自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

たぬきと白菜

2005-11-30 12:57:09 | Weblog
木枯らしが吹いたのか
モミジ、サクラ、ニシキギ、柿等の木の葉がほとんど無くなった。
この2日間、山陽自動車道を行ったり来たりで忙しかった。
こんな中面白く、又考えさせられる出来事に出会った。
東京では狸救助におまわりさんが4人も出て捕り物騒ぎを起こした。
一方地方のインターチェンジ近くの備南街道と道路に書いてある農道では狸が交通事故に遇っていた。
誰も見向きもしない。
ある意味では東京と地方の人口の差がこんな差別をさせるのかとも思ったが、
先を急ぐのは私も同じで通り過ぎた。
後から考えてみるに、この狸は近くの白菜畑へこそ泥に入り
何かの拍子に道路へ飛び出して事故に遇ったみたい。
狸君の話はさておき今日は白菜について語りたい。
白菜は非情に需要が多く旬は10月から1月にかけてで1年中栽培されている。
最近では海外からの輸入も多く、寄生虫と言うお土産まで付いてきているらしい。
そのキムチの話は最近のことである。
さて白菜を美味作るには生産地の気候も重要だが有機肥料栽培で農薬をしないものが良い。
自分で作ってみて化学肥料を施し、減農薬の白菜は大きくなるが多少渋みを感じる。
写真を見ていただくと外の葉を数枚めくるうちに中から青虫や名前を知らない毛虫が出てきた。
虫も美味しいのだろう。食べたあとが沢山残っている。
さていつもの薬効についてみると
ビタミン、ミネラル類は私の基準ではビタミンKを除くと平均以下である。
そして、文献を数冊ひもとくがどれにも名前さえ書いてない。
それでも探してみると
口が渇いたとき食べるとそれが治まる。
食欲が湧いてくる。
便秘の解消になる。
二日酔いを和らげる。
胃が強くなる。
等の事例が報告されていた。




晩秋に咲く花たち

2005-11-26 19:07:21 | Weblog
曇っていたが寒くは無い晩秋、
庭に百合が花を付けている。
立てば芍薬、座ればボタン、歩く姿は百合の花。
その百合が一人さびしく咲いている、友達は枯れて種を飛ばしているのに!

今日は我が家で今咲いている花たちを紹介し、薬草研究成果を加える。
○ウイキョウ(フェンネル)痰を取る 胃を強くする お腹のガス抜き 種はクッキー等に入れて使うと良いスパイスになる。
○菊(食用菊)の花を使うと頭痛が治る。
○キャットニップ マツタケの香りがし、猫が好むハーブ、ミントの仲間
○クコ 疲労回復 精力増強 利尿 高血圧症 血行を良くする。ビタミンCやリノル酸を多く含む。今時分の赤い実は薬酒に、又根を堀り皮を使う。
○コウサイタイ(中国野菜)ビタミン豊富 柔らかい茎や花を食べる
○山茶花 種から絞った油は軟膏の原料になるらしい
○サフラン 婦人病には効果をあらわす。料理の色づけ、香りの追加、9月に球根を深植えすると花が多く咲く。
○ジャーマンカモミール 不眠 イライラ 疲労回復 美白 細胞活性化 花をそのままティーとして使う 入浴剤にしてリラックス
○ステビア 10月7日のブログを参照
○チェリーセイジ 10月9日のブログを参照
○ツワブキ 打撲 切り傷 おでき 食あたり 下痢 胃の強化 抗菌効果を持つ
○トウゴマ 11月14日ブログを参照 霜にあたっので後数日の命
○ナスタチュウム ビタミンC、鉄分を多く含み花はピリ辛系、実はすりおろしてわさびの代用
○ヒソップ 肉や魚の臭い取りに エッセンシャルオイルにして利用するとアロマテラピー効果
○ビワ あせも 打ち身 捻挫 せき止め 食欲が無い時 胃腸の調子が悪い時花、つぼみや葉を薬酒にして利用する
○ヤツデ リュウマチに効果があるらしい 
○ローズマリー 老化防止 イライラ解消 脳の活性化 養毛剤 防腐剤 入浴剤
化粧水としてもリンスでも良い女性の味方か優れもの

まだまだ咲いているが薬効は分からないので名前だけ
 アザレア キンセンカ ナデシコ ノコンギク ノボタン ヒイラギ 
 マリーゴールド 

さあ、冬が来る冬対策をそろそろ始めよう、今年は鳥インフルエンザが怖いよう。


香りのある部屋

2005-11-23 21:18:03 | Weblog
小春日和!
ポカポカ、
最高のお出かけ日和か勤労感謝の日。
日頃の疲れを取るために、名残惜しい紅葉で楽しむも良し、
又磯で魚釣りも良しだったがそろそろ、成果が話題になる頃だ。
そんな中に香りが入ると人の心はより和み、ストレス解消には最高だ。
この効果を広義に解釈すれば、胃潰瘍、胃がんをはじめ数々の病の予防効果と言う。
少し期待が大きくなったがストレスは万病の源だと理解して次に進もう。
その香りだがドラッグストアーに出向けば沢山あって選択に迷う。
何を選ぶか、選び方を研究しよう。
○化学系 安くて品種が多い。ハーブ系、柑橘系とかいろいろだが自然のものは皆無に近い。
自然の品は品質が一定にならないから量産には向かない。
まず無いと思うが薬害も予想しておかないと石綿のようなこともある。
○御香系 お線香や香木を焚きこんで香りを出すがどうしてもお葬式の香りを思い出すのは私だけか。
○自然の草木を焙じる系 自分だけの好きなものを選べるメリットはあるが案外手間隙がかかる。
○生け花系 「花の命は短くて」とあるように寿命が短かく、花代等費用がかかる。
○果実を置く系 部屋の中にりんご、かんきつ類、フェイジョア、カリン、マルメロ他
を置くとよい香がして日持ちもする。
この5つの中から選ぶとすると私が勧めるのはカリンだ。
カリンは強くも弱くも無いかぐわしい香りを1ヶ月は保障してくれて、
黄色い実は置物にしても悪くは無い。
ここまで来れば今日のおばあちゃんの民間薬はカリンに決めた。
生食は苦味があり硬いので向かないが
りんご酸、クエン酸を含むから疲労回復には最適である。
利用方法はホワイトリカー35%、1.8リットルに
果実1kgを輪切りにして砂糖300グラム漬け込み、約10ヶ月以降から飲み始める。
咳止めには乾燥した果実を10g、約500ccの水から半分くらい迄煎じて1日3回に分けて飲む。
そのほかにつわりの嘔吐に効くと文献にはある。
最後に
砂糖漬けが名産品として販売されているがこれはほとんどが近似種の
マルメロである。薬効は同じと思って差し支えない。





日本2大強精野菜!

2005-11-21 21:07:13 | Weblog
旅にでろ出ろ、
知識をふやそう。
名調子で山陰境港へ蟹を食べに出かけた。
松葉蟹、高いのは2万円以上、安い親蟹(雌)は4匹千円。
値引きもしてくれた。(庄屋の娘も言わねば嫁には来ないから値切った)
安くても子持ちで身があるから今回は損ではなかった。(安物買いの銭失い)
食べても大変美味しい。
ハテナ!お昼の食事代はいくら、お腹に入っているからもう遅い。
大山と言う中国地方で1番高い山がある。午前中は雲がかかり中腹より上は見えない。
しかし、帰りを決めたら頭に雪をかぶった頂を見せてくれ始めた。
これはいただきと写真を撮った。
美しい、ワンダフル、眼の保養をさせてもらった。

しかし、美味しい、綺麗では健康にはならない。
今日は日本2大強精野菜のニラを紹介しよう。
漢方生薬 韮子(キュウシ)と呼び今時分の黒い実を乾燥させて使う。
勿論、葉、茎を利用する。
いつもの薬効分析からはじめる。
ビタミンB2 C  E  K 葉酸 カルシュム 硫化アリル ロイシン
効能は
種(乾燥したもの)30粒程度を砕き水で飲む
腰痛 小便の近い人 
葉や茎はニラ粥、雑炊、和え物、お汁に生のものを使用。
強精 強壮 そして下痢止にも良い。
又、ニラは食べ合わせをすると効果がより以上大きくなる。
例えばクルミを加えると精力回復 疲労回復 冷え性にも
   セリと一緒だと婦人病全般、生理痛によいと文献には書いてある。
   椎茸とカロテンそしてビタミンCを同時に取ると老化防止にも!

こうしてニラを見ると餃子と言う食べ物はまんざら捨てたものではない。
どんどん食べよう。
ニンニクとニラは日本トップの強精野菜なのだ!





疲労回復効果がある植物

2005-11-19 16:42:41 | Weblog
個人的なことだが神辺アルプスチャレンジ!ウォーキングに参加した。
参加は百人は切っていたと思うが多くの人だった。
役場の課長と親しかったばかりに午後の部の案内人を頼まれた。
今日の午前のコースだが国分寺、寒水寺(養老2年建立)を経て堂々公園、
昼からのコースが四季の森、八丈岩、村堺石、硯岩、
ホタルの生息域を訪ねて菅茶山記念館まで、総距離約9km、
上り下りがあり運動不足の人には少しきつい。
かなりきつい人もおられたと思う。
こんな時、疲労回復の薬草があればと誰でも思うでしょう。その話は後で!

まず、ハイキングの収穫だが
紅葉が綺麗、イロハモミジ、サクラ、ハゼ、ドウダンツツジ、アメリカハナミズキ
ウルシ、ニシキギ等これらが約8000本植えられている四季の森。
まだ若いが質より量で楽しませてくれた。
八丈岩からは海が見え鬼伝説も話題になった。子供たちのわーが山に鳴り響いた。
歴史の硯岩は健脚の人が列から離れて獣道を通り確認された。
案内人が200年前の人口、512人、135戸(現在450戸)
牛61頭、馬3頭と説明したら興味を持たれた。
小学生とそのお母さんは蛍の飛ぶ川でめだかと川海老、
そしてカワニナを発見大変喜ばれた。
このシーン案内人は最高の嬉しさを感じた。
しかし疲れた。

ここから秋の総括疲労回復の草木を紹介する。
アーティチョーク アーモンド アサツキ アマドコロ 杏 うめ、エビスグサ
エゾウコギ エビズル ガマズミ カリン キンカン クコ クサボケ 
くろまめの木 グミ コケモモ サクランボ サンシュウ 朝鮮ゴミシ
チョウセンニンジン ホーズキ ナンキンハゼ ナツメ ニンニク ニンジン
ハマナス ビワ ボケの実 ブロッコリー ヤマグワ ヤマブドウ ヤマノイモ
りんご レモン
まだあるのでしょうが後は分からない。
注意ニンニクは眼病をもたれている人は量を制限してください。

今、今日の1日を振り返ったら満足のいく1日かな!




美容・美白を助ける植物

2005-11-16 19:37:05 | Weblog
椎茸が生えてきた。
品種にもよるが原木植えのジャンボ115型菌椎茸は
この秋が初産出の為少し遅めのお目覚めのようだ。
本題に入る前に少し椎茸を学んでおこう。
生椎茸は香りが良く、見ても綺麗でリン、ビタミンB1,B2,D、ナイアシンが
食物の平均を上回って含まれている。
不思議なことにこの椎茸乾燥すると生の時に比べてマグネシュウム、鉄、亜鉛、銅、ビタミンB6
が加わりその含有がほとんどの成分において10倍前後になっている優れものである。
つまり食物のトップクラスに躍り出て我々を支えてくれているのだ。
薬効は各ミネラル、ビタミンの効能から判断してもらえれば幸いだ!

さて、当ブログは7月後半から始まり、予行演習を経て9月から本稼動?をしている。
季節は秋と言う事になるので自然を尋ねる人流にすると
11月末までには秋の総括が必要になる。
今後数回今日のような題材があることをお許し願いたい。

今日の本題
シミ、そばかす、吹き出物等を排除して美白、色艶良好で美しくなる薬効をもつ植物を探してみました。
利用の仕方は様々で、生食、煮る、焼く、蒸すそして生薬にして煎じる、焙じる
又薬酒にする場合もあります。
今回はスペースの関係で名前のみの紹介としますが
興味があればコメント記入で順次紹介するよう努力します。

アカザ アズキ 明日葉 アロエ イチゴ イタドリ 梅 エビスグサ
お茶 オリーブ 柿 カタクリ カボチャ カモミール カラタチ
キクラゲ ギシギシ キャベツ キンモクセイ クコ クマザサ 桑 くるみ
ゴマ 米ぬか コンニャク セージ サクランボ さつま芋 サンシュ 紫蘇
スベリヒユ セリ 大根 タイム 大豆 タマネギ チコリ ディル 
トウキ  トウガン ドクダミ ナツメ ナズナ 海苔 バジル パセリ
ハトムギ バナナ ブドウ フェンネル ヘチマ ベニバナ ポリジ マロー
みかん類 ヤーコン ヤマノイモ ユズ ユキノシタ ラベンダー 
レンコン レモンバーム ローズマリー
紹介できたのは一部でまだまだ沢山ありますが食生活で、
憩いのひと時のお茶代わりに、リラックス入浴剤に
いろいろ考えて使われたら如何ですか。

   

毒草 トウゴマ

2005-11-14 19:12:14 | Weblog
野良猫が我が家を闊歩し、
猛犬「ゲン」は1歩退いている。
この姿、猫が強いところが気に入り、
昔読んだ「吾輩は猫である」のさわりを探すためにインターネットで夏目漱石先生を探した。
沢山のアイテムがある中に
「智に働けば角が立つ、情に掉させば流される、意地を通せば窮屈だ・・」
CMでも聞くフレーズに出会った。何回も読み返してみたが名文句である。
草枕と言う短編小説だからコピーして見ることにしたが87ページにもなった。

名作には必ず落としどころに向こう正面をうならす、うまいフレーズがあると言うから、
今日の話、
犬と猫の物語にして「猫を探しに草むら(草枕)に入ったら花(87)が咲いていた」と書いてみょうかな!
少し長く机の上で遊びすぎたのでお腹が痛くなった。
よく考えたら昨日はトイレへ行くのを忘れていた。
どうしょうと言うことでトウゴマを紹介する。

トウゴマ又はヒマと言い、茎・実は美しいと言っても恥ずかしくない赤だ。
今紅葉が最後の美を見せびらかしているがこれとて、とても勝ちめはない。
日本では1年草だがパラオ諸島では電柱より高くなる多年草だとか。
ちなみに我が家では2メートル前後になっている。
このトウゴマ古代エジプトではすでに下剤として使われていたらしく
スフィンクスが守るピラミッドのお墓から出土しているそうだ。
下剤として使うのは種子(漢方名菎麻子)から取る精油でヒマシ油と呼ぶ。
種子は茶褐色に黒で鶉の卵のような斑点があり約7mmX4mmぐらいの大きさである。
この種子はオレイン、リチン(毒)を含み下剤として強力な効果を発揮するヒマシ油になる。

綺麗な花にはとげがあり、可愛い花には毒がある。
ヒマの木にトゲは無いが間違えるとトイレの回数が増える危険な植物となる。

蕎麦・そば

2005-11-12 15:18:06 | Weblog
我が家で、スギナが繁りいろいろな植物を植えてみるが育ちが悪い場所がある。
昨年、蕎麦はどんな荒地でも育つと聞いたので植えたが失敗した。
心機一転、今年はスギナを抜き取って再挑戦した。
JAから種子を取り寄せ8月20日に種まきをした。
1ヶ月もすると花が咲き始め直ぐ満開になった。
その頃1回だけ雑草を抜いたがそれから11月10日迄何もしなかった。
しかし黒い実が見える。今年は実が収穫できると喜んだが
実の取り方が分からない。
しかたが無いから立っている茎を1本1本しごいて実を取った。
30分で2升近く取れたが雨が降り出したから中止した。
最終予想は20坪で4升は取れそうだ。
でもこれからそば粉にするのはどうしたらいいのか?経験者を探すことにする。
なんと無計画な蕎麦作りなんだろうか。
ここまで無責任な蕎麦作りをしたのだが遅まきながらそばのルーツ等を調べてみた。
そばは奈良時代より前には日本で栽培されていたらしくそのルーツは中国雲南省辺りが有力だ。
8月ごろ取れる夏そばと今時分に取れる秋そばがあり、
香がよく「信州信濃の生そばより私は貴方のそばがよい」と歌われ新そばと呼ぶらしい。
そばは人との関わりあいが強く、
江戸時代のトキそば落語(時間をごまかす題材)や
引越しそば(そばに引越しましたので宜しくの意味)や
大晦日の年越しそば(そば殻を焼いた灰が銅をはじめとした金属を磨くとよく落ちる事から今年のあかを落とすと言う意味)等で表される。

さて、これからは薬効を学ぶ時間です。
そばはそば粉とみょうばんを混ぜ合わせて錬り、かぶれて熱があるところに貼ると良い。
太めでのぼせやすい人は毒や水を取る作用が強いので使うと良い。
葉や茎は燃やしてその灰を水に混ぜ、灰汁にして洗濯によし、洗髪も良い。
五訂食品成分表からそばの含有成分を見ると
ビタミンはB1 B2 B6 ミネラルはカリウム リン 鉄他が多い。
又蕎麦ポリフェノールのルチンや硝酸石灰、必須アミノ酸を含んでいる。
この成分から見ると高血圧症、癌予防ができ、血液だってサラサラになるはずだ。

これだけの効能がある蕎麦がラーメンに負けているのは少しさびしい。 





ハーブ3種の香り

2005-11-09 15:25:11 | Weblog
秋が深まっていく!
紅葉は一段とあでやかになる。
しかし、なぜか気持ちに寂しさが漂う今日この頃。
20年来の友人に備前焼作家の若宮窯太田富夫(岡山県瀬戸内市邑久町大富在住)さんがいる。
先日会ったとき、香りの癒やしもいいもんだといっていたのを思い出した。
香り香炉を作陶したが人気が急上昇で作るのが忙しいと。
備前焼は日本六古窯の1つで釉薬を使わず1200度を越える温度で
15日間窯を松木で焚き、炎と灰と土が作る芸術だそうだ。
そんな作り方で焼いた備前の香炉でさっき畑から採取したバジル、ローズマーリ、狂い咲きラベンダーの3種、
香りの競演を今楽しんで気持の切り替えをはかっている。
生葉はバジル、ローズマリー、ラベンダーの順で強い香りを発散させるが
ラベンダーの香りはどうも抹殺されてしまったようだ。

香炉で焙じると
バジルは生葉の時の香りとは異なり潮騒の匂いを感じた。
ローズマリーは生葉の香りからすると随分おとなしくなり、かおり具合がちょうど良い。
ラベンダーは生葉と同じやさしい香りがするが7月頃のものからすると劣るようで旬を過ぎた感じだ。
旬を過ぎたラベンダーだが今時期に花を咲かせたご褒美に薬草研究の仲間にすることにした。
ラベンダー
薬効は
精油成分に酢酸リナル、リナロール、シネロールが含まれ、
精神安定、睡眠誘惑、胃痛、消化促進、殺菌、防腐等に効果がある。
利用方法は
香料、入浴剤、ポプリ、クラフト、枕、石鹸に使われている。

ちなみに太田さんはお茶の葉を推奨されている。

バジル、ローズマリーは又別の機会に紹介したい。
 





スズランの実

2005-11-06 13:05:28 | Weblog
春、純白とかすかな芳香をはなつ花の「スズラン」に
出会うと可愛いと思う人は多い。
花言葉:純潔 別名:君影草
どちらも一昔前の日本女性によく似合ったスズランが
秋にはオレンジ色をした実を付ける。
これを知る人は思っ以上に少なかったのでさびしい。
スズランは埼玉、東京以西はほとんどドイツスズランで
ヨーロッパ原産、この写真も外国産なのである。
こんな可憐な可愛さを持つスズランも毒の強さは
あの猛毒のジキタリスと同等以上なのだそうだ。
毒は時として薬になる。
スズランもそうだが心不全状態を起こす事もあるので口には入れないことだ。
特に何でも口に入れる小さいお子さん、お孫さんは注意。

さて、今日の講義は薬草研究には欠かせなぃ毒草についてである。
名前を列挙しておくので覚えておこう。
あせび、アメリカノウゼンカズラ、生梅、漆、エゴノキ、万年青、キツネノボタン、
キツネノカミソリ、キンポウゲ、夾竹桃、クサノオウ、コバイケソウ、
サワギキョウ、ジキタリス、シキミ、シャクナゲ、スイセン、スズラン、
タケニグサ、タマスダレ、朝鮮朝顔、テンナンソウ、トウダイグサ、毒せり
毒ウツギ、トリカブト、ドクニンジン、ニワトコ、ハシリドコロ、ハンゲショウ
ヒョウタンボク、ヒヨドリジョウゴ、ヒガンバナ、福寿草、ホウチャクソウ
マユミ、レンゲツツジ、ヨウシュヤマゴボウ
以下量注意
杏の核、南天、ウコン

追伸 
これ以外の毒草をご存知の方 コメントいただけたら幸いです。