自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

やく草

2007-05-29 17:42:57 | Weblog
 広島県では放火らしい火災が県中央部の西条、
東部山間地の神石高原町で頻繁に発生している。
深安消防所の方は対策と寝不足で大変だといわれている。
そんな中、ホタルの為に刈った草を川の中で野焼きをさせてください申し出た。
普通なら同好会のメンバーと福山市で焼却場まで運び処理すれば良いのだが
蛇のマムシが居たり、計画外のことをしたため難しかった。
そこで考えたのが消防団の見守りの中、野焼きが一番という結論になり
半日以上交渉に走った。







一昨年はホタルの飛翔が見られたのに、
昨年ホタルが飛ばなかったから、来年ホタルを飛ばしたいからと
一人で草を刈り、多くの方に迷惑をかける羽目になった。反省







古い歌の歌詞のように馬鹿をしてしまった。
もうこんなことはしないぞ!
放火!をしている方!火をつけるにも手続きがいるのです。
困っている人も沢山います。自首してくれませんか。

今日もきじが多くなったが薬草研究をはじめる。
前回駄洒落が欲しくてドクダミと頭で思いながら
ラーメンと書いてしまい結局伸ばしてしまった。
ノビルの話と思ったがネギ類でまとめた。
(上からノビル、ニンニク、あさつき、タマネギの頭部)








ネギは奈良時代以前から栽培され古くは「き」と呼ばれていたらしい。
関東では千住ネギ、関西では九条ネギが有名で所によりネギの好みが違うようだ。
関東ではネギラメーンが定番だが私の地ではメニューに入っている店が少ない気がしている。
ねぎにはビタミンA、C、カルシウム、カリウムが多い。
ネギのにおいは硫化アリルなる物質でネギではこの物質はアリインと呼ばれる。
ビタミンB1の吸収をよくするので
B1不足が原因で起こるイライラ、根気不足、冷え性の症状の対策には欠かせない。
又風邪の特効薬でもあり
白い茎を刻んで味噌やしょうがと共に熱湯に入れて飲むと汗がでて熱が下がる。
ネギを日本酒と水で煎じると痰を取り、喉の痛みに良い。
うどんやそばにネギをたっぷり入れて食べると食欲不振が嘘の様に食べられる。
魚や肉の臭み消しにも利用されるし、疲労回復にも一役買うことになる。
扁桃腺炎にはネギを刻んでタオルに喉に巻くと良いらしい。
この治療は子供の頃からお世話になっている。
ということは「はしか」にも効きそうだが、
経験がないから分からない。分からない事はしないことだ。



きじを

2007-05-26 23:08:19 | Weblog
 何か記事はないかと探してみたが
やはりホタルが一番にくる。
5月25日ただいまのホタル。
ホタレンジャーの子供たちと一緒に数えた。
53匹。毎日光る数が増えている。
飛び立った。
何、もー、パートナーを見つけた。最近はやることが早い。
君は「平家、源氏!」「はい頭の黒い所がⅠの型だから平家ボタル」
ちなみに源氏は赤の中間に黒で†のマークがある。
今回の捕獲したデーターは全長約9ミリの平家のオスだ。







記事にはならないホタル教室を終わり
ほんまもんの雉を見る。
最近水不足だったので、雨が降った状況を調べに堂々川の源を訪ねてみた。
何んと、洒落のつもりのきじが雉になった。
少しボケているが雉は雉だ。オスは羽の色が綺麗。
メスもいるが保護色みたいだから分かりにくい。







26日は田圃の草刈をした。
セキレイがやってきて餌をとりだした。
餌取りに夢中でいつもなら逃げて行くのに近づいてくれる。





鳥撮りに成功した為、薬草の勉強会は又先にノビル。
ラーメンではないから伸びても薬効は消えない。

ー約束を守らなかったことをお詫びしますー


2007-05-23 13:51:29 | Weblog
 私は堂々川のお回りさん。
ホタルが飛んだという知らせに飛び起きてカメラ担いで山へ行く。
去年よく飛んだ岸へ行けどもなしのつぶて!
少し下流では平家ボタルの幼虫が川の中に10匹以上光ながら移動している。
さて肝心のホタルは!
6日月夜の光が邪魔しているのか草陰にかくれんぼ。
下流へ1キロ下ったところでピカピカ4匹、
買ったばかりのレンズの試験撮影。
見事失敗アーア。槌で頭を叩かれて目から灯が出たような光。



21日から真面目にホタルの為に、汗をかく。草刈も清掃もがんばった。
黄色の菖蒲と勝負して勝った。偉かった(=しんどい)。







幟を立ててホタルさんサーどうぞ。その晩には飛び始めた。
例年より少し早いみたい。

我が家ではハッサクが素晴らしい香りを漂わせてくれている。



レモンも花を咲かせている。
レモンの蕾が紫色に近いのは私の世界では新発見。



待ち合わせの時間が来たから出かけます。
予定の薬草研究は次回です。

堂々川の光る前

2007-05-19 15:12:10 | Weblog
 雨が降るのかなー。
バナナの香りが遠くまで香る。カラタネオガタマが咲いている。





3時ごろから雷雨になった。雨の降る前にはよく香ることを学んだ。
雨が降る前、我々が活動している堂々川の最近を見回った。
3月に植えた花達が咲いている。
ジャーマンアイリスや水仙で植えたはずがグラジオラスの原種らしきものも咲き出した。





ビオトープにはトンボもやってきている。





来年のことを今から考えて2m以上もある、草や木を刈って川が見えるようにしたところも確認。
水路の邪魔にならない程度に小石を置いて沢蟹やホタルの幼虫が住めるようにしておいた。



5月末にはホタルが地上に顔を出すだろうから蛹が光る所を探しに夜の川に入った。
ホタルの幼虫がまだ陸へ光ながら登っている。
天敵の蜘蛛が沢山いる。
同好会の子供たちが天敵泰治をすると言っていた意味を理解した。
夜の世界は気味が悪いがカメラの向け方では芸術になることも学んだ。









最後まで御付合い感謝です。
前回のジャーマンアイリスへのご声援うれしかったです。
梅雨時期には芋が腐るので植え替えは難しいですがそれを過ぎると
ジャーマンになったものを処分します。
運賃着払いでよければ9月末頃差し上げます。
希望のお方はメールを入れておいてください。

泣けた

2007-05-16 22:20:02 | Weblog
 泣けた、泣けた、こらえきれずに泣きました。
 タマネギをむいたその時に!
タマネギが旬を迎えている。葉が立っているのはまだ玉が大きくなる。
葉が寝てしまったら収穫しないといけない。
今日はそんなタマネギの薬効をちょつとだけ学ぼう!
眼を刺激して涙を出させる硫化アリルがビタミンB1の吸収を助けるから
新陳代謝が盛んになり食欲不振、不眠、イラツキを押さえて精力減退にも効果があるそうだ。又血糖値を下げるから糖尿病や高血圧症、動脈硬化にも効果が見られると文献は言っている。
想像以上の薬効の持ち主だから、泣けるからと敬遠してはいられない。
食べなくては!



我が家の場合タマネギの隣にジャーマンアイリスを植えている。
300本以上を多くの人に差し上げ喜ばれたがその花が最盛期を過ぎた。
ここでドイツからの愛はおわるのだ。
終わる前は何でも綺麗と言うから以下を見ていただく。
お疲れでしょうが14種の花色とブログでは届けてくれない香りを聞いてください。

















まだ続けるの! はい。だって誰も誉めてくれないから、自分で自慢したいのです。















この花、根茎を買えばまだ高価だが、1年で株がたくさん増える。
趣味で植えている人は3年もすると本気で捨てることを考えている。
つまり増えすぎてジャーマンになるのです。


ムシしないで

2007-05-13 22:36:01 | Weblog
 空の上では、とんびがくわえた餌をカラスが狙って、一声鳴かそうとしている。
とんびが鳴くと餌が口からこぼれる。
それをカラスはいただくのだ。頭がいい。

一方地上では虫たちが遊んだり、生きる為の仕事をしている。
 コモンセイジの名前で呼ばれているハーブがある。
日本では政治が正しく行われているから皆が幸せだ。
この光景を見るだけならそう見える。
西欧では長生きをしたければ庭にセイジを植えなさいと言う。
油脂分を分解する効能を持つハーブだ。だからソー「セイジ」の中にも名前が入る。



コリアンダーと遊ぶ虫もタマネギの葱坊主と遊ぶカナブンも初夏の少し陽が気になる時間帯では無視できない面白さがある。




次代も生きる為には仕方がない行為だが君達だけは頑張ってほしくない。
はえー話我が家の桃1000個以上に全て注射をしてくれて果実が全滅している。
無農薬にこだわったばかりに悔しい!





バラの木の毛虫を捕らえてくれた益虫。
下の絵については青虫の背中に卵がいっぱいついている。
自分の子供なのか他の虫の卵なのかまだ分からない。





花から花へ派手に飛び回る遊び人がいる。
タイムをかけてよく見るとどうちょうもない蝶だ。
もてるだけに青一筋で生きていくのだろうが羨ましい世界だ。



調度時間となりました。

少し専門的ですが

2007-05-10 15:21:13 | Weblog
 温暖化
異常気象は当たり前になってきているが、これから梅雨や台風シーズンに入る。
今日はこれらが起こす水の怖さ、土石流について考えてみよう。
 一見平和に流れている堂々川ですが、誰かに良く似た暴れる要素をもっている。







生き物も日本赤蛙、コオニヤンマの幼虫がいる。
カエルとトンボ乗っている石は花崗岩で、通常「みかげ石」と呼ばれる。
川の石崖や敷石になっているものはよく見る。
この花崗岩は石英、長石、雲母、砂鉄などで構成されており非常に風化されやすい。
風化すると「まさ土」になる。風化して石と砂になっている。
このまさ土に雨水がしみこむとすぐに周りが崩れる。



長雨や雨量が多くなると土が崩れて岩石と共に川に流れ込み、ダムのように水を堰き止める。
が限度を越えると決壊して石と水と砂が同時に周囲の石等を巻き込み土石流となる。
堂々川も1673年梅雨の長雨の時に台風が襲い、池の決壊や土石流が暴れ63人の尊い犠牲者を出した。





この土石流を防ぐのが砂防=砂留であり、堂々川には日本最大規模の大きさ、江戸時代のものが現存しているだけでも11基あり、そのうち8基は日本有形文化財に昨年登録されている。
以下は古い時代に決壊した鳶ケ迫池の堤防が砂留になっている。(一番上の砂留のみ)



ちなみに昭和20年9月18日の枕崎台風で長老ヶ塚池が決壊したが
砂留のおかげで、鶏数羽の被害で済んだようだ。



私達堂々川ホタル同好会はホタルを沢山飛ばしたい、砂留を守りたいと
ホタルンと一緒に清掃活動、草などを刈り取って頑張っています。
お願いしますゴミは捨てないでくださいね。
捨てる紙あれば疲労神ありでは少し困るのであります。





楽しかったが

2007-05-06 15:17:40 | Weblog
 例年なら5月の連休では雨が降る。
特に5月3日は雨の特異日だが今年は降りそうで降らなかった。
勧める人があり、広島のフラワーフェスティバルを見に行った。
初日61万人の人出とか!後で新聞で知った。
その中の一番人の多い所で、右にも左に行けない満員電車並みの橋の上から平和大通りを見ていた。







何で綺麗な人がこんなに多いのだろう。声にはならずつぶやいた。
14時から東京ヤクルトスワローズと広島東洋カープ戦があるからかなり無理して前に進んだ。
行く人来る人が橋の上でぶつかるとついつい声が大きくなる。
山の中から来た人はタダタダ驚くばかりの光景だった。
そんなに遠くない広島球場へ着くと試合が始まる寸前であった。
観衆が多い。外野は赤い。快晴で暑い。
この球場は外野から満席になるそうで入場券は売り切れていた。





古田監督かなり強い抗議をしている。ダイレクトキャッチがワンバンド?
ジャジの判定は覆らない。しかしその後大きいのを打たれた。



広島カープフアンは楽しかっただろう。
私もその一人で笑いが止まらないが、野球にはタラがつき物だ。
審判がよく見ていタラ、もう少し強引な抗議をしていタラ・・・・。
それにしてもヤクルトにはつらいタラだ。塩辛かっただろう。
それ以外にも人が沢山出ると病人が多く出る。
目の前で救急車の行動を見せてもらっが救急看護師さんの動きや警察官の行動は見習うべき姿が多かった。
しかし、面白くない光景だ。
身体が不調ならやはり外出は控えるべきなのだろう。
皆さんに迷惑をかける。



面白くない話はどこかへ追い払い、
広島!
何を想像されますか。
そうですお好み焼きです。



お好み村。このビルに27軒ある。
今日のような日はどのお店も人が並んでいるが、普通の平日なら
お客さんが一杯のお店と一人もいない店が出る。
良く知ったかぶりの広島通はソースが違うのだ。いや、キャベツの種類が違うのだとか言うが、本当のところはここでも営業力とお店の雰囲気ではないでしょうか。

 お礼、本日6日、堂々川の清掃、草刈、花の植栽、雨の中ありがとうございました。
また堂々川が綺麗になりました。
「ホタルン」うれしくてこの喜びをどこへお渡ししましょうか。




イヤでも守るわ

2007-05-02 23:33:30 | Weblog
 ごめんなさい。
ゴミを捨てたからと拗ねたのはホタルンの不覚!
約束は最後まで守るから続けてみてね。

5月1日
雨、だけどアンパンマンを見に行く約束をしているから7時過ぎに家を出発高知へ。
山陽自動車道を過ぎて瀬戸大橋が気になった。







通行する車は少ない。よく考えたら平日。
そして四国に入ると今度は山が気になった。
何故四国の山は三角形の山がおおいの!
右も左もおにぎり見たい。



アンパンマンミュージュアムは撮影はOKだがブログには載せたらいけないと!
ハイハイ素直に約束は守ります。
「橋、山」北島三郎演歌みたい。
そうなんです、車の中のDVDが北島演歌だったのです。
自然のお爺さんにかわってホタルンの出番。
ここは高知県御免という場所です。
四国の旅は中途半端でごめんなさい。
ここで山が△なのを論議する時間はありません。
堂々川の山をご案内しないと今度は私が悪者になるわ!
「僕たち女の子」自然さんちのお孫さんはちっちゃいから自分のことを僕と呼びます。

堂々川に帰って、砂留を案内します。
何故砂留が作られたか、専門的な話は勉強してからにして
今の砂留を見てください。
一番砂留、二番砂留、3番砂留と続きます。







じゃらーン。
5月2日発売の中国・四国「じゃらん」なる旅雑誌にホタルの名所が掲載されたのです。
そこにはなんとマイナーだったはずの堂々川が
他の有名地域をさておいて、載っているではないですか。
「今年は大規模に飛ぶかも」
堂々川ホタル同好会の事務局長さんにんまりしてすぐ厳しい顔に!
皆さんに見て欲しい、
川は汚さないで欲しい、車の光を初めとした人工の光を川面に照らさないで欲しい!
守る顔と見て欲しい顔、(二兎追うものは一兎も得ず)

そんな心配を他所に堂々公園の自然の藤と藤棚の藤の競演が始まっています。





今日は藤でさようなら、また次まで。