令和2年10月21日(水)
碇 星 : カシオペア
北天にほぼ一年中見えるW字形の五つの星からなる星座
日本では和船の碇の形と見なしてこの名がある。
和船の碇
カシオペアとはギリシャ神話のエチオピア王ケフェウス
の妃の名前で、Wをその椅子と見たものである。
星座の位置が地平に近いときはW字形を描き、上に昇る
に連れて左に傾いて行き、南中するとM字形に見える。
北斗七星とともに、北極星を見つける目印となる星座で
ある。
初秋から初冬にかけて、特に美しいので「秋季」として
いる。
秋になると、殊に今年は空が澄み星座がよく見渡せる。
星座の知識もなく詳しくない私にも、真上に北斗七星、
その下にケフェウス座が在り、その左側(東)にカシオ
ペアのW(縦向き)が見える。その直ぐ東にアンドロメ
ダ、そしてペガサス(秋の四角形)が下へ連なっている。
残念ながら肉眼で見えるのは、北斗七星の柄杓形と大四
角形くらいか、、、、、、
最近は老眼がどんどん進みこれ等の星達を中々見つけ
出せなくなった。
数年前、北陸の温泉地へ出かけた折りに、露天風呂に
浸かり、ゆっくり空を眺めて星達を探して見たものだ。
ベランダから星空を眺め、遠い昔を思い巡らし、、、、
今日の1句
露天風呂一人仰げばカシオペア ヤギ爺