自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

ヒガンバナⅢ

2011-09-30 22:16:07 | Weblog
10月2日江戸時代には存在した下御領村の八幡様のお祭り日。
その準備で多くの人が忙しく動いていた日のお昼前、
ここのヒガンバナが綺麗だから見せてくださいと可愛い女の子が声をかけてきたという。


家の裏通りに面した道から見る
ヒガンバナ


カメラが一緒だから驚いて、家人が剪定途中の自然を呼びに来た。
おっとり刀で駆けつけるとすでにヒガンバナを撮影されていた。
カメラを見ると達川さんの野球放送で名が通るTSS社のカメラ。
なんで我が家かと不思議に思って聞くと白のヒガンバナが綺麗と
白服が似合うリポーターが話し、ディレクターが名刺を出された。
「ここの10本ほどの白色より堂々川の方が綺麗だよ」と言うと
そこへ行きたいと言われる。
普通テレビ取材は台本がしっかりしていて取材はブレないが
今回はなぜか首をかしげることばかり。
もしかして堂々川のPRをしてもらえる!
現金なもので自然もその気になって堂々川へ!


1番砂留と堂々川の全容案内


ヒガンバナの案内と国の登録有形文化財の砂留の説明を求められて
張りきった自然はいつもの例で
「歩いて健康 見て観光 食べて薬効 」と得意のフレーズで説明を開始した。
5番砂留の下流斜面では彼岸花が満開になっていた。


赤白オレンジ色が咲く斜面を撮影か?


リポーターの森本久美子さんが自然と腕を組む
白髪の老人は顔を赤くして応じる。(赤のヒガンバナみたい)
横顔を見たらなるほど人気のある人だけのことはある。
どことなく気品が漂っている。(ここの場面だけはよいしょ)
カメラはヒガンバナの撮影に忙しい。
自然はデレクターが聞いているかいないかは別にして砂留を説明する。
江戸時代からのものが現存、小さな川に8基もあり、
最大6番は規模が横幅55m、高さ13.2mと強調して話す。
よせばよいのにリポーターが可愛いから資料を送ってあげると約束した。
「堂々川今昔」冊子は9月末に入荷する。
でも、彼女の住所がわからないから今回はパスするかも!
咲いているヒガンバナの花の色をUPすると










白色が2種あるが白とピンクの色が入ったものとの見分けがつくかな!

対岸のヒガンバナ赤は昨年の2.5倍に増えて今が満開。



道路側の斜面は白系統と赤色でここも満開。



少し離れた鳶ケ迫砂留下は白系とオレンジが咲き始めた。



今回の取材は堂々川にとっては濡れ手に粟の大儲け取材か
それとも自然の骨折り損のくたぶれ儲けに終わるか!

いやいや今回は
「蟻蛾鯛琴蛇」
前回登場の各位のおかげで現実化したドラマなのだ。
局:放送日:時間
TSSテレビ新広島  10月5日 (水)9時55分~

ヒガンバナⅡ

2011-09-28 22:31:08 | Weblog
堂々川のボランティア作業を終えて帰途に着いた。
西の空を見ると夕日が沈んで、徐々に暮れていく山の端が目に焼きついた。
「キンギンギラギラ夕日が沈む・・・」のまち神辺の違った一面だ。


小山池に写る夕日の残影


広島県一のヒガンバナを宣言するわけにはいかないが
赤白黄色と色とりどりで咲く斜面は風情がある。


国の登録有形文化財バック

進入禁止の看板を掛けたが

対岸の赤花も満開に近くなった


堂々川では他にも咲いている場所がある。
先日家電や音響機器を捨て、検挙された人がいた(多分罰金20万は超える?)らしい、その場所でもヒガンバナは咲いている。



又鳶ケ迫砂留入り口でも咲き始めた。



有難いことに通りがかりの人が時間をかけてカメラに収めてくれる姿はうれしい。


黄色花を難しい姿勢で


ほんとうにありがたいことだ。
その気持ちをフォトで表すと


蟻(あり)


ほたるがが最近は良く飛ぶ。


蛾(ガ)


海からもやってきた。


鯛(タイ)
口を開いて啞
口を閉じて阿吽の呼吸


なぜか床の間に和楽器がある。


琴(こと)


青大将が脱皮して残した皮、長さが何と1.6mもあった。
参考までに
ヘビの抜け皮を財布にいれるとお金がたまると言う話があるが
時間があるとき民話としてUPする。


蛇(じゃ)


何と縁起が良いことだろうか。
「ありがたいことじゃ」

ヒガンバナ1

2011-09-26 21:03:59 | Weblog
ヒガンバナの里、広島県最大規模の地にすると宣言した堂々川ホタル同好会。
県最大にすると宣言したものの、そのトップクラスを知らない。
目標を達成するには相手を知らないといけないから
副会長と会員で全国観光地を良くご存知のエッチアイ観光の社長殿と現地視察に出かけた。


三次市吉舎


国道184号線を北へ登る。吉舎・豊栄線(きさ・とよさか)の合流点を右へ曲がり5分程度。
途中高速自動車道、御調の町から甲山の町まで無料区間を走る。


山陽自動車道、尾道ICから松江間の一部開通

馬洗川畔の三角地


この場所が県1位?


広島県景観会議第12回
景観づくり最優秀賞受賞団体


おや、この賞どこかでも見たなと思いきや
我が堂々川ホタル同好会も16回で同じ賞を貰っていた。
同じレベルかと思ったがヒガンバナに関しては大間違いだった。
まだ咲いていないつぼみを含めて約20aがヒガンバナで一杯の世界。




隣の地では満開




見る価値のあるヒガンバナの咲く里
良く見ればトンボ「アキアカネ」が休んだり愛を育んだり





参考になった。
これぐらいなら、後3年でなん追いつけそう。
それまで我が体力と会が持つか。

今回訪問した吉舎の辻地区
この地には
日本トップクラスの日本画家奥田元宗の実家がある。



どこの地でもよくある偉大な人の地元
覚めた扱いで看板も何もない。
が先生が書く絵の赤は古今東西一である。その赤を忍んで今赤のヒガンバナが咲いている。
ただよく聞けばこの家にはまだ子孫の人が住んでおられるからそっとしてあるとか。
と言っても先生は2003年になくなったばかりだ。

例えば自然に堂々川へ銅像を建てると言う話が出ても
どうぞうご自由にと言う感じかな!

エゴノキとヤマガラ

2011-09-23 20:14:56 | Weblog
砂留としてだけ見れば堂々川のこの石積は日本一の規模を誇る。
また、約1kmの間に江戸時代に築づかれた石積の砂留が
8基現存しているのは日本のどこを探してもない。
国の登録有形文化財である所以である。
その6番砂留



秋の連休で快適なハイキングには絶好だが
ここには危険が舞っている。いやスズメバチの危険がある。
昨日、砂留の頂上部から下を見るとゴミがたくさん見える。
かわいそうにブログの主、ゴミを見ると条件反射的に拾い始める。



近くをブンブ、ブンブとハチが飛ぶ。
もしやと上を見るとスズメバチの巣らしきものが見える。


スズメバチの巣発見

かなり大きく
怒らせたら救急車が
必要になるぐらいの数がいる


上流から見て左側
水が流れているところから東側には絶対に行かないこと。
警告話はここまで。
堂々川のヤマガラを紹介する。
今まで姿は見ていたが警戒心が強くカメラには入ってくれなかった鳥だ。







そのヤマガラはエゴノキの実が大好きだ。
エゴノキのことを少し話すと
チシャノキとかロクロギとか言われている木で昔は石鹸の代わりに使っていたとか!
又この皮をすりつぶし、川に流して魚を獲っていたそうだ。
実はエグミガ強い、だからエゴノキと名前がついたらしい。
今回はまだエグミの度合いの人体実験をしていない。
さてヤマガラの動きを約20分観察した。


想像以上に綺麗な羽をしている


堂々川支流、鳶ケ迫谷の対岸のやまからやまがらが飛んでくる。


見にくいけれど見て欲しい


エゴノキにやってきて曲芸もどきで実をとり、対岸へ急ぐ


枝に止まり

対岸へ


羽を広げて山へ急ごうとしている。
怖さの後、のんびりヤマガラと遊んだ1200秒
車で通る人はこの光景を不思議な顔をして見ていた。
その中の1台、我が身より少しハイレベルのお年を召した夫婦が
降りてこられ、新聞に載っていたヒガンバナの里はどこと聞かれた。
ここに白と黄色、そこに赤が100本以上芽を出しているでしょう。
見学者の夫婦にここはまだこれから、約100m下流へ行きましょう。
5番砂留下流斜面で「ワー素晴らしいー」
「ここから先はお二人で昔を思い出して観賞してください」と声かけ
新聞と聞いたので掲載の新聞を買いに里へ降りて行った。
少し「きざなことをしたか」との感もあるが
彼岸前の事、老夫婦をヒガンだ行動でもあった。
おしまい!


堂々川鳶ケ迫

2011-09-21 20:40:34 | Weblog
台風15号の影響で雲の流れが不気味。


21日10時 雨風は無い
川の水も少ない


9月18日ホタル同好会の9月定例会。
小学校の運動会や祭りの準備のために参加者が少ない。
それでもいつものようにゴミを拾い、草を刈る。


白の悲願花が咲く斜面
煙草の吸殻が多い

赤のヒガンバナが咲いている
綺麗を見るために草を刈る


ゴミを捨てさせないようにヒガンバナを植えた。
その成果は!
ゴミ「0」の悲願は達成できていないがヒガンバナは紅・白が咲きだした。
ゴミの量は大幅に減った。
18日メインの作業は堂々川で2番目の大きい砂留がある鳶ケ迫。


日本最大規模の砂留NO2
言い換えれば日本で2番目


この谷の木や草を整理し、ついでに道路の両脇も片づけた。
福山市との共同作業だ。
この谷の入り口にエゴの木があり、ヤマガラが遊びに来ている。
この話は次回にまわして


エゴの木
今実がなっている

周囲の木や草を道路までだし
一個所に集める

かなり片付いた


長年の堆積ゴミも出てきた。



鳶ケ迫砂留のすぐ上流には黄色スズメバチが巣を作っている。


ハチの巣


良く見て欲しい。
巣を修理して居る蜂もいるが外敵が来るのを監視する蜂もいる。
彼らは人をさすのが目的ではない。
巣を守るのが目的だ。
外敵が近づくとまずぶんぶんと近くまで来て威嚇する。
(刺されたら生死の問題になるから)今回の実験はここまで!
ー実際に刺された案内の人の話では刺す前には液体をかけられるー
=液体がかかったところを集中して襲って来る=
怖い話はここまで
ヒガンバナが咲き始めた。
白は珍しいのか車を止めて写真をとる人が約10分間で2人。



写真をとった人の場所へ行くと


あら花径が2本折られている。
とった奴がいる


撮るのは良いが盗るのは悪いいことだ。一字違っても検挙されることがある。
ヒガンバナはこれから赤色がぞくぞく咲きだす。
少しトーンダウンしているが数年先には広島県最大規模を目指している。



会が発足して6年目、会員皆様のおかげで一日一歩、一歩と前進して
危険な場所を無くしてきたがまだまだ沢山危険はあります。
ゴミを捨てる奴も、ヒガンバナ泥棒もいるようだが管理する人の気持ちにもなってよ。ね。
皆の安全も守っているのだから!

蝶と遊ぶ

2011-09-19 20:49:49 | Weblog
蝶を追いかけて
「痛い」柿の木の下、イラガの幼虫が数匹
綺麗な色をしているのだが触ると大変なことになる。


イラガのヨウチュウ
ヨウチュウ い


刺されたらすぐにニラを探す。
ニラの葉をすりつぶして刺された場所へこするりつける。
ラーメンの3分より、もう少し待つ7分間。
おや痛さが引き始めた。ニラの効能真骨頂。
アサガオの葉、どくだみ、ねぎ等も効くが翌朝にはかゆい・痛いの現象が出る。
やっぱり私はニラが良い!


ニラの花
葉をすりつぶす


本題の蝶の話題に戻る。
アゲハがシソの葉に止まっている。
頼みはしないが良いモデルになってくれた。


前から

横から

後ろから


アゲハはヒガンバナが好きだから
ヒガンバナが咲き始めた堂々川へチョウを見に行く。
いたいた
しかし逃げ足と言うか逃げ羽と言うかすぐに逃げられた。



場所を変え、広島県トップレベルを目標にして管理している斜面へ


黒いアゲハに赤いヒガンバナ


本当は入ってはいけないヒガンバナ管理地
斜面を降りはじめたら逃げられた。
逃げはしたが14日から咲き始めた白のヒガンバナへ飛んで行った。


黒い蝶が白いヒガンバナ


かなり近づけたがもう少しのところで逃げられる。
逃げた蝶は隣の花へ。


近づくと逃げられた


追いかけようか待ってみようか。
待つこと3分、目の前に戻ってきた。


そっと近づいた


この蝶多分男だ。
だから、花から花へ忙しく挨拶して回る。
今日はじっと我慢のドラマでした。

焼酎黒姫と

2011-09-16 20:14:57 | Weblog
今日はお昼から激しい雨になっているが
昨日は朝から空が抜けて宇宙丸見えの青空だった。
百舌がその青さの中、遠くまで届けと鳴き叫ぶ。


餌を食べる時より大きく
口をあけて縄張り争いをしている


もう2年にもなるが「福山ダイジョウブ」と言う準農業法人のお手伝いをしている。
そこの営業担当の副会長からテレビ放映が決まり取材にくるから
立ち会って欲しいとお呼びがかかった。
取材は事業内容、企業努力や工夫していること、将来の展望を
3つに分けて聞かせてほしいと言ったらしい。
あらかじめ書かれた原稿に目を通しOK、最高と合図したが
良く聞けば3分程度の放映らしい。いまさらこれを短くするのは難しい。
後はしゃべる人のアドリブしだいだ。


会長と副会長3名ががんばる



ポイントは焼酎黒姫


昨年完売した実績から今年は増産するがレパートリーを増やすことにした。


高級品の35%黒姫登場


新商品開発には物語性と地元を前面に押し出さないといけない。
そこで考え着いたのが神辺町出身の箱田良助
(日本地図測量・作成した伊能忠敬の筆頭弟子で忠敬亡き後
地図の最後をまとめて幕府へ提出した中心人物)
この方の実家隣に工房を持つ陶芸家の先生に容器を依頼した。
ただいま試作品作成中。
お酒の取材がすんだら畑の作業を撮影。


昨年比倍以上生育している


赤い色の芋も栽培している。
アントシアニンが豊富で女性ダイエット効果でも成功事例が得られ始めた。



なんだかんだと言いながら2時間半、成功裏に取材は終わった。

余談だがお酒つながりでの情報
広島県東広島市西条地区で10月8、9日 酒祭りが行なわれる。
日本全国から920銘柄の3700本の清酒の飲比べが出来る。
前売り1500円、当日1800円の入場券で飲み放題?
鹿児島県を除く全国46都道府県のお酒が集まっているとか。

元に戻って我々は「焼酎黒姫」をアシードブリュー社に委託して作っている。
イモ焼酎だが本格の文字は入れられないダイジョ福イモを使っている。

腹が減ったら仕事はできない。
お昼を食べることにした。


おこわご飯

彼岸が近い「おはぎ」がうまい


彼岸・おはぎと言えば秋の7草


白花萩


国分寺に咲いていた萩
センダイ萩と教えてもらったがその花は黄色のはず。
「みやぎの萩」のような気がするが
間違いであっても、どちらも東北は宮城県50歩100歩の違いだ。
震災にあわれた皆様には大変申し訳ないのですが名前がわかりません。
正解が分かれば教えてくださいね。



秋になればⅢ

2011-09-14 20:16:10 | Weblog
旧暦8月15日の9月12日満月はまるかった。
が本当の中秋の名月は旧暦9月15日、今年は10月11日だと思う。
上手にお月さんが写ってくれなかったやっかみもあるが中秋は来月にしよう。



満月の夜「アオマツムシ」の鳴く声に誘われてカメラを向けた。


2匹いる
想像以上にこの桃畑に居るようだ


1夜明けて、福山市のお手伝いの為地域40軒強を回った。
その中の1軒に、ブログの友から堂々川に植えたらと推薦された「ツルボ」?
がたくさん咲いていた。
欲しいと言ったら「いくらでもどうぞ」とありがたいお言葉を戴いた。


ねじ花に似ている


前回は植える場所を決めても場所の整備をしていなかったから
「泥縄=泥棒を捕まえてから縛る縄をなう」だったが今度は
同じ失敗はしないと良く考えて行動することにしている。
その瑠璃柳を植えた場所近くの柳の木の下にドジョウらしき生き物が!


柳の木


のだ総理が云々のドジョウ
ドジョウにも種類があるようで他所から借りてきたドジョウは「シマドジョウ」


見る視る館で生息のシマドジョウ


国会の代表質問を聞く限り首相は低姿勢な野田。
シマらない部分もまだらに答える部分もあるが、まー今のところはよしだ。
ツルボを植えるところから脱線したが軌道修正してヒガンバナの話に入る。

昨年より10日強速くヒガンバナの黄色が咲き始めた。


黄色花


黄色だけではない


赤系
一般に近くで咲く赤ではなくリコリス系の赤


黄色が数本咲いている


赤色系黄色


堂々川5番砂留下流斜面には合計で38本咲いていた。
昔からうその38とよく言うが嘘ではなくマコトの38本で
赤を入れると39本になる。
嬉しい数字、「サンキュウ」咲き始めカウント初日での成績はGOODだ。
前回除草剤散布で犯人探しを始めたが
穏便に済ませとのアドバイスがあり、ふり上げた手は下ろした。
が、今日もヒガンバナは咲いても、誰にも見えない黒く枯れた草の中で咲く花に
陽の目に出させようと斜面を整備する人の気なって欲しい。
今日の気温34度。


黄色の花が1本
心なしか派手な色なのに
さみしそう


先日紹介したライバルの咲き具合を調査した。
ヒマを持て余しているわけではないが気になるので訪ねた。



多分ここの管理人、PR上手だから新聞に売るこむだろう。
でもマスコミの方がた
今のところ
堂々川の開花は50本強
芦田川羽賀の川原は10本
どちらを選んでも恨みは言いません。
芦田川流域にはヒガンバナ廣島県トップレベルを競っている団体があることを知ってほしい。

ケイロウカイ

2011-09-12 21:06:12 | Weblog
来い来い、帰ると言っても、恋なのだ。


見た事のある写真


嬉しいような悲しいような
見たことのない人が堂々川ホタル同好会から写真を借りたと書いてある。
ホタル恋の話は後で!

近くの池にこいが来た。位の高い五位の方の幼鳥「ホシゴイ」がやってきた。
その数五羽、ここ数年でははじめての数だ。


樫の木の奥深いところに
ゴイ鷺の幼鳥


一羽と思い近づくと数羽が飛び立った。



これだけの話で今日は終わりと、お茶を濁すわけにはいかない。
仕事がらみの約束をしたので、お昼からは学区の敬老会と文化祭に行かないと!


お茶の実


今年の六月、ホタルの勉強会時にお世話になった筝曲の会の方々の演奏。



冴えた音色に観客席は静寂を保つ。
トリの前の演奏だった。
とりは誰がとるの!
保育園の園児ががんばった。
両親、お爺さんがカメラを構えているから前には行かれない。


自分の孫でもないのに可愛いい


これで敬老会は終わりになるのだが、
まだ子供らは終わりの挨拶をしていない内に隣の爺さん孫をおいて「ケイロー」とする。
前の方からお嫁さんがお爺さんに向かって
「ケイロウカイ」ではないでしょう。
「○○を連れて帰るのだから、車の所で待っていて」と声をかける。
なるほど洒落心のある美人だと感心した。
敬老会はこれでお開きにして
文化祭の出展物を見た。


絵手紙


エエ手紙のそばに先ほど出たホタル恋がある。
堂々川、今年は旬なのかたくさんの出品物があるが


全国版の冊子に載った
日本一の砂留の版画

なんで二度も載せるの


どんな意味があるのかな、上手とか下手とかの領域を超えた傑作作品だから!
実は先日、堂々川で作業中の二人からハチに刺されたと報告を受けた。
今朝ほど刺されたと言う場所へ行ったらハチがいた。
刺したハチは多分オオスズメバチと推定するが
ハチなら何でもよい看板を作るためにと捕獲した。
そして応急的に看板をとりつけた。





今年もあとわずかでヒガンバナが咲きだす。
その場所にハチがいた。
鉢合わせして刺されることなどないように注意してほしい。

秋になればⅡ

2011-09-10 21:07:31 | Weblog
なでしこジャパンがオリンピックに行ける。
おめでとう。庭には「なでしこセンノウ」が咲いた。
理屈は抜きにして、久しぶりに時間がとれたから明日は旅に出るぞと決めた。


先日買った花が満開に
一鉢250円は安かった


毎年8月から9月初めには世羅台地へ赤ナシを食べに行くのを恒例にしている。
世羅台地のナシ園までの道なりで、時々車を止めて風景にカメラを向ける。
松の割木がたくさん置いてある。
そろそろ備前焼の窯元が火入れを始める時期だ。
登り窯に作品と松の割木を入れ、火を入れて1300度まで温度を上げる。
そしたら灰が溶けて作品にかかる。ごまだれと言う現象を起こす。


備前焼が釉薬を使わない
土と炎の芸術と言われるゆえんだ


我がブログでは時々顔を出す、上下駅
ここを発車した福塩線と競争をした。
駅に止まる気動車より車の方が速く、数分待って撮影出来た。


1両編成


気動車が通り過ぎた後棚田。もう稲刈りが始まり「ハゼ」干しされている。
梨園では赤ナシの「新水」「幸水」が出荷されている。
高い、1個100円から500円ぐらい。
ちなみに100円の物は小さくて傷があるか歪なものである。
が糖度は12度から13度、13度のものが多いから甘い。
試食してから買ってくれと言う昔の美人の本音が気にいった。


たわわに実っている


最近は1本 はてな万円でオーナー制度もあるし、もぎ取りのナシ農園もある。
秋ですねー。栗も売っていた。



ここ世羅台地はフルーツ・フラワー街道でPRしており、
もも、リンゴ、ブドウ、プルーン、ブルーベリー等の栽培
花ではユリ、チュウリップ、芝桜、ダリア、ヒマワリ、コスモス等を植えている。
明日(10日)オープンするためのコスモス園は準備に忙しい。





コスモスは花がようやく咲き始めたようだ。



近くで作業していた人と雑談した。
「明日10日が給料日と言うことは12日に給料が手元に入るから明日のお客は少ない予想」
「多分10、11日はじっと我慢の自給生活そして運動会。こちらも我慢の日曜日」
と笑いながら話された。
ところでお土産は!
迷った挙句買ったものは「竹屋饅頭」920円 10個入り
「お酒の香りがして癖になる美味しさ」
この会社と縁もゆかりも無い人がここでPRしても利益は無いが
美味しいから美味しいとブログに書いた。



なでしこが勝つと思わぬ産物が生み出される。
日本人の不思議を見た。