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遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

鱗 雲

2020-10-06 15:42:15 | 日記

令和2年10月6日(火)

鱗 雲 : 鰯 雲、鯖 雲

鰯 雲

 

気象用語でいえば「巻積雲」のことであるが、鱗雲の

方が親しまれている。

巻積雲は上層雲に属し、白雲の小団塊が群集或いは、

並列しているもの。中緯度地帯では5~13kmの高

さに形成し、水晶や過冷却の状態にある水滴からなる。

まだら雲、いわし雲、さば雲等とよばれる。

鯖 雲

 

小さい雲片が小石の様に並び集り、規則的に連なり、

さざ波の様で白く薄い。

離れ離れになることも、くっ付いて居ることもある。

広がり方は小さいことも、全天に及ぶこともある。

一端が地平線まで延びていたり、空一面に広がって

いたりする。 

鱗のように見えることから「鱗雲」と呼ばれる。

高い空に出て、鰯が群れる様に見えるので鰯雲、

鯖の斑紋のように見えるものを鯖雲とよぶ。

その形は様々で、短い時間にその形は変化する。

※羊雲は「高層雲」で、羊の群れのように見える。

羊 雲

 

今朝は冷え込みが厳しく、朝5時の気温は16度、

新聞を取りに玄関へ行くがパジャマでは寒かった。

日中は27度迄上がり、寒暖の差が大きく年寄り

の身には堪える。

この朝、今シーズン初めて「鱗雲」を見た。

5時20分頃に東の空が赤く染まると、鱗雲が

びっしりと現れた、、、、

やがて空が明るくなる頃には、次第にその形が

変化していく。 誠に美しく、神々しい、、

日中の気温が上がり、風が強い所為か雲が切れ、

西の空には雲がなく、残念ながら夕陽に染まる

鰯雲は見られなかった。

入日来て

秋夕焼け

(画像は、昨年の夕焼け空、、、)

 

今日の1句

地平線果てることなく鰯雲    ヤギ爺