『贅婿』第1~6話まで見ました。(全36話予定)
主人公は現代のネット小説家。サイト運営側から8年間連載した現代ビジネス小説を終わらせ、新作の連載を開始しろと言われたものの、小説の主役江皓辰を捨てるにしのびず、彼を異世界転生させて時代物を開始することに……
という突拍子もない所から話は始まり、張若昀演じるシュッとした感じの江皓辰は、架空世界武朝のちんちくりんの青年寧毅に転生。中の人は『慶余年』の范思轍こと郭麒麟。彼は江寧の布商蘇家の入り婿になる所を何者かに襲撃されていたのでした。本作タイトルの「贅婿」とは「入り婿」の意。
で、こちらは寧毅の婚約者で蘇家の跡取り娘の蘇檀児。中の人はこれまた『慶余年』で范若若を演じていた宋軼。染め物のセンスと商才に溢れる彼女は実家に残って家業を継ぎたいのですが、そうするには他家に嫁ぐのではなく、身寄りの無い寧毅を入り婿に取る必要があります。彼女の志を知った寧毅は、彼女が蘇家の掌印(家長、経営者)となるのをサポートすることに。
2人の目標は、まずは滞りなく結婚を済ませることになるのですが、そこへ掌印の地位を狙う二番目の叔父仲堪とその子文興、蘇家の競合店の跡取り息子で檀児との結婚を狙っていた烏啓豪が邪魔立てをします。
無事に結婚式を済ませた後も、叔父一家は檀児が経営者となる新規店舗の開店、経営を妨害し、彼女に掌印の資格なしというイメージを植え付けようとします。そこを中身が現代のビジネス戦士の寧毅、そして檀児の知恵で切り抜けていくわけです。
かと思えば寧毅が妓楼に出入りしたのがバレて、入り婿修業のための学校・男徳学院に放り込まれ、入り婿仲間ができるという展開も…… ちなみに学院長は入り婿の中の入り婿とも言うべき駙馬(すなわち皇帝の婿) (^_^;)
で、今回は父親の伯庸のフォローもあり、叔父一家の妨害をはね除けて檀児が無事祖父から掌印となることを認められたあたりまで。この父親、冒頭で寧毅を襲撃した黒幕と見せかけて、実は娘思いで娘婿の寧毅も見守っていたという設定のツンデレです。(襲撃の犯人は烏啓豪だったらしい……)ただ、この人を差し置いてなぜ弟や娘が家業を継ぐという話になっているのかがよくわからないのですが……
『慶余年』と制作会社が同じらしく、『慶余年』とかなり出演陣がかぶっているというか、劇中劇という体裁を取っている点など展開も『慶余年』のパロディのようになっていますね。女性が商売を手がけることの軋轢、男徳学院の設定など、ジェンダー面でもなかなか見所が多そうです。
主人公は現代のネット小説家。サイト運営側から8年間連載した現代ビジネス小説を終わらせ、新作の連載を開始しろと言われたものの、小説の主役江皓辰を捨てるにしのびず、彼を異世界転生させて時代物を開始することに……
という突拍子もない所から話は始まり、張若昀演じるシュッとした感じの江皓辰は、架空世界武朝のちんちくりんの青年寧毅に転生。中の人は『慶余年』の范思轍こと郭麒麟。彼は江寧の布商蘇家の入り婿になる所を何者かに襲撃されていたのでした。本作タイトルの「贅婿」とは「入り婿」の意。
で、こちらは寧毅の婚約者で蘇家の跡取り娘の蘇檀児。中の人はこれまた『慶余年』で范若若を演じていた宋軼。染め物のセンスと商才に溢れる彼女は実家に残って家業を継ぎたいのですが、そうするには他家に嫁ぐのではなく、身寄りの無い寧毅を入り婿に取る必要があります。彼女の志を知った寧毅は、彼女が蘇家の掌印(家長、経営者)となるのをサポートすることに。
2人の目標は、まずは滞りなく結婚を済ませることになるのですが、そこへ掌印の地位を狙う二番目の叔父仲堪とその子文興、蘇家の競合店の跡取り息子で檀児との結婚を狙っていた烏啓豪が邪魔立てをします。
無事に結婚式を済ませた後も、叔父一家は檀児が経営者となる新規店舗の開店、経営を妨害し、彼女に掌印の資格なしというイメージを植え付けようとします。そこを中身が現代のビジネス戦士の寧毅、そして檀児の知恵で切り抜けていくわけです。
かと思えば寧毅が妓楼に出入りしたのがバレて、入り婿修業のための学校・男徳学院に放り込まれ、入り婿仲間ができるという展開も…… ちなみに学院長は入り婿の中の入り婿とも言うべき駙馬(すなわち皇帝の婿) (^_^;)
で、今回は父親の伯庸のフォローもあり、叔父一家の妨害をはね除けて檀児が無事祖父から掌印となることを認められたあたりまで。この父親、冒頭で寧毅を襲撃した黒幕と見せかけて、実は娘思いで娘婿の寧毅も見守っていたという設定のツンデレです。(襲撃の犯人は烏啓豪だったらしい……)ただ、この人を差し置いてなぜ弟や娘が家業を継ぐという話になっているのかがよくわからないのですが……
『慶余年』と制作会社が同じらしく、『慶余年』とかなり出演陣がかぶっているというか、劇中劇という体裁を取っている点など展開も『慶余年』のパロディのようになっていますね。女性が商売を手がけることの軋轢、男徳学院の設定など、ジェンダー面でもなかなか見所が多そうです。