于正版『笑傲江湖』第7~12話まで見ました。
衡山では劉正風の「金盆洗手」(引退)の儀式が執り行われようとしておりましたが、そこへ嵩山派の使者が乱入。劉正風が日月神教の光明右使曲洋と交流していることを暴露し、儀式の中止と曲洋殺害を命じます。この場面は「魔教を非難しなきゃ正派の人士に邪派扱いされる江湖」という物語のテーマが提示され、かつ主人公令狐冲の運命を暗示した重要なシーンなんですが、この場面をちゃんと描いてくれたということで、後の展開でどんなに酷いアレンジをされようと何となく許せそうな気分になってきました。
嵩山派に家族や弟子を虐殺された劉正風は、令狐冲に「笑傲江湖」の楽譜を託して曲洋と最期をともにします。一方、岳不群は両親が死に追い込まれて孤児となった林平之を弟子に収め、令狐冲と合流して華山へと帰還。令狐冲は魔教の人士と交わったということで華山の思過崖で1年間の面壁を命じられます。
新入りの林平之は岳霊珊の「玉女剣法十九式」の修練に付き合うことになりますが、肝心の華山剣法はまったく指導してもらえず、岳不群が自分を弟子に取ったのは家伝の「辟邪剣譜」が目当てであることを悟ります。「こんなことでは両親の仇は討てない。一体どうすれば…… ハッ!そうだ!霊珊と恋仲になって結婚すれば華山派の奥義を伝授してもらえるかも!」ということで、岳霊珊と二人きりになっては無理矢理キスをしまくるという作戦を決行。
元々令狐冲のことを好きだった岳霊珊は戸惑いを隠せませんが、次第に気持ちが林平之になびいていきます。……とにかくイケメンがキスしまくれば女の子の心をゲットできるというこの発想…… まあ、于正がやりたいのはあくまで武侠ドラマであって恋愛ドラマではありませんから、恋愛描写が超絶に適当になるのは仕様がないですよね。そして小師妹の心変わりを知り、絶望を隠せない令狐冲。
一方、東方不敗は恒山派の儀琳が生き別れになっていた妹であることを知り、彼女に会いに恒山へと向かいます。東方不敗も昔は普通の娘さんでしたが、故郷が匪賊に襲われ、両親は赤子の弟のみを連れて逃亡。東方不敗と儀琳は置き去りにされてしまいます。(取り敢えず跡継ぎの男の子さえ無事ならそれでいいという発想らしい)そして東方不敗は儀琳ともはぐれてしまい、匪賊に襲われそうになったところを黄海氷演じる通りすがりの謎の達人に助けられます。その謎の達人に武芸の素質を見込まれた彼女は、女を捨てて弟子入りを決意。黒木崖で修行に励んで日月神教の実力者となったという次第。
心ある原作のファンが見たら卒倒しそうな展開ですが、于正にはもうちょっとまじめに脚本を書いてもらいたいもんですよね(棒読み)
衡山では劉正風の「金盆洗手」(引退)の儀式が執り行われようとしておりましたが、そこへ嵩山派の使者が乱入。劉正風が日月神教の光明右使曲洋と交流していることを暴露し、儀式の中止と曲洋殺害を命じます。この場面は「魔教を非難しなきゃ正派の人士に邪派扱いされる江湖」という物語のテーマが提示され、かつ主人公令狐冲の運命を暗示した重要なシーンなんですが、この場面をちゃんと描いてくれたということで、後の展開でどんなに酷いアレンジをされようと何となく許せそうな気分になってきました。
嵩山派に家族や弟子を虐殺された劉正風は、令狐冲に「笑傲江湖」の楽譜を託して曲洋と最期をともにします。一方、岳不群は両親が死に追い込まれて孤児となった林平之を弟子に収め、令狐冲と合流して華山へと帰還。令狐冲は魔教の人士と交わったということで華山の思過崖で1年間の面壁を命じられます。
新入りの林平之は岳霊珊の「玉女剣法十九式」の修練に付き合うことになりますが、肝心の華山剣法はまったく指導してもらえず、岳不群が自分を弟子に取ったのは家伝の「辟邪剣譜」が目当てであることを悟ります。「こんなことでは両親の仇は討てない。一体どうすれば…… ハッ!そうだ!霊珊と恋仲になって結婚すれば華山派の奥義を伝授してもらえるかも!」ということで、岳霊珊と二人きりになっては無理矢理キスをしまくるという作戦を決行。
元々令狐冲のことを好きだった岳霊珊は戸惑いを隠せませんが、次第に気持ちが林平之になびいていきます。……とにかくイケメンがキスしまくれば女の子の心をゲットできるというこの発想…… まあ、于正がやりたいのはあくまで武侠ドラマであって恋愛ドラマではありませんから、恋愛描写が超絶に適当になるのは仕様がないですよね。そして小師妹の心変わりを知り、絶望を隠せない令狐冲。
一方、東方不敗は恒山派の儀琳が生き別れになっていた妹であることを知り、彼女に会いに恒山へと向かいます。東方不敗も昔は普通の娘さんでしたが、故郷が匪賊に襲われ、両親は赤子の弟のみを連れて逃亡。東方不敗と儀琳は置き去りにされてしまいます。(取り敢えず跡継ぎの男の子さえ無事ならそれでいいという発想らしい)そして東方不敗は儀琳ともはぐれてしまい、匪賊に襲われそうになったところを黄海氷演じる通りすがりの謎の達人に助けられます。その謎の達人に武芸の素質を見込まれた彼女は、女を捨てて弟子入りを決意。黒木崖で修行に励んで日月神教の実力者となったという次第。
心ある原作のファンが見たら卒倒しそうな展開ですが、于正にはもうちょっとまじめに脚本を書いてもらいたいもんですよね(棒読み)