ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

プロジェクトマネージャーの類型

2005-02-02 12:08:50 | 開発ネタ
前のブログで、目標など、自分の意見に周りを誘導したいときに、
自分から、その意見を選択したように見せる方法は、
プロジェクトマネージャーには、使える

ということを書きました。

なぜか?

その前に、プロジェクトマネージャーの類型とて、
ウィリアムのいたずらは、以下のように分けられると思います。
(1)トップダウン型
(2)ミドルアップダウン型
(3)丸投げ型

 トップダウン型は、分かりやすいと思います。
 上から命令をかけて、やらせる方法です。この場合、プロジェクトの進め方は、
PIMBOKを利用する形が、きれいだと思います。

 ミドルアップダウンとは、野中 郁次郎教授(一橋の先生だけど、たしか、JAISTにも
いたことあったよね)などが提唱する組織のマネージメントの方法だけど(日本の職長
のマネージメント方法)、システム開発的に言うと、SEさんが、プレイイング
マネージャーとして、仕切っちゃうやりかた。
 このプロジェクトの進め方で、このブログ&メルマガは、すすめていきます。
 (なので、詳しいやり方は、今後)




 丸投げは。。。説明いらないっすよね。
 まさに、丸投げ、部下に全部やらせます。自分は、伝達係です。はい。

 えーっと、たとえばですね。自分の部下に、女性をあつめて、アマゾネス軍団と
してですね、自分が戦わなきゃいけないところを、自分は、後ろの席に座って、
その軍団の中の一人に戦わせるなんつーのが、それです
(さっぱり意味のわかんない人へ。。。ここをみよ。




で、丸投げする場合、マネジメントができなくても、マネジメントできる人を
探してきて、その人を部下にしてしまえばいいわけです。
 お金が無かったら、金持ちをさがしてきて。。。

 というふうに考えると、丸投げの場合は、マネジメントのしかたというよりか、
どうやって、人をひきつけるか。。になります。
 この場合、「自分の意見に周りを誘導」する方法なんか、使えるかもしれません




 ということで、「日経ビジネスと、日経ソリューションビジネスで、ボケツッコミやってるね!」
・ヒモのテクニック(あるいは、ソクラテスの問答法)と
・インリンの話と、
まで終わりました(インリンの話は、今回のアマゾネス軍団の例)
で、つぎ、キャバクラ経営者(これも、例で出てきます)の話なんですけど、
これについて、まず、「丸投げ型」のマネージメントについて、もっと深く話します

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ソクラテスの問答法とヒモのテクニック

2005-02-02 11:36:43 | 開発ネタ
きのう、目標など、自分の意見に周りを誘導したいときに、
ソクラテスの問答法のように、相手に質問していくことで、
自分から、その意見を選択したように見せる方法がある

ということを書きました。

で、そのテクニックはこんな感じです。

 ・こちら側が、答えを用意しておき、
 ・その答えに対して、一致していれば、ほめ言葉をあたえ、
 ・答えと違っていたら、批判したり、問題になることを言う

 そうすると、質問者の用意した答えが最良の答えであり、
 さらに、自分が考えて、その答えを導いたと錯覚し、
 最終的には、その質問をしている人に、強い依存関係を持ってしまうという話でした。

で、具体的な例をあげる。。。と書きましたが、その例について。




これは、私の記憶が確かならば、たしか、ヒモのひとが、借金が多い女の人を
風俗で働かせる方法として、書いてあったと思うんだけど、それが、この
テクニックの使い方の例といえると思います。

まず、ヒモの人は、「借金を返すため、風俗で働かせる」という落とし所を
用意しておきます。

(1)そして、女の人に、「借金の返済をどうするの?」と聞くそうです
(2)「風俗で働く」以外の言葉を言った場合は、「いやー、それじゃあ、返せないだろう」
   とかいって、否定するそうです
(3)で、「風俗で働く」といったとたんに、「そーだよな、それしかないよな!」
   っていうそうです。

そうすると、女の人は、その話にいくまで、かなり話し込んでいて、さらに自分で
言ったので、「自分で考えた末に、こうなった」と思い込むんだそうです
(実際には、それ以外の回答もあるかもしれないけど、それには気づかない)

って、書いてあったと思う。




 しかし、このテクニック、SEさんでは、ウィリアムのいたずらを含め、完璧に
使える人はいないでしょう。
 なぜなら、完璧に使えたら、SEやってないで、ヒモやってます。はい!
 それに、かりに使えたとしても、使う場面は、少ないです。

 ただ、相手に、「私は、こう思います!」とキッパリ言い切ってしまうより、
「どう思いますか?」と質問していき、意見をまとめていくほうが、
波風たたないということは、SEさんでも、使える気がします。

 もっとも、これは、SEさんだと、使う場面が少ないというだけで、
プロジェクトマネージャーだと、使える場面が多いです。

 たとえばですね。。。その話は、長くなりそうなので、別の記事で。。

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