令和3年9月12日(日)
自民党総裁選挙、コロナは?
今朝の中日新聞コラムに総裁選出馬の河野太郎氏についての
記述が在ったので紹介したい。
「その投手は九年間のプロ生活で、メジャーリーグに一度も
昇格していない。 マイナーでの成績は、46勝80敗。
それでも語り継がれているのはその直球の速さで在る。
1960年代の投手、ステイーブ・ダルコウスキー。 昨年
80歳で亡くなっている。4割打者テッド・ウイリアムズが
「最も速い」と証言している。球速85キロは信じられぬが、
それほど速かったのだろう。そんな投手がなぜ活躍出来なか
ったか。べらぼうに制球が悪かった。僅かな安打しか許さぬ
が、四球連発で負け投手。 そんな試合ばかりだったそうだ。
勝てなかったダルコウスキーに、河野さんはなりたくないの
だろう。何でも野球に例えるのはオジさん世代の悪い癖だが、
話は自民党総裁選である。河野さんといえば脱原発など自民
党らしからぬ政策や言動で名を売った方である。 自民党の
ストライクゾーンから外れたところに剛速球を投げ込む異端
児。それで人気にもなった。その魅力ある荒れ球が総裁レー
スでは消えている。脱原発は事実上封印。 派閥会長の麻生
さんの所へ何度も出向き、出馬を相談する姿を見れば異端児
でも何でもなく派閥の論理の中にいる、普通の自民党議員で
ある。党内の幅広い支持を得る為には自民党のストライクゾ
ーンに。判らぬでもないが、その分世間をアッ言わせた球速
はがくんと落ちた。 正直つまらない。
(中日新聞朝刊コラム:中日春秋より、引用した。)
自民党は総裁選に突入した。
その前にやるべきこと「コロナ対策」はどうなっている?
今政治家は平気で「ウソ」をつき、コロコロと考えが変わる。
総裁選前には、自分の考え(主義主張)が在ったハズだった、、
総裁選挙に岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、河野太郎
行政改革担当相の三氏が立候補した。
岸田氏は、
格差是正、中間への配分提唱、数十兆円の財政出動
コロナでは医療難民を無くす、健康危機管理庁増設。女系天皇
反対、党役員の任期は1期1年、モリカケ問題再調査せぬ、、
高市氏は、
経済でサナエノミクス(アベノミクス継承)、コロナはロック
ダウン法検討、物価安全目標2%、原子力平和利用必要、
核融合炉研究支援、男系天皇維持、新憲法制定、ミサイル防衛
の必要性(敵基地攻撃可能)、、本当に右翼のよう、、、、、
河野氏は、
コロナで人流の抑制、国産ワクチン開発、雇用重視企業の
法人税減税、原発は産業界が安心できるエネルギー政策を、
男系男子は一つの在り方で有識者会議の議論、新時代の憲法、
三人ともに、北朝鮮拉致被害者、モリカケ等は避けてしまった。
岸田氏は当初、「安倍氏のモリカケ問題は国民が納得する説明
を続ける」と述べていたが、安倍氏が高市氏の支援を発表すると
「再調査はしない」と翻した。やはり安倍、麻生の圧力に、、
河野氏は、「原発反対」を述べていたが、麻生、安倍の支持を
得るため、発言撤回した。この人は意見がぶれ易く信用できない。
高市氏は自民党の右翼化の中心で、弱者救済はなく、高額所得者
優先の経済政策と、専守防衛より、攻撃型軍備増強目指す人、
韓国、中国等との国交正常化は皆無のようだ、、、、
庶民の生活や、コロナは大丈夫、、?
亦、菅総理に一言いたい、(安倍氏には恩義在るの ?)
安倍政権で7年(官房長官)、アベノリスク(コロナ対策、原発
再稼働、原発ゴミ処理、地球温暖化対策、デフレ脱却、その他
花見の問題、モリカケ問題、新モリカケ(検事長賭け麻雀、森法相)
沖縄の民意無視、無能大臣の多さ等々)に対して都度、全面否定し、
安倍氏をカバーしてきた。その後、病気(仮病か、直ぐ治る)辞任
した安倍総理の後の、石破氏との総裁選で安倍(麻生)の支援(何
としても石破、阻止)を得て党内の全面支援を得て後継総裁を引き
継いで一年、コロナ禍でのオリンピック、パラリンピッックを無事
?終えた。にも拘わらず、もう潮時とアッサリ首を切られた。
利用するだけ利用して、、、、、、。
それでいいのか、菅総理、何か言い残す事はないの、、?
今日の1句
口軽し総裁選挙秋の風 ヤギ爺