ベンチャー投資というとベンチャーキャピタルが有名だけど、
日本の場合、実は、日本政策金融公庫 中小企業事業(旧中小企業記入公庫)
がいろいろと行っている場合もおおい。
そんなわけで、今日は、日本政策金融公庫 中小企業事業の話を
聞いてきたのでメモメモ
■あいさつ 小黒会長
・中小企業金融公庫
・診断士協会も積極的に連携して活用しなさい→中小企業庁
・国民生活金融公庫はなじみ多かった
・ちょっと大きくなるときに、どう組み込んでいくか?
→各方面との連携が取りやすくなる
■日本公庫 中小企業事業の概要について
・H20年10月統合
・法律を作った→従前のサービスを落とさない
・決裁権限者:事業統括
国民生活事業:国金
・中小企業事業の概要と国民生活事業のちがい
・中小企業事業
中小企業を相手にしている点では国民生活事業と同じ
国民生活事業:1億2千(1回あたり300万~500万)
中小企業事業:12億(1回あたり1億)
→お金ほしいからお金くださいというわけではない
やりたいこと、なおしたいことがある→手段としてのお金
担当者がつく(地区ごと)
リピーターが多い。なるだけ事後のお手伝い
・国民金融公庫:書類のリスト→出せばアウト化セーフ化
中小企業事業:カスタムメイド、はじめはかかるが、リピーター
・国民との違い
国民:業種はほぼ何でもOK(公序良俗に反しない、農業はX)
中小:業種決まっている、商号上、法人でないとX
6社に1社くらいが、上場企業で取引があったところ
株式公開が目的ではないが、平均のつきあい25年
→民間のベンチャーキャピタル3~5年とか・・・
スタートの支援:最大の目的
・お金があっても中小企業には出ていかない時代
→量的な補完
民間と協調:大きなパターン
短期、割引 民間 長期:中小企業事業
→民間が公庫に持ってくるときは、対応
なぜ、海外、事業承継
・小企業 DI 小さい企業はいいことない
中企業・大企業:2003年前山と谷の高さ同じ→系列
2003年以降:大企業はよくなったが、中堅は0を超えない
→海外、リストラ型
→中小企業も海外、第二創業、再生
制度分かりにくい
・金利1体系(担保あるなし)
リスク対応型、期間対応型があり、平均があの体型
大きくは4体系
安い(政策):政策性の高いものさがす
民間より金利が高いことはある。が、精一杯
・地域割している
・会社統合→小口は国民につなぐ
→柔軟につなぐ
■海外展開関連
・海外:まいとし1割増
多いのは中国:尖閣、減速から撤退?→じわじわ上がっている:マーケットの魅力
タイが多い:人件費も上がっているのに足元増えている→ビジネスネットワーク
次にベトナム:人件費比較的安い、タイに近い
インドネシア、マレーシア、フィリピン(チャイナ+1)シンガポールは販社中心?
→アジア中心
公庫の制度3つ
円貸出
米ドル貸出
現地通貨支援
輸出で海外展開
国民生活の人たちも
クールジャパン
→規模小さくてもビジネスチャンス
・翼をもて
海外の事業再編も視野に入れて→日本国内の会社に
事前調査の出張費用、手続き費用、展示会出展(渡航)
転貸(てんたい)するのも対象、機械購入も
→事業性の資金
7億2千万円(小規模だと国民のほうが利用しやすいかも)
設備15年、運転7年以内
審査対象は親
・外貨の貸付
通貨をドルにしただけ
米ドルで収益、円で返すと、為替リスクがある
返済米ドル
円:自動振り替え 外貨:個別振り込み
外貨のための口座
仕組図
・海外現地法人の貸付支援:スタンドバイ・クレジット
日本政府金融公庫の信用状を海外金融機関に発行→担保
日本国債と同じ扱い
米ドル、(ユーロも)
ご利用いただける方→経営革新計画の承認(99%)
→東京都の承認が入る(意外と時間かかる)
通りやすいアドバイスしている
他は(関東)経産局
経営革新:新しいことにチャレンジ
相当程度普及しているのは・・・(うちは始めるといっても)
親会社の利益が上がる
→収益エンジンになる必要はない
制度利用のメリット
為替リスクの回避
注意:スタンドバイクレジット
保証 親会社
融資 銀行が現地法人を審査
→現地での取引に発展することも!
焦げ付いた場合は、親会社に請求
1法人あたり4億5千万
・貿易金融はX
・現地の邦人に日本公庫が直接融資する制度はない
・実績
今期80~90件、全体8割がタイ、広がり出ている
■新事業、ベンチャー支援
・ベンチャー支援
ベンチャーキャピタル業界からも注目
・新事業育成資金
資本性ローン:ベンチャーキャピタル業界からも注目
現政権:ベンチャー支援
2015年4月シリコンバレー安倍首相訪問(公式の首相訪問は安倍さんのみ)
→テスラモーターズ
イスラエルにも訪問
ベンチャーキャピタル投資、GDP比で大きいのは→イスラエル
今、まだまだ少ない
政策金融機関が先行してリスクを取る
・新事業育成資金
高い成長性
事業化後、7年以内
成長育成新事業審査会
新規制:大学の先生、診断士の人も
審査省略 特許、SBIR(各種助成金)→ものづくり補助金
資金供給3種類
一般的融資 特別利率3
新株予約権
資本性ローン
去年907社、今年度すでに800社以上
新事業展開の10社に1社
業歴20年以上が8割近く、製造業(ものづくり)が多い
・資本性ローン
1、期限一括償還
2、無担保無保証
3、銀行の場合、資本金と見なせる=信用区分+に
→出資に近い
金利:毎年見直し(成功:判定
メリット:安定資金、損金計上できる
・新株予約権付き融資:日本公庫しかやっていない
若い企業がおおい。IT関係も多い
・専門部署
アーリーの後半からエクスパンション
→決算赤字、近いうち黒字
1件1件手作りで
赤字が7割
質問
・DDSとのちがいは?
最初からDDSでやりますみたいなかんじ(新しいお金と一緒に資本性に振り替え)
DDSは借金と振り返るだけ
・SBIR関連
モノづくり補助金通ればOK?→交付決定までいっていればOK
・マテリアルは海外、工法は日本の場合は?
OK.海外のものを横流しだとXだけど、日本でなにかしてるならOK
・25年度多い理由は?
補正予算で枠900億あったので。それ以降は通常の枠
■事業再生
再生部隊の宣伝
経営改善計画→重要だと思う点
・企業支援室→事業再生
大概の事はできる(DDS,DESも)
全国再生支援協議会の4件に1件顔だしている
抜本再生(DDS、DES,債権カットなど)3件に1件
→リスクを取っても
・なんでこんなに変わったの?
金融機関
清算価値保証:債権カットで立ち直るなら有利
貸し倒れ引当金:貸倒引当金があるなら、貸倒損失出るが、貸倒引当しなくていい
→小泉さんの時、貸し倒れ引当するようになった
→貸倒引当が戻ってくるような再建案にしないといけない
・金融円滑化法 りスケジュールを応じる→立ち行かなくなる
債権者サイド:引当金の話
債務者サイド:計画に真摯に取り組んでいない場合 計画が上から降ってきた
→そもそも、なんでお金を貸してくれないかわからない
黒字なんだけど、借金が多い
ポイント
・キャッシュフロー倍率(PL) 正常水準は10年?予測できる?
・債務超過の解消年数(BS)
・返済の履行状況
計画を作ったらなんでいいの?
金融機関:直近の過去を評価
3方向の約束
債務者から債権者:アクションプラン
債権者から債務者:こういう金融支援を行う
債権者相互:ぬけがけしない
実現性の高い再生計画が立てられない先
穏便な着陸
最近力を入れていること
・DES
3年、5年たつと、金融機関に内緒で無謀なやんちゃ・・・
→ガバナンス
・資本性ローン
りスケジュールから正常先 3年が多い、5年たったら戻る可能性低い
→必要な設備投資にカネが回らない
準資本型のDDS
質問
・金融機関とどう話す
再度のリスケ 2期連続は、あてにならない(2場所負け越しは現実的でない)
フリーキャッシュフローの8割
バンクミーティング あとはあんただけよ 公庫は応援団!
■事業承継
特別貸付のご案内
・公庫:制度融資
6つの貸付制度、19の支援
・事業承継問題 14年事業承継資金
・補正予算で制度 地域創生、インバウンド支援
軽減税率対応の融資制度を検討
・事業承継 2014年
相談する相手がいない
金融面での不安
経営の承継、株式の承継
承継を契機に事業転換を図るのはいい
保証に依存しない融資
・事業承継・集約・活性化支援資金
→手厚くされている
・資本性ローン
長期一括無担保無保証
・新事業活動促進
100社126億円くらい
・44%は保証人とっていない
・債務整理
日本の場合、実は、日本政策金融公庫 中小企業事業(旧中小企業記入公庫)
がいろいろと行っている場合もおおい。
そんなわけで、今日は、日本政策金融公庫 中小企業事業の話を
聞いてきたのでメモメモ
■あいさつ 小黒会長
・中小企業金融公庫
・診断士協会も積極的に連携して活用しなさい→中小企業庁
・国民生活金融公庫はなじみ多かった
・ちょっと大きくなるときに、どう組み込んでいくか?
→各方面との連携が取りやすくなる
■日本公庫 中小企業事業の概要について
・H20年10月統合
・法律を作った→従前のサービスを落とさない
・決裁権限者:事業統括
国民生活事業:国金
・中小企業事業の概要と国民生活事業のちがい
・中小企業事業
中小企業を相手にしている点では国民生活事業と同じ
国民生活事業:1億2千(1回あたり300万~500万)
中小企業事業:12億(1回あたり1億)
→お金ほしいからお金くださいというわけではない
やりたいこと、なおしたいことがある→手段としてのお金
担当者がつく(地区ごと)
リピーターが多い。なるだけ事後のお手伝い
・国民金融公庫:書類のリスト→出せばアウト化セーフ化
中小企業事業:カスタムメイド、はじめはかかるが、リピーター
・国民との違い
国民:業種はほぼ何でもOK(公序良俗に反しない、農業はX)
中小:業種決まっている、商号上、法人でないとX
6社に1社くらいが、上場企業で取引があったところ
株式公開が目的ではないが、平均のつきあい25年
→民間のベンチャーキャピタル3~5年とか・・・
スタートの支援:最大の目的
・お金があっても中小企業には出ていかない時代
→量的な補完
民間と協調:大きなパターン
短期、割引 民間 長期:中小企業事業
→民間が公庫に持ってくるときは、対応
なぜ、海外、事業承継
・小企業 DI 小さい企業はいいことない
中企業・大企業:2003年前山と谷の高さ同じ→系列
2003年以降:大企業はよくなったが、中堅は0を超えない
→海外、リストラ型
→中小企業も海外、第二創業、再生
制度分かりにくい
・金利1体系(担保あるなし)
リスク対応型、期間対応型があり、平均があの体型
大きくは4体系
安い(政策):政策性の高いものさがす
民間より金利が高いことはある。が、精一杯
・地域割している
・会社統合→小口は国民につなぐ
→柔軟につなぐ
■海外展開関連
・海外:まいとし1割増
多いのは中国:尖閣、減速から撤退?→じわじわ上がっている:マーケットの魅力
タイが多い:人件費も上がっているのに足元増えている→ビジネスネットワーク
次にベトナム:人件費比較的安い、タイに近い
インドネシア、マレーシア、フィリピン(チャイナ+1)シンガポールは販社中心?
→アジア中心
公庫の制度3つ
円貸出
米ドル貸出
現地通貨支援
輸出で海外展開
国民生活の人たちも
クールジャパン
→規模小さくてもビジネスチャンス
・翼をもて
海外の事業再編も視野に入れて→日本国内の会社に
事前調査の出張費用、手続き費用、展示会出展(渡航)
転貸(てんたい)するのも対象、機械購入も
→事業性の資金
7億2千万円(小規模だと国民のほうが利用しやすいかも)
設備15年、運転7年以内
審査対象は親
・外貨の貸付
通貨をドルにしただけ
米ドルで収益、円で返すと、為替リスクがある
返済米ドル
円:自動振り替え 外貨:個別振り込み
外貨のための口座
仕組図
・海外現地法人の貸付支援:スタンドバイ・クレジット
日本政府金融公庫の信用状を海外金融機関に発行→担保
日本国債と同じ扱い
米ドル、(ユーロも)
ご利用いただける方→経営革新計画の承認(99%)
→東京都の承認が入る(意外と時間かかる)
通りやすいアドバイスしている
他は(関東)経産局
経営革新:新しいことにチャレンジ
相当程度普及しているのは・・・(うちは始めるといっても)
親会社の利益が上がる
→収益エンジンになる必要はない
制度利用のメリット
為替リスクの回避
注意:スタンドバイクレジット
保証 親会社
融資 銀行が現地法人を審査
→現地での取引に発展することも!
焦げ付いた場合は、親会社に請求
1法人あたり4億5千万
・貿易金融はX
・現地の邦人に日本公庫が直接融資する制度はない
・実績
今期80~90件、全体8割がタイ、広がり出ている
■新事業、ベンチャー支援
・ベンチャー支援
ベンチャーキャピタル業界からも注目
・新事業育成資金
資本性ローン:ベンチャーキャピタル業界からも注目
現政権:ベンチャー支援
2015年4月シリコンバレー安倍首相訪問(公式の首相訪問は安倍さんのみ)
→テスラモーターズ
イスラエルにも訪問
ベンチャーキャピタル投資、GDP比で大きいのは→イスラエル
今、まだまだ少ない
政策金融機関が先行してリスクを取る
・新事業育成資金
高い成長性
事業化後、7年以内
成長育成新事業審査会
新規制:大学の先生、診断士の人も
審査省略 特許、SBIR(各種助成金)→ものづくり補助金
資金供給3種類
一般的融資 特別利率3
新株予約権
資本性ローン
去年907社、今年度すでに800社以上
新事業展開の10社に1社
業歴20年以上が8割近く、製造業(ものづくり)が多い
・資本性ローン
1、期限一括償還
2、無担保無保証
3、銀行の場合、資本金と見なせる=信用区分+に
→出資に近い
金利:毎年見直し(成功:判定
メリット:安定資金、損金計上できる
・新株予約権付き融資:日本公庫しかやっていない
若い企業がおおい。IT関係も多い
・専門部署
アーリーの後半からエクスパンション
→決算赤字、近いうち黒字
1件1件手作りで
赤字が7割
質問
・DDSとのちがいは?
最初からDDSでやりますみたいなかんじ(新しいお金と一緒に資本性に振り替え)
DDSは借金と振り返るだけ
・SBIR関連
モノづくり補助金通ればOK?→交付決定までいっていればOK
・マテリアルは海外、工法は日本の場合は?
OK.海外のものを横流しだとXだけど、日本でなにかしてるならOK
・25年度多い理由は?
補正予算で枠900億あったので。それ以降は通常の枠
■事業再生
再生部隊の宣伝
経営改善計画→重要だと思う点
・企業支援室→事業再生
大概の事はできる(DDS,DESも)
全国再生支援協議会の4件に1件顔だしている
抜本再生(DDS、DES,債権カットなど)3件に1件
→リスクを取っても
・なんでこんなに変わったの?
金融機関
清算価値保証:債権カットで立ち直るなら有利
貸し倒れ引当金:貸倒引当金があるなら、貸倒損失出るが、貸倒引当しなくていい
→小泉さんの時、貸し倒れ引当するようになった
→貸倒引当が戻ってくるような再建案にしないといけない
・金融円滑化法 りスケジュールを応じる→立ち行かなくなる
債権者サイド:引当金の話
債務者サイド:計画に真摯に取り組んでいない場合 計画が上から降ってきた
→そもそも、なんでお金を貸してくれないかわからない
黒字なんだけど、借金が多い
ポイント
・キャッシュフロー倍率(PL) 正常水準は10年?予測できる?
・債務超過の解消年数(BS)
・返済の履行状況
計画を作ったらなんでいいの?
金融機関:直近の過去を評価
3方向の約束
債務者から債権者:アクションプラン
債権者から債務者:こういう金融支援を行う
債権者相互:ぬけがけしない
実現性の高い再生計画が立てられない先
穏便な着陸
最近力を入れていること
・DES
3年、5年たつと、金融機関に内緒で無謀なやんちゃ・・・
→ガバナンス
・資本性ローン
りスケジュールから正常先 3年が多い、5年たったら戻る可能性低い
→必要な設備投資にカネが回らない
準資本型のDDS
質問
・金融機関とどう話す
再度のリスケ 2期連続は、あてにならない(2場所負け越しは現実的でない)
フリーキャッシュフローの8割
バンクミーティング あとはあんただけよ 公庫は応援団!
■事業承継
特別貸付のご案内
・公庫:制度融資
6つの貸付制度、19の支援
・事業承継問題 14年事業承継資金
・補正予算で制度 地域創生、インバウンド支援
軽減税率対応の融資制度を検討
・事業承継 2014年
相談する相手がいない
金融面での不安
経営の承継、株式の承継
承継を契機に事業転換を図るのはいい
保証に依存しない融資
・事業承継・集約・活性化支援資金
→手厚くされている
・資本性ローン
長期一括無担保無保証
・新事業活動促進
100社126億円くらい
・44%は保証人とっていない
・債務整理