自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

一揆の里を

2014-07-30 17:38:53 | Weblog
福山市神辺町
堂々川ホタル同好会が発足した2006年に福山市に吸収合併された。
その当時の町の人口は41000人強と記憶している。
十分単独の市としても成り立つ規模だ。
福山市は現在約47万人で広島県第2の市、中国地方でも第4番目の規模。
その市にとりたてて目立つものが無く、お隣の尾道とか倉敷の中間の町と
紹介するしか売りが無いと市民は自覚している。おかしい・・・・・・。
100周年を前にして市は一生懸命PRしている。
先日魅力造り講演会に参加した。有名なコンサルタントのお話。
どうもAKBのメンバーが歌った「鞆の浦慕情」なんかもこの仕掛けなのか?
ユ―チューブにもあり、人気を博しているらしい。


これにもAKBが参加らしい


しかし、その画面の中福山市の「ローラちゃん」が出ておりこれは可愛いが
その周りで踊る人


庶民的な人が参加
このような人を個別派美人というらしいが・・
さすがは美術館前、人選が良い


一度見て欲しい。しかしコンサル料はAKB相手支払いはきついと思う。
後で出てくる事務局長はお役所にはいないのだろうか。

話は変わって、
今、私は神辺ふる里の会の役員か監事か知らないが入会させられている。
その会が神辺は義民の里で5人もの人が出ており、これは日本一だと自慢していた。
藤井登美子先生の「天明の篝火」が紹介している。
あるとき、どこからかそれはおかしいと言う声が出てそれならそこを訪問しょうということになった。
7月28日、29日の2日間この旅に出かけた。いっきに掲載しょうとしたが一揆は難しい。
福山から岐阜県郡上八幡市まで途中休み休みのバスの旅。
7時間近く乗ればエコノミー症候群なる病も出てくる。


琵琶湖近くの大津SAで昼食


比較的涼しい日だったが目的地、バスを降りたらやはり夏


汗が噴き出すのはやむ負えない


なに、このバス停1日2本、まだ我が神辺の方がましか。ほぼ同じ人口。


会の事務局長さんから説明



一揆は5年も続いた。
それは映画にもなった。


傘連判状、名前


別の場のお墓





わかりました。うかつに日本一を名乗った私たちが悪うござんした。
と会長以下誰も言わなかったみたいだが夜の懇親会は料理最高、味最高
おまけに私は隣に座った方が事務局長と広報責任者
広報責任者は
お も て な し が上手
自分の料理の鮎の塩焼きを私の御膳にこっそり置いてくださった。
あれれ、私は日本一の鮎を2尾食べることになった。
こんな上手なPRがあるのでしょうか。(もらっから言える、よいしょ)
お隣の事務局長さんとは個別の話、資金確保の方法とか、予算や人のやりくり
美味しい「郡上一揆」純米本醸造のお酒がまずくならなかったのが不思議。
やはりうまい酒はうまいのだ。
宴会は早めに切り上げて郡上踊りの見物に出かけた。

火曜日を休むだけで1カ月毎晩、お盆4日間は徹夜で数万人が飛び入りで踊るとか
今回でも驚きの数、月曜日でも200人は超えていた。

宴会の前、郡上八幡には日本1の名水がある。


史跡にもなっている宗祇水


そこを訪ねた。まろやかで美味しかった。

今回学んだこと
郡上一揆の会、神辺ふる里会、堂々川ホタル同好会
どの会も実質経営は事務局長
これを学んだことが良かったのか悪かったのかはわからないが
仕事抜きの楽しい旅をさせてもらい感謝、感謝でお礼のいいようがなかった旅です。
こんな旅が度々あればうれしいが予算の都合もあり、度々参加は難しい旅でもある。
でも、済んだ後だからいえるがAKBを巻き込むよりはるかに安い企画が出来ると人たちと思う。

蝉の時期

2014-07-26 22:02:31 | Weblog
あまりの暑さに鳥も口をあけ、涼を求めにやってきた。


ヒヨドリ
声は聞こえなかったがクマゼミが5匹ほど逃げて行く


別のシーンではコガネグモがセミらしき生き物をぐるぐる巻きに




本日26日現在
我が耳に入ってきた蝉の鳴き声は、朝早くはクマゼミ、昼ごろはニイニイゼミが多く、夕方はアブラゼミの声が多い。
山に行けばツクツクホウシやひぐらしの声も聞こえる


クマゼミ

アブラゼミ

ニイニイゼミ


セミの抜け殻


ニイニイゼミ


クマゼミの幼虫が穴から出てきて木に登る


7年ぐらい地中で暮らした幼虫がお日様を見る


我が家でここ10年クマゼミが爆発的に増え


枝が枯れてきたクルミ


桑の木も被害甚大


羽化中のクマゼミ


周囲には10数匹の抜け殻

クマゼミが増えたことで桑の木やタラの木、
そしてクルミの木は根に幼虫が寄生したため樹勢は衰えている。
クマゼミの増加は温暖化がもたらした影響であることははっきりしている。
我が地ではアブラゼミに変わってクマゼミの天下である。
朝早くから集団で鳴くので朝寝が厳しくなった。


ガソリン価格

2014-07-24 20:57:09 | Weblog
わずか20cm程の石柱が広島県と岡山県の県境を示す。
この石の重みで両県の違いが分かる。
例えば言葉、岡山県は「おえん」広島県は「いけん」標準語では「だめ」
時間が出来たら我がホタルの会長が書かれた「びんごばあ」の本を紐ときたい。

本日は下世話な話であるが最近高騰しているガソリン価格についてレポートする。
以前にもレポートした県境の表示(確かこの石柱は江戸時代建設から5代目)


備後と備中の境界

それぞれの県都までの距離


岡山県のガソリン表示価格


ほとんどの店が162円


1軒だけ掟破りの価格表示


160円


広島県に入ると


168円


カメラには収まらなかったが170円の店もある。安くても166円!


166円の店が数軒ある


県を越えると最大10円の差が出ている。
私の車だと10km走ると最大10円違うことになる。
この違い、裏でどのような仕組みが渦巻いているのか気になるところである。

先日から草刈り作業が続いているが
本日24日副会長一人が作業をされていた。







8月5日小学生の水質調査の安全確保のための作業である。

「ありがとう」と7年前に植えたキキョウと川原撫子が花をつけてお礼を云っているように見えた。





確か第1回の水質調査をした後、記念に植えた花のような気がする。
どちらも想像以上に綺麗だ。


水質調査準備

2014-07-22 10:27:36 | Weblog
8月5日に9時過ぎから堂々川で水質調査を行う。その準備の草刈り。
暑い気温と適当な湿りで川の岸辺の草は1日5cmも伸びたアシも!(善し悪しだ)
何人の子供たちが来てくれるか、わからないが安全確保のため草刈りは欠かせない。
20日、8時前から機械はうなり、時々「チェイン」と刃物が石にあたる音が不気味。
全長500m弱の川原を10数人が刈って行く。

草を刈る前の川


1.5m~2mの高さの蔓葦
ここでホタルが大量に飛んだとは信じられない


少しづつ草刈りが進む






草刈りが進むと住みかを追われた昆虫が出てくる




想像以上に多いキリギリス


お目当ての蝶は


ヒメアカタテハ

ヒメウラナミジャノメ?


この場ではイナゴをはじめバッタ類が50匹以上逃げまどう。
気の毒なことをしている。

ここで悠長なフォト撮りをしている暇はない。
腰が痛むので作業はできないと断ってはいるが
次代を背負ってくれる子供たちが1人でも2人でも来てくれることを期待して作業をする。

こちらは3番砂留が作る川原


この場もホタルは大量に飛んだ


調査活動を最初にはじめる時の注意や説明場所の3番砂留脇。


この平地の草刈りなら我が身もOK


ということで作業は3時間弱、熱中症が危惧されるから予定の75%でやめた。


日本一の砂留の上からの成果確認


次は26日、27日頃少しづつ続ける予定。

ところで当日は大玉のスイカを準備して、スイカの種飛ばしもやってみたい。
食べた後のスイカの皮は竹にさして流されないよう固定して、カワニナの餌にする。
ちなみにホタルの餌になるカワニナはスイカ、メロンの皮が大好物、
カワニナが増えればホタルの生存率も高まる。
なにしろ源氏ボタルのメスは1匹で600~1000個の卵を産むから。

朗報 7月20日の読売新聞に
多分水質検査に来てくれるであろう中条小が
「小さな親切運動実行賞」を受賞したと掲載されていた。
新聞記事によるとこの学校は一斉下校日に子供たちが
道すがらゴミを拾いながら家に帰っていたそうだ。
ただ自分たちの町を綺麗にしたいと云う気持ちからだけで賞を貰うことなど考えていなかったと思う。





捨てる紙

2014-07-19 21:45:25 | Weblog
「捨てる紙、あれば拾う神あり」と馬鹿みたいに言い続けて8年が過ぎた。
その捨てる紙は8年経って相変わらず捨てられる。
がその量は8年前に比べると1/5まで減った。
その苦労話は8月17日お隣の県 井原市民会館で14時から講演するから来訪して欲しい。

捨てる紙の現状
蒸し暑い梅雨の末期、ニイニイセミが鳴く堂々川で拾う。


コンな捨て方あり


今日ゴミを拾うことを思いついたのは郵便物を出そうとした時、配達の人が近くにいたので
これを持って帰ってもらえますかとお願いしたら切手が貼ってないからそこのお店で切手を買って
貼られるといいと教えてもらった。(聞かなくても分かるあたり前のやりとり)
早速、100m程先の店に行き、封書を出し、切手をくださいとお願いした。
ぶつぶつ言いながら奥さんを呼んだ。
奥さんが出て来る前にハカリを出し、こんなの初めてだという。
少し前、本局から料金が足りないと返却されたとぶつぶつ。(初めてではないらしい)
奥さんが来るや否や、本局へ持って行ってくれと私を怒りだした。
切手を販売している店なのにおかしなことを云ってる人だと笑って聞いていた。
まともに怒られ始めた。数分・・・・・・・!

ついに「アンタなに様、私は客だ。もういい、お望み通り本局へ行くよ」
封書をとり上げて、店を後ろにした。(このお店で喧嘩も嫌がらせもしたことはない)
50年以上お付き合しているが変わった店主だとはじめてわかった。

しかし私も馬鹿よ。怒られたから堂々川でゴミを拾い始めるとは・・・

店を出て100m 草刈りしたすぐのブッシュにスナックと飲み物缶を入れてある袋を拾う。
そしてまた100m行くと点々とティッシュ又の名を紙が捨ててある。


わざわざ見えにくいところへ

左端の袋は拾った紙が入っている


これを拾いながら川を登る。
つまり拾う紙である。
また200m程行くとこれなーに


まさか神社のお守り


お正月には十万人を超える参拝者がいる神社のお守り、
馬鹿な、神を捨てる奴がいる。

捨てる紙があれば拾う神ありを地で行く出来事があった。
当事者は面白くはないが外野から見れば傑作だと思う。

そして四季の森のゴミ置き場を確認したら


誰が捨てたのか
グランドゴルフの愛好者ではないよな


まさかこの仕業は猪かもと、罠を仕掛けた所へ行くと



猪も腹が立ったのだろう桜を保護している木の支えを倒している。

こんな昼の顔を見るると結構可愛い顔をしている。


昼顔


腹の虫はおさまっていないが秋の花を見るとまだ夏に入って間がないけれど秋の花を探してみたくなった。


これって秋の花?


これは間違いく秋の7草だ。






そして秋に咲く花として1000本植えたカワラナデシコ。


あと10日もすれば一部開花しそう


捨てる紙あれば拾う神あり

我々の堂々川ホタル同好会は8年間もゴミやたばこの吸い殻を拾っている。
辛いこともあったがその間で
大臣賞3回、その他の賞は5回は超えている。また広島県景観会議最優秀賞も貰っている。
このような団体は聞いたことがないと市長も言われた。
ということは我々の後ろには間違いなく神が付いている。
切手を売っている人よ! あなたは怒る前に自分の店で売ったコーヒー缶を拾ったら
そうしたら客を怒り、お客をなくすことはないはずだ。

少なくても「あなた馬鹿よね。お馬鹿さん」よといわれないはずだ。
私も、あなたも。

無視できない

2014-07-17 21:13:26 | Weblog
百日紅が咲き、蝉の抜け殻が目立ち、夏本番を見せる我が畑。


百日紅の花


アブラゼミの抜け殻


夕方にはアブラゼミも鳴いていた


自然会では梅雨明け、天気図的には梅雨前線がまだ残っている。
これだけ暑いのだから、気象庁は梅雨明け宣言をしてくれた方が私はすっきりする。
もし雨が降ったら、昔よく言っていた戻り梅雨宣言をすればよいと思うのであります。

家の周囲には結構虫がいた。


虫といってよいか 蝶

キチョウだ


トンボも一休み




カマキリも大きくなるために餌さがし




うかつに動くとじっと待つ蜘蛛がいるから危険


センノウ花に隠れた蜘蛛


足元に糞が沢山落ちているから上を見た。
いたいた。この毛にあたると痛みが走るイラガ。


見た目は綺麗


こいつに触ったら即「ニラ」をすりつぶして刺された場所へこすりつける。
又、こいつを退治するには殺虫剤を散布すればよいのだが
1番よく効くのはキンチョール。フマキラーもアースも良いが効き目はこれが最高。
さすがに値段が高いだけある。


効き目がすぐ出た


地上に落ちたイラガの幼虫、早速蟻が来て持ち帰ろうとする。
ありや、身体を足で吹いているように見えた。そして何処かへ行った。

我が家の桃、集荷した。


蚊に刺されながら



約50個
何と虫が傷をつけていないのは2個だけ。


完全無農薬を目指したがアブラムシに負けて1回スミチオンをかけてしまった。
ああそれなのに、それなのに
手間ヒマかけるか農薬を撒くか考えさせられた収穫期でした。
というか虫を甘く考え過ぎていた私がバカでした。
自然は厳しい。

のどかな梅雨

2014-07-14 18:10:49 | Weblog
台風一過、快適ではなく蒸し暑さを示す不快な湿度計が91.5%を示している。
壊れているかもしれないがそれはそれとして参考にし、ゴロゴロと家で寝転んだり
家の前の畑を点検した1日だった。
ただ明日、RCCスタジオへ行き、しゃべる仕事があるから少しは頭が動いている。

畑に出ると、身体がだるそうにミスジ蝶がふわりふわりと舞うように飛んでいる




近づくと逃げた。逃げる時の早さはこれまた早いのなんの!
逃げた蝶には未練はない。
目に飛び込んだ朱のグラジオアラス


終わりに近いが50本を超えると見事


ヒオウギスイセン?繁殖力が強く家の各場所に縄張りを作って咲いている。




まだ夏になったばかりなのに桔梗が満開に近い。


中に数本の黄色の花


この黄色の花もオオキンケイギク見たいにここ数年大繁殖している。

美味しいと好評を戴いている我が家の桃、だんだん木が減っており、今年は10本に
しかも枝が折れている木が3本、1000袋掛けたが過半数は袋が空。
早ければ明日は収穫できる桃もある




落下していたが綺麗だから持ち帰った桃1個は人様に差し上げてもよさそう。
誰に持参するか。エコひいきしてはいけないから自分で食べることにした。


お い し い
これならおもてなしが出来る


でももう数が少ない。
数が少ないと云う話から昨年お二人に戴いた「つめれんげ」
準絶滅危惧種というふれこみであったがはたして!専門家の批評を依頼している。


名前はツメレンゲ?

イワレンゲ?


最後にホタルの仕事から
今日8月5日に開催する堂々川の水質調査の募集案内を作った。


第8回の案内書


福山市環境啓発課へ依頼申請書を書き、了解を貰っている。
すでに会設立から毎年実施の8回目の開催
堂々川の水が綺麗か、どうかの判定
水中で暮らす生き物の種と数で判定する。
昨年は綺麗な水及びやや綺麗な水の判定であったが今年はいかに
夏休みの自由研究に、
ヘビトンボや日本赤蛙、トンボのヤゴ5種類、カゲロウなど珍しい生き物もおり
趣味の人の参加も可能である。
無制限の人数は川が乱れるから50人までとし、定員いないでもお断りをする場合もあります。
この調査はセブンーイレブン財団、福山市環境啓発課、保全課等のご支援を戴き実施しています。
希望者はコメントに記入又は次回に我がメールアドレスを載せます。

ヒマはいつ来る

2014-07-11 18:05:35 | Weblog
台風8号広島県東部最接近の頃
風と雨はほとんどなし、時折黒い雲が通り過ぎ二粒三粒の雨が降る


時折、不気味な雲が覆う


神辺ふるさと会が開催される。
いつの間にか監事になっているようだ。
仕方がない、我がホタルの会長がこの会の会長も兼務されている。




議題は義民の墓地めぐりを企画したから審議ということであった。
備後阿部藩の頃飢饉と城主の老中職確保のためお金が必要であり、
農民に多くの負担をもたらしたことが要因の一つである。


神辺には五人の人のお墓がある


このお墓をめぐる企画である。
「天明の篝火」の人形劇が大成功であったからその関連第二段だろう。
逃げられないように事務局は私にテーマを与えている。
我が町内会に末裔の方が住まわれているし、顕彰碑が国分寺にあることかららしい。

これも仕方がないことか、
そしてこれも仕方がないことだが、下御領生産森林組合の理事も引き受けており、
四季の森の管理をしているので桜の下や道路の維持管理を恒例で実施ている。


作業前

作業後


そして海の見えるあずま屋周辺も草を刈る。


腰痛持ちのためほとんど仕事をしない


が綺麗になっている。

ここから後は蛇なんかが出るから駄目な人はスルーして欲しい。

山ではクワガタが活発に動いていた。
コナラの木の幹が傷ついたところから出る蜜をすっている。








そして見てはいけない蛇の登場。
ヒバカリの登場


幼蛇
大きさはミミズと比較して欲しい


どうもここは蛇の産卵場所近くであったようだ。




四、五匹の巣みたいだった。

ネットで調べたら毒はないようだが奥歯には毒があると書いてあったものもある。

あぶない関係

2014-07-08 11:47:09 | Weblog
大型の台風がやって来ているようだが対策が必要ですね。

下御領生産森林組合が管理している約100ヘクタールの内
公園として賃貸契約している部分を管理しているので季節がら
草が伸びているので草刈りをした。それは別にして
鳥たちの面白い様をレポートした。


カイツブリが住む池の土手


アオメアブが休憩している。
電線の上ではツバメ夫婦?が
仲良く並んで止まっていたと思えたが


誘っているようにもみえるが

右のツバメはキスを求めた

だめ
左のツバメは身をよけた


あぶない行動は危ういところで避けられた。
下方の池ではカイツブリの家族や夫婦が活動している。


子供が親にならって
浮いたり沈んだり



親はすぐに警戒の声を上げる、すると子供は潜ってしまう。




別のかいつぶりは巣ずくりを励んでいる。


もしかして卵があるのか

それとも雛がいるのか


危険が過ぎたと判断、巣の上にあがって来て


巣の点検


これ以上のお付き合いはできない。
しかし見ていると
それなりの危険はすべて付きまとっているがしぶとく生きている。





今年のホタル総括

2014-07-05 17:23:04 | Weblog
2014年堂々川で光ったホタルは概算1300匹、
国の登録有形文化財の砂留1から6番までの約800m間
途切れることが無く、最高のホタル美を見せてくれた。

初光は5月22日、まだ光っていたが強引に幕引きしたのが6月25日
約1カ月のホタルショーは見事で、会が発足以来最高の飛翔で幕引きが出来た。


羽化してまだ時間が立たない光りだけの源氏ボタル

ピン外れだが♀が光っている


ホタルの養殖をする場合この♀を捕まえ、♂数匹を同じかごに入れて交尾、卵を産ます。

5月24日からは堂々川水系最下部の小川で光る。


福田池付近

日本一の砂留6番付近の光


みどりのシャクガの仲間が羽化している





6月3日5番砂留上流では早くも人間に飛び付くませたホタルがいた。


多分30代の女性の腕


6月3~7日には沢山の飛翔が見られた。




どうしても車の光りが入る


ホタルの撮影をする人もかなり多くなる。




この頃はまだ車の数が金、土、日をのぞくと20から30台で撮影できないことはない。
金、土曜日は100台を超えるからカメラ持参の人はイライラされただろう。


この場所では最高300匹近くが飛ぶ


ホタルのかってと言うが♂が1匹飛び始めると時間帯にも寄るが
数10匹が舞いあがり、同期化して光る。
すでに♀と♂の悦楽は終わり、メスは卵を産んだのもいるようだ。


6番砂留下でも沢山の光りが流れた


6月10日頃からは咲きはじめた花菖蒲と遊ぶホタルもちらほら見られた。



6月11日のホタル恋、悲しき♂同士の聞くも涙、光るも涙の物語が始まる。
木の葉の上で光る♂ホタルに上で飛んでいる♂ホタルが光りを見つけて急降下。
そしてターゲットへ向かってにじり寄る。会って確認、オス・バイといって飛びさる。




6月15日堂々川ホタル同好会の総会
そうかいと言えるほど出席者は少ない。議題を粛々と進行させた。



講演やオカリナの演奏で時間が立つと
20時前に貸し切りバスで堂々川へ向かう。
堂々川は車が130台以上、人々であった。
でも今年は人よりホタルの方がはるかに多かった。




真面目に周遊道路から見る人をしり目に
虫駕籠と網を持ってきた老人(オスもいればメスもいる)と子供連れ
一組捕まえて注意をしたがすぐに放すつもりで家には持って帰らないという。
駕籠の中には10匹は超えて光っていた。
6月10日を過ぎてからはホタル泥棒が非常に多くなった。
子供連れの為、老人と孫を怒らずホタルを放してもらうことを考えた。
毎日15枚ほどホタルの光を印刷した写真を子供に渡してホタルを放してもらった。
ありがとうと言う子供と何も言わずに逃げるように立ち去る老人。
同じ年代の人だと思うが悲しい人たちだ。(福山市中心部の人が多かった)

そのほか今年は、整理する人が数人お手伝いしてくれ
上流に向けて左側駐車が守られ、下る人が困らなかった。
当然私が110番通報で叱られることはなかった。
又、今年はゴミが非常に少なくマナーは最高であった。

残念なことが一つ、たばこの吸いがらのポイ捨て、火のついたまま捨てる人は結構多かった。
JTさんに文句を云う必要がありそう。

色々あったがホタル観賞は過去最高の幕引きが出来た。
お手伝いしてくださった方ありがとう。