ちょっと、興味深いブログを見たんで、話は脱線してしまうんだけど、自分の経験したおはなしを1つ。
中小企業(大企業でも、部署によってはこういうことがあるんだけど)では、今はやりのIT技術を使うと、失敗しやすいケース(=自爆ですな)があります。
っていうのも、最近のはやり(Strutsにしろ、JavaBeansにしろ、PHPにしろ)のIT技術って、データベースにRDBを使います。大体(Oracleか、PosgreSQLか、SQLServerかMySQLかの違いがあるが)。
で、このRDBですが、RDBを設計する場合、データ構造が決まってないと、作るのが、難しいんです。あとから、適当に追加すると、矛盾をきたしてしまったり。。
また、RDBの場合、
この人のケースでは、この形、
あの人のケースでは、あの形。。。
と、ケースによって、データ構造が変わるのも、苦手です
(情報処理試験お勉強中の方へ;そういう場合、正規化を崩せばできるけど、
もし、崩さないなら、そのケースにあったテーブルをもつとか。。。
で、テーブルが増える=操作たいへん。
じゃあ、XMLDBにすれば!と思うけど、そうすると、帳票の細かい出力が大変)
こういう場合、Excelだと、データ構造をあまり意識しないで、ブック&シートが作成できるので、簡単に開発できるケースがあります。
たとえば、介護の顧客情報(=介護される人の情報)を、保存するケースなどでは、
・介護関連法案が、頻繁に変わるので、それに対応して顧客の個人情報の構造も変わる。
・その場合、前の情報と、後の情報、どっちも持ってないといけない(構造は、変わるのに)
・お客さんの変化によって、新たなデータ構造を導入しないといけないことがありえる
たとえば、いままで、その会社では、認知症(って、いうそうです。痴呆症のこと)の人
はみてなかったけど、その人が認知症になったら。。。
介護に必要な情報は、根本的に変わってきます。
てなかんじで、DBのデータ構造を定義するということは、できないです。
極論すれば、介護技術と法案と、会社の成長と、顧客の変化で、データ構造はちょくちょく変わる。
そういった場合、顧客ごとのExcelファイルを持ってしまって、必要な情報を、テキトーにシート
に入れてもらい、それに検索機能を付けたり(Excelでもかなり柔軟に検索出来るし、マクロ書けば、結構使える)
帳票を出す場合にも、Excelで、帳票の雛形を作ってもらい、Excelのマクロでデータを取ってきたほうが、簡単に出来たりする(StrutsからRDBでデータ取ってきて。。。帳票に出すのって、どーする(^^;)?FO使う?AccessにODBC接続??)。
データ構造が変わっても、Excelのブック内の話であれば(つまり、顧客ごとにExcelファイルを持った場合、顧客の情報が、データ構造ごと変化しても)さして操作に問題はないし。。。
問題は、スピードと、データの一貫性と、排他制御なんだけど、その辺があんまり関係ないシステムには、Excelのほうが、向いていることもあります。
問題は、それなのに、RDBでむりやり作ろうとした場合。。。
データ構造が決められないのに、無理やり決めようとして、あとで、ちょくちょく修正が入ったり、
ユーザーが仕様(=ここではデータ構造)を決められないので、開発できないとか言ったり
もともと、そーいう構造だから、データ構造は決まらないのに、決めようとして悩んじゃったり。。。
と、いろんな弊害(=できないから休日出勤とか、病人が出たりとか)が起こりますな。
中小企業(大企業でも、部署によってはこういうことがあるんだけど)では、今はやりのIT技術を使うと、失敗しやすいケース(=自爆ですな)があります。
っていうのも、最近のはやり(Strutsにしろ、JavaBeansにしろ、PHPにしろ)のIT技術って、データベースにRDBを使います。大体(Oracleか、PosgreSQLか、SQLServerかMySQLかの違いがあるが)。
で、このRDBですが、RDBを設計する場合、データ構造が決まってないと、作るのが、難しいんです。あとから、適当に追加すると、矛盾をきたしてしまったり。。
また、RDBの場合、
この人のケースでは、この形、
あの人のケースでは、あの形。。。
と、ケースによって、データ構造が変わるのも、苦手です
(情報処理試験お勉強中の方へ;そういう場合、正規化を崩せばできるけど、
もし、崩さないなら、そのケースにあったテーブルをもつとか。。。
で、テーブルが増える=操作たいへん。
じゃあ、XMLDBにすれば!と思うけど、そうすると、帳票の細かい出力が大変)
こういう場合、Excelだと、データ構造をあまり意識しないで、ブック&シートが作成できるので、簡単に開発できるケースがあります。
たとえば、介護の顧客情報(=介護される人の情報)を、保存するケースなどでは、
・介護関連法案が、頻繁に変わるので、それに対応して顧客の個人情報の構造も変わる。
・その場合、前の情報と、後の情報、どっちも持ってないといけない(構造は、変わるのに)
・お客さんの変化によって、新たなデータ構造を導入しないといけないことがありえる
たとえば、いままで、その会社では、認知症(って、いうそうです。痴呆症のこと)の人
はみてなかったけど、その人が認知症になったら。。。
介護に必要な情報は、根本的に変わってきます。
てなかんじで、DBのデータ構造を定義するということは、できないです。
極論すれば、介護技術と法案と、会社の成長と、顧客の変化で、データ構造はちょくちょく変わる。
そういった場合、顧客ごとのExcelファイルを持ってしまって、必要な情報を、テキトーにシート
に入れてもらい、それに検索機能を付けたり(Excelでもかなり柔軟に検索出来るし、マクロ書けば、結構使える)
帳票を出す場合にも、Excelで、帳票の雛形を作ってもらい、Excelのマクロでデータを取ってきたほうが、簡単に出来たりする(StrutsからRDBでデータ取ってきて。。。帳票に出すのって、どーする(^^;)?FO使う?AccessにODBC接続??)。
データ構造が変わっても、Excelのブック内の話であれば(つまり、顧客ごとにExcelファイルを持った場合、顧客の情報が、データ構造ごと変化しても)さして操作に問題はないし。。。
問題は、スピードと、データの一貫性と、排他制御なんだけど、その辺があんまり関係ないシステムには、Excelのほうが、向いていることもあります。
問題は、それなのに、RDBでむりやり作ろうとした場合。。。
データ構造が決められないのに、無理やり決めようとして、あとで、ちょくちょく修正が入ったり、
ユーザーが仕様(=ここではデータ構造)を決められないので、開発できないとか言ったり
もともと、そーいう構造だから、データ構造は決まらないのに、決めようとして悩んじゃったり。。。
と、いろんな弊害(=できないから休日出勤とか、病人が出たりとか)が起こりますな。