で、さらに、ロボット運動会の話。
で、次に見たのは、車椅子を腕の動き(筋肉に流れる電流?)で動かすっていうやつ。
あ、そうそう、ここでかいた、その時みた、もう、あり得ないほど美しく見えた美女
は、やはりテレビ東京の大江アナでしたね。ただし、トレンドたまごのコーナーではなく、
ロボット産業の未来っていうところのニュースの中の話でした(^^)
で、その車椅子なんだけど、すごいのは筋肉の動きで動かせるっていう部分もあるけど、
それが、赤外線通信で車椅子に送っていて、ちょっとだけど、遠隔操作できるってところ。
まあ、赤外線なので、手と車椅子の間程度の話だけど、これが、ケータイとかだと、それこそ、手を動かすだけで、車椅子が動かせる。。っていってもうれしくないけど、トラクターとかが動かせるとかいったら、うれしいかも。。
そーなってくると、機械を動かす方法をまとめると、
従来
1.ハンドル、パソコンのキーボード、マウスなど、動かす特定の機械があるもの
2.データグローブなど、動作をそのまま伝えたり、逆に感覚をそのまま伝えようとするもの
→さっきの鹿島のロボットもそう。
のほかに、今回のような
3.この筋肉の動きを増幅して入出力するという方法
もある。これ以外に
4.脳神経につながる経路に流す
5.脳そのものに電極をさして流す
という、この前のサイボーグの話もあると思う。
これらの違いについては、前回書いた、GUIの話ってことにつながってくるんだけど、今回は、それよりも、さっきの、大江さんのニュースについて、とりあげてみたい。
そのニュースの中では、人型のロボットにする必要があるのか?っていう話だったけど、たしかに、今のようなロボット利用法であれば、人型にする必要はない部分も多いと思う。
ただし、操作の入出力という風に考えるなら、人型ロボットは、人間の動作に対応させることができるので、いいとおもう。
たとえば、宇宙でなんか作業することを考える。その場合、人が外に出て作業するのは、宇宙上にゴミとかが、ものすごい高速でただよっている危険があるので(ぶつかると、たいへん)あんまり、作業しないほうがいいかもしんない。。。
となると、人型のロボットを宇宙に上げて、そのロボットを、人間が地上で操作するって言うことになるけど、その場合、地上にいる人間は、データグローブとかセンサーとかをつけて、その動くとおりに、(電波で動きをその宇宙空間にいるロボットに送って)、ロボットを動かすなんていうことが考えられる。
この場合は、人型のほうが、地上にいる人のセンサーと、宇宙にいるロボットのアクチュエーターが対応しやすいと思う。同じ位置におけるし、宇宙にいるロボットがみえるカメラ画像を地上に再現し、宇宙上の感覚も、そのロボットが受け取るセンサーの値を、地上にいる人に感じさせるようにすればいいから。。(もちろん、なにかにぶつかったとき、そのまま再現したら吹っ飛んじゃう!っていう場合は、加減する必要はあるだろうけど)
こういうように、人とロボットの感覚を同じにするような場合は、人型のほうがいいかもしれない。
あと、もうひとつ考えられるのは、汎用的なロボットを作る場合。
農業用でも建築用でも何でも使いたいという場合、どっちも人が動いていることだから、人型にして、人がやる動作を再現させたほうが、汎用性がアル(=量産化しやすい)かもしれない。
だけど、
・目的が決まっているような場合で、
・操作は、人と対応させる必要はない
→手だけ動かすとか、動きを変える(強くレバーを引くと早く走る等)場合
は人型にしないでいいというか、人型にしないほうがいいかも。。
なんて思う。
ってことで、このシリーズの次回は、GUIの話って書いた、サイボーグとか、データグローブとか、この筋肉の動きとか、そういうのをまとめた話をしたいと思います。具体的には、ロボット、人間、コンピューター混在システムにおけるMVCとは。。ですね。