ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

Hello World以前のプログラム言語(その6:変数と構造体)

2006-11-19 23:12:13 | Weblog

情報処理とは何?から、Hello Worldを各種言語で出力するまでの流れをかく、シリーズHello World以前のプログラム言語のつづきです(このシリーズは、土日に書きます)。




■前回のまとめと、今回のお話

 前回は、データを再利用するのに、ファイルというカタチでまとめておいて、それを読み込んで再利用するという話と、その際、

  ファイルはレコードというまとまりの繰り返しになっていることがあり
    (というか、それが多い)
  レコードは、複数の項目からできている
  各項目において、値の表現の仕方はいろいろあり、どうやって表現するかというのを
   しめしたのが、型である。

 っていう話から、固定長、可変長という話をしました。

 今回は、ファイルに入っているデータを、プログラムでどーするかということを書きます。




■値を置いておくところとしての変数

 で、ファイルを読み込んで処理するわけです。
 で、読み込む命令っていうのももちろんあって、
 前に書いたとおり、命令には、引数っていうのがあるわけです。

 だから、読み込み命令も、どのファイルを読み込んで、どこに値をいれるかというのを
 指定します。

 っていうところで、問題なのですが、ファイルの値を、どこに入れとくんでしょう。。。

 実は、ファイルの値が入るところはもちろんなのですが、計算の途中結果などをいれておくところも、こんだけのおおきさで、用意しておいてね!と、命令以外のカタチで記述します。
 それを、宣言文といいます。

 宣言文は、変数を宣言するわけですが、ファイルのときと同じように、値を保持しておくわけですから、型が必要です。なので、普通の言語は

   型  変数名

 というカタチをとります。
 ただし、すべて何でもOKという型を考えることも実は可能で、この場合、変数宣言がなくっても、命令文に変数が出てきたら、その時点で値が入るところを用意することができる言語もあります(VB、Perlなど)

 一方、変数名から、型を決めてしまうことができる言語もあります(FORTRAN)。この場合も、命令文に変数が出てきたら、その時点で値が入るところを用意することができます。

 もちろん、これらの言語でも、宣言して変数領域を取ることは可能です。

 なお、言語によっては、型の前に、この値が使う範囲を限定したりすることば
 publicやprivetaなどなど、とかをつける言語もあります。




■レコードの表現と構造体と配列
 で、ファイルはレコードの繰り返しで構成されていて、レコードは、複数の項目(いろんな型の項目が考えられる)からなっているということでしたけど、それを、上記の変数領域におくのは、どうしたらよいかということになります。

 で、まず、繰り返しについてなのですが、あるものの繰り返しは、配列というもので表現します。
   型  変数[繰り返し個数]

 のカタチで[繰り返し個数]の部分で、繰り返しを表現する=これが配列という言語が多いと思います。

 一方、レコードは、項目からできている、その項目の型はいろいろあるという部分をどのように表現するかですが、これは、複数の変数(もちろん、これらの型はちがっていい)を、ひとまとめにして、このひとまとめにしたものを、変数にすることができます。
つまり、

  ひとまとめにしたもの =
     型   項目1
     型   項目2
     型   項目3

 みたいなかんじに、できるということです。
 で、この、ひとまとめにしたものを構造体といいます。




 今回のこのシリーズ、わかりにくかったですね。
 巧く説明できんかった(>_<!)
 次回のこのシリーズは、クラスについて説明する予定です。


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近未来通信の中継局、ネットワークの線がつながってない。ネットワーク構成はどーなってんだ?

2006-11-19 19:48:41 | Weblog

報道特集で、IP電話の中継局?の近未来通信の中継局の様子がやってたんだけど、

ネットワークの線、ブレードに刺さって入るんだけど、その線が。。。
おいおい、途中でつながってないぞ(^^;)

床からネットワークケーブルがきてるんだけど。。
おいおい、これも、途中で巻いてあってどこにもつながってないぞ(^^;)

えー、つまりですねえ。。中継局といいながら、
ネットワークの線がつながっていないのであります(^^;)

まずいっしょ、それ。。

近未来通信側の言い分は、保守とか、修理とかでつながっていなかったのでは?
と答えてました。。
本当なの(-_-)、全部のケーブルを、きれーに巻いておいて、修理する??

ま、いいよ、じゃあ、中継局の、ネットワーク構成はどうなっているのかね。。
IPは、どうやって振られているのかね。。
IP電話を、中継してるんだよねえ。。。
なら、ネットワーク構成もきまって、各中継機のIPも、どーやって振るとかも、決まっているよねえ(仮にDHCPだとしても、外部と、どう接続するとかいうのは、きまってるよねえ)。。

ネットワーク構成がわかる人がいないっていったら、あやしそうだし、
まあ、ネットワーク構成がはっきりしたのなら、それと、一致しているかどうか
を調べればいいわけだし。。

このへん、総務省とかはしらべられないのかなあ。。。

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株価予測にかかわるモデル、ブラックショールズとかは、こういうことだ!と言い切る

2006-11-19 15:13:49 | Weblog

前のブログで、「ウィナー過程や、伊藤過程がでてきて、伊藤過程から価格をもとめるのに、伊藤のレンマがでてくる。。。詳しくは次に書きます。」って書いたので、今回は、それについて。。

 まあ、コンピューターに関係なさそうな気もするけど、情報処理ですら、株価予測をとりあげてるので、ま、コンピューター関係ということで、いいっしょ??

 で、そのまえにおことわり。

 ウィリアムのいたずらは、文系の教育学部(学校教育学科)なので、こーいう難しいお話は、ほんとーはよくわかんない。なので、間違っていることがあるかもしれないけど、そしたら、ごめん(^^;)




■まず、株価というのは、トレンド+ランダムウォークだ!といいきる

 まず、株(株価)というのは、あがるか、下がるか、そのままかの3つです。
 これは、株をやらない人でも認めてくれると思います。

 で、もし、なーんにも情報がなく、なーんにも規則性がなければ、
 いわゆるランダムウォークをするはずです。

 でも、(ここからさきは、株をやっている人しか信じてもらえないかもしれないけど)
 ある一定期間しか見なければ、株価はランダムウォークではなく、ある一定のトレンドというのが出ます。上昇基調とか下降基調とかです。

 で、もちろん、上昇基調でも、下がるときもある。

 つまり、株価というのは

 ランダムウォーク+トレンド

 によって、構成されているということになります。




■トレンド(一次式)+ランダムウォークが、一般化したウィナー過程

 ここで、ランダウォーク、つまり、ランダムにものごとをやると、それは、正規分布に従います。っていうことは、もしトレンドがなければ、株価は、時々刻々いろいろな値を示すものの、たいていは2σの範囲に入りますよね(これがベースになっている理論が、ボりんジャーバンド)。

 ところが、トレンドが出ていると、このランダムウォークの2σの範囲は、トレンドに向かって動いていくことになります。上昇基調なら、2σの範囲が、上にズレていき、下降基調なら、2σの範囲が、下にズレていきます。

 この株価の動きを、上昇、下降トレンドは一次式(傾きaの直線)として表現したのが
 一般化したウィナー過程です。





■トレンド(関数)+ランダムウォークが、伊藤過程

 で、べ、別にトレンドは一次関数ってわけじゃないからね!

 っていうので、この一次関数部分をふつうの一般的な関数に
 ひろげたのが、「伊藤過程」ということになる。

 この伊藤過程から、時間と価格の関係を、あらわしたのが、伊藤のレンマとなります。




■ブラックショールズの微分方程式とは

 ってことで、伊藤のレンマその他いろんなものを使って、オプションが、どういう価格を満たさなきゃいけないかということを導くことができる。

 これがブラックショールズの微分方程式!!

 で、そーすると、この微分方程式を解けば、価格はいくらになるべきか、
 つまり、「金融派生証券(オプション)の価格評価」ができることになります。

 実際これをとくと、

   現在の株価
   権利行使価格
   オプションの期間
   ボラディリティ
   非危険利子率

 から、コールオプションの価格が求められます。

 その式は。。。か、かけん(>_<!)複雑なのだ。。
 なので、下記をみてね(手順で書きます)




■このお話の本ネタ&もっと知りたい人は。。

 で、詳しい微分方程式については、ウィリアムのいたずらは、文系なのでよくわかんない。
 でも、教育学部ということで、どーいうテキストを使ったらいいかは、教えられるぞ!

 ここの本
金融・証券のためのブラック・ショールズ微分方程式―微分の初歩からやさしく学べてよくわかる
石村 貞夫 (著) 石村 園子 (著)


今回のお話も、すべて、この本をもとにかいています。
数式の基本的な話から書いているので、理系の人ならわかりそうです。

で、とくに、「理論はどーでもいいから、上記に書いた、オプションの計算式”だけ”をしって、計算したいというあなた」は、すべて、すっとばして、

186ページを見てください。

結局、こういうことをやっています。

1.T-tで、オプションの期間を年換算する(月なら12で割る。以下、期間と書きます)

2.uというのを求めます
  u=log(株価/権利行使価格)+(非危険利子率-ボラディリティの2乗/2)*期間
 
3.u/σ√X + σ√X (これを1式とします)とu/σ√X(これを2式とします)を求めます
  1式=(2で求めたu)/(ボラディリティ*√期間)+(ボラディリティ*√期間)
  2式=(2で求めたu)/(ボラディリティ*√期間)

4.標準正規分布の表で、1式の値、2式の値のときの面積を求める

5.求める価格は
 = 株価*(4で求めた1式の面積)
- 権利行使価格*eの(-1*非危険利子率*期間)乗*(4で求めた2式の面積)

(e=自然対数の底)
です。

って、わけわかんないと思うので、それが、数字で入っている186ページとあわせてみるとわかります。

これが、なぜ出てくるのか!というのを書いたのが、この本になります。

だから、ソコがドーデもいい人は、この186ページだけみればいいのかも(^^;)


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情報処理学会の雑誌「情報処理」に「株式の予測について」という解説文が載ってる

2006-11-19 12:22:58 | Weblog

情報処理学会にはいっていると、「情報処理」っていう雑誌が送られてくる。
(論文誌じゃないほう、表紙が緑色っぽいほう)
この2006年11月号1237ページ(ページは通年なので、ものすごいページになっている)から

「株式の予測について」
-初心者のための解説-

っていう、解説文が、載っている。。
おおお、情報処理学会も、とうとう、株、はじめますか(^^)
やっぱ、先生たちも。。。(^^)

といっても、情報処理学科会が株っていうと、
ウィナー過程や、伊藤のレンマを説明して、ブラックショールズを説明*するのかなあ。。
あ、あれは、オプションか(^^;)
とか、思ったら。。。。。




乖離とストキャスティクスについてであった。
おお、ふつうの株の本と同じだ。。
もっとも、一目均衡とかでも、最近の株本は紹介する。。

でも、こんなのがOKっていうことは、
情報処理学会の論文としても、株価の数理モデルを利用して、
実際の株価との評価とその問題点とか、そーいうのでも、
審査してくれるってことなのかなあ?
そんなら、そーいう大学院とかできたら、行きたい人多いんじゃないかなあ。
もちろん授業は、土日と夜だけ、午後3時までは、教授面会謝絶とか
(ただし11:00から12:30までを除く)




 こーいうはなしよりか、最近の話題を取り上げるなら、

 PS3とWiiのOS、グラフィックの説明(東芝のReality Synthesizerもついでに)

 とか、

 画像の特徴点抽出のさまざまな違いの体系

 とか、

 UML、DOAの各開発論をもちいてCMMIレベル3を実現するためには
 なにをしたらいいのか?

 とかのお話のほうが、情報処理っぽいとおもうけど・・・(^^;)


・・・やっぱ、それよりも、金儲けですよね!!!
ってことで、超納得??

*注:

ウィナー過程や、伊藤のレンマを説明して、ブラックショールズを説明:

 オプションなどの金融派生商品を微分方程式でとくのが、ブラックショールズ微分方程式。
 そこまでに過程で、ウィナー過程や、伊藤過程がでてきて、伊藤過程から価格をもとめるのに、伊藤のレンマがでてくる。。。詳しくは次に書きます。

 


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ブログ更新ジェネレーターをやってみた。。。

2006-11-19 01:02:59 | Weblog

ここ
ブログ更新ジェネレーター
http://portal.nifty.com/koneta05/07/26/01/

に、「ブログ更新ジェネレーター」というのがあります。
それは(以下の斜体は上記サイトより引用)

ブログを始めたはいいけど、なにも書くことがなくて困ってる人はいませんか。

そうそう毎日おもしろいことがあったり、なにかを考えているわけではありません。ぼんやりしているあいだに1日が過ぎて1週間が過ぎてしまうものです。

でも、更新しないといけない気がするし…、そういうときはそれっぽいことを書いてお茶を濁しておこうか。そんなツールです。(

というものだそうです。

で、やり方は、いくつかの質問にこたえると、ブログの記事ができるというかんじ。
(1つ答えると、だんだん書いていくという感じになります)

で、ウィリアムのいたずらがやった結果は、こんなかんじ。。
July 27, 2005


たびたびこんにちは。
更新ばかりしているけど、暇じゃないんですよ。

きょうもおきたら午後でした。流れ行く雲をぼんやり見たり、雲の種類をネットで調べたりしてました。本当はほかにやらなきゃいけないことがたくさんあるのですが。ついつい誘惑に負けてしまい…。弱い生き物です。


♪ けさ君の夢を見た。
君が蛇口になってる夢を。その蛇口からは何が出る?
by ブッセ

この年になってこんなことを言っているのはいかがなものかと思いますが!


↑写真と本文は関係ありません


どっすか?それらしい感じになってます??



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