ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

プロジェクトのはじめ!見積もりをだせ!という無理な注文

2005-02-10 11:27:29 | コピーされるほど儲かるシステム!
ほんとうは、今日あたり、開発ネタで、

放送大学大学院でやってた授業と、規格化の問題について、

書かないといけないのですが、
今日、テキストがないので(引用ページがわからないので)、
コピーされるほど儲かるシステム!の12回の話題に関連する

プロジェクトについて

のほうを、書きます




 プロジェクトマネージャーさんは、はじめてのミーティングが終わ
ると、いや、ミーティングをする前から、営業から「見積もりを出せ!」
と言われます。

 つまりですね、前のブログで「日経の富士ソフトABCのところに
書いてある」といった、「何階建てにするかわかんない段階で見積もり
をだせ!」といっているものです。

 10回、11回の話を総合すると分かると思いますが、初めのミーティング
では、目標と、制約ぐらいしか決まってません。

 つまりですね、システムというのは、だいたい、画面や帳票数、テーブル、
DBの数および難易度、機能に影響するんですが、そんなのがわかる、
きっかけとなる、ユーザーさんのヒアリングを、ちゃんとする前から、
見積もりをきめさせられるのです。

 で、その見積もりが一人歩きし、その予算のなかで、やらないといけないのです。
 で、失敗すると、プロジェクトマネージャーとか、SEなど、開発の責任になります。
 営業は、無関係。。。っていうか、失敗したら、プロジェクトマネージャー、SE
をいじめにかかります(^^;)

 ????

 業界に関係ない人は、不思議に思うかもしれません。
 ・なにをつくるかわからないのに、なぜ、値段が決まるのか
 ・普通、営業とは、受注だけでなく、売掛金回収まで、責任をとらないにしても、
  関心は、あるだろう。
  ましてや、自分のとった受注が、結果として失敗したら、やばい取引先として、
  記憶しておくだろう。。。なのに、なぜ、営業は、開発を責めるだけ??

 理由は。。。

この業界の慣行だからです。



 さらにですね、日経ビジネスソリューションの物語のやつにあったけど、
 開発は、そんなんで、営業のせいで、四苦八苦してるのに、
 その最中に、平然と、「見積もりをたてろー!!」といって、苛め抜くのです。

 その受注、とったら、どーする気??だれやるの??と思うのに。。。

 でも、その物語に書かれているように、誰が考えても、普通の神経していたら、
どー考えてもおかしい話なのに、あたかも「開発が悪い!!」と決めつけ、
開発以外、とくに営業から総攻撃されます!!


 でも、それが、この業界の慣行なので、そんなことに文句をいっても、仕方ないです。
 その慣行から、逃れたかったら、
  会社やめて、ウィリアムのいたずらのようにフリーになるか、
  そういう仕事をして、うつ病になって、会社やめるくらいしか、手が無いかも

 だいじょうぶ!、そういう仕事はたいてい、理論上、出来ないようなシステムなので、
それを、無理やり作れ!っていわれれば、頭おかしくなって、うつ病になります。

 徹夜しても、なんでも、できないのです。。。。
 努力してもダメなのです。

 それは、1+1をむりゃり3にしろ!といっていることと同じです。

 問題は、その営業の無茶な注文に対し、どうやって、リスクを軽減して、見積もり
を出すか??という話です。




 で、それを。。。たぶん、放送大学大学院でやってた授業の話のあとに書きます。

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