したところ、実はそれは武当派の裏切り者らしい黒衣人が仕込んだ毒役で、それによって無相は明日をも知れぬ状態になってしまったのでした……
自分の寿命を悟った無相は玉京に太極拳を授ける一方で、野心というか邪念の塊の弟弟子無量を後継に立てると見せかけて、親しい間柄の鄭鉄崗に後事を託します。その一方で藍玉京には武当山からの追放を言い渡しますが、これは実は追放と見せかけて玉京を少林寺に赴かせ、紅丸の副作用の治療を受けさせ、18年前の無極と何其武の死の真相を探らせようという意図があるのでした。このドラマ、武当山と少林寺の両方が出てくるんですね。
しかしここで蜀門の唐二の陰謀により、玉京は義父であり師父の不岐が両親の仇であることを知ってしまいます。更には東方亮との手合わせにより、玉京が不岐から授けられた武当剣法がデタラメであることを察知してしまい、義父への不信感が爆発。取り敢えず無量が黒衣人に扮して藍家の両親を殺害し、ついでに不岐と剣を交えて傷つけ、玉京の両親を殺害したのは彼であって不岐ではないと示唆。そうやって玉京を騙して不信感を払拭し、不岐に恩を売ります。こんな猿芝居も久々に見たという気がしますが……
主人公のよきライバルというポジションの東方亮。父親の東方暁が武当派と因縁があり、その仇討ちという名目で何度も武当派に挑戦していますが、仇討ちのためというよりも、武当派の剣法に学んで自分の武功に磨きをかけるというのが目的化している模様。玉京はこの東方亮とともに少林寺へと向かいます。
その間、朝廷では武当山から献上された紅丸を飲んだ泰昌帝が急死するという事件が発生(これ自体は実在の事件です)。武当山にその責任を問うという名目で、在家弟子代表の牟滄浪が錦衣衛や他派の使い手を率いて武当山に乗り込んできます。ここで修練モードに入っていた無相が自尽……
「中州大侠」牟滄浪。杜澤泰文という日本人俳優が演じているとのこと。朝廷から武当派掌門に任じられ、武当山を統制。武功や煉丹の秘伝を手に入れようとします。このドラマでは武当派は明朝の国教という設定になっているので、政治的な介入も招きやすいというわけですね。
旅の途上の玉京&東方亮は、後を追ってきた鄭巧児により無相の死と武当山を襲った惨劇を知らされます。そして彼女の手から無相の残した「奪命剣法」の秘伝書が玉京に手渡され……というあたりで次回へ。この作品、良くも悪くもセンスが20年前の武侠ドラマという感じなんですよね……
武当山の無相掌門は、藍玉京らを助けするために取り敢えず残された紅丸を服薬したところ、実はそれは武当派の裏切り者らしい黒衣人が仕込んだ毒役で、それによって無相は明日をも知れぬ状態になってしまったのでした……
自分の寿命を悟った無相は玉京に太極拳を授ける一方で、野心というか邪念の塊の弟弟子無量を後継に立てると見せかけて、親しい間柄の鄭鉄崗に後事を託します。その一方で藍玉京には武当山からの追放を言い渡しますが、これは実は追放と見せかけて玉京を少林寺に赴かせ、紅丸の副作用の治療を受けさせ、18年前の無極と何其武の死の真相を探らせようという意図があるのでした。このドラマ、武当山と少林寺の両方が出てくるんですね。
しかしここで蜀門の唐二の陰謀により、玉京は義父であり師父の不岐が両親の仇であることを知ってしまいます。更には東方亮との手合わせにより、玉京が不岐から授けられた武当剣法がデタラメであることを察知してしまい、義父への不信感が爆発。取り敢えず無量が黒衣人に扮して藍家の両親を殺害し、ついでに不岐と剣を交えて傷つけ、玉京の両親を殺害したのは彼であって不岐ではないと示唆。そうやって玉京を騙して不信感を払拭し、不岐に恩を売ります。こんな猿芝居も久々に見たという気がしますが……
主人公のよきライバルというポジションの東方亮。父親の東方暁が武当派と因縁があり、その仇討ちという名目で何度も武当派に挑戦していますが、仇討ちのためというよりも、武当派の剣法に学んで自分の武功に磨きをかけるというのが目的化している模様。玉京はこの東方亮とともに少林寺へと向かいます。
その間、朝廷では武当山から献上された紅丸を飲んだ泰昌帝が急死するという事件が発生(これ自体は実在の事件です)。武当山にその責任を問うという名目で、在家弟子代表の牟滄浪が錦衣衛や他派の使い手を率いて武当山に乗り込んできます。ここで修練モードに入っていた無相が自尽……
「中州大侠」牟滄浪。杜澤泰文という日本人俳優が演じているとのこと。朝廷から武当派掌門に任じられ、武当山を統制。武功や煉丹の秘伝を手に入れようとします。このドラマでは武当派は明朝の国教という設定になっているので、政治的な介入も招きやすいというわけですね。
旅の途上の玉京&東方亮は、後を追ってきた鄭巧児により無相の死と武当山を襲った惨劇を知らされます。そして彼女の手から無相の残した「奪命剣法」の秘伝書が玉京に手渡され……というあたりで次回へ。この作品、良くも悪くもセンスが20年前の武侠ドラマという感じなんですよね……