ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

プロフをしたことがないウィリアムのいたずらは、情報弱者なのかも?

2007-04-14 23:42:19 | Weblog

ふと思った。
昔は、デジタルデバイドっていうと、パソコンを使える人と使えない人の格差であり、
情報弱者とは、パソコンを使えないような高齢者をさした。

でも今の若者(10代&20代前半)と、30代以降50代くらいまでの間にも差があって、
今の若者のインターネットっていうと、ケータイだと思う。
メールといったら、ケータイのメールのことをさすのかもしれない。。

とすると、今後は、ケータイが主流になるかも。。
もしなったとしたら、ケータイを早く打てるような今の若者と、
パソコン文化の30代後半以降の人たちには、格差が出てしまうかも。。

現にウィリアムのいたずらは、プロフとかやったことがない。。
うーん、将来、ケータイが情報機器の中心になったら、
こーいう、プロフもやったことない、パソコン文化で育った
ウィリアムのいたずらは、情報弱者になってしまうのかもしれない。。(>_<!)

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要求から、プログラムまでの階層を考えないことが、開発の混乱を招いている

2007-04-14 19:49:14 | 開発ネタ

 っていう表題にしたけど、その具体的な混乱、つまり、アスペクト指向における横断的関心事の切り出しの問題や、デザインパターンの活用の話なんかは、月曜日からはなすこととして、今回は、その階層についての内容。




プログラムを考えると、普通プログラムする人が扱えるのは、

 ・言語が用意する関数、クラス
 ・OSのAPI
 ・入出力のドライバ

である。これより下(ハード寄り、ファーム寄り)は、業務アプリの範疇ではない。

 まあ、これを、「OS/言語提供モジュール」とでもいいましょうか。。

 そして、ソート、マージ、帳票出力、DB入出力、ファイル入出力といった、基本的なプログラミング可能な機能がある。これを、「入出力と、基本操作群」とよぼう。
 基本操作に関しては、ここの「Javaで基本操作」に挙げた。

 そして、本来はこの基本操作を利用して、アクティビティ図のアクティビティ、ユースケース図のユースケース、DFDのプロセスは構成されるはずである。これを、「アクティビティ層」とよぶ。

 そして、業務は要求仕様において、アクティビティないしは、プロセス(=アクティビティ層)に分解される。

 これを図式化すると、こうなる

業務
 |*1
アクティビティ層(=アクティビティ等)
 |*2
入出力と、基本操作群(=外部設計の世界)
 |*3
OS/言語提供モジュール


 ここで、重要なのは、「基本操作群」で、これに要求が落とし込めるか(つまり、受注というのは、ソート,マージ、編集、入出力を使って表現できるか)ということになる。

 なお、図に*1、*2、*3と書いたが、この変換作業(*にあたるところ)が、開発の作業になる

*1: 業務をアクティビティに落とし込むのが要求分析
*2: アクティビティを入出力と基本的な操作に落とし込むのが、外部設計
*3: 入出力と基本的な操作をプログラミングするのが、内部設計&プログラミング

 で、プログラミングテクニックは、主に*3のところに関係する。
 ワーカーさんに渡すレベルとは?で書いた、”ワーカーさんに教えておく”という部分は、上記の「基本操作群」部分ということになる(昔はおそわったんだけどね)。

 自動化の場合、*2の自動化と*3の自動化は全然意味が違い、*3はやりやすいけど、*2は難しい。再利用も同じ。




 ってことで、月曜日から、これをもとにしたお話をしようかと思ってます。



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DTPの構造を考える-その3:組版規則など。

2007-04-14 12:54:42 | 土日シリーズ

土日シリーズ「DTPの構造を考える」
 前前回は、「本-ページ-枠-文章、線画(絵)、イメージ」という、見た目の物理構造についてやりました。
 前回は「本-見出し・・・などなど」の論理構造というのをやりました。
 で、本などには、この2つの構造(見方)があって、論理構造と物理構造は結びついているという話です。

 ただ、これ以外に、本は情報を持っています。
 それが、組版規則などなんですけど、今日は、その話をします。




■本-組版構造データ

 日本語の本を出す場合、文頭に。がこないなど、禁則とよばれる規則があります。
 それと、ワープロソフトではやってないのですが、ちゃんとしたDTPソフトでは、「(のように、カッコが2つ続くとき、全角ではなく、半角にしたり(ASCIIコードの半角ではなく、全角文字の文字送りをつめる。そもそもDTPでは、半角といわず、2分(にぶん)といったが、最近は半角といわないと通じないかも ^^;)。。。
 などなど、いろんな規則があります。

 この規則は、本ごとにちがいます。
 句読点といったとき、 、と。をさす場合、,と.をさす場合、,と。をさす場合など、いろいろです。それにともない、記号とみなすもの、上記のような2分処理をするもの、また、アキについての処理など、本ごとに違います。

 厳密に言うと、おこしのカッコが二つ続いた場合。。。などというのは、DTPのアルゴリズムとしてコーディングされている(あるいはコーディング可能)なのですが、そもそも、おこしのカッコになにを使うのかは、本によって(横組みの本、縦組みの本)違うので、これをデータでもたないといけません。

 DTPソフトの中には、この情報を指定できるものもあります。
 (どれだけ、指定できるかは、DTPソフトによって違うと思います)

 この場合、システムでデフォルトを持っていて、本単位に変更できるのが普通だと思います。
 また、DTPソフトは、すべての組版規則に対応しているわけではありません。

 とくに、和文と欧文が入っている横書きにおいて、欧文はハイフンで区切るか分離禁止になります。ここで、URLは分離禁止になるので(ハイフンを入れると違うURLになる)、その前後などで、文字を目いっぱい広げてしまうことがありますが、これは、和文欧文間の文字間の規定(ある一定以上広げてはいけない)に違反します。こういうことがあります。
(ちなみに、上記の場合は、本来、URLに長体をかける(これも40%まで)ことによって、追い込む。欧文だけで無理なら、和文も長体をかける。。。などなどの手を使うと思う)




■イメージの場合

 イメージの場合、組版規則のように、イメージを調整するものはあるか?というと、あります。
 それは、トランスファー関数とか、ハーフトーン関数とかのデータになってくるのですが、これは、イメージごとの問題(つまり、PhotoShopでイメージを作るときの問題)となるので、まあ、ちょっと置いておきます。

 カラーマネージメントの話は、このシリーズのあとの回で、します。




■OLEを貼り込まれた場合の問題

 ここで、昔はあり得なかったんだけど、WindowsのDTPになって、あり得る話になったのが、OLEを貼り込んじゃう場合です。

 OLEを貼り込まれると、DTPは、こちらから制御できません(イメージと同じ)。なので、そこの物に対して組版規則は適用できないことはもちろん、品質的に満足なものを返してくれるか(じゃぎじゃぎになったり、予想していたものと違うものを返す。。なんていうことがないで、こちらの想定どおりに返してくれるか)は正直、わかりません(^^;)





次回は、本の枠組みを超えてある、ライブラリ、フォントと外字、色(CMYK指定、RGB指定、特色)とカラーマネージメント、などの話になるとおもいます。



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