令和4年4月7日(木)
華鬘草 : けまんそう、鯛釣草
ケシ科の観賞用多年草、中国原産で室町時代に渡来した。
高さ約60cmほどで、葉は牡丹に似た5cm程で小さく
羽状に細裂している。
晩春(4,5月)、心臓の形をした桃紅色の扁平な花が、
総状花序に垂れ下がって咲く。
「華鬘」(けまん)というのは、仏殿の欄間等に掲げる
飾りのこと。 華鬘草のすいと伸びた花茎に並んで垂れ
下がって、花を付ける様子がよく似ている事からこの名
がついた。
「紫華鬘」は別の品種で、野生の高さ30cm位で華鬘
草に比し低く,茎に稜があり、花は上部に固まって咲く。
紫華鬘、
寺の境内の日溜まりに華鬘草が咲いていた。とても鮮や
かな紅色をしており、辺りが華やいで見える。
徳川園、
白鳥庭園、
東山植物園、
名古屋の庭園の徳川園、白鳥庭園、東山植物園などは、
これからこの美しい花が見られる頃となる、、、、。
今日の1句
華鬘草五つ連なる昼日向 ヤギ爺