最近のメルマガで、以下のように見積もりの話を取り上げています。
業務標準のマネジメント技法の幻想と、ソフト開発見積もりの現実
「コピーされるほど儲かるシステム」の場合の見積もり例
システム開発において、一番重要なのは、リスクヘッジだと思うね!
完成後のシステムの使用方法(シナリオ)が読みきれるかが、システム成功の鍵だ。間違いない!
長井秀和のネタから考えると、中途半端にいろいろ知ってるユーザーのシステム開発が一番危険だ
しかし、無計画に書いたので、話が混乱してしまいました。
ちょっとまとめます。まず提案書を書くまでの内容の大枠は、「業務標準のマネジメント技法の幻想と、ソフト開発見積もりの現実」で書いた、以下のとおりです(不備もあるけど)。
(あ)まず、分かっている範囲の開発内容から想像して、各種要素技術
に分解し、その技術を使って、ユーザーが希望するものが、出来
そうか、読みきる。
→読みきれなければ、それがリスクとなる
(い)手順、予算、期間は大体決まっていることが多い
→そこで、それを、並べる
(う)(あ)を(い)の中に当てはめて、大丈夫かあ?って考える。
→ダメそうだったら、それは、リスク
(え)(あ)や(う)で起きたリスクを他のものに置き換えられないか等、
リスク回避の対応策を考える。
これが基準です。
でも、(い)だけやっても、実は、それらしい見積もりがかけてしまいます。
その例を、今度のメルマガ(13話)で示します。
現実問題として、現場がわかっていないマネージャーが見積もりを立てる場合、(あ)、(う)、(え)はできません。したがって、そのような人が作成する場合、(い)だけの作業をした見積もりがでてきます。
この危険性についても、13話で述べます。
で、(あ)のやりかたについてですが、これは、「完成後のシステムの使用方法(シナリオ)が読みきれるかが、システム成功の鍵だ。間違いない!」に書かれている、
(あ-1)まず、ユーザーの利用の仕方の絵を書く
(あ-2)つぎに、その絵を実現するための技術を書く
(あ-3)その技術を実現する手順の絵を書く
になります(ブログでは、(1)、(2)、(3)とかいてありますが、あとあとの説明のため、(あ-1)、(あ-2)、(あ-3)と書きます)。
実際の開発では、この(あ)の部分について、ユーザーと話し合いますが、そのときの現場で起こる問題点が、「長井秀和のネタから考えると、中途半端にいろいろ知ってるユーザーのシステム開発が一番危険だ」になります。
で、「 システム開発において、一番重要なのは、リスクヘッジだと思うね! 」で挙げられている、以下のやりかたは、
(1)RFPを実現するには、どんな技術を使うか
→これが、思いつかないようなら、あなたに、その仕事は出来ないはず。
即、逃げることを考えよ
(2)それを、実際やったとしたら、どんなふうになるかのシナリオを作る
(3)そのシナリオが描けなかったら、それはリスク
→他のやり方で実現できないか、考え直す(2)へ
(4)そのシナリオどおりやって、予算、期間的に間に合うか。
間に合わなかったら、それはリスク
→他のやり方で実現できないか、考え直す(2)へ
(5)それは、RFPで言っている要望を満たしているか
この満たしているとは、言っていない要望も含む
満たしてなかったら、それはリスク
→他のやり方で実現できないか、考え直す(2)へ
(1)が、上記の(あー2)、(2)が、(あー3)になります。
(あー1)の部分は、書き忘れました(^^;)。
で、(4)は、(う)と(え)に該当します。(5)は、(え)のあとにやる作業です。
(かきわすれました ^^;)
結果として、まとめると、こんなかんじになります。
(あ)要素にわける
(あ-1)まず、ユーザーの利用の仕方の絵を書く
(あ-2)つぎに、その絵を実現するための技術を書く
(あ-3)その技術を実現する手順の絵を書く
(い)手順、予算、期間は大体決まっていることが多い。
→そこで、それを、並べる
なお、(あ)と(い)は、入れ替え可能。どちらが、先でも良い。
(う)(あ)のシナリオどおりやって、予算、期間的に間に合うか、
大丈夫かあ?って考える。
→ダメそうだったら、それは、リスク
(え)(あ)や(う)で起きたリスクを他のものに置き換えられないか等、
リスク回避の対応策を考える。
(お)で、大体システムが思いついたら、それは、RFPで言っている要望を
満たしているか、もう一度確認する。
→みたしてなかったら、他の案を検討する。
「「コピーされるほど儲かるシステム」の場合の見積もり例」で示した見積もりのしかたは、だめだめな例としてあげました。
(あ)もどきを行い、(い)を中心におこなったものです。
まじめに、(あ)の分析をしていない、かつ(う)以降をなにもやっていないものです。
でも、だめだめ加減がたりません。
もっと、だめだめな例を13話のメルマガで示します。
でも、一番問題なのは、そんなだめだめな見積もりを仮に作ったとしても、ユーザーは気がつかず、その提案に乗ってしまうことなんだけどね。
業務標準のマネジメント技法の幻想と、ソフト開発見積もりの現実
「コピーされるほど儲かるシステム」の場合の見積もり例
システム開発において、一番重要なのは、リスクヘッジだと思うね!
完成後のシステムの使用方法(シナリオ)が読みきれるかが、システム成功の鍵だ。間違いない!
長井秀和のネタから考えると、中途半端にいろいろ知ってるユーザーのシステム開発が一番危険だ
しかし、無計画に書いたので、話が混乱してしまいました。
ちょっとまとめます。まず提案書を書くまでの内容の大枠は、「業務標準のマネジメント技法の幻想と、ソフト開発見積もりの現実」で書いた、以下のとおりです(不備もあるけど)。
(あ)まず、分かっている範囲の開発内容から想像して、各種要素技術
に分解し、その技術を使って、ユーザーが希望するものが、出来
そうか、読みきる。
→読みきれなければ、それがリスクとなる
(い)手順、予算、期間は大体決まっていることが多い
→そこで、それを、並べる
(う)(あ)を(い)の中に当てはめて、大丈夫かあ?って考える。
→ダメそうだったら、それは、リスク
(え)(あ)や(う)で起きたリスクを他のものに置き換えられないか等、
リスク回避の対応策を考える。
これが基準です。
でも、(い)だけやっても、実は、それらしい見積もりがかけてしまいます。
その例を、今度のメルマガ(13話)で示します。
現実問題として、現場がわかっていないマネージャーが見積もりを立てる場合、(あ)、(う)、(え)はできません。したがって、そのような人が作成する場合、(い)だけの作業をした見積もりがでてきます。
この危険性についても、13話で述べます。
で、(あ)のやりかたについてですが、これは、「完成後のシステムの使用方法(シナリオ)が読みきれるかが、システム成功の鍵だ。間違いない!」に書かれている、
(あ-1)まず、ユーザーの利用の仕方の絵を書く
(あ-2)つぎに、その絵を実現するための技術を書く
(あ-3)その技術を実現する手順の絵を書く
になります(ブログでは、(1)、(2)、(3)とかいてありますが、あとあとの説明のため、(あ-1)、(あ-2)、(あ-3)と書きます)。
実際の開発では、この(あ)の部分について、ユーザーと話し合いますが、そのときの現場で起こる問題点が、「長井秀和のネタから考えると、中途半端にいろいろ知ってるユーザーのシステム開発が一番危険だ」になります。
で、「 システム開発において、一番重要なのは、リスクヘッジだと思うね! 」で挙げられている、以下のやりかたは、
(1)RFPを実現するには、どんな技術を使うか
→これが、思いつかないようなら、あなたに、その仕事は出来ないはず。
即、逃げることを考えよ
(2)それを、実際やったとしたら、どんなふうになるかのシナリオを作る
(3)そのシナリオが描けなかったら、それはリスク
→他のやり方で実現できないか、考え直す(2)へ
(4)そのシナリオどおりやって、予算、期間的に間に合うか。
間に合わなかったら、それはリスク
→他のやり方で実現できないか、考え直す(2)へ
(5)それは、RFPで言っている要望を満たしているか
この満たしているとは、言っていない要望も含む
満たしてなかったら、それはリスク
→他のやり方で実現できないか、考え直す(2)へ
(1)が、上記の(あー2)、(2)が、(あー3)になります。
(あー1)の部分は、書き忘れました(^^;)。
で、(4)は、(う)と(え)に該当します。(5)は、(え)のあとにやる作業です。
(かきわすれました ^^;)
結果として、まとめると、こんなかんじになります。
(あ)要素にわける
(あ-1)まず、ユーザーの利用の仕方の絵を書く
(あ-2)つぎに、その絵を実現するための技術を書く
(あ-3)その技術を実現する手順の絵を書く
(い)手順、予算、期間は大体決まっていることが多い。
→そこで、それを、並べる
なお、(あ)と(い)は、入れ替え可能。どちらが、先でも良い。
(う)(あ)のシナリオどおりやって、予算、期間的に間に合うか、
大丈夫かあ?って考える。
→ダメそうだったら、それは、リスク
(え)(あ)や(う)で起きたリスクを他のものに置き換えられないか等、
リスク回避の対応策を考える。
(お)で、大体システムが思いついたら、それは、RFPで言っている要望を
満たしているか、もう一度確認する。
→みたしてなかったら、他の案を検討する。
「「コピーされるほど儲かるシステム」の場合の見積もり例」で示した見積もりのしかたは、だめだめな例としてあげました。
(あ)もどきを行い、(い)を中心におこなったものです。
まじめに、(あ)の分析をしていない、かつ(う)以降をなにもやっていないものです。
でも、だめだめ加減がたりません。
もっと、だめだめな例を13話のメルマガで示します。
でも、一番問題なのは、そんなだめだめな見積もりを仮に作ったとしても、ユーザーは気がつかず、その提案に乗ってしまうことなんだけどね。