『大宋少年志』第19~24話まで見ました。
陳工殺害容疑で禁軍から追われる身となった元仲辛と趙簡ですが、趙簡が禁軍に射られた毒矢を射られてしまいます。その解毒剤が禁軍の元締めである韋衙内の父親の太尉の手元にしかないということで、衙内らは解毒剤を手に入れようとあれこれ画策します。
太尉と掛け合った結果、解毒剤を与えるかわりに、息子には以後七斎の面々との交際を禁じます。しかしそんな命令を素直に聞く衙内ではありません (^_^;) また解毒剤入手作戦の過程で西夏の密偵に尾行されたことから、元仲辛らは事件の黒幕は他ならぬ太尉ではないかと疑いはじめます。
七斎の面々の調査により、羽振りがよいように見える韋府の内情は火の車であること、太尉は陳工を殺害させて車行炮設計図を奪取し、西夏の密偵に高額で売りつけて急場をしのごうとしているのではないかという疑惑が高まります。父親が高位高官でありながら売国奴ではないかということで、国のために尽くすべきか父親に着いていくべきか、複雑な立場に立たされる衙内。
七斎の面々は、設計図引き渡し相手の西夏の密偵に扮して現場で太尉を取り押さえようと計画しますが、土壇場で計画が露呈。衙内の尽力で陸観年が援軍を率いて到来し、太尉は捕らえたものの、車行炮の設計図は西夏のスパイの手に渡り……と、ここでネタばらし。車行炮には実は重大な欠陥があり、設計図を流出させたのは、車行炮の生産によって西夏の力を弱めるための陰謀だったのです。(太尉や陸観年が自分で「陰謀」と言ってます)西夏側に設計図をつかませ、なおかつ不審を抱かせないため、また太尉は敢えて売国の罪で処刑されたことにし、名前を変えて嶺南で生涯を過ごすことになります。
七斎に陳工護送のミッションが与えられたのは、彼らをおとりにして敢えて西夏側に陳工の身柄を奪わせるためでした。本来は陳工は西夏に連行されてから設計図を描き上げるという手はずでしたが、案に相違して七斎の面々が陳工の身柄を確保したので、太尉の方でも色々計画の変更を迫られた模様。陳工の死も、枢密院に移された後に口封じのために自害したというのが真相なのでした…… 2000年代の『大宋提刑官』だと、こういう展開の場合ホントに身内が黒幕だったというオチで終わるので、時代は変わったなあという気がします。
これまでおぼっちゃまくんみたいな生活をしていた衙内ですが、父親と生き別れになり、家財を没収され、邸宅も封鎖され……と感傷に浸っているうちに新たな任務が到来。皇后の誕生日の宴に合わせて遼から使節団がやってくるというので、七斎の面々は宴で芸を披露する演芸団に扮して彼らを監視することになります。
使節団のトップである遼の王族雲霓郡主は小景とは旧知の仲……のはずが、彼女をひと目見た小景は偽物であると見破ります。
本物の郡主は彼らに捕縛されていたのでした…… どうやら遼国の王族内の内紛によるもののようで、元仲辛によって救出されます。しかし彼女は大変なじゃじゃ馬で、解放されるやいなや元仲辛を煙に巻いて開封の街中に逃亡。身柄を抑えられて小景と引き会わされ、誤解が解けた後も、何となくいい雰囲気になりかけていた元仲辛と趙簡の仲をかき乱したりと、碌なことをしません (^_^;)
七斎の面々は偽郡主の一団を取り押さえますが、本物の郡主も何やら思惑があるらしく…… ということで各エピソードともゲストキャラが意外と魅力的です。
陳工殺害容疑で禁軍から追われる身となった元仲辛と趙簡ですが、趙簡が禁軍に射られた毒矢を射られてしまいます。その解毒剤が禁軍の元締めである韋衙内の父親の太尉の手元にしかないということで、衙内らは解毒剤を手に入れようとあれこれ画策します。
太尉と掛け合った結果、解毒剤を与えるかわりに、息子には以後七斎の面々との交際を禁じます。しかしそんな命令を素直に聞く衙内ではありません (^_^;) また解毒剤入手作戦の過程で西夏の密偵に尾行されたことから、元仲辛らは事件の黒幕は他ならぬ太尉ではないかと疑いはじめます。
七斎の面々の調査により、羽振りがよいように見える韋府の内情は火の車であること、太尉は陳工を殺害させて車行炮設計図を奪取し、西夏の密偵に高額で売りつけて急場をしのごうとしているのではないかという疑惑が高まります。父親が高位高官でありながら売国奴ではないかということで、国のために尽くすべきか父親に着いていくべきか、複雑な立場に立たされる衙内。
七斎の面々は、設計図引き渡し相手の西夏の密偵に扮して現場で太尉を取り押さえようと計画しますが、土壇場で計画が露呈。衙内の尽力で陸観年が援軍を率いて到来し、太尉は捕らえたものの、車行炮の設計図は西夏のスパイの手に渡り……と、ここでネタばらし。車行炮には実は重大な欠陥があり、設計図を流出させたのは、車行炮の生産によって西夏の力を弱めるための陰謀だったのです。(太尉や陸観年が自分で「陰謀」と言ってます)西夏側に設計図をつかませ、なおかつ不審を抱かせないため、また太尉は敢えて売国の罪で処刑されたことにし、名前を変えて嶺南で生涯を過ごすことになります。
七斎に陳工護送のミッションが与えられたのは、彼らをおとりにして敢えて西夏側に陳工の身柄を奪わせるためでした。本来は陳工は西夏に連行されてから設計図を描き上げるという手はずでしたが、案に相違して七斎の面々が陳工の身柄を確保したので、太尉の方でも色々計画の変更を迫られた模様。陳工の死も、枢密院に移された後に口封じのために自害したというのが真相なのでした…… 2000年代の『大宋提刑官』だと、こういう展開の場合ホントに身内が黒幕だったというオチで終わるので、時代は変わったなあという気がします。
これまでおぼっちゃまくんみたいな生活をしていた衙内ですが、父親と生き別れになり、家財を没収され、邸宅も封鎖され……と感傷に浸っているうちに新たな任務が到来。皇后の誕生日の宴に合わせて遼から使節団がやってくるというので、七斎の面々は宴で芸を披露する演芸団に扮して彼らを監視することになります。
使節団のトップである遼の王族雲霓郡主は小景とは旧知の仲……のはずが、彼女をひと目見た小景は偽物であると見破ります。
本物の郡主は彼らに捕縛されていたのでした…… どうやら遼国の王族内の内紛によるもののようで、元仲辛によって救出されます。しかし彼女は大変なじゃじゃ馬で、解放されるやいなや元仲辛を煙に巻いて開封の街中に逃亡。身柄を抑えられて小景と引き会わされ、誤解が解けた後も、何となくいい雰囲気になりかけていた元仲辛と趙簡の仲をかき乱したりと、碌なことをしません (^_^;)
七斎の面々は偽郡主の一団を取り押さえますが、本物の郡主も何やら思惑があるらしく…… ということで各エピソードともゲストキャラが意外と魅力的です。