遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

きんつば焼き

2022-04-15 16:58:06 | 日記

令和4年4月15日(金)

金鍔焼き : きんつば

水で捏ねた小麦粉を薄く伸ばして小豆餡を包み、刀の鍔の

よう丸く平たくし、油をひいた金属板の上で焼いた菓子。

文化・文政(1804~1830年)頃に江戸で流行した。

 

今では四角く切った餡を、小麦粉を薄く溶いた液に浸けて

平鍋で焼く。 これを4「きんつば」という。

サツマイモで作った芋餡を包んだ「芋きんつば」も在る。

元々は大阪で考案された菓子で、上新粉(米粉)で作った

生地で餡を包んだもの。当時はその形状と色から「銀鍔」

と呼ばれていた。

1600年代の後半には、大阪から江戸に伝わると「銀

よりも金の方が景気が良い」とのことから、その名前が

「金鍔」に変わったとされている。

現在の四角い「金つば」は、神戸元町に在る「紅花屋」

(現、本高砂屋)の創業者の杉田太吉により、明治時代

に考案された。

富山県高岡市などには今も円形(刀の鍔)の紋様を付け

た「きんつば」が作られている。

亦、京都の「きんつば本舗・次郎平」でも丸いきんつば

拘って作り続けているようだ。

京都のきんつば本舗・次郎平の丸きんつば

 

今日も3時のオヤツに、チョイト一服、、、、

カミさんがきんつばを買って帰った。(甘党の私の貯め)

現役の頃は、毎晩のように会社帰りに飲んで歩いて、、、

今では、飲酒するのは、週に1,2度となり、その代わり

毎日の3時の「お茶」(珈琲)は欠かせない。

偶に洋菓子も在るが、和菓子が多い様だ。

饅頭、餅菓子、羊羹、最中、、そしてきんつばである。

きんつばは、その店や作り手により微妙に味が異なる。

甘さ控えめから、極甘のもの、塩気の在るもの、芋や

栗等、、、その土地など様々あるようだ。

 

今日の1句

春日和きんつばを持て共白髪   ヤギ爺