10月26日、KKE Vision 2016に行ってきた!
そのうち、はじめの基調講演は、本家に書いた
つぎの「生活の支援としての自動車自動運転」をメモメモ
■司会者挨拶
・伊藤先生と構造計画
MASで意見交換
自動走行に構造計画参画
■生活の支援としての自動車自動運転
・高齢化社会が進んでいる。そういう視点で考えないと
→中身は生活支援に到達できてないですよね~
解決すべき課題の提示
・主にヒューマンファクターの問題
自動運転が導入:ドライバー不要になるわけではない
どんなふうに人間が関わり?どんなことを知っていないといけないか
11月5・6日 筑波大の学園祭:ドライビングシミュレーター
・講演の内容
一過性のブーム?本当に役に立つシステム→どんなことを考える?
・話題
自動走行の必要性
自動走行システムの開発動向
自動走行実現のための課題と今後の展望
質疑応答
・なぜ自動走行システムが必要か
安全の向上
2020年までに交通事故死者数を2500人以下に
渋滞の解消
モビリティ向上(高齢者、障がい者)
今日の話題
時間の有効活用(エンタメ、仕事)
ヨーロッパの人たち
コスト削減(トラック、バス、タクシー)
技術者の夢
自動で動くモチベーション
・安全の向上
日本の道路交通安全の動向
平成に入ってからの減少→衝突安全の開発・普及/救急医療の発達
衝突した後については、頭打ち:4000人くらい亡くなっている
→あと1500人減らさないと!
事故が減った社会的インパクト
全世界では、年120万から130万人の交通事故死者がある
→100万人を超えるオーダー:事故が減る社会的インパクトは計り知れない
・免許保有率
60歳から:保有しない人が多くなってくる
→運転し続けたいが、危なくて運転できない:加齢とともに増える
→自由に移動できるようになるのはすばらしい!
・高齢者・障害者のモビリティ向上
動画 Google:ブラインドの人が自動運転で
・時間を有効に活用
・自動運転の開発動向
・動画:日産自動車 セレナ
・現在の実用化レベルの例
テスラ モデルS
自動運転便利機能
アダプティブクルーズコントロール
オートレールセンタリングとレーンチェンジ
パーキングスペースディテクション
センサー
カメラ
レーダー
超音波センサー
→地図情報と連動していない
テスラ モデルS :家より高い?
カーナビのお化けがある
青い線:システムが車線を認識
動画:走っているとき
首都高速走ると・・・いろんなこと起こる
地図と連動していない:下り坂で加速、出口に向かって加速
今は、そこが現状
・自動運転と呼ぶんですか?
本当の意味の自動運転
・自動運転実現に向けた課題
法律的な課題
責任の所在
技術的な課題
システムが対応できない場面の存在
その場合のドライバとのインタラクション
社会的な課題
リスクを負うのは誰か
・事故の責任は誰が負う
国際法:ウィーン交通条約(日本はジュネーブ条約に加盟)
第8条 運転者
第13条 車両の間の速度と距離
国内法
道路交通法
自動車損害賠償保障法 免責3要件
→刑事だけでなく、民事も
・自動運転を支える技術の例:Lidar
精密な地図がいる
自分が今どこにいるかを正確に認識
→カーナビX:5mのずれ、どっちの車線にいる?
3次元レーザースキャナー
→道の端まで分かる
→すすんでるけど・・・
雨降っている状況で とまってしまったり、
照り返しがすごいと・・:パイロン蹴飛ばす
問題ある:お金をどこまでつぎ込むか
どうやってつくる?
・死亡事故を起こしたドライバーの投稿
1台くらいの前方の左右が死角
そこからはいってくると、なすすべがない
・今年の春の死亡事故
白い荷台が空と区別がつかない?本当のところは分からないけど・・
止まっている車の認識は難しい
・センサーの能力に限界
そこは道じゃない!
ろかたにクルマがいる
法律を部分的に破ってもやらざるを得ないことをデザインとして入れるか?
→恣意的な判断になりかねない
・どうぞ、いやどうぞ
鉢合わせ:相手に先行って貰う→お互いに待って、動かない
ある種のリスクをとって行動しないと・・→どうやってリスクをとる
・あの赤い棒はなに→社会的な文脈依存
・自動走行とシンギュラリティ
現在の乗用車と全く同じように使える自動車が
完全にドライバーレスで自動走行できるようになるためには
システムは人間と同等か、それ以上の知性を持つことが不可欠
シンギュラリティ
現実問題としては、もうちょっとトーンダウンした自動運転が必要
本当に頼りたいところで、頼れないシステム
→はしごをはずされる
むずかしいとことでこそ、システムに頼りたいのに・・
・自動運転にレベルというコトバを聞いたことがありますか?
アンケート:ほとんどの人が手を挙げる
いばらぎできくと:半分くらい
1:運転支援
2:部分的自動 人間が監視
-----------------------------------
3:条件付自動 システムが監視
4:高度自動
5:完全自動
・SAE J3016
・レベル5:ちょっときびしい?ある限られた領域なら→それはレベル4?
・高齢・障害者と自動運転
少なくともレベル3までは必要なときは人間が自分で運転をしなければならない
→すなわち、運転席に「運転免許証を保有している人」が座っている必要がある
→免許証を返納した高齢者や障害者は自動運転のサービスを受けられない
・レベル3は実現できる?
通常時、ドライバには監視は要求されない
しかし、システムが制御を継続できない場合は、ドライバが運転を引き継ぐ必要がある
ドライバはわき見をしてもいいが、お酒を飲んだり寝てはX
・システムが対処できない場面ではドライバが対処する
でも、運転の文脈がわからなくなる(ここどこだっけ?)
ドライバに制御引継ぎを出すことが要請される
気づいたらいつの間にか危険な状態になっていたということは許されない
300メートル、400メートル、前方大丈夫という
ありうる外乱を完璧に押さえ込まないと、レベル3を自称できない
機械の知能でそれが出来るなら、レベル4でいいのでは?
・状況を押さえ込めばレベル3を作れるかも?
逆走で10秒間?
・鉄道が自動化できているのは、外乱の押さえ込み画上手くいっているから
無人
ゆりかもめ、にっぽりとねりライナー
有人
福岡市地下鉄七隈線、つくばエクスプレス
列車の知能がそれほど高いわけではない
外乱が入り込まない工夫をしている
高架、ホームドア等(地下鉄には踏切がない)
・レベル2なら問題ない?
いつでも介入できるように準備する
→罰ゲーム?それなら運転する!
メリットは?
社会?ユーザー?
・人間中心の自動化
大規模装置産業:作業員の作業を減らし、自動化:技術中心の自動化
結局人間に頼る→やりにくいところだけのこる
航空:人間中心の自動化が、90年代にまとまる
日本の自動車業界:やってきた アドバンスドセーフティービークル
8つの項目にまとめる
・たとえば
レベル2;無理なく監視を続けることの出来る工夫
たとえば、運転操作に関する意思決定に関与する
戦略的な「スムーズに移動する」判断への関与
今後の展開
ホースメタファ;
免許能力おちた・・・陰で支える
・社会的な課題:トロッコ問題
個人の利便性か、社会の効果か?
自動運転で、新しい事故が起こる:社会として耐えることが出来るか?
自動運転を導入していかないと、毎年4000人の死者が出るとしたら?
Q&A
・日本:悪いケースも考える あれもできる、これもできるといわない
・欧米:これもできる、あれもできるという(悪いケース言わない)
そのうち、はじめの基調講演は、本家に書いた
つぎの「生活の支援としての自動車自動運転」をメモメモ
■司会者挨拶
・伊藤先生と構造計画
MASで意見交換
自動走行に構造計画参画
■生活の支援としての自動車自動運転
・高齢化社会が進んでいる。そういう視点で考えないと
→中身は生活支援に到達できてないですよね~
解決すべき課題の提示
・主にヒューマンファクターの問題
自動運転が導入:ドライバー不要になるわけではない
どんなふうに人間が関わり?どんなことを知っていないといけないか
11月5・6日 筑波大の学園祭:ドライビングシミュレーター
・講演の内容
一過性のブーム?本当に役に立つシステム→どんなことを考える?
・話題
自動走行の必要性
自動走行システムの開発動向
自動走行実現のための課題と今後の展望
質疑応答
・なぜ自動走行システムが必要か
安全の向上
2020年までに交通事故死者数を2500人以下に
渋滞の解消
モビリティ向上(高齢者、障がい者)
今日の話題
時間の有効活用(エンタメ、仕事)
ヨーロッパの人たち
コスト削減(トラック、バス、タクシー)
技術者の夢
自動で動くモチベーション
・安全の向上
日本の道路交通安全の動向
平成に入ってからの減少→衝突安全の開発・普及/救急医療の発達
衝突した後については、頭打ち:4000人くらい亡くなっている
→あと1500人減らさないと!
事故が減った社会的インパクト
全世界では、年120万から130万人の交通事故死者がある
→100万人を超えるオーダー:事故が減る社会的インパクトは計り知れない
・免許保有率
60歳から:保有しない人が多くなってくる
→運転し続けたいが、危なくて運転できない:加齢とともに増える
→自由に移動できるようになるのはすばらしい!
・高齢者・障害者のモビリティ向上
動画 Google:ブラインドの人が自動運転で
・時間を有効に活用
・自動運転の開発動向
・動画:日産自動車 セレナ
・現在の実用化レベルの例
テスラ モデルS
自動運転便利機能
アダプティブクルーズコントロール
オートレールセンタリングとレーンチェンジ
パーキングスペースディテクション
センサー
カメラ
レーダー
超音波センサー
→地図情報と連動していない
テスラ モデルS :家より高い?
カーナビのお化けがある
青い線:システムが車線を認識
動画:走っているとき
首都高速走ると・・・いろんなこと起こる
地図と連動していない:下り坂で加速、出口に向かって加速
今は、そこが現状
・自動運転と呼ぶんですか?
本当の意味の自動運転
・自動運転実現に向けた課題
法律的な課題
責任の所在
技術的な課題
システムが対応できない場面の存在
その場合のドライバとのインタラクション
社会的な課題
リスクを負うのは誰か
・事故の責任は誰が負う
国際法:ウィーン交通条約(日本はジュネーブ条約に加盟)
第8条 運転者
第13条 車両の間の速度と距離
国内法
道路交通法
自動車損害賠償保障法 免責3要件
→刑事だけでなく、民事も
・自動運転を支える技術の例:Lidar
精密な地図がいる
自分が今どこにいるかを正確に認識
→カーナビX:5mのずれ、どっちの車線にいる?
3次元レーザースキャナー
→道の端まで分かる
→すすんでるけど・・・
雨降っている状況で とまってしまったり、
照り返しがすごいと・・:パイロン蹴飛ばす
問題ある:お金をどこまでつぎ込むか
どうやってつくる?
・死亡事故を起こしたドライバーの投稿
1台くらいの前方の左右が死角
そこからはいってくると、なすすべがない
・今年の春の死亡事故
白い荷台が空と区別がつかない?本当のところは分からないけど・・
止まっている車の認識は難しい
・センサーの能力に限界
そこは道じゃない!
ろかたにクルマがいる
法律を部分的に破ってもやらざるを得ないことをデザインとして入れるか?
→恣意的な判断になりかねない
・どうぞ、いやどうぞ
鉢合わせ:相手に先行って貰う→お互いに待って、動かない
ある種のリスクをとって行動しないと・・→どうやってリスクをとる
・あの赤い棒はなに→社会的な文脈依存
・自動走行とシンギュラリティ
現在の乗用車と全く同じように使える自動車が
完全にドライバーレスで自動走行できるようになるためには
システムは人間と同等か、それ以上の知性を持つことが不可欠
シンギュラリティ
現実問題としては、もうちょっとトーンダウンした自動運転が必要
本当に頼りたいところで、頼れないシステム
→はしごをはずされる
むずかしいとことでこそ、システムに頼りたいのに・・
・自動運転にレベルというコトバを聞いたことがありますか?
アンケート:ほとんどの人が手を挙げる
いばらぎできくと:半分くらい
1:運転支援
2:部分的自動 人間が監視
-----------------------------------
3:条件付自動 システムが監視
4:高度自動
5:完全自動
・SAE J3016
・レベル5:ちょっときびしい?ある限られた領域なら→それはレベル4?
・高齢・障害者と自動運転
少なくともレベル3までは必要なときは人間が自分で運転をしなければならない
→すなわち、運転席に「運転免許証を保有している人」が座っている必要がある
→免許証を返納した高齢者や障害者は自動運転のサービスを受けられない
・レベル3は実現できる?
通常時、ドライバには監視は要求されない
しかし、システムが制御を継続できない場合は、ドライバが運転を引き継ぐ必要がある
ドライバはわき見をしてもいいが、お酒を飲んだり寝てはX
・システムが対処できない場面ではドライバが対処する
でも、運転の文脈がわからなくなる(ここどこだっけ?)
ドライバに制御引継ぎを出すことが要請される
気づいたらいつの間にか危険な状態になっていたということは許されない
300メートル、400メートル、前方大丈夫という
ありうる外乱を完璧に押さえ込まないと、レベル3を自称できない
機械の知能でそれが出来るなら、レベル4でいいのでは?
・状況を押さえ込めばレベル3を作れるかも?
逆走で10秒間?
・鉄道が自動化できているのは、外乱の押さえ込み画上手くいっているから
無人
ゆりかもめ、にっぽりとねりライナー
有人
福岡市地下鉄七隈線、つくばエクスプレス
列車の知能がそれほど高いわけではない
外乱が入り込まない工夫をしている
高架、ホームドア等(地下鉄には踏切がない)
・レベル2なら問題ない?
いつでも介入できるように準備する
→罰ゲーム?それなら運転する!
メリットは?
社会?ユーザー?
・人間中心の自動化
大規模装置産業:作業員の作業を減らし、自動化:技術中心の自動化
結局人間に頼る→やりにくいところだけのこる
航空:人間中心の自動化が、90年代にまとまる
日本の自動車業界:やってきた アドバンスドセーフティービークル
8つの項目にまとめる
・たとえば
レベル2;無理なく監視を続けることの出来る工夫
たとえば、運転操作に関する意思決定に関与する
戦略的な「スムーズに移動する」判断への関与
今後の展開
ホースメタファ;
免許能力おちた・・・陰で支える
・社会的な課題:トロッコ問題
個人の利便性か、社会の効果か?
自動運転で、新しい事故が起こる:社会として耐えることが出来るか?
自動運転を導入していかないと、毎年4000人の死者が出るとしたら?
Q&A
・日本:悪いケースも考える あれもできる、これもできるといわない
・欧米:これもできる、あれもできるという(悪いケース言わない)