『三国』第78~83話まで見ました。
劉備の出兵直前に張飛が范彊と張達によって暗殺。両人は張飛の首を手土産に呉に投降しますが、孫権は「だから何で魏じゃなくウチに投降するんじゃ!俺は劉備の恨みを買うのは御免なんだよっ!先だって何のために関羽の首を曹操に送ったのか分かってんのか!」とブチ切れて両人を処刑。孫権はこの范彊と張達の首を送ったほか、妹を劉備のもとに返して和睦しようとしますが、劉備はすげなく拒否。怒濤の勢いで呉へと進軍します。
怒りにまかせて攻める一方かと思いきや、劉備は攻め込んだ土地での略奪を戒め、また征服地は蜀の領土になるのだからと戸籍調査なんてさせてます。それを知った孫権は「何が関羽の仇討ちじゃ!要するに荊州を取り戻しに来たんやんけ!」とまたもや激怒。
その頃、隠居してた陸遜が気が触れたふりをして孫権を批判したりしてますが、その手の煽りに慣れきった孫権はまともに取り合わず、あっさり陸遜を逮捕・投獄。そして戦局がヤバくなると彼を解放して大都督に任命。陸遜「ひとつお聞きしますが、もし戦争に勝ってたら私はそのまま処刑されてたんでしょうか?」、孫権「とーぜん!」というやりとりが素晴らしい(^^;)
陸遜は粘り強く劉備の攻撃に抵抗し、また命令を聞かない孫権の縁戚傅駿を処刑。(しかもわざわざ孫権が視察に来た時に……)そして夷陵の戦いで見事劉備を敗走に追い込みます。しかし夷陵の戦いのシーンでは軍馬の尻尾と背中がどう見ても燃えてます。相変わらず動物にやさしくない撮影体制ですなあ……
白帝城に引きこもった劉備は李厳に孔明に協力するよう言い渡し、また孔明に馬謖を重用してないよう言い残します。この辺は後々の伏線ですね。そしてやっぱり高祖本紀を暗誦できない劉禅が見守る中、劉備は没したのでありました。それを知った魏は早速蜀に四路の兵を送り込みますが……