自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

砂留(砂防ダム)

2011-02-27 21:22:10 | Weblog
以前にも紹介したが低気圧を連れてくる雲を本日(28日)見た。
今まだ雨は降っていないが雨が降りそうだ。


14時ごろ


春先から梅雨時期まで気象庁と喧嘩をしても勝つ可能性が高い雲が現れた。
当たるも八卦の世界だから大きな金額は賭けないで!(いや賭けごとは止めてください)

ところで、「堂々川の砂留」のPRに関して我がブログは権威と自信を持っていた。
ある時、知人の知人つまり知らない人が
「堂々川の砂留なんぞは小さい小さい、津野郷の砂留が最高だ」と言った話を聞き
時間があれば見てみたいと思っていた。先日その砂留を見た。





確かにこの砂留だけを見ると大きく感じる。
しかし、言葉は選んで発っしないといけない。特に比較論になると必ずライバルを確認しておかないと大変なことになる。どこでしっぺ返しをされるかわからない。他山の石としてしっかり学ばさせてもらった。
ただこの砂留の位置する山は花崗岩でできている。花崗岩は砂留を作らせて税金を使わせる悪の石なのだ。納得!


花崗岩が崩落している


本谷川の砂留が優れている発言に対し、堂々川の大きさと数についてデータを確認する必要が出た。
堂々川には江戸時代から平成の現在まで約50基造られているはず。未確認のものを探した。
ダアサ谷を探してみた。一昨年谷の出口がすべて不法投棄で埋まっていた谷だ。


昭和50年代築造(推定)の砂留


次にすぐ上流の谷、獅子渡り谷を探した。
猪が住む谷だから獅子渡り?まさかとは思うが草木を分けて入っていくとけもの道があった。
その道の真ん中を通り前に進むと猪が泥を落とした木々がある場所へ着いた。


けもの道

白く見えるのが泥が乾いた跡


案内者がここを見てくれと叫ぶ。
何何とおっとり刀で近づくと呼んだにもかかわらず「見ないで」と声をかけられる。



約100kgの猪を埋めた奴がいる。この牙にやられたらひとたまりもないだろうと我が身を潜めた。
ながいは無用と目的物を探す。





江戸時代のものを探していたのだが昭和52年のものを見つけた。
結構長いので長さの確認を含め、この砂留の上の真ん中を通って中央まで行く。
端を通らなかった。

砂留の探索はここまででやめるが
我が堂々川の名誉の為に肝心の大きさの比較だけはしておきたい。


堂々川6番砂留


負けてるはずがない。我が方日本最大規模は嘘ではない。
またまた話は変わって、孫が通っている保育園ではないが
招待状を戴いたので参加し、来賓席へ座らせていただいた。
さすがだ。神辺町の数ある保育園の内のトップ3に入るところだけはある。
比較をしてはいけないのだが名前を出せないある園とは雲泥の差があるのが良くわかった。
6歳にも満たない園児が演技する「一休さん」
このイメージが残っており



この橋の端を渡ってはいけない理由の謎解き
「橋の端を渡るな、真ん中を渡れ」良い演技でこの言葉が頭から離れなかった。
今回なんとかこの言葉を使おうとしたが山の中で橋がなくて苦労した。



春が来れば

2011-02-24 19:05:39 | Weblog
メダカの学校は川の中そっと覗いて見てごらん!



春が近くまでやってきた。
今日のように15℃を超えた日にはウグイスだってやってきそう。


梅も満開の木がある

桜が咲きだした


ウグイスがさくらに止まって梅には来ない。
こんなのをキチガイと言うらしい。
その堂々川の木違いも自分の頭の鳥は自分で追わねばならない。
この鳥は追い出さないと


青鷺


でもこちらはもう少しいて欲しいが逃げられた。


翡翠


廉塾のホタルの応援もよいが堂々川のホタルは川の中に入って調べたら幼虫の数が少ない。


源氏ボタルの幼虫


生態研究中のホタルももう終令期を迎えているから放流が必要。


留学したり養子に行ってもまだ50匹はいるかな


このホタルを放流する前に餌になるカワニナを副会長と獲りに出かけた。
そして約5000匹を獲り、ホタルを放流する場所へ半分、
これから餌を食べだす幼虫が多くいるはずの場所へ半分放流した。



余談だがそこは日本赤ガエルが卵を産んだところだ。


毎日成長を続けており、もうすぐオタマジャクシなる


放流のもう1か所は依然はシッシと猪を追い払っていた場所だ。



去年まではシッシと追い払い16は嫌いだったがわなを仕掛けて2匹も掛かると
今度はしし来いと恋心を持って対応するようになっている自分がおかしい。
春はキチガイが多いというが本当にそんな気がしてきた。

神辺廉塾にホタルを

2011-02-22 20:29:25 | Weblog
空が笑えば雲が散る 東風が吹けば春が来る
夕日の赤さは明日を呼び 夜のとばりはホタルの世界
まだホタルが飛ぶのは100日ほど先だが
人呼んで神辺のホタルきちがいが仕掛けた話、
昔光っていたという場所に黄色いひかりを呼びもどそうと行動を起こした。


青い空ひとかけらの雲もない
トンビが空で舞っているが黒い点になっている

蝶が舞った、これはきちょう(黄蝶)な画面だ

毎日夕日の姿は変わり、明日を占う


2月20日 菅茶山が江戸時代この地で私塾をひらいた、その名も廉塾
ホタル7首の漢詩が現存しており、1km北の菅茶山記念館に展示してある。
その廉塾にホタルを飛ばす試みを始めた。
神辺七日市町内会長をはじめとした方々と共同主催。
本日の行動計画
すでに堂々川ホタル同好会が研究飼育している平家ボタルの幼虫はこの川の水に
慣れさせるために10日ほど前からこの地で訓練している。
それとは別に「見る視る館」に留学しているホタルを引き取りに行き
廉塾東の小川に放流することになっている。
この行動には中国新聞、および日曜版ファミリーの記者さんも同行し、密着取材された。


小学生6人が魚やホタルの個人レクチャーを見る視る館主任指導員から受ける


最近の小学生はしっかりしている。。男の子はカメラから逃げるが女の子は堂々としている。
何と新聞記者に先ほど習ったことを教えているではないか。



廉塾にかえり放流準備。まずホタルの幼虫の確認。
きもいといいながら手に持っている。



そして放流



良いカメラ位置は記者さんが!21日の中国新聞福山版を参照して欲しい。
放流が終わって小学生。
慣れたものだ。
「ピースしてもよい?それとも何かに載せるの!」


どちらの顔か?


無事行事は終わったがこの後ホタルの飛翔につなげるためには勉強会を開催して
この地域の人たちが自立して養殖まで取り組んで貰わないとすべてを同好会が面倒は見れない。
そのことを踏まえ、ホタルの住める環境を再度くわしく確認した。


川の環境
流れ、幼虫の隠れる場所、陸に登る場所


水の汚染度確認


高屋川の水、この堰から分水か。ううーん!
害獣ヌートリア2匹、こいつは余分だ


上流には堂々川の流れる山が見える



今回でホタルの里復活指導5件目
2件は成功、3件目福山大学のキャンパスでは今年6月飛ぶはずだ。
ちなみに1件は失敗、私がホタルの幼虫を出さなかったから他の地区へ依頼を求めたようだが
浮ついた人たちに、いまさらこちへ(東風)へ来いと言いたくはない。

竹田ボタル

2011-02-19 21:29:25 | Weblog
広島県福山市神辺町下竹田に広島県の天然記念物竹田ボタルが昨年飛んだという噂がある。
このホタル源氏ボタルなのだが、
普通源氏はメスで15~20mm程度だが、ここのホタルは最大30mmもあるそうだ。
1958年8月1日に狭間川に住むホタルが広島県天然記念物に認定された。
今の時期になぜホタルの「きじ」か疑問の声も上がるので少し釈明させてもらう。
昨日多くのメンバーが神辺町美術協会の会員である魚譜会の新年宴会が行われた。
(古い人間ばかりだから旧正月を頭に入れているらしい)
普通の芸術の芸等全く駄目な人間がなぜ入会できたのか、今だに疑問が頭から離れてはいない。
昨日の余興が真っさかりの頃、会長が自分の絵をだし、やるという。
よく見るとこの絵はストリーになっており、竹田ボタルがテーマで狐が会長になり替わり、言いにくいことを話している。
我がブログでもよくやる手だがこの手法は決まると面白い。










ホタルを見たとか、飼育していて失敗したとかの話があった。
その裏を探るとどうもホタルを復活したいらしい。
それで入会させたのか。わからぬでもない。
理屈はいい、まず現地の現状だけは見ておこうとでかけた。


ホタルが住める条件はあるが



川の中がホタルのすめる条件ではない


源氏ボタルの生息条件はやや汚い水が良いのだがそれよりかなり悪い。
川の水に酸素を供給する「どんどん」が見当たらない。


権現山から流れる水


車が入れる広さの道幅があるところまではいると知らない民家の庭に入った。
そこでホタルの話を聞くと10年前まではものすごい数であったが今はぬかボタルを数匹見るだけだと。
川を3面コンクリーにしたのが悪かったと反省しておられた。
聞けば川の水量も少なく、夏には水が枯れることもある。
池の水を確認したがこの水は綺麗だ。



でも、ここに幻のホタルがいるとは信じがたい。
酔って言うわけではないがここは天然記念物の看板は下ろさなくてはいけないようだ。
でも、自然はまだ豊かだ。
綺麗な鳥が飛んで放置された葦が生えてる田圃跡へ降りた。



多分きじだと思うがこの場では認定せず、家に帰りトリミングして雉と認定した。

一応記事にはなったが
取材した皆さん、数キロ先の上竹田の方ではまだ幻の源氏ボタルが飛んだと口をそろえる。
50歩、100歩おなじ事とその場所を尋ねてみたらそこは指定地ではないので通常の池の工事を進めており
ダンプが頻繁に通っているのでホタルが飛ぶ状況ではないと判断した。

もしここにホタルを飛ばそうとしたらできないことはないだろうが人間様が楽をするため自然を崩し過ぎている。
復活には多大な時間とお金がかかる。
ボランティアのすることではないと聞かれれば答えることにした。


両生類を尋ねて

2011-02-17 21:03:24 | Weblog
16日気持ちの良い太陽が顔をだし気温も上昇した。
13時広島大の先生と待ち合わせをして、県の絶滅危惧種の調査をした。
雪の残る山中や川の中を歩き回る約4時間の探検は楽しかった。
まずカスミサンショウウオから探す。(ハンザキとも呼ばれる大サンショウウオではない)



湧水が出る場所で倒木が腐敗したり、猪が身体を泥でぬりまくる湿地や水たまりが良いらしい。
先生は水の匂いや水みちが分かるのだろうか!
この石積みの上に池か湧水が出る場所があると言われて先にに藪の中を進まれる。


多分明治時代に砂防目的で積まれた石垣

予想通りの水溜まり


このような場所の倒木の下にサンショウウオは来て産卵のタイミングを待っているそうだ。
今回は6箇所ほど回ったがまだ産卵のために来ている気配なかった。
後日再度来訪されることになった。
保護をするにしてもどこに産卵するか判明しなければ対応が出来ない。
特に広島県のカスミサンショウウオは毎年卵を産む場はほとんど変わらないそうだ。

次に探したのが準絶滅危惧種の日本赤ガエル。
比較的簡単に見つけることが出来た。




ぶれているが証拠の日本赤ガエルの♂


日本赤ガエルの卵やもうすぐ泳ぎ始めるメダカを食べる外国産牛ガエルが2匹いた。



我々が見ても気持ちが悪い姿、
大変申し訳ないが日本産種の保護のためかえっていただくことにした。
カエルにかえれと言っても人間の言葉はわからないらしい。
しかたがないから捕まえてトンビの餌になってもらうことにした。



カエルが卵を産んでいる流れにはこれも外国から来たコカナダモが繁殖していた。



日本産の黒藻に良く似ているのだがどこかが2枚足りないらしい。
こうして見るとヌートリアから始まって牛ガエル、コカナダモ、上流の池にはブラックバス、ブルーギル
と外国産の多いこと。
人間様が捨てるゴミを拾うことでハーハーと息切れしている我々にまたもや強敵が襲ってくる。
こんな日本に誰がした。
(影の声・・なんだかんだと言いながら英雄気取りは止めなさい、君はヤマトではない)

16日の締め。
夕方5時過ぎ夕日が沈み始めたがこの雲を良く見て欲しい。
この雲が現れたら雨の確率が非常に高くなる。特に春から梅雨時期にかけて!
この雲は気圧の谷や低気圧を連れてくる雲だと経験値で記憶している。
気象庁と時々見解が分かれるが、多くの場合自然こと、私が勝つ。



今回も運が良く本日雨が降った。

こい

2011-02-15 21:20:44 | Weblog
誰がこいと言ったか知らないが良く降る雪
昨日の朝から降り出した雪が今でも溶けずに残っている。
14日の9時前かなり大きな湿った雪が天から落ちてくる


国分寺参道

日本一の砂留


夕方の5時ごろ、まだ雪は降っている。
1日中休まずに降ったようだから積もるところは雪の厚みが増している。


溶けた水滴が目立つが積雪の証拠は残る

一面銀世界

草の上は溶けだした量が少ないから12cmの積雪


春の息吹が聞こえはじめた二月中ごろ春よ来いと歌うこどもを見かける。
雪よ来いとは言う人はいないが音を立てずに雪は降ってくる。
余談だが、自然流天気予報では今年の雛祭り頃は雪だ。

最近雪が目立つが自然のあるところではこいが目立ち始めた。
黒い鳥のカラスが電線で寄り添う。これってからすこい!



我がホタル飼育箱では平家ホタルが一ケ所に固まっている。


もうすぐ春だ!川がこいと呼んでいる


二月二〇日には国の史跡「廉塾」にホタルは養子に行くことが決まった。

キジバトも電線で2匹が寄り添う鳩のこい



その内の1羽が何を思ったのか
雪が溶けだしてつくった水たまりに降りてきて
水浴びみたいな事をを始めた。





水浴びにしばらくつきあうと
今度は脱ぎます、脱ぎますのしぐさを始めた。
5分間は長かった。結局脱げなかったようだ。



どんな胸をしているのか、じっと見ていたのが悪いのか
「私は鳩胸だから恥ずかしい、だから脱ぐのをやめた」と言うポーズをした。
とりの世界ではもうこんなこいが始まっていた。

南岸低気圧

2011-02-13 21:33:13 | Weblog
1月は雨が降らなかった。2月になって雨や雪の日が多くなった。
これも異常気象のせいだろうか。
明日にはまた南岸低気圧が近づいて雪を降らすと予報が出ている。
冬から春にかけて発生する低気圧は急速に発達し、強風が雪や雨を連れてくる。
南岸低気圧、台湾坊主とか春一番とかその荒れ方で名前が違うようだ。



雨を降らせた不気味な色の雲は去った。
我が地を除けば東も西の地区も雪の被害がたくさん出たようで交通網はズタズタらしい。

雨が降ったおかげで春を待つ草木の姿を見ることが出来た。


黒のヤマブキ

喉元まで出てきているが名前が出てこない

この草は最初から名前を知らない

南天のしずく

モクレンのしずく

サンシュユのしずく


余談話だが「・・・しずく」と名前をつけるとつけた名前の焼酎はよく売れるらしい。
元に戻って
春が近いのだがまだどの植物も春の行動を起こしているとはおもえないが
この木だけは春だと叫んでいるようだ



不思議だ。山に雪があるのに!春~~~~~!



これからの話は見ないで欲しい。
なぜなら自慢話になるから!
最近新聞社等マスコミの記者さんに良く呼びとめられる。
多分2、8月は昔から28は景気が悪いとか人の動きが悪いというからニュースがないのだろう。
1月の砂留発掘に続いて、ホタルの幼虫放流、桜の苗木を植え看板をかけた事
RCCラジオの電波にのったことなど4件も続いた。


廉塾にホタル


多くの会員の皆さんの努力がここにきて花を開いたのだろうか。
春はまだ先だから今花が咲いたのでは本当の春が来たときはどうなるのだろう。
まさかホタル同様、土の中で眠れというのではあるまい。

ヌートリア

2011-02-11 21:35:08 | Weblog
朝おきたら雪だった。
気象庁に脅されていたほどの雪ではなくうっすら程度の積雪を見た。
昨年から雪の朝の恒例になった堂々川散歩!


この冬3回目だがいちばん少ないので一つレベルを落として2番砂留をUPした


日本一の砂留まで約20分歩いて今日初めて不思議な現象に気がついた。
砂留近くまでは水が流れているのに途中で水が消えて滝にならない。
寒いからくわしくは調べない。




今日は先日約束をした福山カントリーゴルフ場で、ゴルフ場や大倉地区の歴史を教えてもらう日だ。
ゴルフ場の課長さんが中条地区の方と地元の方を呼んでくださった。
ゴルフ場のおいたち、S45年開設、その当時の工事や住んでおられた人の事など
執筆している「堂々川今昔」の取材に協力してもらった。
ゴミの話がここまで進んだ成功事例の一つかな。
そこで聞いた「東山」つまり堂々川の源流域の最高峰について疑問を覚えたので
キジをとる為ゴルフコースへ出た。



このゴルフ場では昨年12月にも雉を見た。その雉も山の記事もものにしたいと風は冷たいが歩いた。
その時ヌート現れた茶色、タヌキ、キツネ、いや違う。



スピードが遅いからすぐ追いついた。


まさか川を泳ぐ大型害獣ネズミ?


まさか、ヌートリアが人並みにゴルフを!この寒いのにゴルフコースへ向かう?


気がついたらしく止まる

急いで正面へ回る


驚いて逃げ始めたが



川を泳ぐのは速いと思ったが陸では逃げ足は遅い



ところで記事にする雉は見えなかったが、「東山」は候補が2個所確認できた。


標高270m

標高236m
以前から本命と思っていた山


取材の終わりが近づいてきたが思わぬ出来事が見つかった。
おまけに高い山の方は東山地区と地図に書いてある。
悩みは出来たが今日は寒くても有意義な取材であった。


ほころび始めたゴルフ場の紅梅


ウメー話で落ち着くはずが
ヌート出てきた害獣のおかげでぶち壊しになった。
誰がこんな山の中まで害獣を連れてきたのか。
その方々の自然対する考え方が理解できない。

煙霧

2011-02-09 19:49:07 | Weblog
マンサクの黄色い花が目に入る昼さがり
ゴー音を頭上で響かせヘッピリコブタが北へ進む。





急に空が暗くなり、そのうちポツリポツリと1ケ月以上もご無沙汰の雨が落ちてきた。


堂々川で工事中のビオトープに雨が落ち

堂々公園の街灯に火が灯る15時過ぎ


雨に濡れるのを途中でやめて帰り道、雨が降る前、気になっていた捨てられたゴミ



数が増えているではありーませんか!
雨の前が4つ、帰りには7つに!
決めた、決めた、明日は上流の会社・施設へお願いに行くぞ!
お願いの文書を作成した。
そして今日、
文書を携えて企業訪問。
「最近特に12月からゴミのポイ捨てが大幅に増えだしたのでお願いにあがりました」
 6社ある内の数社を回りお願いした。
ある法人は次の言葉を出さないうちに
「この下の道路はグランドゴルフ場や堂々公園があるから捨てる人は多いはずだ」
「お宅でもゴミを捨てないキャンペーンをお願いできないでしょうか」
「うちの従業員はごみなんか捨てない。教育をしているし、そんな人はいない」と回答。
=誰もお宅の誰かが捨てたとは言っていないのにまーいいや、この会社ひょっとしたら相撲協会並み=だまって聞くか!と心の中で呟く
「でうちは何をすればよいのか」と尋ねられたので
「標語の掲示やゴミを捨てないでねの声かけをお願いしたい」と
「うちで作るのか」「本日お持ちしたお願いの中は写真が満載ですからこれを掲示してもらっても良いですが」わかりましたと協力の言葉をいただいたのでそこを辞して帰った。
次の会社は
そこのトップが出てこられ最初はゴミの話にけげんそうな顔だったが
「いつも我々の通り道を綺麗にしてもらいありがとう。ホタルも飛び夜勤で帰るときは癒される」
期待以上の言葉が出てくる。
その後話が盛り上がり安全会議の議題にするとかお客様にもお願いする」課長や事務の方まで来られ
「ところで砂留の資料が欲しいのだが」「持参しますよ」
別の話が聞けるきっかけまで話が進んだ。



霧に包まれ多様な話になったところやそうかいな気持ちになったところもあり有意義であった。
数日さかのぼるが煙霧現象が現れた。
12月にも雲海が現れた場所
12月の雲海をおさらいすると


標高200mに満たない山から

下を見れば雲海


2月6日煙霧で視界が大幅に落ちている。





視界が悪いはずなのに下御領山の最東端の狐岩がはっきり見られる。
視界の関係ではなく松枯れの影響だった。



煙霧は長い間雨が降らない空気が乾燥した時によくおこる現象だそうだが
この山がかすんでみえたりする。



今日の話は
うんかい、そうかい、けむりかい
の3かいの話だが
あるところでは煙に巻かれてしまい、爽快な気持ちにはなれなかった。
明日あたりまた雨のようだがへっぴり腰でのお願いではなく
気持ちを切り替え、そして運を頼りにしないでゴミ撲滅作戦を進めて行きたい。

養子縁組

2011-02-07 20:56:42 | Weblog
うめー話にはならない梅の花,もうしばらく時間をいただいて咲きたい。



歌謡曲と言う文化を知り始めた約半世紀前


夕焼けぞらは真っ赤っか
トンビがクルリと輪を書いた


さようならさようなら今日限り平家のホタルは廉塾へ
昔々の出来事を復活させるために旅立った。


ペットボトルのケースに入り


ゆられゆられて廉塾へ




堂々川では親代わりのホタルの会長が涙を隠して
彼岸を開花させるために一生懸命植えている


鳶ケ迫砂留下方

ヒガンバナの植栽


余談だがヒガンバナを数日で700本ほど植えたそうな。
広島県一は案外早く達成するかも!

ジョウビタキの♂君も


手をふる代わりに尻尾を振る

ついていこうと飛んでみたが相手にされずにブレブレ


涙を抱いてやってきた平家ボタルの幼虫は


しばらく慣れるまでは新調した部屋へ通された


お涙ちょうだいの養子縁組はわかるがなんで堂々川のホタルが廉塾へくるの!
それは、昔、菅茶山と言う偉い人が神辺で塾を開いて勉強を教えていた。
師が69歳のときホタルの漢詩を七首作られた。


筆のすさびに書いてある


ホタルつながりで約3km離れたところにやってきた。
昔の繁栄した神辺の宿場街を復活したいから親同士が決めたそうな。

歌を歌っているうちになんとかウメー話で落ち着いた。
ちなみに見る視る館に留学しているホタルも2月20日からこの地で生活することになった。