自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

鳥と猪と環境と

2021-03-23 15:32:19 | Weblog
 ブログ書こう!ブログ書こう!のご意見なれど、春は我が身を楽にはしない。
先ずは最近の鳥の動き


椿にヒヨドリ

杏子にヒヨドリ

李にアトリ

サンゴ樹にカワラヒワ


3月になり急に猪が山・里に出没、多くの家ではメッシュ金網を張って防除
堂々川では彼岸花植栽地を集中的に耕やされる。
千年も昔、モグラに穴を掘られて田圃の維持が出来ないから植えたという彼岸花
3年前までは球根の近くを掘ったりはしなかった。ひがんばなの球根には毒があるから
ミミズはいなくなる。なのに彼岸花が集中して襲われている。


堂々川の川原

補修作業

ホームセンターで猪除けと売っていた


ピンクのリボンも効果があるというので取り付けたが2週間を過ぎたら堂々と侵入して耕す。
福山市に相談しても前には進まない。組合組織を作れば助成金を出すと。
しかし上限が決まっており、山の中へ電気柵をしても維持と見守りも大変。
ボランティアだからお金の持ち出しも限界がある。

そんな事も考えているが今年も球根を児童と植える事にした。


穴掘りもしている


話は変わって堂々川は自然の宝庫
福山大学と共同で環境維持を考えている。
まず現状把握から


セトウチサンショウウオの卵

アカハライモリもいた


ホタルの飛翔を楽しむために今年も現状を確認
桜のソメイヨシノ(指標木)が咲いて、最初の雨の夜からホタルの幼虫は
水から上陸を始める。
3月21日今年も上陸した。


満開ではなく、雨は午前中で止んでいたが

20時には上陸開始


最近の堂々川事情を写真で見ていただいた。
猪被害がこのまま続くと広島県NO.1の彼岸花の里と自慢もできなくなる。
何方か良い方法があれば教えてください。

春のめざめ

2021-03-09 18:59:53 | Weblog
 3月12日奈良の2月堂のお水取りが近づいている。
温暖化と騒がれる前は雪が降ることが多い特異日であったが
今年は気温が20度近くなると週間予報は言う。
今日は前日より気温が下がり少し寒く感じたが春の足跡は早い。

備後の国では他地区より遅れて早咲きの桜が満開になってきた。


寒緋桜

河津桜


こんな時期にびんご自然栽培研究会の皆さんと話をしている中から
薬草の話しが出て講師を引き受けることにした。
さて、引き受けたがコロナ騒ぎの現今、人が集まることに対しての対応
そして訪れる人の知識レベルはいかほどか?

かなり考えたが事務局の意向もあり10から15人を対象に
テーマは10年前に書いた冊子「おばあちゃんの民間薬」から
資料を使うことにした。
内容は「春の7草」のいわれや薬草の効能から始めて1時間
待てよ、薬草の基礎を話さないと大変なことになる!
毒草について。・・


フキノトウ

タンポポ

シイタケ


この会の事務所近くにあるもの。
春の定番として


春蘭

ツクシ

野原では欠かせない応急薬ノビル


ご婦人が多い事を予想して


シャクヤク


春、香りのあるもの


沈丁花


案外知られていない匂い椿


えーとこの花の薬効は・・・


もしかしたら上記の植物は話題に上らないものもあるかも!

自分のボケ防止の花


ボケ


これなら何とか先生、素敵とボケ花は言ってくれそうな薬草をそろえてみた。