令和4年4月14日(木)
花紫荊 : ハナズオウ
マメ科ジャケツイバラ亜科の落葉低木で、中国原産
高さ2~3m、枝をほうき状に伸ばして育つ。
先年、鶴舞公園へ吟行に出かけた際、紅紫色の(桃の花の様)
小花が枝の先に密生して居り、名を知らぬ私は友人から
「ハナズオウ」と教えられた。
早春、枝の先に花芽を付け、4月頃に葉の先立って紅紫色
をした蝶型の1cm程の小花を密生し固まる様に咲く。
この花が枯れた後に、10cm程のハート型をした葉っぱ
を茂らせる。葉には艶があり両端が少し膨らんでいる。
これと並行して花の後に、莢インゲンを短くしたような莢
がぶら下がり、中には5個位のハナズオウの種がある。
ピンクや赤紫色のハナズオウとは別に、白く清楚な花を咲
かせる「シロバナハナオウズ」がある。
通常のハナオウズと同様に、寒さにも暑さにも強く育て易
い。 1~2月の厳寒期や真夏(8月)に有機肥料を施す
位で、他は放って置いて良いので素人(私)向きとか。
育て方は、
葉っぱの落ちる冬季(12~2月)に苗植えをする。
4月頃に開花する。
剪定は12~3月頃まで。鉢植えの場合の植替えもこの頃。
病害にも強いので初心者(私)にも木が幼い(2,3年)頃
なら鉢植えを楽しめるようです。
今日の1句
無住寺にひしめき咲きて花紫荊 ヤギ爺