ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

Rで判別分析(2)-分散が等しくない場合:マハラノビスの距離を求める-

2011-08-02 16:39:38 | そのほか
内容

グループ1(G1)、グループ2(G2)とあって、それぞれのデータがある。
このとき、あるデータA=70があったとき、Aは、グループ1に属するか、
グループ2に属するかを見たい。
ただし、前回と違い、このG1,G2の分散は異なる。




方法
1.データを作成・読み込む(前回と同じ)

<<グループ1、グループ2のデータが1項目しかないとき>>

例:ある試験 受験者10人(うち、5人合格)
  グループ1(合格者):100,75,80,90,95
  グループ2(不合格):68,65,50,40,55

Rでの入力:
label<-c(rep(1,5),rep(2,5))
g1<-c(100,75,80,90,95)
g2<-c(68,65,50,40,55)


2.各グループの平均と分散を求める

Rでの入力:
xbar1<-mean(g1)
xbar2<-mean(g2)
s1<-var(g1)
s2<-var(g2)

3.マハラノビスの距離の値を求める
a<-70
mahalanobis(a,xbar1,s1)
mahalanobis(a,xbar2,s2)

距離が近いほう(数字が小さいほう)のグループに属すると考えられる。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする